＜聖獣界ソーン・ＰＣゲームノベル＞
『命運〜出発〜』
「ういーす」
乱暴にドアを開き、ファムル・ディートの診療所に足を踏み入れたのは、虎王丸だ。彼にしては元気のない声だった。
「どうした、会えなかったのか？」
ファムルは診療室のソファーで資料を見ていた。
「それがさーって、おお」
部屋に入った虎王丸は、ファムルの向いに座っている少女に気付く。ウィノナ・ライプニッツだ。
「ダランは？」
「ああ、凪と一旦家に帰った」
ウィノナの問いにそう答えながら、虎王丸はファムルの隣に座った。ファムルが見ている資料を覗き込む。
ウィノナのノートに、ファムルの研究資料だが……虎王丸には全く理解ができなかった。
「どこ行ってたの？」
「魔女……ディセットのところになー」
資料から目を離し、虎王丸はこれまでのことを、ファムルとウィノナに話して聞かせる。
ディセットは生きており、結婚をして家庭を持っていた。
シスの思念は彼女の元にも届いていたようであり、ダランの治療に関して協力的ではあった。
彼女は魔女クラリスと普通に交流があるようだが、自分達がダランを連れて魔女の屋敷から脱走したことは知らないようだ。
魔力コントロールを学べば少しは改善するだろうという案に、ディセットは好意的ではあったが、条件として自分の養子の面倒を看ることを提示してきた。
彼女は魔女クラリスの新たな身体を探す旅に出るらしい。魔力コントロールを学ぶためには、ダランも一緒に行く必要があるが……。
「ダラン一人で行かせるのは危険だろ。けど、凪を一人残すのも危険だからな」
結局、結論が出ないまま、３人はとりあえず戻ってきたのだ。
ディセットは明後日にも出発するらしい。一緒に行くのなら、明日中には旅支度を済ませなければならないのだが。
「ボク……行きたい」
その言葉はウィノナの口から出た。
「会ってみたい、その魔女に。そんな大切なことを任される人なら、なにか深い情報持ってそうだし」
「なるほど……」
虎王丸は腕を組んで考える。……視界の隅に、ウィノナの銀の腕輪が入っている。
（この会話も聞かれてるかもしれねぇんだよな）
「うー、とりあえず一緒にディセットのところに行ってみるか？ ディセットやおまえが一緒ってことは、自分の支配下にあるってことだから、ダランには手出ししてこねぇと思うし。よくわかんねーけど、大丈夫だろ」
ウィノナとダランはちょくちょく会っているようだが、ウィノナを通し魔女がダランに手を出してきたことはないらしい。
ただ、凪となると別だ。この先凪とディセット。または、凪とウィノナが二人きりになった時、魔女が何かを仕掛けてこないとは言い切れない。そう虎王丸は考えていた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
翌日。
虎王丸、凪、ウィノナ、ダランの４人はディセットの家に向い出発した。
ディセットと相談、交渉の上、同行する人物を決めるつもりだった。皆一応旅支度を整えてきた。
「なあ、金ってさ、他国でも使えんのかな？ 一応金になりそうなものも持ってきたんだけどさー」
ダランはまるで遠足気分だ。全員で行く気になっているらしい。
彼は凪と虎王丸が魔女に目をつけられていることが、よく分かっていない。そのあたりも説明しておいた方がいいのかもしれない。「にしても、荷物多すぎじゃねえ？ それ全部背負って旅する気かよ」
ダランはリュックサックを背負い、両手にも荷物を持っている。
「だって、着替えは２日分はいるだろ。パジャマも必要だし。イザという時の食料だってー！」
虎王丸の言葉に、浮かれ顔でそう返すダラン。その様子にダランを除く３人は顔を合わせて苦笑した。
ディセットの暮す村に到着したのは、日が暮れかかった頃であった。
「ふわー遠かったぜ……」
荷物を大量に抱えていたダランには、先日より長い道のりに感じられた。
ダランの荷物は結局皆で分けて持っていた。
ディセットの家まで歩き、虎王丸が玄関のドアを叩く。
少し、緊張する。
離れていた間に、魔女クラリスの手が伸びていないとはいえない。
