<聖獣界ソーン・黒山羊亭冒険記>


『ジェネト・ディア』

 目を覚ませば、暗い空間にいた。
 すすり泣く声が聞こえる。
 身体を起こし見回せば、見知った顔があった。エルザードでよく見かける人々だ。
 数はおよそ10人。
 狭い部屋の中にいる。
 牢獄のように、何もない部屋だ。
『ようこそ、ジェネト・ディアへ』
 突如、部屋に声が響いた。
 頭上にスピーカーのようなものがあった。
『これから君達は、刺激的な1日を送ることになる。用意はいいかい?』
 その言葉が終わると共に、背後から唸り声が聞こえる。
 獣の声だ。

 ジェネト・ディア。
 噂で聞いたことはある。
 人の名前だとか。
 エルザードの地下組織であるとか。
 異世界であるとか。
 幻術世界であるとか。
 ――その存在は定かではない。

 行方不明者の何%かは、この世界に迷い込み、命を落としたのだといわれている。
 世界に踏み入れた者の使命は、その場所からの脱出。
 ソーンに戻った時には、記憶は薄れているという。
 だから、誰も知らない。
 これからこの場で何が起こるのかを。

    *    *    *    *

「どこよ、ここーーーーーーッ!!!!」
 響き渡る怒声で、意識を失っていた者達も一斉に目を覚ました。
「ちょっとー! ドアドアドアーーーって、開かないじゃないっ! げげー、何よこれ!」
 ガンガンドアを叩き、ドンドン体当たりをし、ガチャガチャノブを回しているのは、魔女のレナ・スウォンプであった。
「なんで、なんで、なんで魔法が使えないのよー!」
「ホ、ホントだ。なんでだよーー!!」
 目を覚ましたばかりの少年――ダラン・ローデスも一緒になって騒ぎ出す。
「出せー!」
「いくら私が美人だからって、こんなことしてただですむと思ってんのー!」
「そうだー! いくら俺が超カッコイイ天才大魔術師の大金持ちだからって、こんなことしてただですむと思うなよー!」
 しかし、魔女と非力な駆け出し魔術師は、この檻のような部屋の中では全くの無力であった。
 ぎゃーぎゃー騒ぐ二人を尻目に、有翼人のトリ・アマグは翼を広げて身体を浮かせると、部屋に1つだけある通気孔を覗いた。
 大きめの通気孔だが、トリには通れそうもない。
 鳥の鳴き声を発し、反応を探ってみるが……。
「だーぜぇぇぇー!」
「誰か、誰かいるんでしょ!! 出てきなさいよー!! 開けろぉーッ!」
 騒ぐ男女の声が邪魔をして、自分の鳴き声は届きそうもなかった。
 少なくとも、外は見えない。
 ここは地下だろうか……。
「ひくっ、ひくっ」
 幼い女の子が、しゃくりを上げ始める。
「あー、ごめんごめん、驚かせちゃったかな? 大丈夫よー」
 レナは身をかがめて、幼子の頭を撫でた。
 そして涙を拭う幼子――ミリアを抱き上げる。
「ミリア、泣いていたらだめですよ。何も怖いことないですよ。こういう時は『白馬の王子様』が助けに来てくれるです」
 同じ年頃の女の子がもう一人いる。彼女の名前はリディア。カーバンクルの少女であった。
「あら? 大きな通気孔があるじゃない。子供なら通れるかな……」
 と言ってはみたものの、出口の安全がわからない以上、腕の中の小さな女の子に一人で行かせるわけにはいかない。
「えっと、大魔術師の少年! アンタでもギリギリ通れるんじゃないの?」
「え、ええー!? お、お、俺? 無理無理。こう見えても俺、筋肉質なんだぜ。脱いだら凄いんだ!」
「いや、それは絶対ないでしょ」
 見るからに貧弱な少年だ。多分通れるだろう。魔法が使えたら、無理矢理にでも飛ばして行かせてしまうところだが。多少つっかえても押し込んでしまうところだがッ!
 ……寧ろ、魔法が使えたら、魔法でドアを簡単に開けられるはずなのだけれど。
「リディアいくです! リディア達をここに連れて来たのは「ろりこん」組織かなです。白馬の王子様が助けてくれるまで待ってるのも王道なのです。けどー」
 リディアが一人妄想を膨らませている。
 事態を把握できていない一同は半ば放心状態でリディアを見ている。
「けど、『じだい』は『あくしょん』なんです。リディアがんばるです。ミリアも行くです」
 手を伸ばすが、ミリアは首を横に振った。
「危ないよ、ダメだよ」
「ミリア弱虫です。じゃ、リディア外に出て、えらい大人の人呼んでくるです。そしたら、助けられるかなです」
「それは面白そうな考えですね」
 そう言ったのはトリであった。リディアの身体を掴むと、浮かび上がる。
「わー、リディア軽くなったですー。鳥になったです!」
 リディアは嬉しそうに手を羽ばたかせた。
「危険よ!」
 そう強く言い放ったのは、ナーディル・Kというハーフエルフの女性であった。
「大丈夫です。リディア魔法が使えるです」
「ここじゃ、魔法は使えないのよ」
 レナも心配そうに見上げる。
「……危ない、よ。一人、で、行ったら、ダメ……」
 もう一人、千獣という名の女性が立ち上がり、リディアを止めようとする。
「行かせろよ。俺等のこと、殺すつもりなら、閉じ込めたりしねぇだろうし。相手が子供なら見つかってもまた捕まるだけだろ」
 鼻で笑いながらそう言ったのは、やくざ風の青年だった。
「ブリス」
 ダランが青年の名を呼ぶが、青年はダランの方は見ずに、壁に背をつけ寄りかかった。
「さあ、行ってらっしゃい」
 トリが笑顔でリディアを送り出す。
