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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


 赤いランドセル
 
「肩くらいの髪で、小柄で……えーと、みおちゃん?」
 いつもの帰り道、そんな風に声をかけられた。
「違うよ、みあおだよ」
 『み』と『お』の間に『あ』が入る。
「みお……みあお……だったっけ? ああ、僕は狗神。お父さんから迎えに行くように頼まれていたんだけど、聞いてない?」
「聞いてないよ」
 そんな話は聞いてはいない。みあおは素直にそう告げた。
「……」
 にこりと浮かべていた笑みがどうしようというものへと変わる。みあおはじっと狗神と名乗った青年を見つめたあと、言った。
「じゃあ、行こう?」
 よくわからないが、行ってみればわかるかも。みあおは狗神とともに歩きだした。しばらく歩き、辿り着いた先はとあるマンションの三階の一室。
「ここは?」
「事務所だよ。夕方にはお父さんが戻って来るから」
 そう言いながら狗神は扉を開く。扉の向こうは一般的なマンションの一室を手直しして、会社用にしていますという雰囲気の応接室があった。ソファにローテーブル、そこには中学生くらいのボーイッシュな少女と狗神と同じくらいかと思われる二十代前半くらいの青年がいた。その奥にある机には、書類を手に難しい表情をしているネクタイにスーツというまさに働いていますという二十代半ばくらいの青年がいる。
「ただいま戻りました……と、あ、いらっしゃい」
 応接室の二人に気づいた狗神はそんな言葉を付け足した。
「おかえりなさーい。狗神さんの妹?」
 ボーイッシュな少女が問いかける。
「いや、違うよ。西園寺さんに迎えに行くように頼まれたんだ。えーと、みあおちゃんだよね」
「うん、みあおだよ」
 みあおはにこりと笑みを浮かべ、答えた。
「あたしは、片平えみり。よろしくね、みあおちゃん」
 ボーイッシュな少女はえみりと名乗り、にこりと笑った。
「俺は、藤森耕太。よろしくっす」
 もうひとりの青年は藤森耕太というらしい。えみりが名乗ったことを受け、軽く会釈をする。狗神はソファにみあおを連れて行き、ここに座るといいよと言ったあと、あの奥にいる人は東海堂さんだよと机で難しい顔をしている青年を示した。
「ふぅーん」
 狗神に始まり、えみり、藤森、そして東海堂。ひとりとして、知っている顔はいない。それでもおとなしくソファへと座り、きょろきょろと周囲を見回した。
「藤森さんは片平さんと同じように、怖い話が好きな人なんだよ」
 狗神はえみりにそんなことを言いながらお茶を用意する。そして、それぞれのテーブルの前に湯飲みを置いた。そのあと、東海堂のもとへと向かい、ふと思い出したように口を開いた。
「あ、そうだ。面白い話を聞いたんだ。皆さんにも聞いてもらおうかな」
 
 あるところにランドセルに憧れていた女の子がいました。
 小学校にあがり、母親に憧れのランドセルを買ってもらいましたが、その色は鮮やかな赤ではなく、少しくすんだ地味な赤色で、女の子はそれを嫌がりました。
「もっときれいな赤がいい」
 女の子は駄々をこねましたが、母親はそれで我慢しなさいと言いました。仕方がないので、女の子は我慢しました。それでもランドセルを背負って学校へ行くのが楽しみだったからです。
 入学式を終え、女の子はランドセルを背負って小学校へ通いましたが、その途中、車に跳ねられて死んでしまいました。
 赤いランドセルは女の子の血によって、女の子が望んだ赤色に染まったそうです。
 
