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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


いっしゅうかんのいのち

------<オープニング>--------------------------------------
ある日の草間興信所。何時になく静かな空間。
本来、それは好ましいことではあるのだが…。
「…何か…暇だな…」
…ぶっちゃけ、草間達は暇を持て余していた。
此処最近仕事がなくて、探偵業もあがったり。バイトに来ている者達もお金が稼げない状態なのだ。
「まあまあ、何事もなくていいじゃないですか」
「それはそうなんだが…」
なんと言うか、半月に一回のペースで騒ぎを持ち込んでくる彼等…もといまきえや聡が来る事に慣れてしまっているせいで、何もないとかえって落ち着かない。
困ったように椅子に寄りかかって反る草間に、零は思わず苦笑を浮かべた。
興信所に遊びにきていた面々も、どこかだれた様子で茶を飲んで和んでいる。
のんびりと時間が過ぎる中、唐突にガチャリとドアが開かれる音がして、3人は同時に扉を見た。

―――そこには、俯いたまきえと聡の姿。
   まるで通夜か何かのような表情で、聡なんて既に涙ぐんでいる。

「…あの…何かあったんですか…?」
その様子を見て、零が小走りで近づく。草間達も不思議そうにその後ろからやってくる。
「…ぅっ…うぇ…」
…と、聡はそれで何かの線が切れたかのように、ぼろぼろと泣き出した。
「ちょ、どうしたんですか!?」
「…一体何があった?」
唐突に泣き出した聡を零が慌てて宥める中、草間は訝しげな表情でまきえに話し掛ける。
「……一旦、座ってお話しましょう……」
まきえは、滲んでくる涙をハンカチで拭きながら、全員に座るように促した。

一旦ソファーに座った面々は、泣きそうなまきえと完全に泣いている聡を戸惑って見ながら、話を待つ。
まきえは一旦大きく深呼吸をしてから、ぽつりと呟いた。
「…植物人間が…出来てしまったんです」
―――間。
「……お前等、何時かはやるとは思っていたが、ついにあの珍妙な実験で犠牲者を出し…」
「話がややこしくなるんでお兄さんは黙っててください」
ズビシ、と爽やか笑顔な零のチョップが草間の頭に直撃する。
頭を擦りつつすねる草間をさらっと無視し、それでと零が促す声に、まきえはこくりと頷いて、話し出す。
「…植物人間と言っても、『植物のような状態になった人』ではなく、『人間のような植物』です…。
 植物に意思があるならば、人と変わりない植物を作れるのではないかと、実験を繰り返していたのですが…」
――アンタ等、植物店経営するより科学者になった方が絶対儲けられるよ。
と極一部がこっそり心の中で思ったことは秘密だ。
「……昨日、少々失敗して爆発が起こりまして……それで、煙が晴れると、そこに…」
「植物人間がいた、と言うわけですか」
「ええ…」
まきえの話に、全員は不思議そうに顔を見合わせる。
「その話とお前達が泣きそうになっているのとの関連性がこれっぽっちも見つからないんだが…」
「話はまだ続きます」
皆の心を代弁した草間に、まきえはぴしゃりと言い返す。
「……だけど。…それは失敗による…偶然の産物です…。
 …まだきちんと完成していなかった分…代償は大きかった…」
ぽつぽつと話す途中で、また聡が涙をぽろぽろと泣き出した。
そのうちの数人が、ふと思い立った考えにまさか、と眉を寄せる。

「……出来た植物人間は、細胞の劣化が激しく…持って1週間の命…だったんです……。
 普通に動き回る事が出来るのは…多分、後2日…明日と、明後日が限界だと思います……。
 …その後は…もう、衰弱していくしか…」
まだ言い切れない内に、わぁっと泣き出してしまうまきえ。
ある者はその事実に驚愕し、ある者は嬉しくもない予想が当たってしまったと、顔を歪める。
すると、今まで泣いていた聡が、真剣な表情で口を開く。

「…どうか…彼女に…リーフさんに、思い出を作ってあげて下さい…」
縋るような聡とまきえの顔を見、其処にいた全員は、沈痛な面持ちで頷くのだった。


――その頃、「プラントショップ『まきえ』」の、危険な温室の一角。
白いテーブルと、白い椅子が2脚置かれた空間の中に、1人の女性がいた。
足首まで届く、長く艶やかな緑色の髪。美しい容貌に、垂れ目の翡翠色の瞳。真っ白な袖の無いワンピースは、足を覆うほど長い。
腕には背中の頭の真ん中くらいから伸びたツタが絡まるように巻きついていて、頭の上には、向日葵と百合を合わせたような桃色の大輪の花が咲き誇っていた。

