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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


歪ヶ原

●序
 眼下に広がる世界は、恐ろしく狭苦しいものだった。
「どうして、こんなにも……」
 少女は小さく呟き、それからくつくつと笑った。笑う度に長い黒髪が揺れ、小さなその体もまた揺れた。
「矮小な生き物が蠢いているのね。こんなに小さな世界に、たくさんの生き物が……!」
 少女はそう言い、大声で笑った。そうして、手をすっとあげる。それと同時に、近くにあった大きな岩が持ち上がり、それから勢いよく地面に叩きつけられた。ズシン、という地響きがその場に流れていった。
「邪魔はさせないわ。大人しくしていて貰うわ。……私は、綺麗に掃除をしなくてはいけないし」
 少女はそう言い、横にある鐘をちょい、とつついた。途端に、カーン、という音が響いていった。始まりの合図であった。

 時計塔の近くにある掲示板に貼られた紙には、こう記してあった。
『これから世界を掃除するわ。まずCブロックから始めるから、止めたければ止めていいわ。ヤクトと狭霧(さぎり)は駄目よ。貴方達は私に手を出す事を許さないから』
 Cブロックは、廃ビルが多くある場所だった。かつては栄えていたのであろう現代的な町並みが広がっている。
 そうして、張り紙の下には名前が刻まれていた。レキ、と。


●踏入

 これがずっと憧れを抱いていた世界なのか、と思うと酷く絶望感すら抱かざるを得なかった。これが世界か、と。

 再び踏み入れてしまった世界を、影崎・雅(かげさき みやび)はぐるりと黒の目で見渡した。その際、黒の髪がさらりと風に靡く。
「あちゃー。また来ちゃったか」
 くつくつと苦笑しながら雅は言い、それから時計塔を見上げた。にやりと笑いながら。
「て事は、また鳴ったって訳か。ご苦労さん」
 鳴ったのであろう鐘を見上げ、それから掲示板へと赴いた。ひょいと覗くと、件の張り紙が目に入る。それを一通り読み、雅は「ふーん」と呟く。
「掃除ねぇ。瓦礫掃除でもするって?場所が場所だけに」
 小さく呟き、続けて「まさかね」と付け加える。
(明らかに箒や雑巾を使うような掃除じゃ無さそうだし。穏やかでもないし)
 構えたような文面は、好戦的にも見えた。『止めたければ止めてもいい』と言っているが、レキとかいう存在は掃除をしたがっているのだ。ならば、止めようとする人間を排他しようとしているのだろう。止めようとする人間をも掃除するつもりで。
「止めとく、かな?」
 ぽつりと雅は呟いた。
(ついでだといって、自分も掃除対象に入っていたら敵わないし)
 雅はにやりと不敵に笑い、くるりと踵を返して歩き始めた。レキが掃除を始めようとしている、Cブロックへと向かって。


 Cブロックに足を踏み入れようとした瞬間、ぞわ、とした感覚に襲われた。ただの感覚ではなく、背筋がぞわぞわとするかのような感触だ。雅は眉間に皺を寄せ、その感覚が強まる方へと視線を動かした。
「……いらっしゃい」
 小さく呟くような声がした。声の主は、長い黒髪を持った少女であった。虚ろな紺色の目で、雅をじっと見つめている。
「お前がレキ、か?」
「そうよ」
 レキはにっこりと笑う。雅はただじっとレキを見つめ、口を開く。
「掃除を、するつもりなんだよな?」
「そうよ。そのために、私はここにいるんだもの」
「本当に不要なものならば、いつしか必ず淘汰されるとしても?」
「いつしか、では遅いわ。今、私が、ここでしなければいけないんだもの」
「何故?」
 雅の問いに、レキは何も答えずにただ笑った。何者をも映さぬ虚ろな笑みに、思わず雅は背筋がぞわりとする。その様子を見て、小さくレキは笑った。
「私は少しずつ掃除を始めようと思うわ。だけど、すぐには始めないわ。だって、そうでしょう?全員が揃わぬうちから始めるのは、卑怯だわ」
「全員?」
「そう。……あなた一人じゃなく、あなたを含む皆が揃わないと」
(つまり、俺の他にもこの騒動に巻き込まれようとしている奴が、いるんだな)
 毎回の事ながら、何となく慣れぬ感覚であった。ただ掃除をしたいだけならば、ただそれを止めたいのならば止めてみろとか言う挑発をしたいだけならば、大人数を招き入れる必要など無いのだ。この世界は恐らくは、レキのような存在が支配しているといっても過言ではないのだから。
(何かが、ある)
 小さく雅は考え、ただじっとレキを見つめた。レキはそっと一箇所を指差した。
「あの場所に、行って。始まりの合図は、そこで始めるから」
「おい、ちょっと待てって……!」
 雅の制止も聞かず、レキはただ少しだけ振り向いて小さく笑い、消えた。雅は大きく息を吐き出し、歩き始めた。レキの示した場所に向かわなければ、何も始まりそうには無かった。


