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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


竜を探して

 発端は、山沿いのとある村だった。数年前から、谷川の両端にロープをはって、鯉幟を一列に並べて名物にしていたこの村の、総勢15尾の鯉が一夜にして消えたのだ。当初はその前夜、東京を荒らしまわった局地的な大風が吹き飛ばしてしまったのだと考えられていたのだが、村の子供らの中に、当夜偶然にも空を見上げていた者が数人あった。彼らは一様にこう言ったのだ。
「鯉幟は光る竜と一緒に飛んで行った」
 夕方のニュース番組で、ちらりと報道されただけのこの証言が、意外な波紋を巻き起こした。都内から、同じような竜の目撃者が現れたのだ。該当地域を調べてみると、やはり山沿いの村と同じ夜に大風が吹いており、鯉幟が皆飛ばされていた。噂は瞬く間に広がり、あちこちで有象無象の竜の噂が流れたが、解決には至らなかった。黒榊魅月姫が事の真相を聞いたのは、久しぶりに連絡を寄越した天 玲一郎(あまね・れいいちろう)からだ。彼の姉、鈴からの頼みだと聞けば、断る気にはなれなかったし、テレビで見かけた時からちょっと興味を持っていた事もあり、魅月姫は彼の頼みを聞くことにした。玲一郎が言うには、この事件の犯人は、子供たちの言う通り、光る竜であり、その竜の出所は彼の一族が保管していた掛け軸らしい。莫竜と言う名のその竜を、再び封じるのに協力して欲しいと言うのだ。話を聞き終えた魅月姫は、玲一郎を少し見上げて、言った。
「話は分かりました。少し面白そうですし、私も力をお貸ししましょう」

「この辺りらしいのう」
 公園脇の通りを、きょろきょろと辺りを見回して言ったのは、天鈴(あまね・すず)だ。 白っぽい地の着物に真っ白な髪、真紅の瞳を除けば、鈴と魅月姫のいでたちは今日も見事に正反対だった。魅月姫の腰まである髪は夜の闇を映したような漆黒だし、服装はアンティークな雰囲気の黒のワンピースだ。動く度に、裾や袖、襟元のフリルがどこかしら揺れる。玲一郎に言われた待ち合わせ場所で魅月姫を待っていたのは、先の鈴と、もう一人、緋井路桜(ひいろ・さくら)だった。肩上で綺麗に揃ったおかっぱ頭に、黒目勝ちの瞳。鈴のそれとは雰囲気は違うが、着慣れた和服姿だ。桜が持ってきた地図を見ながら、三人はまず、待ち合わせ場所から程近い、この公園にやって来たのだ。すぐ傍の家で、やはり鯉幟が消えている。他と同じく、大風が吹いたという証言があったが、生憎時間も方向もわからなかった。が、しかし。公園の横であったのが幸いした。
「桜どの、頼みますぞ」
 鈴が言うより早く、桜は公園内を見渡す大樹に近付くと、そっと両手を触れた。ざわり、と樹が揺れ、桜の気配が変わる。瞳も青く色を変え、元々ぽおっとした桜の視線は完全に焦点を結ばなくなった。
「桜どのは、草木と感応出来るのじゃ」
 鈴が小声で言ってから数分後、桜は幹から手を離して振り向いた。鈴の手にした地図を覗き込み、鉛筆で矢印と数字を書き込んだ。
「時間は…あまり…」
「これだけでも充分じゃ。礼を言う」
 鈴の言葉に、魅月姫も頷いた。なるほど、今回の捜索には、彼女の力は欠かせなかっただろう。その後、玲一郎が更に多くの情報を書き込んだ地図を持って合流し、四人は調査を始めた。風向きや時間がすぐに分かる事は少なく、そこでも桜の力は大いに頼りになった。周囲に植物が見当たらない場所では、鈴と魅月姫で証言を集めて予測した。調べた結果を探偵事務所で待機しているもう一人の協力者、シュライン・エマに送信し、分析して貰う。四人の調査は段々と都心を離れ、多摩地域にまで広がった。最初にテレビに出た村以外にも、莫竜はこの地域に多くの痕跡を残していた。ほぼ全てのポイントを調査し終えた所で、玲一郎が改めてシュラインに連絡を取った。
「分かったようですよ」
 携帯電話を切った玲一郎が、三人を振り向いて、言った。
「莫竜は、富士に向かったようです」

