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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


風散


 今もこうして目を閉じれば、思い出すのは風に流れ散って往く藤色の花。
 そしてその風景の中、こちらを見やっている一人の女の顔。


「生まれ変わりっつうのは信じるか?」
 三上事務所の中、田辺聖人は、盆に湯のみと急須をのせて運んできた中田へと視線を投げる。
「ハァ、あたしはどっちでもなくって感じですかねぇ」
 返しつつ、中田は田辺の横に湯のみを置いた。
「そんなことより田辺さん、あたしの机に座るのはやめてくださって、いつもお願いしてるじゃありませんか」
「あァ? 俺はおまえと違って、足が長いからさァ。ここんちの椅子だと足が余っちまうわけだよ。だからデスクに座ってるんだ。分かったか?」
「はぁ……わかったようなわからないような……」
 田辺の返事に不服を呟きつつも、中田は自分のデスクの椅子をひき、腰掛けた。
「輪廻転生というのはあながち嘘でもないだろうと、わしなどは考えておるがのう」
 口を挟んできたのは三上可南子。事務所の、一応所長にあたる。
「俺んとこにさ、じいさんが依頼してきたわけだ。もういくらもない内に、死んじまう体らしいんだがな」
「ほうほう、どのような内容で?」
 茶をすすりつつ、中田がそう訊ねると、
「死期を目前にした途端、じいさんは前の生を思い出したんだと。前世ってやつか?」
 田辺は首を掻きながら、依頼の内容を語り始めた。


わたしはわたしとして生まれる前、とある山の中に住んでおったのです。
そこでのわたしはやはり男でありました。しがない木こりをやっておりました。
ところがある時、わたしは一人の女に会ったのです。ええ、山の中でです。
女はこの世のものとは思えぬ美しさで、わたしは一目で心を奪われてしまったのです。
しかし女は人間ではありませんでした。藤の花の精霊であったのです。
彼女とは一年の内で一時だけしか会えませんでした。ええ、藤が咲き誇る季節にのみ。
毎年春の終わりを告げる頃、わたしは彼女と心を交わしておりました。
しかし、ある年の冬、わたしは肺の病に侵されて、春を待たずに命をおとしてしまったのです。


「ほう、なるほど。藤の精との密事など、艶のある話じゃのう」
 三上が感嘆のため息をこぼす。
「それで、だ。今回の依頼は、じいさんの心を、その精霊に届けてほしいと、そういうことなんだがな」
「なるほど。なにやら恋路の橋渡しのようですねぇ」
 中田が小刻みに頷いた。
「そういうことだ。まぁ、よろしく頼む」



 三上事務所を後にした影は三つあった。どれも男のものではあったが、そのどれもが見目麗しい外貌で、道行く女性達の視線を欲しいままにさらっていく。
その内の一人、セレスティ・カーニンガムは、ふむと小さく頷き、振り向いた。
「私はこれからご老体とお会いするために行ってまいりますが、お二人はどうされますか?」
 訊ねると、和装の青年、高峯弧呂丸が「あ、私も参ります」と頷いた。
「まずはご挨拶かねがね、いくつか確認させていただきたい事もありますので、私もご一緒させてください」
 穏やかに微笑する弧呂丸の隣では、カソックに身を包んだ青年が同じように頷いている。
「藤の精の居場所、つまりは私達がこれから目指すべき場所の確定をするためにも、やはり直接お話してみたいですし」
 カソックの上で十字架を揺らしながら、青年――叶月人はふわりと人懐こい笑みを浮かべた。
 二人の同意を得たセレスティは、自身もまた微笑を返しつつ、迎えに来た一台の高級車に向けて片手を挙げ、首を傾げる。
「ご老体の容態が芳しくないというのであれば、尚更……。急ぎ、行動したいですからね」