●掃除

 期待していた世界は、その期待を踏み躙る事しかしなかった。無様で、愚かしく、そして何よりも……汚い。

 レキが指し示した場所には、6人の男女が集まった。それを見計らったかのように、上空にレキが現れた。6人を見回し、満足そうに微笑む。
「守崎・啓斗(もりさき けいと)ね。……そんな目で睨まないで」
 茶色の髪の奥にある緑の目でレキを睨む啓斗に、レキは小さく笑った。
「守崎・北斗(もりさき ほくと)……いやね、同じように睨むなんて。……いいえ、違うけど」
 啓斗と同じく茶色の髪をした北斗に、レキはくつくつと笑った。青の目は、啓斗とは違う光を帯びている。
「影崎・雅ね。……考えは変わらないわよ」
 雅に、レキはそっと諭すように言った。
「シュライン・エマ(しゅらいん えま)ね。……疑問はまだしまっておいて」
 黒髪の奥にある青の目でじっとレキを見つめるシュラインに、レキはそう言って微笑んだ。
「モーリス・ラジアル(もーりす らじある)。この場で、こうして名乗らせたかったの」
 金髪に緑の目をしたモーリスに、レキはそっと微笑んだ。モーリスは「そうでしたか」と言って同じように微笑む。
「そして、工藤・卓人(くどう たくと)。これから掃除を始めるから、答え合わせをしてみてね」
 黒髪に緑の目をした卓人にレキはそう言い、にっこりと笑った。
「こうして、全員が揃ったわ。これでやっと始められるわ。……掃除時間ね」
 レキはそう言い、そっと手を伸ばした。途端、皆の近くにあった大きな岩が持ち上がり、レキの横でぴたりと止まった。
「私の掃除の仕方はこうよ。……ここを綺麗な場所へと変えるわ。何もない、静寂が支配する場所へと」
「つまり、全てを壊してしまうと?」
 雅の確認のような問いに、レキは微笑みながら頷いた。
「勿論、私がここを綺麗にするのを手伝ってくれても構わないし……綺麗にするのを止めてもいいわ」
「どうして、そんな事をするの?」
 シュラインの問いに、レキは小さく溜息をつく。
「ここが汚いから。でも、ここを汚くないと思っているならその証拠を見たいと思ったの」
「破壊してしまうと、後片付けが大変だと思うんだが」
 卓人が言うと、レキはくつくつと笑った。
「大丈夫よ。本当に綺麗にするんだもの。後片付けなんて、全く必要無いくらいに」
「そんな権利が、お前にはあると言うのか?」
 啓斗がそう言うと、レキは「そうね」と小さく呟いてから口を開いた。
「そんな権利は無いのかもしれないわね。でもね、その権利とやらは何処から生まれるのかしら?分からないでしょ?なら、私がその権利を作ってもいいと思うの」
「お前がきれーに掃除した後、自分がいつしか掃除されるかもしれないとしても?」
 北斗が嫌味を含みながら言うと、レキはそっと微笑む。
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないわね」
「あまり、大人をからかわない方が身のためですよ」
 モーリスが笑っていない目でレキを射抜きながら言うと、レキはくすくすと笑った。
「からかってなどいないわ。私は私で、本気なのだから」
 レキはそう言うと、腕を勢い良く下に降ろした。途端、レキの隣に浮いていた岩がもの凄いスピードで地面へと向かっていった。突然の出来事に、誰も動く事は出来なかった。ただ巨大な岩が勢い良く地面に落とされ、地響きをさせ、砂塵を撒き散らしながら岩が落ちた場所を瓦礫へと変えてしまったのを見ていることしか出来なかった。
「今のはただの始まりよ。……さあ、始めましょう」
 レキはそう言うと、何処かに向かって移動し始めた。皆は顔を見合わせる。そして、誰からとも無く動き始めた。
(結界を、張ってみるか)
 雅はふとそう思いつき、レキを追いかける皆とは違う方向に走り出していた。懐にある護符をそっと握り締めながら。


