シナリオ名 玄冬流転・肆 〜冬至〜
オープニング
 最近楽しそうだね、と言われた。
(『楽しい』……の、かな……)
 よく分からない。今まで感じたことのない感情だからだろうか。
(『感情』……)
 それは自分に――自分達には必要のないものだ。自分達は『彼』のために、『彼』の願いのために存在しているのだから。

 ――会いたい、なんて。思ってはいけなかったのに。自分が何かを願うなんて、そんなこと許されないのに。

 ……それでも、彼の人の気配を探してしまうのは何故なのか。その理由はまだ、分からなかった。


オープニング

●NPC・クロとの、四度目の邂逅になります。

●『封印解除』中から『封印解除』後にかけて、NPCと接触することになります。ご希望であれば封印解除の様子も見ることが出来るかと。

●今回、後半にクロの一族の『当主』が出てくる予定です。「NPCをどう思っているか、NPCという存在が必要か」というようなことを訊かれます。それに対しての返答に当たることをプレイングに盛り込んでください。
また、当主に訊きたい事などありましたらどうぞお書きください。ちゃんと答えるかは内容によりけりですが。



●NPCへの感情はできるだけ詳しく書いてください。一言で終わっているよりは詳しく書かれていたほうが親密度の上昇は高いです。もちろん、プレイングの端々に織り込むのもOKです。

●クロは青年の姿と少女の姿の二つを持っています。この話では一話目で出会った際の姿で会うことになります。

●NPCとの最終関係希望をお書きください。以前書いた方でそのままの場合は書かなくても大丈夫です。

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色々事態が動き始める(予定)の話です。EDにも結構関わるシナリオだったりしますので、気合を入れてどうぞ。

このシナリオについて、詳しくは異界にて。
【四季流転】
http://omc.terranetz.jp/creators_room/room_view.cgi?ROOMID=2959