 十数分が過ぎた頃、セレスティが所有する高級車は、一軒の日本家屋の前で動きを止めた。
 大きさ自体はさほど大きくはないが、作りそのものは由緒ある雰囲気を漂わせている。
 門をくぐり、梅や木蓮の木が伸びている庭へと足を踏み入れる。
「お邪魔します。どなたかいらっしゃいませんか?」
 弧呂丸の声は清廉たる響きを伴い、静かな庭、そして屋敷の中へと行き渡っていく。
間もなく姿を見せたのは、一人の中年女性だった。
「どちら様でしょうか」
 女性は三人を確かめると訝しそうに眉をひそめる。目の前にいる客人達の正体を見極めようとしているのだろうか。
「こちらにいらっしゃるご主人様のご依頼を受け、こちらにお邪魔させていただきました」
 セレスティが恭しく頭をさげると、女性はようやく頬を緩め、「あぁ……」と小さく頷いた。
「父に用があったのですか。……案内いたします、こちらへ」
 言い、踵を返すと、女性は屋敷の玄関の中へと姿を消した。

 庭に面した長廊下を過ぎ、女性は廊下の一番奥にある部屋の前で足を止める。
「お父さん、依頼を受けてくださった皆様がお見えです」
 静々と頭をさげつつそう述べると、障子の向こうから唸るような低い声が返ってきた。
その声を確かめると、女性は三人に向き直って片手を伸ばし、障子に指をかける。
「どうぞ、お入りください。……ただし面会は手短にお願いします」
 指を揃えて頭を下げる女性の前を通り、三人はそれぞれに会釈を残して障子をくぐった。
 部屋の中に敷かれた蒲団の上に、ほっそりとした面立ちの老人が横たわっている。
蒲団の他には、あまり目をひくような家具などは見当たらないようだ。
いけられている菖蒲の花ばかりが、季節を漂わせている。
「初めまして。高峯弧呂丸と申します」
 初めにそう名乗り、膝をついたのは、弧呂丸だった。彼は和装の裾をきちんと整えて腰を落とすと、老人に向けて穏やかに笑みを向ける。
続き、セレスティと月人も腰をおろして頭をさげた。
「セレスティ・カーニンガムと申します」
「叶月人です。ご依頼を受け、こちらにお邪魔いたしました」
「……えぇ、どうも、お手間をおかけしてしまいまして……」
 小さく咳ごみながら上体を起こそうとする老人を、セレスティの手が制する。
「お構いなく、そのままで」
「……」
 老人は数度頷いてみせた後に、弧呂丸と月人に支えられるように枕へと戻り、
「夢、のようだと思われるじゃろうが」
 天井を見上げ、うわ言のようにそう口を開けた。
「いいえ、そのような事はありません。今日伺ったのは、いくつかお訊ねしたい事があったからです」
 老人の言葉に首を振りながら、月人が告げる。
「藤の精に関しては、詳しく覚えておいででしょうか? 可能であれば、精の居場所や、前の世でのあなたのお名前を教えていただきたいのですが」
 月人の言葉をうけて、セレスティも頷いた。
「手掛かりは一つでも多いほうがよろしいですしね」
「わたしの名前は――――」
 老人は天井を見上げたままでそう呟き、幾度か瞬きを繰り返した後に、その視線を三人へと向ける。
「わたしが覚えているのは、あの藤の美しい様と……あの、懐かしい、わたしの故郷の景色……」
 呟き、かすかに笑う。
「そして、彼女の名ばかりなのですよ」