●攻防

 綺麗にしなければならないと、妙な使命感が生まれていた。踏み躙られた世界を、元の期待していた世界へと変える為に。

 雅は皆と別れ、走っていた。
(掃除をしようとしているんだ……)
 口元には、笑み。
(ということは、そういった掃除対象がある所を掃除しようとしているわけだ)
 掃除対象が一体どのようなものなのかを、はっきりと分かっている訳ではない。
(人だか物だかは知らないけど、そういったもんがたくさんある所だろうから)
 突如、どおん、という音が響いた。雅ははっとして音のした方向を見る。が、廃ビルが邪魔をして何が起こっているかを見ることは出来なかった。
「何か、あったのか?」
 雅はそう呟き、足を速めた。懐から護符を取り出し、ぎゅっと握り締める。今はただ、自分が為そうと思っている事をした方がいいと、判断したのだ。
「……なんだ、これ?」
 雅はふと、走っていた足を止めた。目の前に、突如巨大なビルが現れたのだ。他の廃ビルとは違い、妙に小奇麗である。全面に硝子が張り巡らせてあり、きらきらと光を反射している。
「妙にさ、近代的じゃないか?これ」
 他の廃ビルとは、明らかに違う。様相も、存在も、全てが。
「何故、だ?」
 雅はそっと足を踏み入れる。ザー、と音がして自動ドアが開いた。中も明るく、清潔感で溢れていた。ふと、ここが異界ではなく都内にある会社かデパートの一つなのではないかという錯覚に襲われた。尤も、中は無人なのだから気持ちが悪いだけなのだが。
「……どうしてだ?ここだけ、清浄な空気が……」
 雅はふと上を見上げた。そして、大き目を見開く。天井が、全く見えなかったのだ。つまりは、吹き抜け。恐らくは、二階や三階といった、階数が存在しないのだ。
「えっらい天井の高い一階建てビル……だよなぁ?これじゃあ」
 雅は首をぽきぽきと鳴らす。上を見上げているだけで、眩暈がしてきそうだった。
(もしかして、ここがこのCブロックの核みたいな部分じゃないのか?)
 ふと、沸いて出た考えだった。廃ビル群の中にある、綺麗なビル。中が空洞である事を除けば、都内に普通に存在していておかしくないビルなのだから。
(待てよ……空洞?)
 雅はふと、レキを思い出す。自分はレキを見て、どう思ったかをふと思い出したのだ。
(そうだ……俺は、レキを『空虚』だと思ったんだ)
 何も映さぬ、がらんどうの目をしていたレキ。虚ろなまま、何を見ているのかすら分からない。ただただレキは笑い、微笑み、そして掃除をするのだと言い張るだけだ。
「ここが、核とすれば……このビルこそが、レキの分身なのかもしれない」
 世界を綺麗にすると言っていた、レキ。廃ビル群はレキからしてみれば、荘字をしなければならない対象であった。だからこそ、大きな岩を地面に落とし、廃ビルを壊しているのだ。
「そう考えれば、妙に納得が出来るな」
 この小奇麗なビルと比べると、廃ビル群は掃除をすべき汚いビルだ。掃除という名の破壊を持って、綺麗にしようとすべき廃ビル。
「そうすると……レキはこのビルだけを残そうとしているじゃないのか?または、このビルを最後に壊す……か」
 雅はそっと護符を握り締める。いずれにしろ、このビルに辿り着くであろうと思えてならなかった。レキの分身ではないにしても、このビルがこのCブロックの要の部分である事は間違いないように思えてならなかった。そう感じさせるものが、この小奇麗なビルにあるといっても良かった。
「まあ、勘だけどさ」
 雅はそう呟いて小さく笑い、ビルから出た。そして、ビルの周りをぐるりと一周し、再びスタート地点に帰ってきた。一周はそんなに長くは無い。雅は「よし」と小さく呟き、護符を貼っていく。四天王の銘を記した、護符だ。
「これをもって、結界とする」
 ぽつり、と雅は呟き、護符に向かって念を込める。最初はじわじわと、だが徐々にスピードを上げていくかのように念が護符へと入り込んでいく。
「……これで、この場所に来ると足止めとなる」
 雅はそっと呟き、小さく笑った。
「俺以外にも、お節介さんがいるからな。足止めさえできれば、何とかなるはずだ」
 そう呟き、満足そうに頷く。そして、ビルを見上げた。すると、小奇麗なビルが、ぶるりと震えたように見えた。否、震えている。
「……何だ?」
 雅ははっとし、護符に込めている念を強めた。ビルの震えは止まらない。他に立っている廃ビルが震えていないのだから、地震などの類でもない。ただ、この小奇麗なビルだけが震えているのだ。
(何があったんだ?)
 その時、「おおおおお」という叫び声が響いてきた。それは、言葉ではなく、獣の咆哮のようであった。


