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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


封鬼連 〜碧の章〜

<オープニング>
ほんの半年前、突如画壇に現れた新星、佐生深織(さしょう・みおり)。独特の画風であっと言う間に人気画家となった彼女だが、全てはその胸に輝く緑色の玉の成せる業だった。玉の名は『碧珠』。色とりどりの玉の一つ一つに鬼を封じた首飾り、『封鬼連』の中の一つであり、『封鬼連』はまた、『寿天苑』の所蔵品でもあった。元より常人の手には余る品。『寿天苑』の現当主、天 鈴(あまね・すず)は玲一郎に回収を命じた。

 彼女、黒榊魅月姫(くろさかき・みづき)がそれを見つけたのは、ほんの偶然だった。テレビ画面の中で、微笑みながらインタビューに答える女の胸元に輝く石。緑よりも青に近い、不思議な色をしたそれは、美しさとは裏腹に邪悪な力を放っていた。
「何かしら」
 テレビ画面を通してすら感じる、冷たい邪気。その場に居る者が誰一人として感じない事が、奇妙を通り越して可笑しくすらあった。何より興味を引かれたのは、この石を身につけた女が、その中の邪悪なる存在に自ら身を任せているように見える事だ。いずれ身も心も食らい尽くされてしまうだろうに。女は画家だと、テレビでは言っていた。一枚だけ映し出された彼女の作品を見て、魅月姫は少し眉をひそめた。
「面白い…」
 女の名は、佐生深織と言った。闇の属性を持つモノならば、見つけるのは難しく無い。とん、と地面を蹴った少女が黒髪靡かせ消えたのは、薄暗い部屋の中に落ちた闇の中。闇から闇へ、邪悪なる気を追って魅月姫は飛んだ。思ったよりも時間がかかってしまったのは多分、この街のせいだろう。この街は、何が潜んでいてもおかしくない程の邪気に溢れている。邪悪なる存在、魔性の者達にとって、これ程住みやすい場所は無い。だが、魅月姫の追跡は的確だった。映画館の暗闇の中で、彼女を見つけた。椅子にもたれかかるようにして目を閉じている女の横に腰掛けると、魅月姫は彼女の耳元に囁いた。
「面白いものを、お持ちですね」
 女はゆっくりと目を開けた。眠っていたのだろう。彼女に憑いているモノは、多分、彼女の体力を奪い続けているに違いない。しばらくの間ぼんやりと魅月姫を見詰めてから、女は目を細め、胸に輝く碧の石を弄んだ。
「貴女は、誰?…これが何か、知っているの?」
「ええ、多分。それは『鬼』です。石に古い鬼が封じられていたのでしょう」
 魅月姫が答えると女は、鬼、と繰り返して、
「ああ、そうね。そういうモノだわ」
 と目を閉じた。
「大分、疲れてらっしゃるようですね。無理も無いですけれど」
 だが、女の口調にはそれを手放したいと言う気持ちは微塵も感じられず、魅月姫は首を傾げた。
「そのままでは、死んでしまいますよ」
「かも…いえ、そうなるでしょう。けれど」
 女の指が、石を愛でるように撫でた。
「私はこれを手放せないのです」
「何故?聞かせていただけないかしら。…ああ、申し遅れましたけれど、私は魅月姫。黒榊魅月姫と申します」
「私は、佐生深織、よ。魅月姫さん。私、絵を描いているの」
「知っています。一枚だけ、見せていただきました」
 ああ、テレビを見たのね、と、佐生深織は呟いた。
「恐ろしい絵ですね、あれは」
「貴女には、そう見えるのね。…そう、私にも最初は、でも今は」
「わからないのですね」
 佐生深織は力なく首を振った。
「もう、引き返せない」
 彼女は椅子に背を預けると、溜息を吐いた。
「夢に見てきた事だったのよ、全部。私の絵を、皆が見てくれる、褒めてくれる、欲しいと言ってくれる。有名になって、お金だって入って、それから…」
 佐生深織は荒い息を整えると、静かに言った。
「全部、手に入ったと思うわ。でも、違うって分かった。今更、だけど。ねえ、貴女の目に、私はどう見える?」
「人に見えるわ、まだ」
 『まだ』、と言う言葉を小さく繰り返して微笑むと、佐生深織は右腕の袖をずらして見せた。若い女性の腕とは到底思えぬ色をした皮膚は、微かな腐臭を放ち始めていた。
「同化しつつあるようですね。…その分では」
「腕だけでは、無いわ。最近、気がつくと知らない場所に居るの。例えば、こんな暗闇の中に。眠った場所とは違う場所で、目を覚ます。夢遊病じゃないのよ。だって、知らない間に…」
 佐生深織は、膝の上においてあった雑誌を開いた。美術雑誌のグラビア記事だ。『佐生深織、神秘の世界』と言う見出しの横で、彼女自身が微笑んでいる。
「よく、覚えてないのよ。確かに私なのに。それなのに、雑誌に載ってる自分を見て、喜んでるのよ私。変でしょう?」