数秒と待たず、ドアが開く。
「遅かったじゃない。明日の朝には出るわよ。……あれ？ ウィノナ、だっけ？」
玄関から顔を出したディセットが、ウィノナに目を留めた。
「こんにちは」
ウィノナはディセットの名前までは知らなかったが、二人は魔女の屋敷で顔を合わせたことがある。魔女が一人、死んだ時だ。ディセットも葬儀に顔を出していた。
「うーん……」
ディセットは少し困った顔を見せた。
「まあいいわ、入って」
先日通された部屋に３人は通され、ソファーに腰掛けた。
ディセットの息子は、父親と共にキッチンで食事の準備をしているようだ。
ちらりと見た彼女の旦那は優しい雰囲気の男性だった。年齢はディセットと同じくらいだ。少し離れた街の工房で、細工師として働いているらしいが、稼ぎは少ないらしい。
「で、どうすることにしたの？」
ディセットの問いに、並んで座っていた虎王丸と凪が顔をあわせる。
ウィノナはディセットの隣に座っている。ダランは床で荷物の整理をしていた。
「ウィノナが行きたいっていうんだけど」
虎王丸の言葉に、ディセットがウィノナを見た。
「うん。ボク、ダランの身体を治す方法を探してるんだ。ダランが行くのなら、一緒に行いきたい。経過も見れるし、何か新たな情報が得られるかもしれないから。ついていってもいいですか？」
「うーん……」
再び、ディセットは僅かに困ったような顔をした後、ウィノナの手を取った。銀の腕輪がはめられている右手を。
次の瞬間、ディセットは指で腕輪を強く弾いた。途端――パンと音を立てて、腕輪が外れる。
外れた腕輪を手にとると、ディセットは笑顔で言った。
「いいわよ、一緒に行こうウィノナ。助かるわ〜」
一同、あっけにとられる。
「う、腕輪外しちまっていいのかよ！？」
真っ先に声を上げたのは、虎王丸であった。
「だーってぇ、行動監視されるの嫌だもん〜」
子供のように笑うディセット。
ウィノナは腕輪の無い自分の腕を見ながら、呆然としていた。
「大丈夫よ、腕輪で監視するのは、パーツ提供者を保護するためだから。今回は私が保護者として側にいるからいいでしょ。ついてくるのなら、クラリス様の身体探し、手伝ってもらうわよ」
強い眼でディセットが言った。
「う、うん。手伝います。その代り、色々教えてくれる？」
「その代り、じゃなくて、魔女の弟子である以上、あなたの仕事でもあるのよ。だけど、あなたに勉強を教えることに関しては私達魔女の仕事でもあるから、その範囲なら異存ないわよ」
「うん。よろしく……お願いします。ディセットさん」
言いながら、ウィノナは腕輪のない右手首を左手で掴んでみる。不思議な感覚だ。開放感がある。
しかしウィノナの腕輪に関しては、ウィノナを保護する以外にもクラリスとしては嵌めておく目的はあったわけだが……まあ、外されてしまったものは仕方が無い。それに、自分も行動がしやすくなったし……と自分を納得させる。
「よろしくねー。楽させてよね〜。嬉しいわ、助手ができてっ」
言った後、ディセットは虎王丸と凪に視線を移す。
「で、ダランは一緒に行くとして、あなた達はどうするの？ 誰が息子の面倒を看てくれるのかしら？」
虎王丸と凪は、再び顔をあわせた後、凪が口を開く。
「俺が……看ます」
「え、ええええええええええ！？」
叫んだのは、ダランだった。
「一緒に来てくれねーのかー？」
不安そうな声だった。
「凪一人じゃ、心配だからな、俺も残るぜ」
「えーーーーー！？」
再び声を上げるダラン。
虎王丸が軽くダランを睨む。『分かるだろ！？』と言葉を込めて。
ダランには詳しくは説明していないのだが、彼も多少はわかっているはずだ。魔女クラリスが凪を欲しているということが。そして、自分達が魔女クラリスに目をつけられているということが。
「あの……お子さんのこと、責任持って看ますから、ダランのこと頼みます」
「よろしくねー。ダランのことなら心配しないで。修行は死なない程度を心がけるわ」
その言葉に、ダランが抱えていた荷物を落とす。
「大丈夫よー、重傷でも、簡単に治療できるから。回復魔法は得意中の得意よっ」