…彼女の名は『リーフ』。まきえの実験で出来た、「植物で出来た人間」である。

「……?」
リーフは、ふと何かが聞こえたかのように空を仰ぐ。
「…どうした?」
すると、横からリーフに優しく声がかけられた。
振り返ったリーフの視線の先にいたのは…希望。
「いえ…今、何かが聞こえたような気がしたんですけど…」
「そうか?俺には何も聞こえなかったけど…」
微笑みながらリーフに白湯を手渡し、自分はコーヒーの入ったコップを片手にリーフの隣に座る。
「…明日、まきえさん達がお客を連れてくるみたいだぜ。
 お前を楽しませる為、だってよ」
「……そう、なんですか……」
コーヒーを飲みながら話す希望に、リーフは白湯を冷ましながら苦笑する。
「…なんだか、申しわけないですね…ご迷惑、かけっぱなしで…」
「気にすんなよ。こっちが好きでやってることなんだから。
 それに、あそこの連中は同情の目でずっとお前を見てるような奴等じゃないから大丈夫さ。
 最初はどうだか知らないが、最後には普通に扱ってくれるだろ。
 とにかく、折角明日明後日と出かけられるんだ、思いっきり楽しんじまえよ」
目を伏せて申しわけなさそうに呟くリーフに、希望は苦笑しながら話す。
暫く俯いていたリーフだったが、唐突に顔を上げる。
「…そう、ですよね…。
 残り少ない命ですもの、楽しまなきゃ…損、ですよね?」
そう言ったリーフは、どこか寂しそうな微笑みを浮かべていて。
「………」
希望は、無言でリーフの頭を、そっと…撫でた。

――こうして草間達は、翌日から2日間、リーフの「思い出作り」に協力することになったのだった。

○リーフについて○
身体に絡まっている蔦や頭の花は体の一部なので、リーフ自身の意思で隠す(引っ込める)ことが出来ますが、負の感情の興奮(怒・哀)をしてしまう事で時たま隠していた蔦や花が出ることがありますのでご注意を。
何とかして隠した方が危険性は低いかもしれません。
食事は人間と同じ物を食べる事も可能ですが、水分が少ない物は苦手です。
元は植物ですので、動き回る際は最低三時間に1回は水分(水だけでなくジュースでも可)を摂取しないと倒れてしまうので気を付けましょう。
また、倒れはしないものの乾燥している所は少し苦手ですので、そこも考慮していただくと嬉しいです。

●お揃い
リーフの思い出作りに協力することにした月守・神狼は、リーフを迎えに行く為に「プラントショップ『まきえ』」への道を歩いていた。
「あと2日しか…生きられないんだね…。
でも……それならなおのこと、今日を良いものにしなきゃ!」
自分に出来る事はそれだけだから、少しでもリーフにいい思い出を作ってあげたい。
神狼はそう思いながら、駆け足でリーフの元へと向かうのだった。

リーフを迎えに行った神狼は、持参したコートを着せたリーフと共に街へやって来た。
「…結構、色んなお店があるんですね…」
「うん。雑貨とか小物とか売ってる店だけでも結構あるからね」
街中にやって来た2人は、飲み物を片手に雑貨や小物などの大人しめな店をゆっくりと回っている。
「…あ…」
「どうしたの?」
ウィンドウを興味深げに覗きながら歩いていたリーフが、ふと一点を見て足を止めた。
どうしたのだろうと神狼が後ろから覗き込んでみる。…と。
「…ロケット…ペンダント…?」
「はい」
台にかけられた、楕円形の小さなロケットがついた、金と銀のペンダント。
そのロケットには狼が彫られていた。凛とした、凛々しい雰囲気を持つ狼。
そんな神狼を横目で見て、不意にリーフがウィンドウから身体を離す。
「リーフ?」
「ちょっと待っていてください。すぐに戻ってきますから」
「あ、ちょっ…」
神狼の制止も聞かず、リーフは足早に店内へと入って行く。
取り残された神狼は、呆然とその場で待つしかなかった。
―――数分後。
「お待たせしました」
ようやく店内から戻ってきたリーフは、手に持っていた物を神狼に差し出した。
それは、直方体の箱。細長い箱の中で、じゃらり、と鎖が鳴るような音がして、神狼は首を傾げる。
「開けてみてください」
にこりと微笑むリーフに背を押されるように、神狼はそっと箱を開けた。
中身は―――つい先ほど2人で見ていた…狼の彫刻が入った、金色のロケットペンダント。
「これ…」
「買っちゃいました」
呆然としている神狼に向かって、私からのプレゼントです、と笑うリーフ。
「で、でも、これ、かなり高い…!!」
さっき見てた時ちらりと見た値札は、ゼロが後ろに3つくらい並んでいた気がする。ついでに9もあった。
こんな高い物貰えない、と返そうとした神狼を、リーフがそっと押し留める。
「いいんです…わざわざ一日を使って私の思い出作りを手伝ってくれる月守さんに。
 私からの、せめてものお礼です」
そう言ってにこりと笑うリーフの手には、同じデザインの銀色のロケットペンダント。
「お揃い…といっても、私とじゃ、あまり嬉しくはないと思いますが…。
 お揃いのアクセサリーをつけるのって、なんだか良くないですか?」
「嬉しくないなんて、そんな…」
「中に入れる写真はないですけど…これだけでも、いい思い出になるといいなって…」
そう言うリーフの儚い笑顔を見て、神狼は素直に好意を受け取ることにした。
これが、思い出として、自分と…そして彼女の中に残るのなら、尚更だ。
「うん…じゃあ、貰っておく…」
「はい。そうしていただけると、嬉しいです」
そう言ってにこりと笑うリーフを見、神狼は、やっぱり受け取ってよかったな、と思った。