 彼女は自嘲気味に言って、辛そうに息をついた。
「戻る道は、全く無い訳ではありませんよ」
 魅月姫の言葉に、彼女は一瞬すがるような目をしたが、すぐに首を振った。
「そんなに、大事なモノですか?」
「そうよ」
 佐生深織は頷き、すぐに目を伏せた。
「夢だったの。自分の力でないと分かっていても、手放せない。手放すのが怖いの。元の自分に戻るのが怖い。一度手にした幸せを、簡単に捨てられる人間は居ないわ。…貴女に分かるかしら?」
 魅月姫はあっさりと首を振った。そうよね、と彼女が笑う。
「でもこれももうすぐ終わるわ。私はもうすぐ、違うモノになってしまう」
「哀しいのですか?」
 魅月姫が聞くと、彼女は寂しそうに微笑んだ。
「仕方が無いのよ。引き返せないんだもの。欲しかったモノを得たと言うのも嘘じゃない」
 映画が終わり、数人居た他の観客が席を立ち始めた。エンドロールも終わり、館内が明るくなる。魅月姫と彼女が立ち上がったその時、映画館の反対側から声が聞こえた。
「深織さん!!」
 びくりと肩を震わせた佐生深織が振り向いた先には、彼女より二つ三つ年上らしい青年が居た。
「…あ…私…」
「深織さんっ、待って!!」
 座席の間をすり抜けるように駆けて来る青年の姿に、佐生深織は隣に居た魅月姫を押しのけるようにして後ずさりした。
「知り合いですか?」
「…前の友達よ」
「何故、泣いてらっしゃるの?」
 魅月姫に言われて初めて、彼女は自分の頬を伝う涙に気付いたらしい。慌ててそれを拭うと、苦しげに顔をゆがめた。
「会えない…貴方には会えないの!」
 彼女が叫ぶ。
「私の絵を、好きだと言ってくれてた貴方には…!」
 肩で息をしている彼女の表情が、段々と変わり始めているのがわかった。別の何かが、彼女に取って代わろうとしている。
「お願い…来ないで!」
 叫んで駆け出す彼女を、青年が追って行く。
「不思議ですね」
 二人の後姿を見送りながら、魅月姫は呟いた。欲しいモノを得たのに、少しも幸せそうには見えない。命と引き換えにしても欲しいモノだと言っていたのは、他の誰でもない、彼女本人だったと言うのに。
「それ程暇な訳ではありませんが…」
 見届けてみるのも、良いかも知れない。魅月姫は再び暗くなった館内の闇に消えた。闇を渡り、気配を探す。邪なる気はあちこちに満ちていたが、魅月姫はその中から『鬼』の気をトレースした。気配が消えたのは、ビルの谷間だ。さっきの青年の姿を見つけた魅月姫が、声をかけようと近づいた時、すぐ傍のビルから人が飛び出してきた。佐生深織だ。魅月姫はひらりと飛び、青年は駆け出した。が、しかし。すぐに悲鳴を上げて尻餅をついた。彼女が出てきたドアから、同じように飛び出してきた人物とぶつかったのだ。やれやれと思いつつ一人、彼女を覆うとした魅月姫だったが、ふと気が変わって立ち止まった。青年とぶつかった人物に興味が涌いたからだ。青年とぶつかったのは、彼とそう年の変わらない男だ。銀の髪に金の瞳。それだけでも異色だったが…。後からやって来た黒髪の女性と共に追いついてきた彼に、魅月姫は少し小首を傾げて、
「少し、遅かったようですね。行ってしまいましたわ、『彼女』は」
 と言った。肩で息をしている二人の前に立って、ちろりと男の方を見上げた。やはり、思ったとおりだった。この気配は…。
「貴方も…人ではありませんね」
 と言うと、銀髪の青年は穏やかに微笑んだ。
「貴女よりは、人に近いと思いますよ。多分」
 失礼な、とは思わなかった。その通りだからだ。ただ、
「先程の。あれは、鬼ですね」
 とだけ、聞いた。
「正確には、鬼と、それに取り込まれようとしている人間、ですが。そうなる前に見つけたいのです。行方をご存知ですか?」
「私は存じませんけれど…」
 魅月姫は二人の背後を見ながら、言った。振り向いた二人の目の前で、呆けた顔でこちらを見ていたのは、魅月姫の連れてきた青年だった。なるほど、と銀髪は納得したが、女性の方はすっとした眉を寄せてしばらく考え、銀髪の男を突付いた。
「話ついたとこで何だけど。…そもそもこの子、誰?」
 『誰』と言う言葉に対する返答は色々あるが。とりあえず、魅月姫は少し膝を沈めて名を教えた。魅月姫がヴァンパイアであり、中でも真祖と呼ばれる存在である事は、彼らには関係無いだろう。二人も魅月姫と同じように、名を教えてくれた。男の方は、天 玲一郎(あまね・れいいちろう)、女性はシュライン・エマと言った。青い瞳にすらりとした体つきをしている。男の方とは対照的に、活動的な感じの美人だ。魅月姫は二人と共に、彼女を追う事にした。一人で追うよりは、面白そうだったからだ。

