<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>


毒茸密売結社

■オープニング■
「茸?」
 出された杯に手も付けぬまま少女はこっくりと頷いた。まだあどけない風情の少女だが生業は賞金稼ぎ。名をティアという。
「ええ、栽培を制限されてる、アレです」
「エッグマッシュね?」
 エスメラルダの問いかけにティアはまたしても頷く。エスメラルダは眉を顰めた。
 エッグマッシュは野生の茸ではなく魔法実験の過程で生み出された茸だ。非常に繁殖力が強く、毒性も強い。胞子にさえ麻痺毒があるのだから呆れたものだ。一つの山に群生してしまい麓の村に影響を及ぼさないようにと山一つ焼き払ったという逸話まである。
 だがエッグマッシュはただの毒茸ではない。加工してやれば様々に特性を変える。良薬にもなり、麻薬にも、毒薬にもなる茸なのだ。だから許可を得た一部の魔導師のみが栽培を許されている。
「…つまり高価な訳ですけど」
「……つまり密造ね?」
「まあ、何処にでも居るんですけどね。許可が下りなかった魔導師なんかには結構。ただ、問題は……」
「素人なのね?」
 ティアは三度頷いた。
「私だけの手には負えないんです。人手を借りたいんですよ」
「それは分かったけど…どうしてあなたがそんな事に関わってるのよ?」
「…………聞かないでください」
 ティアの苦渋に満ちた声にエスメラルダは追求をとりあえず諦めた。見た目は兎も角、このティア内実はかなり一筋縄では行かない。それがこう沈黙するのだからまぁ何かはあるのだろうが聞いた所で口を割るとは思えない。
 エスメラルダは一つ息を落とすと店内を見回した。
「で、誰かいない?」

■本編■
 ファン・ゾーモンセンがその単語を耳に入れてしまったのは本当に偶然だった。
 黒山羊亭。9歳の少年が入り込むには少々敷居の高すぎる店だ。そこにどうにか進入を果たせたファンは、傍目にもかなりご機嫌だった。
 勿論注文などして保護者がいないことが知れれば即刻つまみ出されてしまうから、ちょこちょことテーブルの陰に隠れる様にして店の中を窺うだけだ。だがたったそれだけのことがファンにはとてつもない冒険に思えた。
 近所に住む友人と泥だらけになって遊ぶことも勿論楽しい。だがそれよりも父親がこっそり隠している秘蔵酒をほんのちょっと拝借する時の方が胸が高鳴る。
 ほんの少しの罪悪感と息の詰まるような緊張感。
 小さな冒険の美味に、いつの世も少年と言うものは限りなく弱い。
 ただでさえ持って高揚していたその気分を、エスメラルダの声は更に煽ったのだ。
「……そんなに大事なの? まあ山一つ焼いたなんて話は兎も角、高々茸よ? 素人が麻薬に加工できるわけでもないし」
 茸!
 ぴくんとファンは耳を欹てた。
 エスメラルダの言葉に、カウンターに座っていた少年が大きく頷いた。その隣の席には少年より少し年上に見える少女が座っている。
「まあ価値はそうですね」
「価値?」
「加工出来れば高価です。加工前でも毒としては充分使用できますし、加工出来るところに卸せば加工品までではなくてもそこそこのお金にはなります、その程度ですよ。価値はね」
 意味ありげに目を細めてみせる少女に、エスメラルダは不審そうに眉を潜めた。続けて少女に視線を向けられて、少年は『あっ!』と小さく声を上げた。
「分かりました?」
「価値はその程度……でも害はそんなものじゃないって、ことですか?」
「そういうことです」
 言って少女はカウンターに突っ伏した。見れば目の下にくまが出来ている。相当に疲労しているらしい。その少女の後頭部を、エスメラルダがほっそりとした指先でつんつんと突つく。
「ねえ? だから害ってどういうことなの?」
「……多分、繁殖力のことじゃないですか?」
 代わって答えた少年に、少女はカウンターに懐いた体制のままひらひらと手を振ってみせた。正解、の意らしい。
「エッグマッシュの栽培が禁止されてるのは価値が高いからじゃないってことですよ。麻薬になるからじゃなくって、繁殖力が異常に強い毒茸だからなんでしょう?」
「ふうん?」
「山一つ焼いたって話があるでしょう? つまりそのくらいやって根絶やしにしないとすごいことになる、ってことじゃないのかな?」
「ああ、成る程ね」
 少女が更にひらひらと手を振ってみせる。
 ファンはどきどきする心臓を持て余していた。
 難しいことはさっぱり分からなかったが、茸を採りに行くのだと言うことだけは分かる。そして何やら冒険の香りがする。
 行きたい。理屈はもう関係ない、ファンは衝動に突き動かされるままに机の影から這い出した。
 少年の頷きに、少女がぐぐっと拳を握り締める。
「話は道々します。『すごいこと』にならない内に早く行きましょう」
「ボクも〜!」
「あたしも……」
 店内から、そして外、それもどうやら屋根の上から聞こえた第三者の声に、少年と少女は顔を見合わせた。

