シナリオ名 D・A・N 〜Third〜
オープニング
 ――…失敗、した。
 まさかこうも容易く逃げられてしまうとは。
 早く見つけなければならない。アレは周りに害を与えるものでしかないから。
 必要だったとは言え、対策を万全にせずに呼び出したのは自分の落ち度だ。

 ……焦って、いたのかもしれない。
 もう、時間がないのだ。
 気配を探る。かすかに残るそれを辿って、空間を渡った。
オープニング

「D・A・N」本編の3話目です。
NPCが探す『魔』が話の軸となります。
オープニングは意味があるような無いような。本編に絡むかはプレイング次第です。

魔についての事前知識はPC様にない状態となります。
魔の創り出した領域に囚われたNPCとPCさんは、その中で魔と対峙していただくことになります。
魔の行動(?)によって、NPCはかなり取り乱すことになると思います。例としては激昂したり泣き叫んだりなど。
いつもとは違うNPCの一面を見せられての反応などをどうぞ。

魔を倒すことはこのシナリオの目的ではありません。NPC自体も魔を倒す気はなく、ただ周りに害を与える前に送還するために探しています。
なので、魔との戦闘などを希望されましても基本的に反映できません。
出来るとしても術などによる捕縛くらいです。魔に明確な実体はありませんので。


2話(呪具編)でNPCの過去の片鱗を知っている場合は、それを踏まえて推測なり考察なりして下さっても構いません。でも順当にいけばちゃんとNPCは話してくれるので、親密度を上げるのに力を入れてくださった方がED的にはいいかも。


このノベルの主旨はNPCとの交流です。
NPCへの感情はなるべくプレイングに盛り込んでください。
頑張ってNPCとの距離を縮めてくださいませ。



昼と夜、どちらの舞台かお選びください。
舞台でないほうのNPCはほとんど出ないことになります。親密度に影響しますのできちんと指定してください。

いないと思いますが、このノベルが初参加となる方は「D・A・N 〜First〜」にある通り、昼と夜のNPCの性格、性別等をお書きくださいませ。






このシナリオについて、詳しくは異界にて。
【D・A・N】
http://omc.terranetz.jp/creators_room/room_view.cgi?ROOMID=2931