<聖獣界ソーン・PCゲームノベル>


カラクリの里〜〜

□Opening
 扉、扉、扉。
 その小屋の中は、扉の世界だった。壁一面にずらりと並んだ扉は、それだけで見た者を圧倒する。
「あらためて見ると、すげぇな」
 小屋に足を踏み入れた虎王丸は、ぐるりと部屋を見回して頭の後ろで手を組んだ。
「そうだな、この扉一つ一つが異世界に通じていると言うわけか」
 背後では蒼柳・凪が部屋の中をゆっくりと見て回っている。
「こんにちは、いらっしゃい」
 二人の足音を聞き付けて、小屋の住人が姿を現した。
 ウサギのような耳と尻尾を持つ少年、ラビ・ナ・トットは、にこにことお辞儀をしてみせる。虎王丸は、片手を上げてそれに答えた。
「久しぶりだな、プライベートビーチ計画、考えてくれた?」
「お久しぶりです。あの時は有難うございました」
 向き合う虎王丸とトットを眺め、凪も続ける。
「俺ははじめましてかな。あの扉一つ一つが別の世界なのか?」
「はじめまして。ええ、扉の向こう側には異世界が広がっているんですよ。……、扉の向こうにあるのではなくて、ええと、扉で繋いでいると言ったほうが良いですね」
 そう言って虎王丸と凪を交互に見ると、トットは懐から手のひらほどの大きさのコンパスを取り出した。
「お二人は、はじめて冒険されますよね。では、このコンパスをお持ちください」
 コンパスの針は、くるくると回り続けていた。
 ここでは役に立たない、けれど、これが扉の向こうでは必要と言うことだろう。
 凪と虎王丸は、トットの手からコンパスを一つずつ受け取った。

 ▼蒼柳・凪は【dimensionコンパス】を手に入れた!
 ▼虎王丸は【dimensionコンパス】を手に入れた!

□01
 トットに促されて、二人は一つ少しだけ開いた扉の前に立った。
「この扉の先が、その、カラクリの里ってヤツ?」
 虎王丸は、珍しそうに扉を見上げる。
「らしいな」
 凪も、トットの頷く様子を見ながら、扉に触れてみた。何の変哲もない、普通の扉。この先に異世界が広がっているのが少しだけ不思議だった。
「里、と言っても……廃墟だと思います。どうぞ、お気をつけて行ってらっしゃい」
 トットは神妙に二人を見上げて扉に手をかける。扉の先には、静かなこの小屋と繋がっているとは考えられないような廃墟が広がっているはず。
 心配そうな表情を浮かべるトットだったのだが、虎王丸に突然肩を掴まれて目を丸くした。
「せっかく繋がった世界なんだろう? 自分で分かっていたほうがお前にとっても絶対良いって!」
「え、えぇ〜?!」
 にっと笑う虎王丸に、トットは驚きの声を上げる。
 特に異論はないのか、凪は黙ってその様子を見ていた。
「ただし、飯は用意してくれよ」
「あ、はい、では……、簡単にビスケットでも用意します」
 最初は怯えるように驚いていたトットだけれども、結局いそいそと準備をはじめた。案外、小屋に一人きりで扉の管理をするのに寂しくなっていたのかもしれない。
「俺の分もなー」
 と虎王丸が笑顔で要求をすると、トットは笑顔でバスケットに三人分の食料を詰め込んだ。
「そう言えば、向かう先は決めているのか?」
 扉の前で、ふと凪が虎王丸に訊ねる。
 すると、虎王丸は少しだけ首をひねり、すぐに答えた。
「あー、じゃあ、東で」
「ふぅん。やけにあっさり決めるんだな、……根拠があるのか?」
 少しだけ驚いたと凪は虎王丸を見る。
 虎王丸は、片手で髪を一束掴んで遊びながら、難しそうな顔をして唸った。
「なんちゅーか、もし方位の属性に一致するような敵が居たらだな、南北の水は苦手だし火は無効化されそうだし……。したら、風か土の東西だろ?」
 準備を終えたのか、トットが駆け寄って来る。
 何となくそんな感じがすると曖昧な答え方をする虎王丸に、凪は、「そもそも、あんま関係ないだろ?」と肩をすくめて見せ、扉の前をトットに譲った。
「何の話です?」
 凪の言葉に首を傾げるトット。
「東に行くって話」
 一応突っ込んでみたけれど、凪はそれが決定事項だと言う風に話した。

