<聖獣界ソーン・PCゲームノベル>


戯れの精霊たち〜永久の焔に〜

 虎王丸(こおうまる)が青年の願いを聞き入れたのは、単なる気まぐれだった。

 『精霊の森』と呼ばれる森がある。
 動物はおらず常緑樹の木々だけがある。時おり揺れるこずえの音と、さらさらと流れる川、そして泉。
「せーれーねえ」
 『精霊の森』の守護者、クルス・クロスエアの話を聞いて、虎王丸はどうでもよさそうな声を出した。
 小屋の床にあぐらをかいて座り、眠たそうに伸びをして、
「で、そのせーれーをどうしろって?」
「……キミの体に宿らせてほしいんだよ」
 クルスは面白そうに緑の瞳を微笑ませながら、虎王丸に説明する。
「精霊たちはそのままじゃこの森から出られない。僕は外を見せてやりたい。だから、体を貸してやってくれないか」
「は〜ん」
 クルスの差し出すまずそうなパンに食いつきながら、口をもぐもぐ言わせて虎王丸は鼻を鳴らす。
「べっつにいいけどな。んで、どんなせーれーがいやがるんだよ、この森には?」
「すぐそこに」
 クルスは暖炉を指差した。「暖炉の精霊がいるよ」
「へえ。ふーん」
「外の焚き火には焚き火の精霊が……こちらは女性かな。川と泉にそれぞれ水の精霊、樹にもいるし岩にもいる。あと風」
「………」
 虎王丸は暖炉を見た。
 ぱち、ぱちと火が弾けている。
 ――焔――
「こいつ。こいつがいい」
 虎王丸は即断した。暖炉を指差し、「ひとりしか選べないんだろ。こいつでいい」
「一応理由を聞いてもいいかい」
「俺は白焔を操る霊獣人。それで充分だろ」
「なるほど」
 ふむ、とクルスはあごに手をやり、
「暖炉の精はグラッガと言うんだけど……」
「あん?」
「……まあいいか。じゃ、ありがたく体を借りさせてもらうよ」
「あん???」
 それ以上何の説明もないまま、クルスはすっと手をこちらに掲げてきた。

 意識を重ねる瞬間はほんの一瞬の高熱――

「あぢっ」
 白焔を操る虎王丸でさえ思わず声をあげ、そしてふと体に違和感を感じた。
「んー?」
『クルスの馬鹿野郎!』
 頭の中でがんがん響く声。
「うるせっ……てめ、こんなうるせえ精霊だったのかよ!」
「グラッガだからねえ」
 クルスはのほほんとそんなことを言った。
『クルスの馬鹿野郎! 俺は外になんか出たくないんだ、何度言ったら分かるんだよ!』
「はあん?」
 虎王丸は、思わず聞き返した。
「外に出たくないだぁ?」
『外に出たって一時的だ! そんなもの俺は知りたくない……!』
「………」
 虎王丸は頭の中でガンガンと鳴るグラッガの声に、顔を思い切りしかめた。
「うるせーなあ、もう」
『分離させろ! クルス!』
「うるせっつってんだよ!」
 虎王丸は立ち上がった。そしてまずいパンの最後の一切れを口に押し込み、
「ちょっくら出てくらぁ。このうるせー精霊黙らせる」
『何をする気だよ……!』
「よろしく頼むよ」
 クルスはくすくす笑いながら、小屋を出て行く少年と精霊を見送った。