「……と、いうわけで。この話を聞いた人のところへ、三日以内に赤茶けたランドセルを背負った女の子が現れるそうです」
 狗神はにこやかな笑顔で話をそう締めくくる。そして、東海堂へ湯飲みを差し出した。湯飲みを受け取る東海堂は引きつった笑みを浮かべている。
「そ、そうなの……?」
「ええ、そうなんですよ。その女の子はいくつかの問いかけをしてくるそうです」
 お茶菓子を用意しながら狗神は話を続ける。
「へ、へぇ……」
「このランドセル、きれい?」
 それが代表的な問いかけだそうですと狗神は付け足す。
「それには、どう答えればいいんだ? ほら、あるだろう? こういう話にはつきものというか、回避呪文みたいなものが」
 そうか、そういうものがあるのか……と思いながらみあおは狗神と東海堂のやりとりを見つめる。
「問いかけに対し、的確なことを答えれば問題ないと思いますよ。確か、答え方を間違えると、あなたの血で染めさせてとかなんとかで……切られるみたいですよ」
 それでもってランドセルが鮮やかな赤で染まるそうですと狗神は続けた。
「そ、そうなんだ……」
「たぶん、追い払う言葉みたいなものは、あるんだと思いますが……『おかむろ』や『ババサレ』とか……でも、僕、知らなくて」
 てへと狗神は笑う。
「……なのに、そんな話を聞かせたんだ。……殴っていい?」
 にこにこと引きつり気味の笑みを浮かべながら東海堂は言った。その気持ちはよくわかる。思わず、うんうんと頷いた。
「普段は、無償でお手伝いしているんですから、たまには僕に協力して下さいよ。本当に現れるのかどうか……それを知りたいんです」
「君のところには出たのかい?」
 しょんぼりとため息をつきつつ、東海堂は問う。
「出ません」
 その答えを聞いた東海堂の顔色がぱっと明るくなる。それを見て、なんだ出ないのか……みあおはちょっぴりがっかりする。
「そうか、出ないのか……!」
「僕ひとりではなんとも言えないじゃないですか。だから、僕以外の人にも話を聞いてもらって検証しようと思ったわけですよ」
 狗神はにこりと笑った。
「……」
 それ以上、東海堂は何も言わなかった。聞きたくなかったよ、そんな話という顔で書類をとんとんと整えたあと、自らの作業に没頭する。まるで、今、聞いた話を忘れようとでもするかのように。
「どう、この話。まだ、聞いたことはないよね?」
 狗神はえみりに笑いかける。
「え? うん、ないけど……あ。ひどいなぁ、狗神さん。あたし、実験台ってこと?」
 少し拗ねたような、なんとも言えない表情でえみりは言う。だが、責めるような言葉のわりには、声が明るい。
「はは、ごめんごめん。でも、片平さんってそういうの必要以上に怖がらなさそうだから。本当に心の底から怖がっちゃう人には聞かせられない話だからね」
「もう、それ、どういう意味かなぁ。……でも、正解かも」
 にこりとえみりは笑う。
「みあおのところにも来るんだよね、その子」
 狗神のところには何故か来なかったらしいが、話を聞くところによれば、普通は来るものであるらしいから、自分のところには来るかもしれない。
「あ、ごめんね、みあおちゃんはそういう話が好きじゃないかもしれないのに、聞かせちゃったね」
 狗神は苦笑いを浮かべるが、みあおは気にした様子もなく答えた。
「べつに嫌いじゃないよ」
 ……特別に好きでもないけど。みあおは笑みを浮かべたままにこりと付け足したが、狗神は聞いていなかったらしく、にこりと笑みを返す。
「でも、赤いランドセルかぁ。みあおの学校もそうだけど、みんな『ぶらんどもの』だから別の意味で赤いのは少ないかなぁ」
 学校の光景を思い出しながらみあおは言った。
「そうだよね。いろんな色があるもん。あたしもピンク色の欲しかったんだけど、お母さんが六年生になる頃には絶対飽きてくるからダメ!って。結局、今の話に出てきたような色のランドセルだったんだけど、お母さんの言うとおりにしてよかったかなって思ってるよ」
 みあおとえみりの言葉を聞いた狗神と藤森はなんとも言えない顔をする。
「なんか時代を感じるなぁ……」
 藤森が呟くと、それを受け、狗神は頷いた。
「そうですねぇ、感じますねぇ……」
 その言葉に藤森は頷き返す。
「なんで?」
 その言葉がわからない。えみりとみあおは小首を傾げた。
「俺たちが小学生の頃は……そりゃあ、いろんな色はあったんだけどね、女は赤、男は黒、というのが不文律だったような気がするなぁ」
「ですよね。学校によるのかもしれないけど。まあ、そういうわけで、出たら教えてね。怖くて帰れないなら、送るけど……」
「ああ、その女の子に会ったらなんて答えよう」
 胸を高鳴らせているという表情でえみりは言う。
「……心配は無用みたいだね」
 苦笑いを浮かべ、狗神は呟いた。
 二人が帰ったあと、しばらくして中年の男がみあおと同じくらいかと思われる少女を連れて現れた。
「あ、西園寺さん、おかえりなさい。お疲れさまです……あれ、その子は?」
 狗神は現れた男を西園寺と呼び、不思議そうな表情で連れている少女を見つめる。
「労いの言葉をありがとう、狗神くん。私の方こそ、問いたいですね。その子は誰なんですか、と」
 穏やかな表情で西園寺は言う。
「みあおだよ」
「そう、みあおちゃんですよ」
「私の娘の名前は、西園寺澪。みおというのです」
 にこにこと笑みを浮かべながら西園寺は言い、その陰に隠れるようにしている少女は軽く頭を下げた。
「あ、あれ……?」
「みあおはね、海原みあお!」
「……」
「狗神くん、誘拐もどきですよ。彼女をきちんと家まで送り届けなさい。……すみませんね、みあおさん。狗神くん、ちょっとうっかり屋さんなんです。許してあげてくださいね」
 屈み、みあおと目線をあわせた西園寺はそんなことを言う。
「みあお、間違えられちゃったんだね……」
 じーっと狗神を見あげ、みあおは呟く。
「う。ご、ごめんっ」
 許して、このとおりと両手をあわせ、狗神は言った。
 