□02
 扉を抜けると、目の前には小屋とは全く違う異世界があった。
 なるほど、廃墟と言うだけはあり、辺りには崩れた壁や資材が放置されていた。生温い風が粉塵を巻き上げ、ざらざらと皮膚に触る。
「ふ……ん。まさに廃墟だな」
 凪は目を細め空を見上げた。
 とても澄んだ空とは言いがたいけれど、元いた世界と同じように雲があり太陽の光が注いでいる。雲があるならば、雨が降るだろう。それなら、機械には防水加工が施してあるはずだ。
「生物の気配がしねぇな」
 凪の隣では、虎王丸が周辺を探っていた。遠くからカチカチと歯車のような音が聞こえてきている、けれど、生物の気配がない生き物の息遣いが感じられない。無機質な音だけが、耳に残った。
 不気味な場所。
 虎王丸は心の端の方で廃墟の事をそのように感じた。
「気配って、……、あ、あんまり怖い事言わないでくださいよぅ。何にも居ないのなら、それが一番良いじゃないですかぁ」
 事の他真剣な虎王丸の表情に、トットが苦い笑いを浮かべながら後ろにさがる。
 しかし、凪はもっともらしい口調でトットの背後で呟いた。
「と、言う事は、何かが居たら危ないって事だな」
「違いねぇな」
 虎王丸も、楽しげに同意する。
 くっくと笑う虎王丸と歩き出す凪。砂埃のせいで、視界が狭い。しかし凪の言った事は理解できたので、トットは慌てて二人を追いかけた。

□03
 東に向けて、歩き続けた。真っ直ぐな一本道が続く。
「しっかし、本当に、何も誰もいねぇな」
 先頭を歩いていた虎王丸が呟いた。警戒を解くわけではないが、辺りには本当に何の気配もないのだ。道の端に何かの部品の欠片や金属が積み上がっているが、それらも全く動かない。
 試しにガラクタを手にとってみると、触れた所からもろもろと崩れていく。
「風化しているんだ」
 凪は虎王丸の手のひらからこぼれ落ちて行く部品の成れの果てを眺めて呟いた。機械を構成する力もなく、雨風に晒されて、ゆっくりと朽ち果てていく。道の端に積みあがっている機械の部品達の、末路。
 トットは、その言葉に、足を止めた。
「ボクがはじめて扉を開けた時には、すでに里に人は居なかったんです。どんな人達が住んでいたのか、それも分かりません」
 けれど、人は居たのだ。
 機械がこうしてあるのだから。
 つられるように足を止めた凪は、ふと顔を上げトットに問いかけた。
「その、扉の能力ってさ、狙って特定の異世界へ繋ぐ事ができるのか?」
 問われたトットは、不思議そうに凪を見る。それから、しばらく考えるように沈黙した。かたかたかたと何処かで無機質な規則正しい音が聞こえた。
「……いいえ。繋ぐ、と言うよりは、決められた場所へ繋がっているんです。そこにボクの意志は関係ありません。ただ、……、あの小屋の扉全ての行き先を把握しているのかと言うと、そうでもないです」
「良くわかんねぇな。お前の能力じゃないのか?」
 神妙に否定の言葉を口にしたトットを、難しい顔をして虎王丸が覗き込む。
「ボクは、あくまで、扉の管理人です。異世界に繋がっている扉の、……、うーん。実は、扉の数が多すぎて、どの扉がどの世界に繋がっているのか良く分からなくなるんですよ。だから、少しずつ鍵を合わせて、扉の向こう側を覗いて見たりしているんです」
 話が逸れてしまったか。
 凪は心の中で、小さくため息をついた。
 トットの話を自分なりに解釈する。扉の繋がる先を決める事はできない。ただ、全ての扉の行き先は、まだ定かではない。つまり、もしかしたら、思い通りの行き先に繋がっている扉があるかもしれない。しかし、その可能性は肯定するほど楽観的な数値でもないと言うところ……。
 もし、自由に異世界と行き来できる能力を持っていたのなら、少しだけでも故郷を見る事ができたのだろうか。手のひらから、機械の欠片が崩れて行く。
 さらさらと、凪の思いを溶かしたように、指の隙間から落ちて行った。