「行ってくるです」
 リディアは四つ這いで通気孔を進んだ。
「ちょっと様子を見たら、帰ってくるのよー!」
 レナが大声で叫ぶが、返事はなかった。
「……こちらものんびりしてはいられないようよ。却って通気孔の中の方が安全かもしれない」
 ナーディルが短剣を抜いた。
 ナーディルの武器はこれ一本である。
 隣室から、獣の唸り声が響いている。
「ちょっとコワモテの犬では……ないわね」
 犬の唸り声ではない。……野獣。合成獣のようでもある。
「どうする?」
 周りを見回して訊ねる。
 レナ、ミリア、ダラン、ブリス、トリ、千獣。そしてナーディルの7人……いや違う、部屋の隅に、もう一人子供がいる。
 男の子だ。蹲ってじっとこちらを見ている。
 この部屋にいるのは、8人だ。
「どうするって言っても、どうするのよ!?」
 レナがダランを睨む。
「そ、そんなこと言ったって、どうするんだよ!?」
 ダランは千獣を見る。
 視線を受けた千獣は、隣室の壁へと近付く。
 耳を澄まし、音を探る。
「……全部、で、9、匹……」
「多分その壁、開かれるわね」
「ぎえーーー」
「いやーーー」
 ナーディルの言葉に、ダランとレナが叫んだ。
「廊下へと続いているドアは開かないんでしょ?」
 レナとダランはこくこく頷く。
「でも、意外とドアが一番危険かもしれないのよね。こういう時って」
 皆、何故この場所にいるのか、把握をしていない。
 本当に何故か、何時の間にかここにいる。
 薬や魔法で眠らされた記憶もない。
 捕らえられ、連れてこられた覚えもない。
 唯一、長刀を持っているブリスが刀を抜いた。しかし、前に出ようとはしない。
 まるで、皆を盾にするかのように、部屋の隅を陣取っている。
「ええっと、ええっと、こんなんなら、あるけど、俺絶対無理。絶対無理だし」
 脈絡のない言葉をはきながら、ダランがサバイバルナイフを手に後退する。
 トリは皆の様子を見ながら、一人微笑みを浮かべていた。
「……皆、下がって……」
 そう言って、千獣が一歩足を引て、四足で立ち、構える。
 レナとミリア、そしてダランと小さな男の子は、千獣にとって庇うべき対象だった。
 彼と隣室との間に、千獣は立つ。
 ナーディルはその隣に短剣を持って立った。
『準備が整ったようだね』
 再び、スピーカーから声が降ってくる。
 返事をする間もなく、隣室との堺にあった壁が上へと上がっていく。
 姿を現した獣は……やはり、合成獣であった。
 開いた壁の範囲が広い。
 千獣は身体を合成獣より大きな獣へと変化させると、襲い掛かってきた合成獣を強い一撃で張り飛ばす。
 ナーディルは一匹を引き付け、その顔を短剣で裂くも、脇から襲ってきた獣に肩を切裂かれてしまう。
 ミリアが叫び声を上げて、レナにしがみつく。
「おい! どうしたら出られる!?」
 ブリスがスピーカーに向かって怒鳴るが、返答はない。
 ダランは壁にへばりついて青くなっているだけだった。
「ドアさえ、ドアさえ破れれば! 多分、この部屋に魔封じの護符かなんだかわからないけど、そのような邪道なアイテムが配置されてるのよ、きっとー!」
 レナの叫び声を聞き、千獣は目の前の獣の顎を蹴り上げ、側面から迫る獣を叩き落とすと、床を蹴ってドアへと体当たりを食らわした。
 ドアがミシッと音を立てる。
「く、くるなー」
 ダランがナイフをぶんぶん振り回す。皆の前にナーディルが躍り出、短剣で獣の腕を切裂いた。
 千獣はドアを蹴って、獣2匹に突進すると、即座に踵を返し、再びドアに体当たりをする。
 バキッ
 音を立てて、ドアの蝶番が外れた。
「あとは任せて! ほら、そこの大魔術師! ドアを剥がして!」
「う、うん!」
 レナに指示されたとおり、ダランはドアに近付こうとして……ブリスに突き飛ばされた。
 ブリスは壊れたドアを蹴破ると、一人廊下に飛び出した。
「ったくもー。でも、これで通れる」
 レナはミリアを抱きかかえたまま、廊下へと出る。
 廊下は異様な雰囲気に包まれていたが……魔力が身体に満ち溢れてくる。
「こら、大魔術師! 男の子連れて出てきなさい!」
「了解!」
 ダランは、部屋の隅で佇んでいた男の子を連れて、廊下へと飛び出す。
「皆、離れてー!」
 レナが叫ぶと同時に、ナーディルと千獣は部屋の隅へと跳んだ。
「あんた達なんか、今日の夕飯のおかずよ、おかず!」
 片手を部屋に向け、強烈な魔道派を打ち込む。
 残っていた獣、4匹は壁に叩きつけられ、動かなくなった。
「すげぇぇぇぇ……」
 レナの魔力を身近で感じ取ったダランが目を見開いている。
「ぼけっとしてないの大魔術師! 精神を集中させて。この場所、何かいるわ」
「へっ?」
 部屋から出てきた千獣、ナーディルの前に、今度はレナが立つ。
「大丈夫か?」
 ダランが男の子の手を引いたまま、ナーディルに近付いた。
 ナーディルは肩と腕に大きな傷。その他いくつもの傷を負っていた。
「俺、回復魔法殆ど使えねーんだけど……」
 そういいながら、ナーディルに手を添えた。
 それでも、少しだけ痛みが治まっていく。
「……嫌な、感じ、する……」
 千獣は周りを見回す。
 何かがいるのは解る。
 だけれど、見えない。
 目で探しても見ることのできない存在だ。
 見えなければ飛びかかれない。
 千獣は見えない敵に向い、唸り声を上げた。