「寒くはないか?魅月姫どの」
 風を切る音の向こうから、鈴が聞いた。魅月姫は小さく首を振り、白い羽毛を撫でる。魅月姫、鈴、玲一郎、そして桜の四人は巨大な白い鳥に乗って、まずは都内を目指していた。そこでシュラインを拾い、後は一路富士を目指す事になる。この鳥の名は呑天と言い、天の先祖に当たる者が作り出したものだと鈴が説明した。余り時間も無い故、と、玲一郎の反対を押し切って鈴が呼んだのだ。白い鵜のような鳥は、魅月姫たちの前に下りるとたちまち大きく変化し、四人を乗せて飛び立ったのだ。さすがの魅月姫も、この鳥には少々驚いた。
「全く、誰かに見つかったら、また騒ぎになりますよ?」
「何を言うておる。そなたはただ、呑天が怖いだけであろ?」
 まだぶつぶつと文句を言う玲一郎を横目に、鈴が笑う。気位の高いこの鳥は、今の所鈴にしか懐いておらず、玲一郎を目の仇にしているのだそうだ。鈴が命じれば嫌々ながらも乗せてはくれるが、彼女が目を放した隙に振り落とした事もあるのだと、玲一郎は溜息を吐きつつ話してくれた。
「こんなに可愛い奴なんじゃがのう。なあ呑天?」
 鈴の声に応えるように、白い鳥がけえっと声を上げた。

「迎えが来るとは聞いていたけど、まさか鳥で来るとは思わなかったわ」
 呑天に飛び乗ったシュライン・エマは、彼女を受け止めた玲一郎にまず、文句を言った。彼女とも、魅月姫は数度、顔を合わせている。青い瞳で睨まれた玲一郎は、苦笑した。
「呑天、と言うのですが、やはり我が家の者が作り出したものなんです。少々気難しい所もあるので、僕としては避けたかったんですけどね」
「でも、とても快適です」
 魅月姫が横からぽつりと言うと、玲一郎は更に決まり悪そうな顔をし、シュラインもなるほど、と言う感じで頷くと、
「…にしても、ねえ、莫竜はもう見つかったの?」
 と聞いた。
「まだじゃ。富士の裾野は広いからのう。上から見た方が分かりやすかろうと思うて、呑天を呼んだまでよ」
 そう答えた鈴の懐には、細長い箱がある。莫竜の封じられていた掛け軸だと、魅月姫も気付いた。シュラインにもそう聞かれ、鈴が箱を開け、掛け軸を取り出してするすると広げた。大きな滝の絵だ。下は川と言うより雲のように見える中、真中だけがぽっかりと空いている。ここに竜が居たのだろう。滝と遊ぶ一頭の竜。シンプルな構図だ。シュラインは掛け軸をじいっと覗き込んで、聞いた。
「見つけたら、またここに封印するの?」
「無論。あれは暴れ者ゆえ、放っては置けぬ」
 鈴があっさりと答えると、シュラインがまた首を傾げる。
「…寂しがりって聞いたけど」
「それでもどうしようも無いのじゃ。仙界の滝を昇り切るような鯉は滅多に居るものでは無いし、他の竜達はあ奴のような半端者を相手にはせぬ。仙界に戻したとて、同じ事よ」
「そう…」
 しばらく考えた後、シュラインが出したアイディアは、中々興味深いものだった。
「なるほど。それも一理ある、か。よかろう、シュライン殿の言う通りにいたそう」
 と、鈴が微笑めば、魅月姫も
「それは面白いかも知れませんね」
と賛成した。玲一郎と桜にも異論は無さそうだ。いつの間にか、呑天は多摩をとうに抜け、道志上空から富士にぐっと近付いており、見るとすぐそばに富士の山影が迫ってきて居た。
「広いわね」
 シュラインが呟く。確かに一口で富士と言ってもかなりの広さだ。だが、鈴は平気じゃ、と笑った。
「とは言え、かなりの図体じゃ。人里を通ればそこそこの騒ぎが起きよう。じゃが、そのような話は今の所聞かぬ。と言う事は…」
 そこまで聞いて、魅月姫もはたと気がついた。情報が無い事、それ自体が情報なのだ。
「人間の居ない場所を通った、と言う事ですね」
 魅月姫が言うと、鈴は頷いて眼下を指差した。そこには深い森の海が広がっている。
「鈴さん、これって…」
「ああ、そうじゃ」
 鈴が頷く。
「確か、樹海、と呼ばれておるのであろ?」
 