段々と日が沈み始めてきた頃、2人は海辺にやってきた。
堤防のある場所だったが、他に人らしき姿も見当たらなく、意外と見晴らしの良い場所である。
「…此処は…?」
海を見て」不思議そうに首を傾げたリーフに、神狼はにっこりと笑って沖の方を指差す。
「見て!夕日!!」
「…ぁ…」
神狼の視線を追って海を見たリーフは、目を見開いた。
真っ赤に染まった海に沈んで行く、真っ赤な夕日。夜の闇と夕日の赤が混ざり合った複雑な境界線。
とても…綺麗だ。
「……まるで、赤い土から…真っ赤なチューリップが…咲いた、みたい……」
「…ぷっ」
呆然としたリーフが呟いた言葉に、神狼は思わず噴出す。
「夕日を見てそう言う人…リーフが始めてだよ」
「え?そ、そうなんですか…?」
戸惑い気味に言葉を返すリーフを見て、神狼は思わず笑ってしまった。
「あはは!別に気にしなくていいよ。
 神狼は、その方がリーフらしくて、好きだしね」
「……有難う、御座います…」
にこりと笑うと、リーフも嬉しそうに破顔する。
その後、日が完全に沈みきるまで、2人でぼんやりと海を眺めていた。

「プラントショップ『まきえ』」への帰り道。
2人は今日のことを話しながら帰っていた。
「今日は…有難う御座いました」
「そんな…神狼も、コレ貰っちゃったし…お相子だよ」
「ふふ…そうですね」
2人で顔を見合わせて笑っていると、不意にリーフが切り出した。
「月守さんの好きな花と色って…何ですか?」
「好きな花と色?」
あまりの唐突な質問にきょとんとした神狼だったが、すぐに笑って答える。
「神狼はね、どんな色も、花も。それぞれの綺麗があると思う」
「…」
「強いて言うなら…色は、空色。
 花は…」
そこで区切った神狼は立ち止まり、リーフの頭にそっと手を伸ばす。
そっと指先に触れたリーフの頭にある花を、優しく撫で、微笑む。
「…リーフの花が、好き」
「……月守、さん…」
驚いたように目を見開くリーフ。
それににこりと微笑みかけてから、リーフはくるりと一回転した。
「もう、此処でお別れだね」
「え?ぁ…」
気付いてみれば、既に「プラントショップ『まきえ』」の目の前についていた。
少し名残惜しそうにしながら、神狼が小さく笑う。
「…神狼は、忘れないよ。絶対に、ね」
そう言ってウィンクすると、神狼は首に掛かっているロケットペンダントを持ち上げる。
それは、月の光を反射してきらりと光った。
「コレ、大事にするから!」
満面の笑みでそう言うと、神狼は踵を返して走り出す。
完全に姿が見えなくなる寸前に振り向いてみると、リーフが頭を下げているのが視界の端に映った。
こうして、神狼とリーフの一日は、幕を閉じたのである。

●涙
翌日。希望とリーフは2人で遊園地に遊びに来た。
リーフは頭に帽子を被り、コートを着ている。希望も今日だけは普通の格好だ。
まだ遊園地に入っていないにも関わらず、初めて見るアトラクションの数々に目を輝かせてはしゃぐリーフに、希望は思わず笑みを浮かべる。
2人は、丸一日を使って遊園地で遊んだ。
ジェットコースター、お化け屋敷、コーヒーカップにミラーハウス…etc。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎて行き…日は暮れ、空に星が瞬き始める。
閉園時間が近くなったので、希望とリーフは、最後に観覧車に乗ることにした。