●白靄

 奢っていた。それは確かだ。だが、それ以上のものがあると自分では思っていたのだ。外の世界はもっと綺麗なのだと、思っていたように。

 小奇麗なビルに、一人の少女が降り立ってきた。上空から、小奇麗なビルの中に。
「……レキじゃないか」
 雅は驚き、そっとビルの中に足を踏み入れた。結界が張ってあるが、それは雅にとって全く関係の無い事であった。雅には、結界の類は全く効かないからだ。先ほどと同じく、ザーという音と共に自動ドアが開き、中に入る事が出来た。その中心部分で、レキがぼんやりと立ち尽くしていた。
「よお。やっぱりここが核なんだな?」
 雅が声をかけると、レキははっとしたように振り返って雅を睨んだ。その紺の目は爛々と光っている。
「何故、あなたがここにいるの?」
「何故って言われてもなぁ。……大体、何も無い場所を掃除するわけないじゃん?だから、掃除しそうなところに来てみたってだけで」
 雅の言葉に、レキは大きく目を見開いた。そして逃げ出そうと、地を蹴って飛び上がろうとし……見えざる力によってそれを阻まれてしまう。雅はけらけらと笑い、手をひらひらと振った。
「悪い悪い。ここ、結界が張ってあるんだ。容易には出れないと思うぜ?」
「あなたは、何も無いように入ってきたのに」
「俺、そういうの効かないもん」
 けろっとして雅は言った。レキは悔しそうにその場に座り込む。このビルの中には、レキが纏える石礫が存在しない。自在に操れる、大きな岩も。ただただ、何も無い空間なのだ。雅はそっとしゃがみ込む。
「なぁ、掃除とかやめれば?あんたの仕事じゃないんじゃないのか?それ。分限超えた行動派迷惑なだけだって」
「あ」
 小さく、レキは呟いた。それと同時に、レキの体が一瞬にして炎に包まれた。
「やられたわ……私の体の一部が、あの忌まわしき炎に……!」
「炎?」
 雅は尋ね返したが、レキの返答は無かった。炎に包まれたまま、レキはそのまま消え失せてしまったからであった。そうして、雅の目の前に青い力の塊が現れた。雅は思わず「あちゃー」と呟く。
(また、力かよ。要らないんだよな、これ)
 この小奇麗なビルを張っていたのがよくなかったのかもしれない。レキの体の本体が、雅の目の前で消えた為に、力の具現化が解けてこうして力の欠片となってしまったから。
「……終わったんだな」
 突如聞こえた呟きに、雅ははっとして振り返った。そこには、ヤクトが立っていた。力の具現化が解けたのを察知し、やってきたのであろう。雅は暫し考え、宙に浮いたままの欠片を指差す。
「これ、要るか?」
 ヤクトはにやりと笑い、そっと手をかざした。そうして、青い力の欠片はヤクトの中へと吸い込まれていく。消え入るように、そっと。


●終

 閉じ込められ、放たれた世界は汚いままだった。守る価値が何処にあるのかと問いただしたいほど、世界は汚れていた。……掃除すら、許されないまま。

 ヤクトは咆哮した。たった一つ、力の欠片を手にしただけなのに、自分の体に力があるという実感が湧いたのだ。
「これだ……この感覚だ!」
 ヤクトはそう言い、笑った。最初に持っていた力には全然足りないが、散らされてしまった時とは格段に違っていた。気持ちも、体も。
「俺は……この感覚を待っていたんだ」
 ヤクトはにやりと笑った。力を渇望する事に、再び決意を固めながら。

 狭霧は青い光が消えていくのを見て、そっと手の甲の華を抱き締めた。
「私が抱いていた、閉じ込められた生活から放たれたという希望の後に訪れた、世界への絶望……」
 ぽつり、と狭霧は呟いた。ずっと外に出たいと、放たれたいと願っていた。それなのに、放たれた世界は余りにも汚れていた。しかし、それでも守らなければならぬという矛盾。それが具現化してしまったという、悔しさ。
「私は……私は……」
 狭霧はそっとうな垂れた。まだまだ未熟なのだと、自分に叱咤をして。

<歪んだ気持ちは未だ抱かれたまま・了>

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 0086 / シュライン・エマ / 女 / 26 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】
【 0554 / 守崎・啓斗 / 男 / 17 / 高校生(忍) 】
【 0568 / 守崎・北斗 / 男 / 17 / 高校生(忍) 】
【 0825 / 工藤・卓人 / 男 / 26 / ジュエリーデザイナー 】
【 0843 / 影崎・雅 / 男 / 27 / トラブル清掃業+時々住職 】
【 2318 / モーリス・ラジアル / 男 / 527 / ガードナー・医師・調和者 】

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■         ライター通信          ■
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 お待たせしました、コニチハ。霜月玲守です。このたびは「歪ヶ原」に参加してくださいまして、本当に有難う御座いました。分かりにくい話だったにも関わらず、参加してくださって本当に嬉しいです。
 影崎・雅さん、いつも参加してくださって有難う御座います。今回は一番個別行動が多かったように思います。他の人とあまり絡めなくてすいません。掃除をしそうな場所を探して結界を張る、というのは素敵でした。
 今回も、個別の文章となっております。宜しければ他の方の文章も見てくださると嬉しいです。
 ご意見・ご感想等心よりお待ちしております。それでは、またお会いできるその時迄。