 狗神に送られ、家へと戻る。
 なんだかよくわからない半日を過ごしたが、とりあえず無事に家に戻っては来れた。
 思い出されるのは、ランドセルの女の子の話。
 くすんだ赤が嫌で、自らの血で鮮やかな赤を手に入れ、今は赤茶けたランドセルを背負って現れるという。
 赤茶けたランドセルでも綺麗だと思うんだけどなぁ……みあおはランドセルを頭に思い浮かべながら思う。
 しかし、話の女の子は、鮮やかな赤がよくて、お母さんが買ってくれたそれがいいという。
 それなら。
 みあおはうんと頷くと、あまり使わないものが入っている戸棚をあさる。確か、このなかにあったはず……と、あった。スポンジ、そして、艶だしクリーム。革製品を磨くときに使うものだ。
 それらを用意したあとは、布と裁縫箱を取り出す。ざくざくと布を切ったあと、ちくちくと縫い、小さなお守り袋が完成。うん、自分的にはなかなかの出来ばえ。……ちょっとかたちが歪んでいるかもしれないけど。
 そのなかに霊羽を入れて、みあお特製交通安全お守りのできあがり。
「……あれ?」
 不意に部屋の照明が暗くなったような気がした。部屋の雰囲気もなんだかいつもと違う。妙に重苦しい空気が漂い……背後に気配を感じる。
 ……来た?!
 背中に目があるわけではないから、見えるわけがない。だが、背後に立つ誰かは自分と同じくらいの背丈の女の子だと思った。赤茶けたランドセルを背負い、赤いブラウスに赤いスカート、胸には名札をつけた肩くらいまでの黒髪の女の子が俯いている……そんな姿が脳裏に鮮やかに浮かびあがる。
 振り向こうとしたが、身体が金縛りにあってしまったかのように動かない。それに反して、背後の気配はゆっくりと動いた。
 見えないはずなのに、女の子の腕がゆっくりと自分の腕へと伸ばされている光景が見える。女の子の指先が触れる……その瞬間、腕をぐっと掴まれた。氷のようなその冷たさにはっとした瞬間、身体の自由が戻ってきた。
『ねぇ』
 耳に聞こえるその声は、確かに可憐な少女のそれのはずなのに、何故か重苦しく不気味なものに感じる。
『ランドセル……私のランドセル……きれい……?』
 話に聞いたとおりの言葉を投げかけられた。みあおは躊躇いもなく、振り向く。
「みあおは、その色のランドセルも綺麗だと思うよ」
 にこりと笑みを浮かべ、みあおは言った。
「でも、赤いのがいいんだよね?」
『……』
「だったらさ、一緒に磨こうよ。一生懸命磨けば大丈夫、綺麗な赤になるって!」
 そのための道具は既に用意してある。みあおは女の子を見つめ、そう言った。俯き加減の女の子の顔は、乱れた映像のように、時折、歪んでみえる。
「……自分のこと、少し忘れちゃったんだね」
 みあおは小さく呟いたあと、女の子のランドセルに手を伸ばす。
「それから、これ……交通安全のお守り。お母さんにつけてもらったやつもあるだろうけど、みあおのも特製っ!」
 みあおはランドセルにお守り袋をつけた。
『お守り……?』
「うん。お友達にプレゼントっ! 『向こう』やこっちでまた事故にあったら嫌だもんね」
 にこにことみあおが笑みを浮かべながら言うと、女の子は俯くのをやめ、顔ををあげた。そして、みあおを見つめる。
『お友達……』
 女の子の顔の乱れは徐々におさまっていき、完全に落ちついた。その顔には笑みが浮かび、それと同時にランドセルは鮮やかな赤へと変わった。
「あれ? まだ磨いてないのに?」
『お友達……初めての……』
「なんでだろう? まあ、いいか……うん、お友達だよ。だから、いつでも遊びに来てね」
 女の子は答えずににこりと笑う。その姿は徐々に薄くなっていった。
「帰るの? お家まで送ろうか? それとも『向こう』に送っていこうか?」
『もうひとつ行くところがあるから……』
 そんな言葉を残し、女の子は姿を消した。
「そっか。みあおの他にも話を聞いた人がいるんだっけ」
 話を聞いた人のところを訪ねて歩いているのだとしたら、それはそれで結構、大変かもしれないな……みあおは女の子がいた空間を見つめ、そんなことを思った。
 