     **********

「外を知るのが嫌だってな」
 虎王丸は頭の中に語りかけた。
「ほんじゃ、嫌味なくらい外見せてやらぁ」
『………っ! お前、最悪……!』
「おーおー何とでも言え」
 ソーン聖都の繁華街にやってきた虎王丸は、堂々とその道を歩いてやった。
「面倒くさいが説明してやる。あっちのかわいいねえちゃんがやってるのが食い物の屋台、こっちのきれーなねえちゃんがやってるのが店の呼び込み。ちなみにただの服飾品店だな。あっちのきれーなねえちゃんは……なんだ子供づれの客か。どうでもいいや」
『……お前の説明、女に限ってないか?』
「女にしか興味ねえ」
 あー喉が渇いた、と虎王丸はけほけほと咳き込んだ。
 炎属性の精霊を宿しているせいなのだろうか。異様に体が乾く。
「なーおい、水飲ませろよ」
『水……! や、やめろ! 俺が死んじまう……!』
「ちょっとくらいいいじゃねえか」
『嫌だ、嫌だ……!』
「男のくせに臆病だな、ああ!?」
「なんだぁこのくそガキ!」
 ……精霊の声は、他人には聞こえない。
 虎王丸のおかしな独り言が、アブないおにーさんに聞かれてしまった。
 目の前にスキンヘッドの、頬に傷があるおにーさんがいる。虎王丸にガンをくれている。
「あぁ!?」
 虎王丸は下からねめつけた。「何か用かい、にーさんよぉ!?」
「用があるのはてめえのほうだろうが、ガキ!」
「けっ。ったまに毛がもうねえくせに、偉そうに何言ってやがるよ!?」
『なんだこのムカつくオヤジは!』
「おいおいグラッガ。まだオヤジってゆー年齢じゃねえぜ、毛はもうねえけどよ」
『そうなのか? はっ、ムカつきゃなんでも同じだ!』
「同感だ!」
 ケタケタと笑う虎王丸だったが、しかし当然虎王丸のセリフしかおにーさんには聞こえていないわけで……
「お前あったまおかしーんじゃねえのか!?」
 と言われるハメになってしまった。
 とたん、ぷちんと虎王丸――と、グラッガの血管が切れた。
「なめんなよにーちゃんよぉ!」
 普段の虎王丸ならば、大した相手ではなかったに違いない。
 しかし……
「うわこらグラッガ! てめ、俺は右腕だそうとしてんだよ! 何で右足だそうとしてやがんだよ!」
『うるせーよ、俺は蹴りのほうが好きなんだ!』
「仕方ねえな蹴りにしてやら……っててめ、言ってる傍からなんで拳なんだよ!」
『ケンカは不意打ちが基本だろうがっ!』
 ……グラッガとまったく息が合わない。
「てめー、グラッガ! 大人しくしてろ!」
『ざけんな! こーゆーむかつくやつはのしてやらなきゃ気がすまねえよ!』
「俺がのしてやるからてめーは大人しくしてろ!」
『俺の手でやる!』
「てめーの手は俺の手だろうがっ!!!」
 グラッガとケンカしている間に何発もおにーさんからくらっているのだが、グラッガとの言い合いの白熱っぷりで痛みをまったく感じていない虎王丸である。
「ちっ――」
 舌打ちした虎王丸は、ふと思い出した。
「おいグラッガ。お前火の精霊だろ、火を操れんのかよ」
『火ならいくらでも』
「へえ!」
 試しに虎王丸は、右手に火と念じてみる。
 ぼっ!
 白くない炎が、その手にともった。
「おお!」
 虎王丸は楽しそうに声をあげた。その傍らで、怖いおにーさんがびびってのけぞった。
「こりゃ普通の炎だな――よっしゃ、炎で丸こげにしてやれ!」
 火炎魔法でも使っている気分で、虎王丸は大量の炎をスキンヘッドのおにーさんに向かって放った。
 おにーさんは丸こげになった。ちょっと命が危険である。
 ここが繁華街で良かった。――幸い、治療してくれる人間はすぐに見つかった。
「き、キミぃ、何を考えているんだね」
 医者に怒られた。虎王丸は真顔で、
「おう。失敗したと思ってるぜ」
 としんみりと言った。
「そうかそうか。もう二度とするんじゃないぞ――」
「そいつの頭に毛があれば、爆発ヘアーになって面白かっただろうになあ……」
「キミぃ!」
 怒られてもどこ吹く風、次に炎を使うときは毛のある人間相手にしようと虎王丸は決めた。
「新しいことを学んだぜ……」
 しみじみ。
『はーすっきりした』
 グラッガは自分の炎を使ったせいか、気分爽快のようだ。
 そこからまた嫌がるグラッガを無視して繁華街を通り過ぎ、虎王丸は「いい加減街にも飽きたな」とつぶやいた。
「よし。今度は外に行くか」
『もういい、もういいよ……!』
「問答無用」
 のっしのっしとソーン繁華街から出て行く虎王丸。
『もう嫌だ……』
 めそめそと泣くような気配がする。
「お前何をそんなに嫌がってんだ?」
 グラッガに尋ねてみた。
『最初に言っただろ! 俺たち精霊は長く外にはいられないんだ! どうせ別れることになる景色になんか、出会わないほうが幸せだ……!』
「………」
