<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>


 宝玉と黒ローブの魔道士 第2回 (全3回)

 (オープニング)

 各地のマイナーな神が、黒いローブを着た男に襲われる事件が続いている。目的は、地水火風を司る4つの宝玉らしい。
 「うーん、どうしたら良いんだろう。」
 頭を抱えているのは、見習い魔道士の少年、ニールだ。彼が所属する、黒いローブがトレードマークの魔道士協会は、疑惑の目を向けられている。疑惑解消の為、彼の師匠を含めた多くの魔道士達が調査の為にエルザードを離れていた。
 ニール自身も、最近まで調査を兼ねて地の宝玉の護衛に行っていた。
 一応、地の宝玉の所に現れた黒ローブの魔道士は退ける事が出来た。だが、ニールの気は晴れない。
 「師匠に似てたのは、気のせいですよね、多分…」
 魔道士協会の自室で、ニールは一人、呟く。
 地の宝玉の所で遭遇した黒ローブの魔道士が、彼の師匠のウルにそっくりだった事も気になる。
 ウルは数週間前、風の宝玉の持ち主の神を突き止め、調査の仲間とエルザードを後にしている。彼がわざわざ地の宝玉を襲ったとは思えない。
 …もう少し、独自に調べてみよう。と、ニールは思い始めていた。
 要点は二つ。
 第一に宝玉の効力と、それを求める魔道士の目的を調べる事。
 第二に魔道士の正体を突き止める事だ。
 …どうやって調べよう?
 まさかとは思うが、魔道士協会内に本当に犯人が居ないか、内偵をする必要はあると思う。また、師匠は気が遠くなるような文献調査の末、風の宝玉を隠し持つ神を突き止めていた。文献調査も一つの手だと思う。地の宝玉と水の宝玉を管理する神の所在に関してはわかっているので、宝玉の効果について、いっそのこと神様本人を問い詰めに行くのも手かも知れない。
 幾つか手は考えられるが…
 やがて、方針を固めたニールは立ち上がる。
 良くわかんないから、師匠に泣きつこう。
 旅支度を始める、ニール。物事を投げ出しがちな、見習い魔道士15歳である。

 (依頼内容)
 ・宝玉の効力や黒ローブの魔道士の正体などを調べてやって下さい。
 ・特にニールに同行する必要は無いので、お願いします。

 (関連がありそうな過去の依頼)
 ・水の宝玉に関する依頼→『水が枯れた村〜第一次キャラバン派遣〜』
 ・ニールが関係する依頼→『おつかい魔道士』、『雪の神を祭ろう』、『霧の魔道士』

 (本編)