 重い地響きの音と共に視界が上下する。
「……」
 ニール・ジャザイリーは思わず額を押さえた。曲がりなりにも飛翔船乗りを志望しているだけあって酔ったわけではない。ちょっと現実に脳が対応出来ていないだけだ。
 目の前にははしゃいでいるファンと、沈黙した少女。依頼主となるこの少女の名をティアと言う。生業は賞金稼ぎだ。ファンは兎も角ティアの心情は高確立でニールと同じだ。
「あ、揺れますか?す、すいません、もう少しゆっくり歩きます」
 その声は、ファン達の『下』から響いた。
「だいじょーぶだよー♪」
 ファンははしゃいだ声を上げた。
 この高さが嬉しい。まだまだ子供のファンの身長ではこんなに高い視点から何かを見ると言うことは出来ないからだ。多少の揺れも馬車だと思えば何てことはない。
 子供の適応力やおそるべし。
「そうですか?」
 どこか嬉しそうな少女の声はやはりファン達の『下』から聞こえる。
 近所迷惑にもズシズシ重い音を立てて歩く彼女の名前はソウセイザー。巨大な……それはもう巨大なロボットという存在らしい。
 黒山羊亭で同行を申し出た声の一つはファン。ファンは店内で捕獲されたが、もう一つの持ち主は店のどこを探しても見つからない。しかも何故か会話が成り立ち、おまけに声は天井より遥か上から聞こえてくる。不審に思って店から出て、漸く対面できたのが彼女だった。
 街道に窮屈そうに身を縮めた、首を垂直に傾けてもまだ目線が合わない大きな彼女と。
 そしてその彼女に促されるままに彼女の手に乗り、ティアの言う密造者達のアジトへと向かっているのだが……
「……どうしよう、羅列したら気が遠くなってきた…」
 ニールが頭を抱えたのが視界の端に映る。冷たい感触のする指に抱き着きはしゃいでいたファンはその楽しみを中断する気にはなれなかった。ティアは、その良く揺れる手のひらの上に俯いたまま座り込んでいた。ニール同様呆然としているのだろうと思ったがその認識は悲しいほどに甘かったらしい。
 俯いたままのティアは顔を上げぬままに小刻みに震え出した。それに合わせるように、下を向いたままのティアの顔から『ふふふふふふふ』と、含み笑いが聞こえてくる。
「…ティア?」
 問い掛けると、ティアはやおらがばりと顔を上げた。
「っふふふ、ふふふふ。なんだかすごくラッキーですね私。ええ、ものすごっく!」
「どおして?」
 ティアの剣幕に驚き、ファンは指から体を離し放り出されそうになりながらも器用にティアの側に寄った。落ちそうになるところでティアの元に辿り着いたニールをティアが大きな縫いぐるみのように抱きかかえてくれる。ファンを抱きかかえたまま、ティアはひたとニールの目を見つめた。
「ニールさん、ソウセイザーさん、変だと思いませんでした?」
「え?」
 ニールとソウセイザーの声が重なる。ティアはにっこりと笑った。
「どんな真夜中でも一発で斥候に見つかるような近付き方を私が了承したこと。それにはじめから私がアジト知ってること」
「あ」
 またしても二人の声は唱和した。言われてみれば変すぎる。こんな近付き方は逃げてくれといっているようなものだし、それ以前の問題として場所が分かっているならさっさと役人に通報すればいいのだ。
「うん…言われてみると、へんですね? どうして何ですか?」
 ぎしと手の揺れが一層激しくなる。どうやらソウセイザーが小首を傾げたらしい。
 一方ニールはなんとなくではあるがいやーな予感を覚えていた。事情は聞くまいと思っていたが、どうにもその事情に心当たりが、と言うか会ったことまであるような気がする。
「……ふふ、ふふふ。素晴らしいですよ、ソウセイザーさん! 跡形も無くアジトは焼き払っちゃって下さい!」
「……でも、中の人たちを傷つけるのは…いやです」
「大丈夫です。薄目も開かないような赤ん坊でもない限りはこんな目立つ近付き方すれば逃げます」
 地響きがぴたりと止まる。ソウセイザーは足を止め、手を己の頭部付近まで持ち上げた。当人はゆっくりとした動きだったかもしれないが小さな(人間としての水準からしても)小さなニール達にかかった風圧はかなりのものだった。顔を顰めて身を縮めたニール達を見てだろう、ソウセイザーは途端に申し訳なさそうな声を出した。
「あ、あの、ごめんなさい…」
 気にしないでと言うべきかどうかニールが逡巡する内に、ティアがにっこりと笑う。
「やっぱり素晴らしいですね。先ずアジトの方はあなたがいて下されば安心です」
「あじとのほう?」
 ティアに抱かれたままその顔を見上げファンは怪訝そうに小首を傾げた。恐らくはソウセイザーもその辺りに引っ掛かりを感じて足を止めたのだろう。
「逃げちゃっても、いいんですか?」
「捕獲しますから」
 きっぱりと言い切るティアに、ファンは小首を傾げたが気にすることはしなかった。
 冒険の香りがもっと強くなってきたような気がしたからだった。