 虎王丸は首をひねる。――分かるような、分からんような。
「出会わないほうがいい景色なんて、あるとは思わねえけどなあ……」
 腕を組みながら歩いていると――
 ふ、と。
 目の前を通り過ぎていった気配があった。
 いや、通り過ぎたのじゃない。細長い何かが、虎王丸を包み込むようにして――
「ちっ。魔物かよ……っ」
 半透明に細長いその妙な物体に包まれかけて、虎王丸はとっさに白焔を生み出した。
 ぼうっ!
 圧縮された熱量が魔物を襲う。
 白焔は魔物に効果が高かった。――魔物は一瞬で消し飛んだ。
 虎王丸は掌をぱんぱんと払う。
 頭の中で、呆然とするような気配があった。
『……お前、すごいんだな』
「うん?」
 大したこっちゃねえよ、と虎王丸はぶっきらぼうに言う。
 実際大したことじゃなかったのでそう言ったのだが、
『……こうやって新しい存在を知っていくことが……』
 グラッガは寂しそうな声でつぶやいた。
『お前に感心して、お前のこともっと知りたいって思っちまうことが……ものすごく嫌だ』
「―――」
 何かが、
 ほんの少しだけ、虎王丸の心に触れた。
 そこから少しだけ黙って、歩いて、草原にまでたどりついて――
 虎王丸は心地よい風の吹く草原に寝転んだ。
「なあ……」
『……なんだよ』
「俺の中にある白焔、どう感じる?」
 普通の火とは違う白焔。
 火の精霊は、いったいどう思うのだろうか。
『白い……浄化の焔……』
 グラッガがぽつりとつぶやく。
「別に浄化じゃねえけどな」
『普通の炎じゃない』
「そうだ」
『……知りたくなかった』
「またそれかよ」
 ごろりと寝返りを打って、虎王丸はため息をついた。
「いいじゃねえかよ。俺だってお前が自分の中にいるっての初めてだし時間限られてっけど、面白れーし嫌だとは思わねえぞ」
『……そうなのか?』
「あんだよ。俺が嘘つくってのか」
『何で嫌じゃないんだ』
「あ?」
 訊かれて、虎王丸はぽけっと口を開けたまま、しばらく考えた。
 そして、
「……面白いからじゃねーのか?」
 そう、言った。
『……面白いもの見つけたら、離れたくなくなるもんじゃないのか』
「別に……。時間に限りあるってんなら、それはそれ相応の楽しみ方があるじゃねえか。ってかお前な、俺は白焔について訊いてるんであってだな」
『それ相応の楽しみ方……』
 グラッガは黙り込んだ。
 ちっと舌打ちして、虎王丸も黙った。
 もう一度寝返りを打ち、空を仰ぐ。
 炎とは相容れないような真っ青な空だった。
 やがて――
『白焔。火には違いないのに、俺には心地いい』
 グラッガがぽつりとつぶやいた。
「あ? 何だそりゃ」
『何か……俺は暖炉の精だろ。いつもと違う木の枝を放り込まれたみたいな……いつもと違う、揺らされ方」
「揺らされ方って、だから何だそりゃ」
『俺じゃない炎。だけど俺にも宿れる焔。不思議。説明できない』
「さっぱり分かんね」
 はああ、と大きく虎王丸はため息をつく。
 つぶやく声はまだ続いた。
『お前の焔、好きだ』
「そりゃお前……って、え?」
『好きなんだ。だから……』
 だから、簡単には離れたくなくなる。
 そう、精霊は言った。
 なんだ、と虎王丸は眉根を寄せた。
「要するにお前、贅沢なんじゃねえか」
『……そうなのか?』
「自分が好きになったもん、手放せなくなるんだろ。何でもかんでも」
『……そうなのかもしれない』
「っかーーーー」
 馬鹿じゃねえの馬鹿じゃねえの、と虎王丸は連発した。
「時間制限のあるもんは! それだから面白ぇんだ! 贅沢に全部ほしがるな!」
『だって俺たち精霊にとってみれば、森の外は全部時間制限だ!』
「―――」
 言われて、ふと考える。
 ――そう言えばそうなるのかもしれない。
 森の中にいることしか許されない彼らは、永久に持てるものが森の中にしか存在していないのだ。
「だから……」
 虎王丸はつぶやく。
 だから、お前は外を見るのを嫌がるんだな。
 贅沢な自分を思い知るのが、嫌なんだな。
『贅沢で悪かったな!』
 ぼおぅっと体の中で炎が巻き起こったような気がして、
「あぢっ! てめっ!」
 虎王丸は跳ね起きた。
「この白焔の虎王丸様を炎でいたぶろうなんざ、いい度胸じゃねえかっ!」
『俺は炎しかないんだよ! ちょっと感情が高ぶれば嫌でもこうなる!』
「つべこべぬかすな、ボケェ!」
 こいつ目の前にいたらぶっ飛ばす、と虎王丸は思う。
 しかし相手は目の前にいない。――自分の体の中にいる。
 自分と意識が重なっている。
 だから――こんなにも、何だか……
「けっ」
 虎王丸は土を蹴った。
「ガラじゃねーんだよ、こんなのは!」
『何の話してんだよ!』
「うるせえ!」
 虎王丸は歩き出した。まっすぐ、精霊の森へと――