 数時間後、三人はトウキョウから離れたとある県の山間の中にいた。
セレスティの所有する車は主と弧呂丸、月人を乗せて、初夏の気配を漂わせ始めている薄緑の中を走っていく。
「藤の名所に関わるような場所かと思いましたが、そうではないのですね」
 セレスティが口を開くと、月人が小さく頷いて返す。
「今現在、その藤が現存しているかどうかさえも分からないのですよね」
 窓の外には葉桜と化した樹林が続き、流れていく。
「ご老体のお話から見当をつけるに、時代は今から二百年ほど前の事であるようですね。地名などから察するに、場所は間違いないとは思うのですが」
 車の窓から見える景色を確かめつつ告げるセレスティに、月人は黙したまま頷いた。
「しかし、改めて考えますと、やはりこの度のお話は、どこか御伽噺のような、そんな風情のあるものですね」
 弧呂丸が穏やかな眼差しを細めながらそう述べると、セレスティはやんわりと微笑を浮かべて小首を傾げ、月人は同意を示して身を乗り出した。
「ご老体の願い、叶えてさしあげるのが、人情というものですよね」
「そうですね。今回私は、ご老体の依頼を受けるといったものではなく、一人の人間としてお役に立てればと考えております」
 月人の言葉に返事を返しつつ、弧呂丸は柔らかな笑みを浮かべた。
 二人のやり取りを確かめながら、セレスティもまた頬を緩め、車が目指している先を見やる。
その視線の先には大きな坂が続き、車はその道を速度を変えることなく進んでいく。
「この坂をこえた場所に、小さな古寺があるそうです。今は主となる僧侶も居ないそうですが、それでも信心深いような方は、今でもそちらに足を運んでいるそうなのです」
「詣でる方がいらっしゃるというのであれば、それほど寂れた場所ではないのですね」
 弧呂丸が返すと、セレスティは視線を弧呂丸へと移し、足を組み替えて目を細ませた。
「そうですね。……しかし彼らが足を運ぶのは、主にこの季節……桜の季節が終わり、初夏の気配が漂い始めるこの季節だということなのです」
「この時期ですか? それは、その古寺が何かしらの名所のような扱いを受けているからですか?」
 月人が問うと、セレスティは緩やかに微笑して頷いた。
「それは見事な藤の花が開くのだそうです」
「藤……それでは、やはりそこが」
「どうやら見えてきたようですよ」
 訊ねかけた弧呂丸の言葉を、セレスティは穏やかにさえぎった。



 馨、馨。そこに隠れておるのか?
 …………
 笑っておるのか、馨。そなたはいつも美しい
 おまえさま、そら、雲雀が飛んでいきまする
 おお、おお、雲雀か。なんとも可愛らしい声音を響かせよるのう
 …………
 笑っておるのか、馨。ほれ、春日が番いで飛んで往きおるぞ




 目に鮮やかな藤色の霞みがかったような情景が広がった。
 涼やかな春の風が緩やかに流れ、過ぎていく。その風の波に添うように、藤の花はゆったりと散っている。
「素晴らしい藤棚ですね」
 弧呂丸が感嘆の声を述べ、垂れ下がっている花の房に指を伸ばした。
「藤は薄紫のものと白いものとがありますが、ここにあるのは薄紫色のものばかりですね」
 弧呂丸が進んだ方角とは逆の方に足を向けた月人が、眼鏡の奥の金色をゆったりと緩める。
しかしその目は決して笑みを浮かべているのではない。何かを思い出しているような、鈍い光を宿していた。
「風に散ると書いてふぢと読ませるのだといいますが、美しい表現ですね」
 月人の心を意にとめる様子もなく、セレスティは藤が散っていく情景に瞳を細める。
「この花に住まう精霊が、ご老体が心を寄せる方……馨さんなのですよね」
 房から手を離し、弧呂丸はそう呟きながら辺りに気をくべた。
「間違いなくこの藤であれば、そのはずですが……」
 月人はそう返しながら足を進め、そして、ふと藤棚の奥にあった幹に目をとめた。
 藤棚は、確かに人ならざるものの気配を漂わせていた。しかしそれは本当に幽かな気配でもあり、ともすれば、吹く風によって散らされてしまいそうなほどのものでもある。
その気配を辿りながら歩く月人に、少し離れた場所で足を止めているセレスティが声をかけた。
「見つけたのですか?」
「――――ええ、おそらくは」
 頷き、幹に手を伸べる月人の隣に、弧呂丸はゆっくりとした歩調で近寄り、その幹に視線を向ける。
「花の気に寄ってきたのだろうと思われる化生の気配も混ざってはいますが、その幹に居る化生が、この辺りでは最古の存在であるようですね」
 月人が黙したままで頷く。セレスティは手にしているステッキを動かし、足を動かした。
「間違いはないようですね。おそらくは、そこに馨さんという方が――」
 告げる言葉を制するように、心持ち強い風が藤の房を揺らし、過ぎた。
舞い振る雪が薄紫色をしていれば、あるいはこう見えたかもしれない。そう思えるような幻惑的な情景が、その刹那広がった。
 風で揺れる房は大きな雫のように花を散らし、辺りは一瞬にして霞みのような色彩で彩られる。
 不意に吹き流れたその霞みに、三人が数度瞬きをした、ほんの束の間の時間の後の事だった。
そこに、花と同じ色の着物をまとった女が一人、立っていた。