 山裾の崖を切り取ったような洞窟。そこが目指すアジトらしい。街からは然程離れていない、ソウセイザーの足でなくとも夕食を取る程度の時間があればたどり着けそうな場所だった。
 すっかり日も落ち、ファンは無邪気に月に喜んでいた。何しろこんな時間に外出できる機会はそうはない。だがニールは全く喜ぶ気になれなかった。予感云々というところもあるが、ティアの顔がなんというか…笑っているのに妙な迫力を醸し出した、恐ろしげなものに変わっていたからである。
「……何にも考えてませんね、やっぱり」
 立ち上がりつつ言ったティアは、しゃがみこんでいた場所を指差した。そこに極ノーマルな形の茸が一本生えている。
「あ☆ きのこだきのこー♪」
 嬉しそうに茸に飛びつこうとするファンを、ニールが慌てて後ろから抱き止める。この状況でティアが指差す茸などエッグマッシュ以外に考えられないからだ。ソウセイザーも地響きを立てつつ膝を付き、ティアと茸を見比べた。
「これ、が?」
「エッグマッシュです」
 あっさりとティアは言い、ニールに抱きとめられているファンに向けてぴっと指を立てた。
「毒茸ですよ」
「どく、なの?」
 こっくりと一斉に全員が頷く。それまで茸に向かって手を伸ばそうと暴れていたファンは漸くぴたりと動きを止めた。流石に毒茸は恐い。
「といってもまだ胞子が飛ぶほど育ってません。このままにしとくと危ないですけどね」
 言ってティアは慎重に茸に布を被せ、そっと摘み取った。
「そんなに……危ない茸なんですか?」
 地に片膝を突き、出来る限りニール達に視点を近づけたソウセイザーが恐る恐るティアに問い掛けた。うーん、と唸り、ティアは小首を傾げてみせる。
「この茸地面であればそれだけで育つんです。多少の水分は必要ですけどね。胞子は地面に落ちて一晩で発芽します、一週間もするとかさが割れて胞子飛ばすんですけど。摘まないで植えとくとその胞子を飛ばせる段階のまま一月は持つそうですよ。……しかも上限なく成長しながら」
「え?」
 ニールとソウセイザーの動きが止まる。途端に体を圧迫していたニールの腕の力が緩んだ。ファンはすかさずその腕から抜け出した。
 大人の難しい話には興味が無い。
 そんなことよりも多分冒険が待っているのだろう目の前の洞窟の方によっぽど興味があった。
「あの……上限なくって言うのは???」
「山一つ焼くことになった時の記録では樹齢100年程度の木と同じ高さと太さになったって話ですよ」
「……それが……地面でさえあれば育つ茸の胞子を……」
「それこそ上限なく飛ばします。加えてその胞子、麻痺毒があるんですよね」
「山一つで済んだなら、まだ、良かったのね……」
 下手をすれば山どころか街ごと壊滅しかねない。
 呆然と、ソウセイザーが言った。ティアは頷き、うんざりしたように肩を竦める。
「だから、高価なんです。取り扱いがデリケート過ぎてやたらなのに許可が出せないから」
 ティアは布に包んだエッグマッシュを皮袋に放り込んだ。そして洞窟を指差す。
 話をなんとなく小耳に挟みつつ、ファンは洞窟の前をうろちょろしていた。この中に早く入ってみたくて仕方が無かったが、流石に許可も無く入るのは恐かったのだ。
「という訳で遠慮はいりません。焼き払って下さい」
「で、でも……本当に中に人はいません?」
 ソウセイザーが躊躇するように指をもじもじとさせる。
 ファンはぱっと顔を輝かせた。本意を理解したわけではないが、話の成り行きが漸くこの洞窟に向かってきたのだ。
 ファンは洞窟の前の目隠し布に飛びつきばっとそれを捲り上げた。中は静かで空気も冷やりとしている。人がいる様には見えないし感じられない。
 ファンは元気よく振り返って手を振った。
「誰もいないみたいー!」
 一同の顔がこれ以上なく凍り付いた。
 言うまでもなくそこは茸の密栽培を行っている場所であり、そして入口付近に茸が生えていたことから考えるに、その中には恐らく既に育ってしまったエッグマッシュがある。
 つまりそれは。
 ニールが自分の手元とファンを見比べた。そう言えば力を抜いた隙に逃げ出していったようだったがまさか……まさかこんなことをしでかしてくれようとは!
「あ、開けるなあああああああ!!!!!」
 三人分の絶叫が響き渡る。
「え?」
 どうして、と問い掛けようとした瞬間、ファンの体はかくりと地面に屑折れた。それが胞子を吸い込んだ故のことだったのは言うまでもない。