 次の日、早速、現れたという話を報告に行くと、昨日の二人もそこにいた。やはり、二人のところにも現れたらしい。行くと言っていたもんねと二人の話を聞きながらみあおは思う。
「そっか、現れたんだね……」
 応接室のソファに腰かけ、狗神はうんうんと頷く。
「うん、みあお、お友達になったよ」
 不思議なことに気づくと朝になっていた。しかも自分はいつの間にか眠っていたが、女の子と出会ったことは夢ではない。特製お守り袋はなくなっていたからだ。
「血を流さないのに、赤くなることもあるのか……」
 そんなことを話していると、東海堂が仮眠室から現れた。その後ろからランドセルを背負った女の子が現れる。
 昨日のあの子だ。
 みあおはすぐにそこにいるのが昨日の女の子だと気づいた。女の子が歩くたびに、ランドセルのみあお特製のお守り袋が揺れる。だが、誰もそれを気にしてはいない。その存在に気づいてはいないように見えた。女の子は東海堂の後ろを歩き、みあおの隣までやって来るとソファにちょこんと座った。しかし、それでも、誰も気づいた様子を見せない。
「あれ、昨日の皆さんが揃っているんだね」
「東海堂さん、どうっすか?」
 藤森がそう問いかけると、東海堂は苦笑いを浮かべながらこめかみを指でかいた。
「今、それらしい夢を見たところだよ……あれ、和哉くん、お茶も出さないで。君はそういう話になっちゃうと気がきかなくなるんだよな……」
「あ、すみません。すっかり忘れていました」
 はっとして狗神はソファから立ち上がろうとする。だが、東海堂はそれをまあまあと手で制した。
「いいよ。ついでだし、俺がいれるから。話を続けてな」
「はぁ、すみません……それで、いつみさんはどうだったんですか? 女の子の問いにちゃんと答えてあげられましたか?」
 狗神はコップに麦茶を注ぐ東海堂に訊ねる。
「それがね、綺麗だよって言ったのに、左腕の内側をざっくりやられちゃったよ」
 答える言葉が違ったのかなと東海堂は苦い笑みを浮かべながら言った。
「……」
 東海堂の返答に四人は顔を見あわせる。誰もが同じように綺麗だよと答えたはず。
「???」
 何が違うのだろう。同じ言葉であるはずなのに。それとも、東海堂はその言葉のあとにいらぬ言葉を付け足したとか?
「実際にあんな風に切られたら相当な傷だけど、よかったよ、夢で」
 そう言いながら東海堂はそれぞれのテーブルの前に麦茶の入ったコップを置く。テーブルの上にはコップが五つあった。だが、東海堂は自分の手に既にコップを持っている。
「あれ、コップ、ひとつ多くないっすか?」
 藤森は小首を傾げ、東海堂を見やる。
「いち、に、さん……そうだよ、一個多いよ?」
 確認するように場を見渡したあと、えみりも一個多いと頷いた。
「え? 多くないだろう?」
 東海堂は言う。
「そうだよ、多くないよ」
 東海堂、狗神、藤森、えみり、そして、自分と女の子。コップの数は間違ってはいない。みあおは麦茶を飲みながらにこりと笑い、東海堂に同意する。女の子は場を見回したあと、にこりとみあおに微笑みかけ、姿を消した。
「……あれ? そこにいた女の子はどこに行ったの?」
 不意に場を見渡した東海堂はきょとんとした表情で言った。
「そこにって……そこには誰もいなかったし、女の子はみあおちゃんと片平さんだけですよ?」
「え、でも、いたんだよ……みあおちゃんくらいの、ランドセルを背負った女の子が……ランドセル……?」
「……」
 応接室はしんと静まり返る。
『またね……』
「うん、またね」
 不意に聞こえた小さな声に答えたのは、みあおだけだった。
 