「…もう頂上だぜ」
「ホントですか?」
ゆっくり上っていく観覧車の中で色々話していた二人だったが、希望がふと呟いた言葉にリーフは外を見る。
「……わぁ…」
暗闇の中に浮かび上がる街の街灯が光の絵を描くように様々な色で光っている光景は、とても幻想的で。
リーフは暫しその光景に酔いしれた。
「やっぱ観覧車に乗るなら夜だよな」
呆然と外を見るリーフに、希望はにっと笑ってみせる。それを見て、リーフは小さく噴出した。
「…そうですね」
「……そういや聞きそびれてたけどさ…昨日、どうだった?」
希望の唐突な質問に、リーフは外を見つめていた視線を下に落とし、ぽつぽつと話し出す。
「…昨日、月守さんに…ウィンドウショッピングに連れて行って頂きました…。
 夕方には、海辺で夕日を見て…。
 ……とても、楽しかったです…とても……」
俯きながら話すリーフをじっと見ていた希望の耳に、小さく掠れ、震えるリーフの声が耳に入った。
「…私…本当に…月守さんや希望さん…皆さんには、感謝しています…。
 ……こんな素敵な思い出を持って逝ける事を…幸せだと、思えるから…」
希望は小さく微笑むと、そっと、リーフの頭に手を乗せ、優しく撫でた。
「………そっか」
その呟きで堰を切ったかのようにリーフの頬を涙が伝い始め。
観覧車が下につくまで、リーフは静かに泣き続けたのだった。

●最期の贈り物
…リーフと出かけたあの日から、既に5日が過ぎたある日。
暫く音沙汰が無かった聡が、唐突に草間興信所に現れた。
「…先日は、どうも有難う御座いました…。
 ……リーフさんは…とても幸せそうに…逝きました…」
悲しそうに言いながら、聡はずっと抱えていた袋に手を入れ、そっと、何かを取り出す。
聡が取り出したのは、4つの種や球根。外見は普通の物と大差なかったが、全て変わった色をしていた。
「…リーフさんが…貴方達に、と…」
「リーフが?」
「はい…リーフさんは…お世話になったお礼をしたいと言って…。
 彼女が…死んだ後に残った種と球根を渡して欲しいと…」
そう言いながら、聡は種をそっと神狼に手渡す。
「コレ…」
「この種は、貴方に…」
神狼は、じっと手渡された種を見た。それは、薄らと反対側が透けて見える程に透明度の高い、空色をした大きめの種。
それを見て、ふとリーフに好きな花や色を聞かれたことを思い出した。あの問いには、こんな意図があったのか…。
ふと横を見ると、既に草間や零、希望にも種や球根が手渡されていた。
「……あの、まきえさんは…?」
「…母は、リーフさんが残してくれた種で、絶対に今度こそ成功させるんだと…実験室に篭りきりで…」
苦笑気味な聡の声に、全員が呆れたように笑う。
「……成功、するといいな…」
「…絶対成功しますよ…。
だって、リーフさんが遺してくれた物なんですから…」
そう言って微笑んだ聡に、全員が笑って頷くのだった。

―――きっと、そう遠くないうちに、新しく生まれ変わった彼女が此処を訪ねてくる。
何故か、神狼達にはそんな確信があった。

家に帰った神狼は、貰った種を早速に植木鉢に植え水をやり。
一体どんな花が咲くのだろうかと少しだけ楽しみに思いながら、神狼は眠りについた。
―――そして。
翌朝、目が覚めた神狼は驚く事になる。
昨日種を植えたばかりの筈なのに、既に大きな木が育ち、花が咲いていたからだ。
それは、嵐の後の青空のような色の、向日葵と百合を合わせたような…リーフの、花。
この花は1週間の間枯れる事無く咲き続け、そして、また一夜にして枯れてしまった。

―――だが。それは、まるで彼女が存在し、そして生きた証のように…神狼には思えた。

終。

●●登場人物(この物語に登場した人物の一覧)●●
【0086/シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1366/月守・神狼/女/16歳/学生】
【2155/桜木・愛華/女/17歳/高校生・ウェイトレス】
【2227/嘉神・真輝/男/24歳/高校教師(家庭科)】
【2313/来城・圭織/女/27歳/弁護士】

○○ライター通信○○
お待たせいたしました。異界第四弾、「いっしゅうかんのいのち」をお届けします。
今回は悲しげな展開でしたが、如何だったでしょか?
さりげなく次のネタがばれてそうですが…まぁ、それはそれで楽しみにしていただければいいな、と(爆)

神狼様:御参加、どうも有難う御座います。
    2日目は希望とツーショットだったので、残念ながら描写させて頂く事は出来ませんでした…(汗)
    が、代わりと言ってはなんですが、お揃いのロケットペンダントをリーフがプレゼントするというエピソードをつけさせていただきました。

色々と至らないところもあると思いますが、楽しんでいただけたなら幸いです。
他の方のエピソードも見てみると面白いかもしれません。
それでは、またお会いできることを願って。