ボロボロにされるダランを想像し、凪の中にも不安が湧き上がる。
「危険なことを……」
させないでくれと、言おうとした凪を押し止め、虎王丸が身を乗り出した。
「こいつ、甘ちゃんだからさー、心も鍛えてやってくれや。でも、やりすぎんなよ。やりすぎたら、こっちもやりすぎるぜー。甘いものとか、脂っこいものとか。ダランが衰弱して帰ってきた時にゃ、可愛い息子は丸々太ってっかもなー。ま、互いにやりすぎは禁物ってことで」
「うふふふ、わかったわー」
虎王丸を軽く睨みながらも、ディセットは笑った。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
全員で一晩ディセットの家に泊り、翌朝、ディセット、ダラン、ウィノナは旅立つことになった。
「じゃ、行ってくるからね。いい子にしてるのよ」
ディセットは父親と手を繋ぎ、見送りに出ていた息子の頭を、優しくなでた。
「行かないで」
目に涙をためながら、息子――ユラルは一言だけ、ディセットにそう言った。
「んー、私のお母さんとの約束だからね。ユラルだって、大きくなってもお母さんとの約束、守ってくれるでしょ？」
こくりと頷く息子。寂しがりやのようだが、素直な良い子に見える。
「それじゃ、お父さんとお兄ちゃんのいうこと、ちゃんと聞いていい子にしてるのよ」
その言葉にも、ユラルはこくりと頷いた。
「ああそうだ」
虎王丸がディセットに近付く。
「ウィノナがしていた腕輪だけどさ……実は、ダランもしてるんだ。手袋の下に」
「ええー！？」
ディセットは心底嫌そうな顔をした。
「いや、クラリスが嵌めたんじゃなくて、俺が嵌めたんだけどさ。俺が意識を集中すれば、ダランと会話とかもできんのか？」
「ああ、アンタが嵌めたのか。それは、あなたに精神感応の能力があればね。見たところ魔術コントロールは不得手そうだし、無理だと思うわ」
言いながら、ディセットは虎王丸の手をとった。
「なるほどなるほど」
「俺じゃなくて、ダランの腕だって……」
「うわっ、ダラン何してんの！！」
突如、ディセットが凪と会話をしていたダランを怒鳴った。
虎王丸の意識が逸れた瞬間。
パチッ。
虎王丸の腕に何かが嵌められた。
「あーっ！ なにすんだ、てめぇッ！」
嵌められたのは、ウィノナがしていた銀の腕輪だ。
突然怒鳴られたダランは驚きながらこちらを見ている。
「あううん、見間違い見間違い、なんでもない、ごめんねー」
ディセットはダランと凪にそう言った後、虎王丸を引き寄せ、ダランと凪に背を向ける。
「私は精神感応の魔術も使えるし、魔術で人を操ることもできるわ〜。だ・か・ら、私があなたを操って、定期的に凪君と会話することにする。アイディアありがとね〜」
「ヲイッ」
外そうと試みるが、全く動かない。力任せでは無理なようだ。
「ほら、ダランに用事がある時は、クワッ！ と思念でもなんでも飛ばせばさ、ダランも察知できるかもしれないじゃない。そしたら、私から連絡するからさー、凪君に」
それは虎王丸の身体を使ってということなのだろう。
女言葉で話す自分を想像して、虎王丸は頭が痛くなる。
必死に腕輪を外そうとするが、やはり外れない。
「外せーっ」
「似合ってないし、きつそうだけど、しばらく我慢してね〜」
笑いながら、パンパンと虎王丸の肩を叩いた後、ディセットはしゃがんで息子と目線を合わせた。
「ママに用事がある時はこのお兄ちゃんが伝達役になってくれるからねー」
「くそー」
虎王丸は、一人岩場にかけてゆき、岩にガンガン手を打ちつけるが傷がつくのは岩だけである。
数分もすると諦めて皆の所に戻る。
ディセットが最も大切に想う存在は自分達の手の中にあるのだ。とりあえず彼女が自分を通じて凪に手を出すことはないだろうと考えた。
ダランは、凪と向き合ったまま、大きなため息をついている。
荷物の大半は、ディセット宅で預かってもらうことにした。背負っているのは最低限の金と非常用の道具だけだ。
「ほら、行ってこい！ 旅から帰ってきてもまだ、この前の依頼ん時みてぇに、へっぴり腰だったら承知しねえぞッ」