 1. それぞれの道

 肩に鷹を乗せた青年がソラン魔道士協会を訪れたのは、ニールがウルの所へ旅立つ数日前の事だった。
 「よう、ウルの旦那は元気にしてるかい?」
 青年は、魔道士協会で受付をやっている見習い魔道士の少年、ニールに声をかける。
 「あ、えーとー、もしかしてテイトさんですか?」
 ニールは青年が肩に乗せている鷹を見ながら言った。
 「へー、俺の事を知ってるのか。俺も有名になったもんだな」
 テイト・グァルヒメイは、上機嫌に答える。
 「はい、師匠から聞いてます」
 ラギという鷹を連れた戦士の事を、ニールはウルから聞いていた。
 「んで、ウルはどうしてるんだ?」
 「えーとー、それが色々とありまして…」
 ニールはテイトに事情を説明する。
 黒ローブの魔道士。宝玉。そして、宝玉を持つ各地の神。
 ニールの話を聞き終えたテイトの感想は、
 「な、なんか、久々に来たら、物騒なことになってるなぁ」
 という事だった。
 「…ま、いいさ。そういう事なら、ルキッドの所でさくっと聞いてみるぜ。一応、面識もあるしな。」
 元気の良い男である。
 テイトは、水の宝玉を持っていた神様は知り合いだからといって、さっそくエルザードを旅立った。
 「師匠の知り合いは、元気な人が多いなー…」
 言いたい事だけ言って、さっさと旅立つテイトを見送るニールだった。
 …まあ、とりあえず、自分も早い所旅立とう。彼は気を取り直して旅の準備を進める。
 翌日、休暇の手続きなどの申請を終えたニールの所に、さらに客がやってきた。見覚えのある、魔族の娘だった。
 「よう、ニール。そろそろあたしに会いたくなった頃じゃないかい?」
 「あ、ロミナさん…」
 前回の事件以来、数週間ぶりの再会だった。
 ニールは、受付の裏の扉に鍵が掛かっていない事を確認する。
 …よし、いざという時は、いつでも逃げられる。
 「何をそわそわしてるんだ?
  まあ、いい。そんな事より、旅支度なんかして、どうした?
  例の宝玉の件かい?」
 「はい、何だかあの事件、僕にはよくわからないんで、師匠に聞きにいこうかなー、なんて思いまして。」
 「う、うーん、何だか少し投げやりな感じだねぇ…
  まあ、最近は物騒だしね。送っていってあげるよ」
 「いえ、僕なら大丈夫です!」
 あわてて即答するニール。
 道中の魔物よりもあんたの方が怖いとは、とても言えない。
 「…何だい?あんた人の善意を断るのかい?」
 突き刺すような、ロミナの目線。
 「いえ、そんな事無いです」
 断ろうと思う方が、馬鹿だった。
 まあ、ロミナに悪気があるわけじゃないから…
 自分を納得させる手段を探すニール。
 ニールの所には、さらに、多腕族の戦士シグルマも訪れた。
 「ほう、ウルとやらの所に行くつもりか。」
  シグルマも事件には興味がある。
 「はい、とりあえず聞いてみようかと…
  シグルマさんも、一緒にどうです?」
 お願いだから来てくださいとニールは言うが、
 「うむー…
  俺は俺で調べるつもりだ。まあ、何かわかったら、お前にも伝える。」
 いつものようにぶっきらぼうに、シグルマは去っていった。
 …やはり、宝玉の正体は調べるべきだよなぁ。
 などと思いながら、ふらりと白山羊亭に入ったシグルマは、店内で見覚えのある商人を発見した。レアル・ウィルスタットである。
 とりあえず、席を囲う。
 「…なるほど、シグルマさんも『偉い神様』に会って宝玉の情報を聞いてみるべきだと考えるわけですね?
  しかし、何故です?」
 シグルマの話を聞き終えたレアルは、尋ねる。
 宝玉について詳しく調べてみる必要があるというのは彼も同感だったが、粗暴な多椀族の戦士が、同じ結論に至った理由には興味があった。
 「いや、ニールの奴はウルに会ってみるって言ってたんだが、あいつのお守りをするのはご免だしな。そんで、宝玉の正体でも調べようと思ったんだが、難しい本を読むなんて、それこそ俺の性に合わん。」
 「確かに、当ても無く地道に書物を漁ってたら、いつになるかわかりませんね。」
 シグルマよりは読書が性に合う自信があるレアルだったが、時間がかかり過ぎる作業だとは思った。
 「だったら、ビッケと一杯やりながら話でも聞いて、その、『偉い神様』って奴に直接会いに行ってみようって思ったわけさ。」
 なるほど、酒好きの戦士らしい回答である。レアルは納得した。
 「まあ、ビッケに土の宝玉を与えたという偉い神様御本人なら、さすがに宝玉の事は詳しいでしょうね。
  まずは酒の一本でも持って、ビッケの所へ行くとしますか?」
 「ああ、異論はねぇ。」
 二人の目的は、同じだった。翌日、シグルマとレアルは、ビッケの所に土産に持っていく酒を選び始めた。
 すでに真っ先にエルザードを飛び出しているテイトは、かつて水の宝玉を護っていた水神ルキッドの下へと向かっている。
 ロミナとニールは風の宝玉を調査中のウルの所に、情報交換に向かった。
 こうして、宝玉を巡る冒険者達の動きは、あわただしくなりつつあった。