□04
 真っ直ぐ東へ進んでいると、やがて集落の跡地のような場所に出た。
 機械の部品が無造作に積まれていた今までの道とは異なる、整えられていたであろう区画。建物の残骸。
「この辺りに、人が住んでいたんでしょうか」
 トットは、感慨深げに、建物の残骸を見渡した。
 粉塵が巻き起こって、視界は悪い。足元の石畳は、そこかしこがひび割れていて、歩き辛かった。風を避けようと、壁に近づく。
 しかし、トットの肩を虎王丸ががしりと掴んだ。
「……、んん?」
 トットが何か言葉を発する前に、その口を凪が押さえる。
 ごとり、ごとりと、歯車の音が一段と大きくなっていた。
 機械の音に紛れて、かすかに感じる、”何か”の気配。
 虎王丸は、足元の崩れた石を持ち上げ、思い切り近くの壁に向かって投げつけた。
 がしゃんと乾いた音が響く。乾いた壁は、見事に砕け飛び散った。がらがらと、破片が崩れ落ちる。
 それが姿を現す前に、虎王丸は地面を蹴った。匂いで分かる。生きている、生き物の匂い。血の流れが、肉の動きが、知らせてくれた。虎王丸は、降り注ぐ瓦礫をモノともせずに、真っ直ぐに進む。
 やがて視界が晴れると、虎王丸の突進した正面にそれは現れた。
 二本の足で立ち上がったそれは、体長が虎王丸の倍近くある。潜んでいた時は、四本足だったのだろうか、振り上げた両腕からぱらぱらと土が落ちていた。威嚇するように殊更大きく両腕を天に伸ばしている。
 熊。
 外見は、熊に似ていた。
 しかし、その胴体は鈍い輝きを放つ金属で、身体の至る所にチューブのようなものが張り付いている。機械と融合したような熊のモンスターは、虎王丸めがけてタックルの構えを取った。
「うううおおお、いっけぇ……!」
 しかし、虎王丸は、熊の様子に関係なくいつの間にか構えた刀を振り下ろした。気合いと共に、炎が巻き起こる。ちりちりと何かが焼ける音がした。
 うううぅぅぅうううううぅ。
 風の音か、熊の呻きか。低い音が響く。
「っし」
 衝撃で砕けた砂埃がやむと、既に熊の姿は無かった。全てを塵と化したと理解して、虎王丸が握りこぶしを振り上げる。
「いや、まだだ」
 凪の冷静な声が、静かに響いた。
 虎王丸の一撃に安心して弛緩したトットを背に、凪は狙いを定めて銃を構える。
 ぱん、と、乾いた音が飛ぶと虎王丸のすぐ隣で、何かがはじけた。
「砕けた欠片自体が機械だ」
 細かく砕けた機械自体に意志があり攻撃してくると凪は言う。故郷にも機械仕掛けの敵が居たから咄嗟に理解した。銃で欠片を撃ちながら、虎王丸に飛べと合図をする。
「はぁ?! っくそ」
 一振りでなぎ払うような大きな敵ではなくて、虎王丸が叩き崩した熊の欠片は小さく細かく、一度にどうにかできると言うわけにはいかなかった。
 虎王丸は、うるさいハエのようにまとわりついてくる機械の欠片を振り切るように、だんと大きく地面を鳴らす。飛びあがった身体から白焔を迸らせ、もう一度狙いを定めた。
 着地と同時に、飛び回る機会の欠片の集まりを打つ。
「つーか、キリねぇよ」
 小さな集団は、十や二十を叩き壊したところでいっこうに減らない。
 虎王丸は、自身にまとわりつく機械を刀で払いながら顔をしかめた。
「一応聞いておくが、アレが何か知っているか?」
 凪は銃を構えたまま自分の背の後ろで震えているトットに声をかける。トットはびっくりしたように顔を上げて、首をぶんぶんと勢い良く横に振った。
「む、む、む、無理ですよ。何ですか、あれ? 知りません、知り合いじゃありません」
「まぁ、そうだろうな。虎王丸、司令塔になっているモノがあるはずだ」
 トットの様子を、予想通りだと言うように凪は笑い、声を上げる。
 虎王丸は、いらいらと小型の機械達を相手にしながら、怒鳴り返した。
「そんな事言ったってよ! 何で俺にばっかりついてくるんだ、こいつら」
 確かに、熊を形成していた機械達は、分解されて小さな浮遊物となり一度は散った。それが、集団で虎王丸だけを襲っている。すぐ近くには、凪やトットもいるのに、だ。
 それは、多分……。
「熱に反応している」
 うんうんと唸りを上げ飛び込んでくる、一度からだの周りを回る、それから突撃してくる。虎王丸が、規則正しい機械達の攻撃を叩き落としている間に、凪がポツリと呟いた。
「センサーを狂わせれば良いか」
 凪は、一人納得して、銃を下ろした。