言って、虎王丸はダランの背をバンと叩いた。
「ホントに一緒に行ってくれねぇの？」
寂しげなダランの瞳に、つい、凪の心は揺れてしまう。
「だから、無理だってば。それに、皆でぞろぞろ行くより、俺等は俺等で対策考えておいた方がいいだろ」
そう答えたのは虎王丸だ。
「そうだけどさ……」
「なんだよ、修行が怖ぇのか？」
首を横に振り、ダランはこう言った。
「だって、ディセットとウィノナと３人で旅行したって楽しくないじゃんか。道中は修行ばっかしなんだろ？ 宿では風呂も部屋も別なんだろー！？ つまんないじゃんかーーーーー！」
その言葉に、思わず虎王丸は笑った。
そういえば、ダランは出発前から妙に楽しそうだった。自分達との始めての長期旅行を満喫するつもりだったのだろう。
「そういうことなら任せろ。世界各国の混浴風呂の宿を教えてやっからよー」
言ってマル秘メモを取り出そうとした虎王丸の頭を、バコッと凪が扇で叩いた。
「元気で戻ってきたら、また行けるから。何の心配もせずに旅を楽しむことができるだろ」
そう言う凪の眼は、多少不安を含んでいた。
命の心配はなくとも、再び魔女の手にダランを渡すことになりかねないか……？ そんな懸念が頭を過ぎる。
「うん」
「……ダラン、手出して」
頷きながらも浮かない顔のままのダランに、凪は銃型神機を渡した。
「何かの時の為に、預けておく」
「あ、ありがと……」
大事そうに、ダランは銃型神機を両手で握り締めた。
「変に焦らないで、折角の機会なんだから、広い世界を見てくるといい。何かあったら……ううん、なくても手紙、送ってくれよな」
「わかった。毎日書くよ。送れる日にまとめて送る」
言った後、ダランは笑みを見せた。
「ウィノナにも言っておいて、手紙送ってくれって。二人とも、無理しないように」
凪の言葉に、ダランは大きく頷く。
「うん。……じゃ、行ってくる」
ディセットは家族との別れを済ませ、ウィノナと共に歩き始めていた。
「ダラン早く！」
振り返ったウィノナの方に向い、ダランは歩き出す。
「凪と虎王丸も、元気でな。変な仕事させることになってごめん。とーちゃんにも話してあるから、いつでもうちの使用人と交代してくれていいから！」
「うん、気をつけて」
「頑張ってこいよ！」
凪は不安を隠し、虎王丸は普段と変わらず元気にダランを送り出した。
「最初の目的地は、シムレスタって村だって。ここから歩いて１週間くらいかかるみたい」
「い、いっしゅうかーん！？ 歩いて！？」
「そんなにびっくりするような距離じゃないと思うけれど。ここからそっち方面への乗り物出てないし」
ウィノナの言葉に、しょっぱなからダランは肩を落としている。
そんなダランの様子に苦笑しながら、ウィノナは地図を見た。
最初の目的地は、異世界人達の村だという……。この村に目的の人材は存在するのだろうか。
そして、魔女が身体を得る手段とは？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
その日から、凪と虎王丸はディセットの家とエルザードの往復を始めた。
とはいえ、ディセットの家からエルザードまでは半日以上の距離があるため、ユラルの父親が休みの日以外はディセットの家に泊まざるを得ない。航空機をチャーターすれば２，３数時間で着きそうだが、毎日利用するほど金に余裕があるわけではない。
ユラルは人見知りをするようであり、しばらくは部屋の隅で一人で遊んでいることが多かった。
虎王丸と過ごすうちに、いつの間にか得意になった家事で、凪はユラルの世話をしながら料理も学び始め、栄養バランスも考えながら、ユラルの好物を作ってあげるようにした。
次第に、ユラルは二人に心を開き、笑顔を見せるようになった。本来は明るい子のようだ。
虎王丸は、エルザードに戻ると檻から出た野獣のような勢いで街を駆け回り、情報を集めていた。酒場に、賢者の館に、ガルガンドの館。様々な場所を駆け巡り、情報をかき集める。借りた資料は百にも及び、質より量状態になっていた。後ほど、凪と検討をして必要な資料を抜粋することにする……その前に。