 2.見習い魔道士

 エルザードの街を出たロミナとニールは、しばらく歩いた。
 「…で、一体どこまで行く気なんだい?」
 思い出したようにニールに尋ねたのは、ロミナだった。
 「あ、言ってませんでしたっけ?」
 「ああ、師匠の所としか聞いて無いね。」
 行き先には、余り興味が無かったので、今まで何となく聞きそびれていたロミナである。
 「えとー、風の宝玉を管理しているらしい、風神インフルの神殿みたいです。
  師匠が調べに行ってる場所です」
 「なるほど…しかし、ちょっと気に入らないねぇ」
 ロミナは少し不機嫌な様子だ。
 「何がです?」
 どうしたんだろうと、ニールはロミナに尋ねる。
 「自分が向かう先を、〜らしい、とか、〜みたい、とか、そういう言い方で語るもんじゃないね。
  …まあ、実際、詳しく知ってる場所じゃ無いだろうし、仕方ないだろうけど。
  それでも、もう少し自信を持って、しゃべる奴の方が、女にはもてるよ」
 ロミナはにやりと笑って、ニールの肩を叩く。
 「『女』というのには、ロミナさんも含まれるんですか?」
 「…お前、あたしが男に見えるって言うのかい!?」
 「いえ、そんな事、ありません。」
 ニールは、きっぱりと否定した。
 こういう時だけは、はっきりとしゃべるニールである。
 そうして、旅はのどかに続いた。今回の旅は、ニールの師匠の所に話を聞きに行くだけだ。特に危険な場所に行くわけでも無く、通るわけでも無かった。数日後、ロミナとニールは風神インフルの神殿に最寄の街に到着する。
 「さて…と、ひさしぶりにゆっくりベットで寝れるね」
 ロミナは嬉しそうに言った。交代で見張り番をしながら毛布にくるまって眠る野宿よりは、誰でもベットで寝る方が楽しい。旅慣れた傭兵戦士の娘も例外では無い。
 「ていうか二人旅の夜の見張りって、どうしても一人になっちゃうから、退屈ですよね」
 「全くだね…」
 とりあえず、適当に街を歩き、宿に入る二人。
 「…あの、何で部屋が一緒なんですか?」
 いつのまにか、相部屋で部屋を取っていたロミナにニールは尋ねた。
 「その方が安上がりだろう?
  報酬が期待出来ない旅なんだから、経費は浮かせた方がいいさ。」
 一応、筋は通っている。
 ともかく、数日ぶりに屋根が付いた所で場所で二人はくつろぐ事が出来た。
 「…ふう、風呂上りの酒はいいねぇ」
 街で買い込んだ酒を並べて、ロミナは上機嫌だ。
 「それはそうかも知れないんですが、僕の事を膝抱っこする必然性はあるんでしょうか…」
 当然のように、ロミナに膝抱っこされているニールである。
 「何を言ってるんだい?
  むしろ、膝抱っこしない必然性があるのか、あたしは問いたい位だね」
 ロミナはニールを離そうとしない。ああ…良い感じ酔ってるな…
 何を言っても無駄だなーと、ニールは思った。
 「しかし、あんたの師匠ってのは、そんなに良い奴なのかい?」