「本当に、ここで良いの?」
 タクシーを降りたシュラインが眉をひそめた。
「その筈ですよ。気配もしますし」
 手にしたメモと番地を見比べながら、玲一郎が言った。
「山全体に、鬼の気が漂っています。こういう所だと明確に感じますね」
 と魅月姫が言う。ここは東京郊外の山の中。この近くに、佐生深織の生家があるのだと三人に教えてくれたのは、彼女の友人だと言った、あの青年だ。かつての佐生深織を知るからこそ、青年は玲一郎の話を信じたのだろう。彼は、彼女が逃げ込むならばここだろうと、生家の住所を教えてくれたのだ。玲一郎が立ち止まったのは、小さな住居表示用ポールの横だった。よく見ると、森の中に続く小道がある。
「さて」
 玲一郎が、二人を振り向いて言った。
「そろそろ、参りましょうか」
 佐生深織の生家は、見た目ふたま位の小さな家だった。歩きながら耳を澄ますと、玲一郎と、その前を行く魅月姫の足音が聞えた。玲一郎のは少し重く、魅月姫のは軽やかだ。息遣いは二人とも、殆ど聞えないくらい静かで穏やかだった。森を過ぎていく風の音にかき消されそうな微かな音に耳を済ませていると、玲一郎たちが立ち止まった。中に物音は聞えない。窓も真っ暗だ。
「お留守かしら。…いえ、そんな筈はないですけれど」
 魅月姫が呟いたが、シュラインは首を振った。
「中に居るわ、音が聞える」
 ドアを開けた。鍵はかかっておらず、家にはすんなり入れた三人だったが、佐生深織の姿はどこにも無い。辺りを見回していると、シュラインが叫んだ。
「下よ、下から聞える!」
何が聞える、とは言わなかったが、玲一郎は射し込んできた夕陽を頼りに板張りの床を調べ、一部分を押し開けた。階段だ。地下室に続いているのだろう。魅月姫がひらりと先に降り、玲一郎とシュラインが続いた。
「逃げても、もう無駄ですよ」
 暗闇の中に、魅月姫の声が響いた。
「逃げた訳ではない」
 鬼が嘲笑した。
「ここは我が結界の内。誘い込まれたと気づかなんだか」
 だが、魅月姫は全く動じない。玲一郎がその後ろですっと手を上げた。同時に闇が切り裂かれ、消えた。
「結界を破るのは、割と得意なんですよ。さっきは少々、遅れをとりましたが」
 玲一郎が言った。
「元よりお前の結界なぞ、この私には影と変わりませんけれど、ね」
 魅月姫の姿が闇の中に浮かび、悔しげな呻き声を上げる鬼…佐生深織の頬に手を触れた。途端に彼女の動きが止まる。魅月姫の気に捉えられたのだ。
「さあ。これで彼女は動けません」
 魅月姫が静かに言う。
「逃げますか?それとも…」
「くっ…ぐうッ…や…め…わた…し」
 鬼の声が揺らいだ。
「佐生さん!しっかりして!!貴女の絵を、取り戻したくは無いの?!」
 シュラインの叫びに、鬼の…佐生深織の目が見開かれた。その手がシュラインの方に伸ばされる。胸元の石が一瞬光り、彼女の体からからつむじ風と共に何かが吐き出された。鬼だ。
「佐生さん!」
 シュラインが駆け寄り、悲鳴を上げて崩れ落ちる彼女を抱きとめた。吐き出された鬼の気が、再び佐生深織を取り巻こうとするのを玲一郎が弾く。弾かれたそれは、荒れ狂いながら今度は魅月姫を襲おうとしたが、ひらりとかわされ、逆に叩きつけられた。
「シュラインさん、これを」
 振り向いた玲一郎が、シュラインに小さな水晶を渡した。
「守りにはなります。彼女を、頼みます!」
「わかった!」
 水晶から放たれた光が、ほんのりとシュライン達を包んだのを見届けてから、玲一郎は佐生深織の首から碧珠を外すと魅月姫の隣に立った。それを見た鬼が威嚇の声を上げる。
「また、それに封じるのですか?」
 魅月姫が小首を傾げる。鬼の咆哮など意にも介していないらしい。
「その予定ではありますが。他に策がありますか?」
「私に、下さるのなら…。もう少し安全なモノに、致しますけれど」
「貴女には、随分とお力をお借りしましたしね。良いでしょう、差し上げます。ただ、その前に一つだけ、聞きたい事があるのですが」
「では、ご一緒に」
 魅月姫は頷くと、甘い声で歌い出した。鬼のそれとは違う闇が二人と鬼を包み込んだ。隣に居るはずの玲一郎さえも見えぬ程の闇の中に、ぽっかりと違う空間が開いたのは、その直後の事だ。魅月姫のものではない。鬼が新たな結界を作り出したのだと知った。輝く野原、青い空、大地を覆う草花は風に揺られているように見えたが、風自体は感じない。
「絵の結界ですか。面白いですね」
 魅月姫が言うと、玲一郎も頷いた。
「これに封じられていた鬼は、かつては絵師だったそうですから。この中に潜むつもりのようですね」
「愚かな事です。このようなモノ、私には何の意味もありません。けれど」
 魅月姫は周囲を見回して、ほんの僅かに微笑んだ。傍に居る玲一郎ですら、その笑みには気付かなかったに違いない。
「気に入りましたわ。絵画で結界を作るなんて、ちょっと変わっていますもの」
 そして、ゆっくりと野原を抜けると、森の入り口に咲いていた一輪の花の前に立った。
「どうかしら、あなた、私のモノになりませんか?」
 鬼に逃げ場は無かった。圧倒的な能力差で魅月姫がやすやすとそれを闇の牢獄に封じる直前、約束どおり玲一郎は一つだけ質問をしたが、期待したような答えは得られなかったらしい。落胆した様子だったのが、少々可哀想に見えた。彼が碧珠と呼ぶ緑色の珠に眠っていた鬼は、己を連れ出した人物を知らなかったのだ。