虎王丸はファムル・ディートの元に向った。
「これ、ウィノナに書き加えてもらったんだけど」
虎王丸は、ファムルにウィノナが記している研究ノートを手渡す。
ウィノナに言われたページを開きながら、こう話す。
「人間の魔力のみ消す薬を作ってほしいんだ。まだダランが魔女の魔力を制御できるのかどうかはわかんねーけど」
「ううむ、それは難しいな。なにせ、私には魔力を感じる能力がない。どの薬がどのような影響を与えるのかを感じ取る手段がないからな。魔術に優れた助手でもいれば別だが。あと、キャトルがいれば少しは進展がありそうだが……帰ってこんからな」
キャトルとは連絡が取れていないらしい。
「じゃあさ、ファムルの師匠って誰だよ。錬金術の」
虎王丸は何の気なしに尋ねた。
凪に錬金術に詳しそうな人物を故人も含めて探せといわれていたので、ファムルの師匠ならば今のファムルより優れた知識を持っている可能性があるのではないかと漠然と考えただけであった。
しかしその言葉に、ファムルは一瞬にして表情を硬く強張らせたのだった。
「さあな……」
しばらくしてファムルの口から出た言葉はそれだった。
「覚えてない。なにせ、私は魔女に目を提供する変わり、自分の記憶を消すことを依頼したらしいからな。ま、経緯さえも覚えていないわけだが」
「なんだよ、それ！？ 対価は魔女の知識じゃなかったのか？」
「いや、あそこで薬学を学びはしたが、こちらの知識も提供し働いていたからな。関係はイーブンに近かった」
ファムルが弟子になったのは、魔女に錬金術の才能と風貌を見込まれてであった。
過去、魔女クラリスとファムルの間には、別の契約もあったらしい。
その後、その話はよそう。と、ファムルは話を打ち切った。
とりあえず、この線で協力者を得るのは難しそうだ。
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■ 登場人物（この物語に登場した人物の一覧） ■
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【整理番号 ／ ＰＣ名 ／ 性別 ／ 年齢 ／ 職業】
【3368 ／ ウィノナ・ライプニッツ ／ 女性 ／ 14歳 ／ 郵便屋】
【2303 ／ 蒼柳・凪 ／ 男性 ／ 15歳 ／ 舞術師】
【1070 ／ 虎王丸 ／ 男性 ／ 16歳 ／ 火炎剣士】
【NPC ／ ダラン・ローデス ／ 男性 ／ 14歳 ／ 駆け出し魔術師】
【NPC ／ ファムル・ディート ／ 男性 ／ 38歳 ／ 錬金術師】
ディセット
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■ ライター通信 ■
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引き続きのご参加、ありがとうございます。
今回は予想外というより、様々な件において大想定外でした。イメージしていた続く展開もがらりと変わりそうで、どんな話に繋がっていくのか、興味深い限りです。
続きはまた『命運』から皆様のペースで、ご参加いただければと思います。
ウィノナさんは、次回、道中や宿での会話や習練がメインとなると思います。プレイングはシリアスでもほのぼの、コメディでも構いません。
虎王丸さん、凪さんは、具体的に何をどう調べるのか、探索に行く場合はどこで何を調べるのかをご指定いただいても構いませんし、ユラルの相手と、ファムルの研究を手伝いながら、ダラン達の帰りを待っていただいても構わないです。
ファムルの過去については、追求した場合結構深いストーリーに突入するかもしれません。……が、状況上（ＮＰＣ達不在など）、しばらくの間はなかなか進展しなそうです。
それでは今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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