□05
 ひらひらと、白い結晶が舞い降りる。
 それは、場違いなほど、美しかった。
 凪の召喚した吹雪は、たちまち辺りに吹き荒れる。凪の舞いに合わせて、踊るように唸り、機械達を翻弄した。
「……、氷砕波」
 虎王丸の炎の熱に反応していた機械達が、行き場を失う。
 急激に下がり始めた温度に対応できなかった機械達が標的を見失って迷いはじめた。
 虎王丸は、機械達からゆっくりと離れて周囲に目を走らせる。
 何か他と違うもの。
 司令塔のようなもの。
 凪の言った言葉を頭で反芻しながら、注意深くそれを探した。
「もしかして、……、アレか?!」
 粉々に砕け散った欠片の山、鉄くずの塊だと思って気にも止めていなかった。最初に虎王丸が石を投げつけた壁の破片が綺麗に並んでいる。
 その有り様が、不自然だった。
 虎王丸の問いに、凪も頷く。
 それを確認すると、虎王丸はにやりと笑い刀を振り上げた。
「あー、鬱陶しかったぞ、まじで」
 そのまま、迷うことなく勢いを付けて刀を振り下ろした。
 切ると言うよりも叩いて砕くと言う感触。
 がりがりと鈍い音がして、レンガにしては不自然なほど硬い壁の破片は崩れて行った。
 すると、今までの煩い機械の唸る音がぴたりと止んだ。それにあわせるように、凪が舞いを止める。ひゅうと最後に冷たい風が通り過ぎると、辺りには静寂が訪れた。
「最初に叩いた壁が本体の司令塔だったとはな」
 凪が崩れた司令塔の欠片を一つ拾い上げる。
「はぁー、怖かったですねぇ、あの、あの、熊はどうなったんでしょう……」
「あれな、最初の一撃で、生身の部分は全部丸焼け」
 凪に遅れて、トットも虎王丸に駆け寄った。
 もう、生き物の匂いはしない。
 虎王丸が、ニヤニヤと笑って大げさに脅すと、トットは泣きながら耳を押さえた。
 二人のやり取りを横目に、凪は司令塔が嵌っていた壁を丹念に調べていた。他の崩れた建物よりも、比較的綺麗に建物の形が残っている。それに、あの機械は朽ち果てた廃墟に似合わない。きちんと動作したと言う事は、それなりのメンテナンスが行われていたのだろうか。……、作られてから今まで、朽ちることなく機械が作動していた可能性を考えるよりは、現実味があるような気がする。
「それよりも、これを見てみろ」
 ついに見つけたのは、石畳に隠された扉。
 ひび割れた石畳の隙間から、人工物が見えていた。ずるずると石をどかすと、手前に引いて開く扉が出てきたのだ。
「何か、やけに綺麗だな」
「……、地下に続いているんでしょうか?」
 凪の見つけた扉を虎王丸とトットも覗き込む。
 虎王丸は、地下の様子を聞き分けようと地に耳をあてた。こちこちと、歯車の音がこだましているのが分かる。
「この下に、何かあるぞ」
「行ってみるか」
 凪は二つ返事で返したが、その後ろでトットは引きつった笑いを浮かべていた。