 杯を持っていない左手でニールの髪を撫でながら、ロミナは言った。この旅の間、ニールはこれから訪れる師匠の話ばかりしていた。あまりにくどいので、少しロミナは機嫌が悪かった。
 「はい、いい人です。師匠の事を悪く言う人って、見た事無いです」
 少し酔ったニールは赤ら顔で微笑む。彼と師匠のウルが所属するソラン魔道士協会は、地域密着型魔道士協会というキャッチフレーズで、所属する魔道士達は、祭りの準備やゴミ拾いなどに日夜励んでいたが、中でもウルは雑用王と異名を取る位、駆け回っている男だった。
 「ふーん、それでウルの見習いになってから2年位経ったわけだね。
  …うーん、しかし、そろそろ一人立ちしても良い頃なんじゃないか?
  いつまでも師匠に頼りっきりの男なんて、情け無いね」
 酒も回って眠くなったロミナは、ニールを抱きかかえたままベッドに入る。同様に酔っているのと、そろそろ諦めているニールは特に文句は言わない。
 「…情けなくていいですよ、一生見習いやってますから」
 ニールは消え入るような小さな声で言った。少し、いじけているようだった。そういう酔い方をする男なのかも知れない。
 「全く…それでも男かい!」
 いらついたロミナは、声を荒げた。
 …ニールは答えない。
 気まずい沈黙が、数秒続く。
 …言い過ぎたかも知れないね。
 「ごめんよ、怖がらせて…」
 言いながら、ロミナはニールの顔を覗き込む。
 穏やかに瞳を閉じたニールは、幸せそうな表情を浮かべていた。
 「お前、寝てるのかい!?」
 ニールの首を絞めて、声を荒げるロミナ。酔っているせいか、寝つきが良すぎるニールだった。
 「ど、どうしたんですか?」
 さすがにニールは目を覚ました。
 「…まあ、いいさ。
  でも、もう少し、自身を持ちな。あんたは強い男なんだからね。何かあったら、あたしがフォローしてやる。あたし達はパートナーなんだから…」
 ロミナは言いながら、ニールの手を自分の胸に押し付けた。
 「そうします…」
 ニールは答えながら、毛布を被った。
 翌日、二人は風神インフルの神殿に行くが、ウル達はすでに神殿を離れた後だった。
 「コホコホ…ウルは、火の宝玉を護るエルウィンの所へ行ってしまいましたよ…」 
 神殿で司祭達に両脇を支えられながら、ロミナ達を向かえた風神は、顔色が悪い青年風の神だった。生まれつき病弱で、1000年前から風邪が治っていないそうだ。
 結局、ロミナ達は火の宝玉の神殿まで再び旅をして、ようやくウルと仲間の盗賊、ルーザの二人を捕まえる事が出来た。
 黒ローブを纏ったウルは、もちろんニールよりは年上のように見える。20代の半ば位と思えた。
 「あんたがウルかい?
  あたしはニールのパートナーのロミナって言うんだ。
  あんた達には色々と話を聞かせてもらいたいんだが、いいかい?」
 値踏みするようにウルを見ながら、ロミナは彼に事情を説明する。