「はい、お願いします」
 ティアに差し出された袋を大きな指で受け取ったソウセイザーは、ふと動きを止めた。
 人で言うのならば遠目をしたとか溜息を吐いたとか、まあそんなところだろう。
「あの、ティアさん?」
「はい?」
 教えられていた通りに皮袋を火に放り込み、ソウセイザーは恐る恐るティアに問い掛けた。
「あの……ホントに…ニールさん一人で大丈夫なんですか?」
「大丈夫です、ニールさんもかなり怒ってましたから」
「いえそうじゃなくって、あの」
 今ニールは一人で『犯人』を捕獲しに赴いている。同行を申し出たが丁寧にニールにもティアにも断られてしまった、『大丈夫だから』と。
「あの、そう言うことじゃなくって、ニールさん犯人の事、ちゃんと知ってらっしゃるんですか?」
「……ああ、そっちのことですか」
 ティアは大きく溜息を吐き、一枚の紙切れをぬっと差し出した。羊皮紙に似顔絵が描かれ、金額が記されているそれは、どこからどう見ようと手配書でしかない。
「犯人です」
 きっぱり言いきるティアに、ソウセイザーは小首を傾げた。
「どうして分かるんですか?」
 ティアは無言で手配書の名前の部分を指差す。そこに名前が書かれている。それまできゃわきゃわとソウセイザーの掌の上で遊んでいたファンはちょこちょこ寄って行って声を上げた。
 その手配書の顔と名前に覚えがある。恐らく知らない者の方が少ないだろう。特に子供は。
「あ、ばーく・うぃりあむずだ!」
『いいこにしてないとバーク・ウィリアムズになっちゃいますよ!』
 最近流行の親の躾文句である。例に漏れずファンも言われたことがある。
「バーク・ウィリアムズ?」
「うん、食逃げ犯の」
 こっくりとファンは頷いた。
 バーク・ウィリアムズ。食い逃げと宿代踏み倒しだけで下手な盗賊団以上の被害総額を打ち立てた稀代の……大馬鹿だ。現在は捕獲され、被害を返済すべく家畜同然の強制労働に就かされている。就かせているのがティアで、つまりティアはこのバークの身元引受人と言うことになる。
 それがエッグマッシュの密造などに手を染めたとなれば信用に関わるのだ。
 そうティアは言ったが、ファンには何のことやらさっぱり分からなかった。
「まあ……成長したと言えなくも無いんですけどね」
 金が無いなら仕方が無いではなく、無いなら作ろうと言う意識が芽生えたのだから。
 そう言って笑ったティアの目は生憎と全く笑っているようには見えなかった。
 そう、ファンに分かったのはそれだけだった。優しそうな気がしていたティアは、実はかなり恐いのだと言うこと、それだけだった。

 結局、馬鹿が無分別にばら撒いた胞子の後始末には丸三日を要した。その間ファンもまた茸の改修に否応無しに突き合わせられた。
 結果未だ幼いファンは完全に疲労根倍し幾度か麻痺毒の被害に遭った。
『好奇心は猫を殺す』
 その物騒な格言をファンが知り、しみじみとこの茸騒動を思い起こすのはそれからずっと未来の話である。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / クラス】
【0598 / ソウセイザー / 女 / 12 / 巨大変形学園ロボットの福祉活動員】
【5569 / ニール・ジャザイリー / 男 / 13 / 風喚師】
【0673 / ファン・ゾーモンセン / 男 / 9 / ガキんちょ】

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■         ライター通信          ■
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 はじめまして、発注ありがとうございます、里子です。
 このお話はティアとバークの二つ目の事件で、前は逃亡今度は密栽培となっております。

 作中に登場する茸は勿論実在はしません。
 モデルはタマゴダケモドキ。普通の見かけですが立派な毒茸です。といっても毒性自体は猛毒とまでは行かないのですけど。
 それでも危ないですから食わないでくださいね!<食ってどうする

 今回はありがとうございました。機会がありましたらまた宜しくお願いいたします。
 ご意見などありましたら聞かせていただけると幸いです。