「やはり、この辺りで間違いありませんね。気配が濃くなって、消えています」
 影を渡って皆の所に戻った魅月姫は、そう言って辺りを見回した。空から莫竜が木々をなぎ倒した跡を見つけた一行が、樹海に降りて三十分ほどが経っていた。桜が周囲の木々から情報を得る間、魅月姫は一人、周りを探索してきたのだ。
「樹海ねえ…。あの掛け軸みたいな、滝のある所だと思ったんだけどな」
 シュラインが言った。確かにこの辺りには大きな滝どころか小川の気配すらしない。だが、木々の声を聞き終えたらしい桜は首を振ると、すっと森の奥を指差した。
「この奥…大きなモノが……消えた」
「なるほど。ならば間違いは無さそうじゃの」
 三人は顔を見合わせると、桜について歩き出した。樹の海、と言う言葉は、ここに限って言えば見事に的を得た表現だと、魅月姫も思う日中も日の差すことすらないしっとりとした深い森は、この所ビル街ばかり見ていた魅月姫に、久しぶりの寛ぎを与えてくれさえする。足元は細かな起伏や木の根、そして深く積もった腐葉土で安定せず、ぼんやりとしているとすぐに足を取られるのだろうが、闇を飛ぶように進む魅月姫には全く関係が無かった。隣を行く鈴にも同じらしい。時折他愛無い話をしつつ、気軽な散歩でもするように歩いていると、鈴がふいに立ち止まった。そのまま少し屈みこむ。魅月姫もその横から覗き込んだ。
「こんな所に、穴が…」
 地表にぱっくりと口を開けた、穴だった。かなりの大きさだが、周囲に散らばった岩や石ころなどからして、どうやら最近、入り口を広げた者があるらしい。下から微かに水気を含んだ風が吹き上げてきていた。多分、地表ではなく、地下を流れる川があるのだ。この穴は、そこに通じているのだろう。鈴は、振り向くと、追いついてきた玲一郎たちに言った。
「ここはわしらが行こう。あれは素直に話を聞くような輩では無い故」
「問答無用で封じちゃうの?」
 心配そうにシュラインに聞かれ、鈴がいや、と笑う。
「一応話くらいは聞いてやるが。とにかく捕まえねばその話も聞けぬであろ」
 鈴がまずひらり、と穴に飛び込み、魅月姫も迷わず後に続いた。

 
「ほう…中はそこそこに広いのう、魅月姫どの」
 先に飛び降りた鈴が、言った。
「そうですね。こんな所に川が流れているとは思いませんでした」
「川、と言うより地下水路がたまたま洞窟を通っておる、と言う事らしいがの。ほれ、川だけではないぞ」
 鈴の視線の先を追うまでもなく、魅月姫にもそれは見えていた。闇の中にほんの微かな光を受けて輝く、滝。そして、そこに悠然と首をもたげた銀色の竜。ふうう、と威嚇の唸り声をあげて、光る瞳でこちらを睨みつけている。
「話くらいは聞いてやる、のでしたよね?」
 確かめると、鈴は気乗りし無さそうに、まあなと頷いた。魅月姫はほんの微かに微笑むと、竜に向き直った。
「貴方にも、言い分はあるのでしょう。けれど、このような真似は感心しませんね」
 ふうう、と竜が気を吐く。莫竜の周囲には攫ってきた鯉幟が散乱しており、地下にあるにしては大きな滝つぼの中にたゆたっていた。
「分かっているのでしょう?集めた所で、貴方と同じ物では無い。お帰りなさい、貴方には帰るべき場所があるのですから」
 竜が咆えた。話し合う余地は無いらしいと判断した魅月姫がさっと後ろに飛びのいた直後に、風が襲った。岩をえぐった風は、避けた彼女を更に追う。
「魅月姫どの!!」
「無事です」
 と答えて、そのまま左手を伸ばした。暗い洞窟の中に、更なる闇が生まれる。
「…『闇の門』」
 魅月姫の声と共に生まれた闇は大きくなり、彼女を追ってきた風を吸い込んだ。
「よし、今の内に…!」
 魅月姫の前に出た鈴が、風を放つ。竜のそれを凌駕する凄まじい風が、莫竜を締め上げようと取り囲む。負けじと莫竜も風を放ち、二つのつむじ風が激しくぶつかり、洞窟を揺るがした。砂や小石がぱらぱらとふった。
「鈴、天井が!!」
 頭上の岩場に亀裂が走るのに気付いて叫ぶと、鈴も頷いて更に飛び、四方に風を放った。動揺した莫竜も咆えながら再び激しい風を放つ。二人の風を受けて、揺らいでいた天井は瞬く間に崩れ、粉々になった。降り注ぐ瓦礫と風を、魅月姫の『闇の門』が吸い込んでいく。洞窟に陽が差し込み、水辺に落ちた大きな影を使って結界を結ぶ。鈴の風と魅月姫の結界に押さえ込まれた竜は、大きく咆えながらのたうった。
「あなたの負けです。莫竜」
 鈴の風が竜を更に締め上げたところで、観念したのだろう。莫竜は魅月姫の結界の中でしゅう、と小さな気を吐いて、動かなくなった。地表に飛びあがった二人に、玲一郎、シュライン、桜の三人が駆け寄る。
「大丈夫ですか?姉さん」
 気遣う玲一郎に、鈴はなあに、この程度と笑い、魅月姫と顔を見合わせて頷いた。二人の間には、捉えた莫竜の姿がある。
「これが…莫竜…」
 シュラインの声に応えるように、結界の中の竜がくおおん、と鳴き声をあげた。人語は話せぬものの、意味は解するのだと鈴が言った。
「寂しい…の…?」
 か細い声で言って、竜を見上げたのは桜だ。
「鯉幟…持って…ても…」
「変わらなかったようじゃのう」
 鈴が溜息を吐く。
「ずっと眠っておれば、幸せな夢も見られたであろうが。幾ら姿の似た者を集めようと、独りである事には変わらぬ。それは、人とて同じ事ではあるが…」
「形が…似てるから…似てても…」
 桜の瞳が哀しげに歪んだ。彼女の悲しみに呼応するかのように、竜が再び咆えた。
「桜どのには、どうやらこ奴の心が通じるようじゃのう。莫竜よ。もう、気も済んだであろ」
 鈴が言い、玲一郎が前に出た。彼が両手を掲げると同時に、白い光の結界が魅月姫のそれを包み込む。魅月姫がゆるゆると結界を解いて行くのと逆に、光が強まり竜を取り巻く渦となり、鈴がさっと掛け軸を広げる。桜が何か呟くのが見えたが、シュラインの耳を持ってしても言葉は聞き取れなかった。次の瞬間、巨大な竜の姿は消え、鈴の手にした掛け軸に収まっていた。