 3.不思議の複製人形

 「…その、ビッケ様の所に来た黒ローブの魔道士って、そんなに俺に似てたのかい?」
 ロミナとニールから話を聞いたウルは、首を傾げる。
 「あたしは声しか聞いてないけど、確かに似てたね。あんたの声を直接聞いてみて、確信したよ」
 声の質だけでなく、トーンや言葉づかいまで、ウルに似ていると、ロミナは思った。
 「まるで、コピー人形みたいでした」
 ニールも、ビッケの所で聞いた声を思い出しながら言った。
 「コピー人形…ね」
 何故か、憮然とした表情で言ったのは、ウルの連れの女性だった。
 「あ、そーいえば昔、ルーザさんの姿をコピーした人形が、裸でエルザード中を走り回ってた事がありましたよね」
 怖い物知らずのニールが、ウルの連れに向かって言った。
 「ニール君…死んでみる?」
 ルーザはニールに微笑みを返した。ニールは下を向く。
 「ほー、そんな事があったのかい」
 ロミナは初耳だった。
 少し前に、人間の能力と姿をコピーする人形が盗賊のルーザをコピーしてしまい、その逃げ足と裸で走り回る行為が、エルザードで事件になった事があったのだ。
 「でも、確かあの人形って、鼻を押した者をコピーするんでしたよね?
  師匠、そんな心当たりは無いですよね」
 「…いや、それがね、無い事も無いんだ」
 ウルは表情を曇らせる。何やら歯切れが悪い。
 「ほーう、詳しく聞かせてもらおうか」
 ロミナがウルに詰め寄た。
 ウルとルーザは、以前に探索に行ったダンジョンで、不思議な気配を持った人形を幾つも発見したという。だが、特に貴重な物とは思えなかったので、ほとんどの人形はそのまま置いてきたそうだ。
 「その、人形が落ちてるダンジョンで拾ってきた人形の一つが、その、コピー人形だったんだね?」
 「ま、そんな感じだけどね。
  …問題は、その時はダンジョンに置きっぱなしにした人形にもね、結構触ってるのよ。あたし達」
 答えたのは、ルーザだった。
 「うん、色々調べたかったからね。」
 そう言って呑気に笑うウルは、確かにニールの師匠だとロミナは思った。
 「なるほど…ね」
 ロミナは、とりあえず頷く。
 「でも、その黒ローブの魔道士が、コピー人形…不思議の複製人形っていうのが正式名称らしいんだけど…それである可能性は高いと思うよ」
 ウルが言う。
 「何か、他にも心当たりがあるのかい」
 ロミナがウルに尋ねる。
 「宝玉の場所がね、問題なんだよ」
 ウルは微笑んだ。
 「宝玉の場所?」
 突然、話を飛ばされても、わけがわからない。ロミナは不機嫌そうに聞き返す。
 「風神インフルの所にある宝玉にね、ちょっと細工してきたの。
  発信機みたいなのを付けて、盗まれても場所がわかるようにね」
 ルーザが答える。
 「インフル様は病弱だから宝玉を護るのも大変そうだったし、俺達は残った火の宝玉の事も調べたかったからね。
  いっその事、風の宝玉には、魔法的な探知機をつけて盗ませてみる事にしたんだ。後で、こっちから追えるようにね。
  …案の定、宝玉は持っていかれたみたいなんだ」
 風の宝玉の現在地は、わかっているとウルは言った。
 「こっちから、奴のアジトに乗り込もうってわけだね。手っ取り早くて良いじゃないか。
  …ん、でも、その宝玉の場所と黒ローブの魔道士の正体に、何の関係があるんだい?」
 いまいち、話が繋がらない。
 「1000年くらい前に、不思議の複製人形を幾つも作った魔道士が居るんだ。」
 「そりゃ、人形なんだから作り主が居るだろうさ」
 回りくどい言い方は、嫌いだった。
 「それで、その魔道士が、警備用の人形や罠を幾つも配備していた地下研究所があるんだけど、黒ローブの魔道士は、そこに宝玉を持ち込んでいる」
 「そりゃ、確かに怪しいね…」
 人の姿と能力をコピーする不思議の複製人形と、ウルの姿をした黒ローブの魔道士が、全く無関係とは思えなかった。
 「魔族の娘よ、あなたは行ってみる気は無いかい?
  人形師の迷宮と呼ばれる、そのダンジョンまで」
 ウルは、真っ直ぐにロミナの眼を見る。
 …なるほど、さすがに師匠と呼ばれるだけの事はあるね。ロミナは意思がこもったウルの眼を見返す。
 敵のアジトに乗り込むというのは、わかりやすくて好きだった。
 「あんた、何、格好つけてんのよ…」
 横で、ルーザがウルの様子を見て、笑っていた。
 「僕は、行きますよ。
  ここまで来ましたし」
 ルーザの様子は気にせず、ニールはウルとロミナを交互に見ながら言った。
 ひとまず、ニールを師匠のところまで連れて行って話を聞くという当初の目的が達成された事は間違いないと、ロミナは思った。

 (完)

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / クラス】
【0358/テイト・グァルヒメイ/男/23才/戦士】
【0781/ロミナ/女/22才/傭兵戦士】
【0812/シグルマ/男/35才/戦士】  
【0954/レアル・ウィルスタット/男/19才/ヴィジョンコーラー兼商人】

 (PC名は整理番号順です)

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■         ライター通信          ■
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 お待たせしました、引き続きご参加ありがとうございます。
 そういうわけで、ウルの所で話を聞き終えたロミナとニールです。
 二人旅って、当然、熱い愛にはもってこいなのかなーと思って書き始めたんですが、ただ、ファンタジー世界の野宿だと、夜は交代で見張りをするっぽいんで、実は寂しい夜になりそうな事に書いてて気づきました…
 もちろん、街で宿に泊まれば、それはどの世界の二人旅でもあんまり変わりは無さそうなわけですが。
 ともかく、おつかれさまでした。また、気が向いたら遊びに来てくださいです。