「あなたが馨さんですか?」
 初めに口を開いたのは弧呂丸だった。弧呂丸は、目の前に広がった幻惑的な花の舞いに感嘆の光を宿した目で、今そこにある女に向けて笑みを浮かべる。
 女は言葉を返そうとはしなかった。代わりに、つと袖を持ち上げて顔の半分を隠し、表情というものを読み取られぬような姿勢をとる。
「不躾に申し訳ありません。私達は、なにも危害を加えるために来たのではありません。とある方の使いで伺ったのですよ」
 女の警戒をとりなすように、セレスティが小首を傾げ、そう説明をすると、女はいくらか緊張を緩めた眼差しで三人を見やった。
「――――かつて、心を交わした人間の男がいませんでしたか?」
 訊ね、足を一つ進めた月人が穏やかに微笑すると、女は黒い双眸をゆらりと細めて月人を確かめ、一つ足を退かせた。
「……おまえさま方は、あのお方をご存知なのか」
 ようやく返された女の声は、しっとりとした声音でありながら、凛とした響きをも併せ持っている。
その声に重なるように、風が再び強く吹き流れた。
「……あのお方は何処へ行かれなさったのか。長しえに伴にあろうと述べたものを、何故此方におられぬのか」
 風が流れ、花がざぁざぁと流れ散っていく。袖で隠された女の表情が、花に似た雫で濡れていく。
「あぁ、わたくしは、わたくしは、わたくしは」
「あなたの伴侶は、一度この世を去ったのです。人の身であるがために」
 弧呂丸が、女の嘆きを留めるようにそう述べた。女の傍に歩み寄り、はらはらと散る花の流れを止めようと、その手を差し伸べる。
「あなたとの時を望みながらも、肺を患い、亡くなってしまったのです」
 そう続ける弧呂丸に、女はふと嘆きをとめて呟いた。
「…………」
 しかしその言葉は形を成すことなく、花とともに地の上に重なり、消えていく。
「そして再びあなたと出会うため、輪廻を遂げていらしたのです」
 セレスティが弧呂丸の言葉を継げる。長い絹糸のような銀髪が、薄紫の花風でゆったりと宙を舞っている。
「……輪廻を」
 女の声が形を成した。月人が頷き、歩む。
「しかし、今再び彼はこの世を去ろうとしています。……天寿を迎えようとしているのです」
「…………」
「私達はあの方から、心をあなたに伝えてくれと、言伝を受けて参りました。……あの方は、今もあなたに心を寄せているのです」
「……あのお方は、今、何処に」
「この地より離れた街の中に」
「……そうですか」
 風が凪ぎ、花の流れがふわりと止まった。
 女は睫毛を伏せてしばし黙した後に、ゆっくりと目を開き、そして初めて袖をおろしてその面を見せた。
「わたくしを、一房手折ってはくださりませんか。……どうぞわたくしを、あの方のお傍へとお運びくださいませ」
 穏やかにそう告げて細めた目には、確かに笑みが浮かんでいた。