 −完−

 
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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【1415/海原・みあお(うなばら・みあお)/女/13歳/小学生】
【2496/片平・えみり(かたひら・えみり)/女/13歳/中学生】
【3433/藤森・耕太(ふじもり・こうた)/男/23歳/図書館員】

(以上、受注順)

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■         ライター通信          ■
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依頼を受けてくださってありがとうございます。

相関図、プレイング内容、キャラクターデータに沿うように、皆様のイメージを壊さないよう気をつけたつもりですが、どうなのか……曲解していたら、すみません。口調ちがうよ、こういうとき、こう行動するよ等がありましたら、遠慮なく仰ってください。次回、努力いたします。楽しんでいただけたら……是幸いです。苦情は真摯に、感想は喜んで受け止めますので、よろしくお願いします。

こんにちは、海原さま。
出会いから書かせていただきました。プレイングの狗神と東海堂へのつっこみ(?)は個人的ツボでした(おい)
とんだうっかり者ですが、またお相手していただけると嬉しいです。
海原さまが思ったとおり、女の子にとっては小学校最初のお友達です。友達もできずに亡くなった女の子ですが、海原さまの贈り物と言葉に慰められたと思います。このあとも時折、海原さまのもとへ現れたとか現れなかったとか……(人はそれをとりつかれたと言ったりもしますが)

願わくば、この事件が海原さまの思い出の1ページとなりますように。