 一方、トリは皆の交戦を尻目に、一人空へと避け、そのまま隣の部屋へと入り込んでいた。
「美味しそうな香りがします」
 部屋に下り立ち、周囲を見回すが、これといって何もない。
 どこかの国で見た、動物園の折の中のようだった。
「ミニジャングルですね。陽射しが入り込まないのに、妙ですね」
 その部屋にも窓1つない。やはり地下のようだ。
「とーちゃくですー! 『つうきこう』からの脱出なんて、『えいが』みたいで、リディアすごいです」
 突然、声が響いたと思えば、通気孔から顔が1つ覗いている。リディアだ。
 傍の木に手を伸ばし、するすると下りてくる。
「皆はどこです?」
 きょとんと、リディアはトリに訊ねる。
「廊下に出たみたいですよ」
 そう言って、トリはその部屋から廊下へと続くドアへと近付いた。
 鍵がかかってはいるが……。
 トリは懐から短刀を取り出すとドアの隙間に差し入れ思い切り打ち下ろした。
 思いのほか簡単に、鍵は壊れた。
「空が見えるのなら、もう少しここにいたいものですが」
 そういいながらドアを開ける。
「わー、廊下です。廊下に出られましたです」
 リディアが駆けてきて、トリの間を通りぬけ、先にドアの外へ出た。
「わー、皆いるです、いるです」
 廊下に出ている皆を見て、リディアは喜んでぴょんぴょん撥ねた。
「でも、ここなんか変なカンジがするです。……ゆうれいさんがいるみたいです」
 リディアには何かが見えるようだった。
「多分、昔『ろりこん』たちに連れてこられた人なのです。一緒ににげるです!」
 リディアはきょろきょろと周りを見回し、「非常口」という文字を見つけた。
「リディア知ってます。ひじょう口には、ひじょうかいだんがあるです! ひじょう時に使うかいだんですー」
 そう言ったかと思うと、一目散に非常階段の方へと駆けていった。
「あ、リディアちゃん! 待って!!」
 レナの声は、リディアの耳に入らなかった。
「大丈夫ですよ」
 微笑ながら、トリがリディアの後に続く。
 しかし、このトリ・アマグという人物も、底が見えない人物である。
「私が追うわ。一応、魔法の心得もあるから」
 そう言って、ナーディルがリディアの後を追った。 