「皆様、おかえりなさいませ」
 戻った三人を出迎えた女――老人の養女は、わずかに落胆したような面持ちで深く頭を下げた。
「ご主人様のご容態は?」
 老人の部屋へと案内されながらセレスティが訊ねると、女はうな垂れるようにして首を振った。
「……お医者様のお話だと、今夜ほどが峠だと……」
「……そうですか」
 
「お父様、皆様が戻られましたよ」
 着いた部屋の前で足を止め、女がそう述べる。しかし返事のようなものはなかった。
 障子が開けられ、部屋の内から乾いた空気が流れ出てきた。
 そこにはやはり蒲団が敷かれ、横たわる老人の姿ばかりが在る。
「…………風が出てまいりましたね」
 部屋の中へと立ち入っていく三人の背中を見送りつつ、女がそう呟き、庭の花を確かめた、その時。

 風が、藤の房を揺らし、薄紫色の雫が、流れるように老人の周りを囲み、舞った。
「――――おぉ、おお、おまえなのか、馨」
 老人は痩せ細った腕を、宙に向けて伸ばし、幸福そうに笑みを浮かべている。



 えぇ、わたくしは此方でございます、おまえさま
 精霊は男の横に座ってその手を取り、頬を緩めて頷いた。
 あぁ――――、わたしはどうしてこれまでおまえの事を忘れていたのだろう
 精霊の手を取って体を起こすと、男はそう言って申し訳ないと頭をさげる。
 いいえ、いいえ、おまえさま。こうしてわたくしに逢ってくださったではございませぬか
 男の謝罪に首を振り、精霊はそれを優しく拒む。
 おまえさま、おまえさま。野には春日や雲雀が舞ってございます
 雲雀か――――。それはさぞかし可愛らしく鳴いていることだろう。ああ、懐かしい
 …………
 どうした、馨。――――笑って、おるのか?



 風に流れた藤の花が、ふわりと舞って庭の向こうへと流れ出ていった。
「――――蝶が、」
 弧呂丸が不意に呟き、目を細ませる。
「蝶は、何方かの魂の生まれ変わりだと、聞いた事がありますが……」
 月人が、弧呂丸の言葉を受けて続ける。
 セレスティは、蝶の姿を黙したままで見据えた。

 番いの蝶が、藤の花を追うように飛んで往く。 



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1883/ セレスティ・カーニンガム / 男性 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い】
【4583 / 高峯・弧呂丸 / 男性 / 23歳 / 呪禁師】
【4800 / 叶・月人 / 男性 / 26歳 / 牧師兼保育園の先生】


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■         ライター通信          ■
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この度はご参加くださいまして、まことにありがとうございました。
今回のノベルは”雰囲気を重視した”ものとさせていただきたく思い、そしてそのように書かせていただきました。
いただきましたプレイングも、皆様とても協力的で優しく、書き手としましても非常にありがたく思いました。

>セレスティ・カーニンガム様
いつもお世話様です。
今回のノベル中では、総帥には「流れの全てを知っていた」ような視線を感じました。
もしかしたら総帥は、前もって調べていた段階で、全てをご存知だったのかもしれません。

>高峯・弧呂丸様
いつもお世話様です。
弧呂丸様は常に紳士であり、優しい方だと思って書かせていただいています。物腰柔らか、みたいな。
機会があれば、違った面の弧呂丸様も書いてみたいなーなどと妄想してみたり。

>叶・月人様
依頼では初めまして。お世話様です。
集合ノベル、依頼ノベルとしては初めて書かせていただいたのですが、表現や行動等、いかがでしたでしょうか。
今回のノベル中では、馨さんの宥め役的な役柄をお任せしてしまいました。


このノベルを少しでもお気に召していただければと思います。
それでは、今回は本当にありがとうございました。また機会等ございましたら、依頼やシチュノベ等でお声などいただければと願いつつ。