「鬼は?」
 シュラインが聞くと、玲一郎はちらりと魅月姫を振り返った。
「私がいただきました」
 魅月姫はそう言うと、ふわりと飛ぶように階段に立ち、
「では、お先に失礼させていただきます。…また、いつか」
 と小さくお辞儀をして再び闇の中に消えた。また、寄り道をしてしまった。だが、時間を無駄にした、と言う気持ちはあまりない。彼女にとってはこれもまた、ほんの一瞬の出来事なのだから。それに、今回はちょっと面白いモノも手に入れた。しばらくしたら、これも立派な使い魔となる事だろう。あの画家、佐生深織とか言う名の女も、これで元に戻った。失いたくないと言っていたモノ全てを、結局は奪ってしまった事にはなるのだが、これで良かったのだろうと魅月姫は思う。良く分からないが、どうやら人と言う生き物は、望みを叶える事そのものよりも、その過程に重きを置くものらしい。きっと今度は、納得の行く方法で、望みを叶えようとまた歩き出すに違いない。無論、望みが叶うかどうかは別の話だが…。気付くと、既に街は夜の闇に満たされており、昇ったばかりの月が東の空に眩く輝いていた。白い月光の下、魅月姫は一人歩き出した。

終わり。



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【0086/ シュライン・エマ / 女性 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【4682 / 黒榊 魅月姫(くろさかき・みづき) / 女性 / 999歳 / 吸血鬼(真祖)・深淵の魔女】

【NPC 天 玲一郎 /男性】
【NPC 天 鈴   /女性】
【NPC 佐生 深織 /女性】



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■         ライター通信          ■
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黒榊 魅月姫様
初めまして。ライターのむささびです。このたびはご参加、ありがとうございました。『封鬼連 〜碧の章〜』楽しんでいただけましたでしょうか。玲一郎たちとは別のルートから碧珠に接触していただいた為、玲一郎よりも深織との会話の方が長くなりました。最後は、プレイングに書いて下さいました、『封印して末は使い魔化』と言うアイディアを頂きまして、碧珠の鬼を引き取っていただきました。ありがとうございます。どんな使い魔になるのかは分かりませんが、しっかり教育してやって下さいませ。それでは、再びお会い出来る事を祈りつつ。尚、シュライン様のノベルとは殆どの部分で違う視点になっておりますので、合わせてご覧になってもお楽しみいただけるかと思います。

むささび