 玲一郎から連絡が入ったのは、鯉幟騒ぎから半月ばかり経った頃の事だった。シュライン、桜と共に初めて訪れた天姉弟の家は、話通り桃の苑で、微かな風が吹くたび瑞々しくも甘い香りが漂ってくる。
「ここ…」
 中庭に面した廊下の突き当たりを見上げて、桜がぽつりと呟いた。
「ああ、良いじゃない?風通しも良い場所だし、ここなら鈴さんや玲一郎さんも毎日通るでしょう?」
 シュラインが言うと、鈴もなるほど、と頷き、玲一郎に目配せした。玲一郎が鉄鎚を手に背伸びをして打った釘に、シュラインがそっと掛け軸をかける。そっと広げたのは、莫竜の掛け軸だった。だが、彼女が以前見た時のそれとは随分と雰囲気が違っていた。巨大な滝の傍には桃の花が咲き乱れ、その向こうには愛らしい小さな竜すら描かれていたからだ。今日はそのお披露目と、新たな保管場所を決める為に、改めて集まったのだ。
「随分と、賑やかになったのう、莫竜よ」
 鈴がくすっと笑うと、魅月姫も、
「構図としては、以前の方がすっきりしていたかも知れませんけれど」
 と頷いた。封じられているとは言え、絵の中ですら一人ぼっちでは、莫竜も可哀想なのではないかと言ったのは、シュラインだった。彼女は帰ると天姉弟とも面識のある画家、佐生深織に連絡を取り、莫竜の掛け軸に新たな竜と木々を描き加えて貰ったのだ。
「無論、絵筆から生まれた竜と莫竜とは、同じモノでは無いからのう。また寂しくなるやも知れぬが」
 その時は、と、振り向いた鈴に、桜がこくりと頷いた。どうやら時折、ここを訪れてやるつもりらしい。なるほどと納得した所で、鈴がさあ、と手を叩いた。
「それでは、庭で茶でも飲まぬか。皆、今日はのんびり出来るのであろ?」
 勿論、そのつもりで来たのだ。ええ、と魅月姫が答えると、シュラインも勿論!と頷いた。桜は独り、しばらくの間莫竜の掛け軸の前に佇んでいたが、やがて皆の後について歩き出した。
大風と共に消えた鯉幟は、何時の間にか各家に戻っており、また少し騒ぎになった。犯人については諸説流れたが、真実を探り当てた者は無論無い。莫竜の掛け軸は、今もちゃんとあの場所にかけられていると玲一郎からは聞いている。きっともう、こんな騒ぎを起こす事も無いだろう。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【4682 / 黒榊 魅月姫(くろさかき・みづき) / 女性 / 999歳 / 吸血鬼(真祖)・深淵の魔女】
【0086/ シュライン・エマ / 女性 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1233/ 緋井路 桜(ひいろ さくら)/ 女性 / 11歳 / 学生&気まぐれ情報屋&たまに探偵かも 】

<登場NPC>
天 鈴(あまね・すず)
天 玲一郎(あまね・れいいちろう)

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■         ライター通信          ■
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黒榊 魅月姫様
 三度目のご参加、ありがとうございました。ライターのむささびです。竜探し、お楽しみいただけましたでしょうか。今回は、主に竜捕獲でご協力いただきました。正直、魅月姫嬢お一人でも大丈夫とは思ったのですが、鈴との共闘にしてみました。鈴一人では樹海ごと吹き飛ばしてしまったかも知れないので、魅月姫嬢の闇の門と結界は、とても有効でした。ありがとうございました。それでは、再びお会い出来ることを祈って。
むささび