    *    *    *    *

 隣の部屋から出てくるなり、リディア達は非常階段の方へと駆けていってしまった。
 しかし階段なら、目の前にあるのだ。
 幅の広い普通の階段……恐らく、玄関の方に出ると思われる。
「魔法使えれば、何が来ても怖くないし。いくわよ、大魔術師!」
「おう、姐御!」
 レナはミリアを抱きかかえたまま、階段へと歩き出す。
 大魔術師ことダランは、男の子に自分の前を歩かせ、きょろきょろ周りを見ながら、階段へと向う。……どうやら、周りのアストラル体を威嚇しているようだ。全く威嚇になっていないが。
 千獣は唸り声を上げながら、最後に続いた。
「あー、ウザイ!」
 バシッ
 閃光が走ると共に、周囲から気配が消える。
 レナが魔法で辺り一帯のアストラル体を消滅させたらしい。
「うひゃ……」
 魔女の力にいちいち驚愕しながら、ダランはレナの後を追うのだった。
 階段を駆け上がると、広い玄関が見えた。
 扉には鍵がかかっている。
 先に向ったはずのブリスの姿はなかった。
「なんか……魔術的な罠が仕掛けてあるみたいね。魔法打ち込んだら、反射されるかも。ちょっとやってみなさいよ、大魔術師」
「そ、それって、反射されたらどうなるの?」
「もちろん、自分が放った魔法で自分がダメージ受けるだけよ」
 レナはダランににっこり微笑む。
「遠慮させてください、お姉様……」
「ったく、役に立たないんだから」
「……扉、破壊、する……皆、離れ、て……」
 千獣の言葉に、一同ドアから離れる。
 千獣は助走をつけると、扉に体当たりをした。
 しかし、今度の扉はそう簡単に開きそうもない。
「それじゃ、この子、預かっておいてよ」
 ミリアを下ろし、ダランに預けると、レナは扉に手を当てた。
「こういうのは、無理矢理こじ開けるに限る!」
 思い切り魔力を流し込み、魔術の封印をぶち破る。
「オッケー!」
 そう言って、レナが離れた途端、千獣が再び体当たりをし、扉の鍵を破壊したのだった。

 扉の外には、庭が広がっていた。
 さして、広くはない。
 その庭で男が一人、刀を構え、一同を待っていた。
 ――ブリスだ。
「俺と戦え。生き残ったものだけが、ここから出られる」
 淡々とした言葉であった。
 その言葉を聞き、ダランは2人の子供を両手で抱き寄せて、困惑した表情でレナと千獣を見た。
 ブリスは虚ろな目をしていた。アストラル体に乗っ取られているようだ……。
「あっそ。それじゃ、遠慮なく」
 しかし、レナは一瞬たりとも迷うことなく、強風を起こし、ブリスを上空へと飛ばした。
 落ちてきたブリスに、千獣はげしっと蹴りを入れた後、組み付いて押さえ込んだ。
「……とりあえず、戦ったし。生き残ったし、帰れるはずよねー」
 そう、あっけんからんとレナが言う。
 ダランは一瞬のことに、唖然としている。
「そだね、まあまあ面白かったよ」
 ……その言葉は、ダラン胸の中から発せられた。
 ダランは2人の子供を抱く手を緩める。
 震えていたはずの男の子が、身体を起こして、皆に微笑みかけた。
「あんた……何者?」
 レナが男の子に訊ねる。
 その問いに、男の子はこう答えた。
「ジェネト・ディア」

    *    *    *    *

「ん……」
 小さく声を上げながら、レナは身体を起こす。
 自分の店の中だった。
「……なんか、眠っていたにしては、疲れてるんだけど」
 レナは身体を伸ばしながら、ぼーっと虚空を見た。
 なんだか、不思議な気分だ。
「大事なことを忘れてるような」
 眉を寄せて、頭の中を探る。
「……そう、大魔術師。なんか、大魔術師って何度も口にした気がする」
 妙にリアルな夢を見たようなのだが、どうしても夢の内容までは思い出せなかった。
 またいつか、夢の中で思い出すのだろう。
 もう一度、レナは大きく伸びをして。
 買物に出かける準備を始めるのだった。 

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【3087 / 千獣 / 女性 / 17歳 / 異界職】
【2606 / ナーディル・K / 女性 / 28歳 / 吟遊詩人】
【3428 / レナ・スウォンプ / 女性 / 20歳 / 異界職】
【3339 / リディア / 女性 / 6歳 / 風喚師】
【3619 / トリ・アマグ / 無性 / 28歳 / 歌姫/吟遊詩人】

【NPC】
ダラン・ローデス
ミリア
ブリス
ジェネト・ディア?

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■         ライター通信          ■
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ライターの川岸満里亜です。
『ジェネト・ディア』にご参加いただき、ありがとうございました!
後半はPCごと個別になっていますので、興味がありましたら、他の方のエンディングもご覧いただければと思います。
またお目に留まりましたら、どうぞよろしくお願いいたします。