     **********

「おや、思ったより早かったね」
 小屋に戻ると、ひょいと長身の青年が顔を出した。
 虎王丸は、その胸倉をがっとつかんで引き寄せた。
「っとと。……なんだい?」
 クルスはきょとんと間近に来た少年の顔を見返す。
「おい、あんた魔術師か?」
 虎王丸は低く尋ねた。
「まあ、そんなようなもんだね」
 とクルスは言った。
「じゃあやってみせろよ」
「何を?」
「俺の白焔。こいつの暖炉の中に一部だけ残す。やってみせろよ」
「え?」
『……虎王丸?』
 頭の中に響いた声に、虎王丸は舌打ちした。
「んだよ。今になって初めて名前呼ぶのかよ……」
『な、何考えてんだ? お前』
「だーかーら! お前の好きなもんで、お前から離れないもんをひとつ増やしてやろーって言ってんだよ!」
 虎王丸はクルスの胸倉を放し、ぼっとその手に白焔を生み出しクルスに見せた。
「この焔をやる。やるから暖炉に永遠に残るようにしてみせろよ。魔術師だろあんた」
「無茶なこと言うなあ……」
 胸元を整えながら、言葉とは裏腹にクルスが愉快そうに微笑んだ。
「――やりがいがありそうな仕事だ。少し時間がかかる、つきあってくれるかい」
「なるべく早めに終わらせろよ。俺は短気なんだよ」
「それをちょっと長めな短気にしてくれるとありがたい」
「無理だ」
 だから――
「さっさとやれ。グラッガも短気なんだよ」
「―――」
『虎王丸……』
「てめーは今までどおり生意気にうるさくわめいてろグラッガ!」
『な……っ生意気なのはお前のほうだ、虎王丸!』
 すべて聞こえているクルスが、くすくすと笑っていた。
 そして、虎王丸の手からすいと白い焔をすくいとった。
「ああ……綺麗な焔だね」
 虎王丸の手から離れても、なぜか消えない白焔。クルスは何をしたのだろうか――
「これを永遠に――グラッガの傍らに」
「そーだよ。早くしろって!」
 虎王丸は急かした。「グラッガの傍に置いときゃ、そのうち俺の白焔をどう思うかグラッガも説明できるようになんだろ……!」
『さっき説明しただろ……!』
「うるせえ! 理解できねーよあんなもん!」
「……ありがたいな」
 クルスが囁いた。
 とても――優しい声音で。
「グラッガ。お礼を言いなさい」
『………』
「グラッガ」
『い、言わねえよ』
 グラッガが、頭の中でつんとそっぽを向くような気配がした。
「俺もいらねえよそんなもん」
 虎王丸は耳をかきながら適当な声で言う。
「いるのは俺の白焔をどう思うかだけだ。礼なんて気持ち悪ぃ」
『き、気持ち悪いってのは何だ!』
「気持ち悪ぃから気持ち悪ぃんだよ! おらおら、早くしろぃ!」
 白い焔がクルスの手によって暖炉へと移しかえられていく。
 消えないよう。青年は何か呪文を唱えていた。
 赤い炎の傍らに――
 小さく、白い焔が添えられた。
「グラッガ。戻っておいで」

 意識が離れる瞬間も一瞬――

「あー、うるせーのがやっとでいなくなった」
 異様に軽くなったような気がする体でとんとんと跳びはねながら、虎王丸は軽口を叩いた。
 暖炉を見る。
 赤い炎と白い焔が揺れている。
 離れてしまった以上、もう精霊の声は聞こえない。
「……じゃーな」
 感想聞きに、また来てやるよ。そう言い置いて出て行こうとした虎王丸に、クルスが言ってきた。
「グラッガが言ってるよ。『やっぱりこの白い焔、好きだ』だって」
「……っ、だーかーらーそういう気持ち悪ぃ感想を聞きたいんじゃねえっての……!!」
 びしぃと暖炉に指をつきつけて、
「今度来るときにゃちゃんと説明する頭作っとけよ! じゃーな!」
 くるりと背を向け、のしのしと虎王丸は小屋から出て行った。

 ぱちり、と暖炉の炎が弾ける。
 その傍らで、白い焔が揺れる。
「……言わなくてよかったのか? グラッガ」
 クルスは微笑みながら、暖炉の中に枯れ枝を放り込んだ。
『……いらねえよ』
 ありがとう、なんていう言葉は――
「………」
 クルスがぽいと枯れ枝を放り込む。もう一本。
 ぱちん、と赤い炎が弾けて、
 白い焔を揺らした。


 ―Fin―


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1070/虎王丸/男/16歳/火炎剣士】

【NPC/グラッガ/男/?歳(外見年齢22歳)/暖炉の精霊】
【NPC/クルス・クロスエア/男/25歳?/『精霊の森』守護者】

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■         ライター通信          ■
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虎王丸様
こんにちは。笠城夢斗です。
このたびは初のゲームノベルへのご参加、ありがとうございました!
思いの外ガラの悪い少年になってしまいましたが、これでもよろしかったでしょうか;
最終的にはほのぼのにしてしまいました。虎王丸君ならこんな気遣いもしてくれるのではと。
書いていて楽しかったです。本当にありがとうございました。
またお会いできる日を願って……