□Ending
 思いのほか、地下は明るかった。
 日の光は無いが、壁自体が淡く光を放っている。
 扉を開けると、地下へと続く階段が設置されていた。降りてみると、広い空間が開けている。しばらく歩いてみたが、敵が襲ってくるような事は無かった。
「だから、さっきみたいな生き物の匂いはしねぇし」
 虎王丸は、びくびくと怯えるトットを見ながら鼻を鳴らす。
 機械と生物の融合したモンスターの感覚は覚えた。この地下には、その気配がない。ただ、歯車の回る音が響いているだけだ。
「どうやら、地下はずっと広いみたいだな」
 虎王丸が敵は居ないというのなら、居ないのだろう。凪はずっと先を見ながら壁に手をあててみた。ほんのりと暖かい。きちんと整備された地下は、地上よりもずっと綺麗だった。雨風に晒されておらず、無理に人工物を入れていないので、きちんとした形で残って居たのだろう。空気も澄んでいる。どこかに、空気を入れ替える装置があるのかも。程よく管理されていて人間の手が入った事が感じられ自然の空洞じゃない。しかし、地面は土のまま、天井は岩、と言う風に程よく自然の息吹が感じられて人工の地下街と言うわけでもない。
 不思議な空間だった。
 三人は、一度少し奥まで足を伸ばし、結局入口の階段付近まで戻ってきていた。
「これからどうする?」
 危険がないと判断して、虎王丸がのんびりと訊ねる。
「あのぅ、提案なんですが……」
 それに答えたのは、意外にもトットだった。
「ひとまず、休憩にしませんか? ほら、あそこの岩なんて丁度皆で座れそうですよ!」
 なるほど、トットの指差した岩は、腰を落ち着けるのに具合が良さそう。
 虎王丸がふんふんと頷くと、凪も了承したと言うように肩をすくめた。
 トットは二人の返事を受けて、嬉しそうにバスケットから敷物を取り出す。そして、先ほどまでとはうって変わって、てきぱきと食事の準備をはじめた。
「飯を頼んでおいて良かったぜ!」
 虎王丸は、嬉しそうにトットの持っていたバスケットの中身を吟味しはじめる。
「食べる場所が、在ってよかったな」
 地上は砂埃が酷く、とても食事を摂る気にはならなかった。それに比べて、この場所なら、休憩しても良いだろう。
 凪も、二人が座る岩に腰を下ろした。
 廃墟で見つけた地下の空洞で、三人はしばし食事を楽しんだ。

 ▼一同は隠された地下への扉を見つけた!
<End>


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【2303 / 蒼柳・凪 / 男 / 15歳 / 舞術師】
【1070 / 虎王丸 / 男 / 16歳 / 火炎剣士】

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■         ライター通信          
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 カラクリの里での冒険、お疲れ様でした。廃墟の探索はいかがでしたでしょうか。そして、トットを連れ出していただきまして有難うございます。
 発見した物につきましては、後日Interstice of dimension内にも追加致しますので、ご確認下さい。

□蒼柳・凪様
 はじめまして、ご参加有難うございます。
 トットの能力があまりご期待に沿えるものでなくてすみません。舞いながら吹雪を操るのは、きれいな事だなぁと思いながら書かせていただきました。
 少しでもお楽しみ頂けたら幸いです。
 では、また機会がありましたらよろしくお願いします。