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<東京怪談ウェブゲーム アンティークショップ・レン>


魔女の心得

「やああんた、いいところに来たね」
好事家の大家に代わり、出物を探してこの店を訪れるのも、もう何度目だろう。そして、その度に店主にこう出迎えられるような気がする。そうして、たいていはやっかいごとを押し付けられる。
「いいところ……ですか?」
 それでも小首を傾げて聞く体勢に入ってしまうあたりがラクス・コスミオンなのだ。 
 探している「書」に、そして何か新しい「知」に、巡り会えるかもしれないと思うと、ついつい聞かずにはおられない。まして、ここ、アンティークショップ・レンの店主は女性なのだから、男性恐怖症のラクスでも安心して話に耳を傾けられる。
「これなんだけどね」
 そう言った店主、蓮が示したのは高さ50センチくらいの女性の像だった。表面がてろんとしたその大きめの像が何で作られているのかは一見してわからないが、何よりラクスの目を引いたのが、その女の目。右目は赤、左目には青の石がはめこまれている。
「これはいつかのへらへら男が持ち込んできたもんなんだが、そいつが言うには、これは魔女が後継者に渡すために作ったものらしい。けど中が空洞でね。どうも仕掛けがあるらしいんだ。『魔女の心得』を暗号にした謎解きってことさね」
 蓮はラクスの反応を見るように、身を乗り出した。
「あんた、よく勉強してるし、こういうの好きだろう?」
「は、はぁ……」
 ラクスはあいまいな返事を返す。知識を持つのと、謎解きを解くのとはまた別の能力が要求されるものだ。また、定まった法則に則って解けば良い森羅万象の研究とも別で、謎をかけた人の思惑を読み取らなければならない。
 そう思えば、自信満々に「解いてみせます!」とは言えないラクスだったが、それでも中身が気になって気になって仕方ない。何せ、中身はおそらく魔女の、それもおとぎ話に出てくるような魔法使いではなく、独自の理論と技術を発達させた技能集団の秘密なのだ。自分が研究するものとは違う「知」の系統に触れる機会はそう多くない。
 その誘惑は、ラクスにとってあまりに甘美だった。
「はい、がんばります」
 未だ心の天秤では迷いと興味とが揺れてはいるが、そう答えてしまう。
「そうかい。頑張っておくれよ。ああ、『魔女の心得』というのはこれさね」
 蓮は満足げに頷くと、一枚の紙切れをラクスに寄越した。
 さっそく、ラクスはそれに目を通す。

『魔女たる者、片方の瞳にて知を映し、片方の瞳にて情を映す。しこうして真の魔女たる者、揺れ、流るる鏡の助けを借りて、その両者を同時に瞳に映す。柔らかき月の光の元、得たる知をもって、その業を為す』

 そこにはそう書かれてあった。
 どこから読み解けば良いのだろう。内容を読んでラクスは思わず首を傾げた。魔術を使えば仕掛けもわかるのだろうが、それはやっぱり「ズル」だ。ラクスは一瞬頭によぎった考えを振り払った。
 問題になるのは「知」と「情」の意味だろうか。おそらく像にはめられた青い石が「知」を、赤い石が「情」を示しているのだと思われる。けれど、「知」と「情」はこのままで良いのだろうか。この暗号が魔女のものなら、ケルト語なり、ルーン文字なりに戻さなければいけないのだろうか。
 とにかく、もう少し「瞳」をよく見たい、と身体を乗り出した時。
「こんにちは」
 入り口から聞こえて来た声に、ラクスは身をすくませた。間違いなく、今の声は男性のものだ。慌てて、店の一番奥に避難すると、できるかぎり小さくなる。
 入って来たのは見覚えのない少年だった。黒い衣装に身を包み――それが「学生服」と呼ばれるものであることは、ラクスも知っていた――、細身ながらよく鍛えられた体つきをしている。
 少年が足を進めるにつれ、ラクスはそれと対角線上にいるようにそろそろと移動した。彼とできるだけ距離をとるためだ。そんなラクスに、少年は怪訝な顔をした。
「ああ、その子は男性恐怖症なんだよ。悪気はないから気にしないでやんな」
 蓮が微妙なフォローを入れてくれる。
「ところであんた、いいところに来たね」
 と蓮は先ほどのラクスにしたように、謎解きの誘いを少年にかけていた。少年の方も乗り気なようだ。そんな彼に蓮は、ラクスにも声をかけたことを話したらしい。
 ラクスとしても、協力者が増えるのは大歓迎だ。他の人の解釈を聞くのも勉強になる。それでも、やはり男は怖い。ラクスは首をすくめて少年の方を伺った。
「俺、櫻紫桜(さくらしおう)と言います。よろしくお願いします」
 少年は、気遣ってくれているのだろう、できるだけラクスから離れて自己紹介をしてくれた。
「ラ、ラクス・コスミオンですぅ」
 半ば涙目になりながらも、ラクスはそれに応えた。
「ところで、まだ人を集めたりしないんですか?」
 紫桜が蓮を振り向いた。
「うーん、そうだねぇ。もう少し来そうな気もするね」
 その店主の声に応えるかのように、外で車の止まる音がして、杖をついた人影が下りてくるのが見えた。それを見てラクスはますます小さくなる。その人影が顔見知りのセレスティ・カーニンガムであることに気付いたのだ。絶世の美貌を持つ銀髪の麗人だが、やはり男は男なのだ。
 セレスティももう心得ていてくれているらしく、ラクスに軽く会釈を寄越しただけで、奥の蓮へと声をかけた。
「やああんた、いいところにきたね」
 やはり蓮はセレスティにも誘いをかける。
「それは子ども心が刺激されますね。謎が解けないと、気になって仕方がない気持ちも味わうことになりそうですが」
 話を聞いたセレスティはそう言って微笑んだ。
 彼が加わってくれるのは非常に心強い。けれど、一緒に謎解きに挑戦する相手が男性ばかりというのは遠慮したい……。そう思った時、入り口から天の助けのような上品な女の声が降って来た。
「ごめんくださいまし」
 入って来たのは、艶やかな黒髪の印象的な、和装の美女だった。見た目は20代の後半だろうか。けれど、その洗練された物腰には、それよりずっと大人びた艶っぽさがある。
「おや、いらっしゃい。あんたもどうだい? ひとつ」
 蓮がさっそくこの女性に声をかけ、今いる面々が魔女像の謎解きに関わっていることを説明した。
「まあ、面白そうですね。私は竜宮真砂(たつみやまさご)と申します。皆様、よろしくお願いします」
 女性は意外と子どもっぽい笑みを浮かべて蓮の話に乗ると、ラクスたちの方を向いて優雅なお辞儀をした。つられて、ラクスたちも自己紹介を返した。

「満月の水鏡を利用する封印と見たけれど……」
 蓮から渡された『魔女の心得』を読み終えたらしい真砂が口を開く。
「素直に読み取れば、『月の出る晩に像を川に映し、真意を読み取れ』ということになると思うのですが……」
 それを受けて紫桜も首をひねる。その思いつきは、ラクスの考えとほぼ同じだった。
「そ、それで、右目と左目を互いの瞳に映し出すように、川の水面に反射させて互いに重なるようにすればいいのではないでしょうか。両方が紫になるように」
 まだ心臓が収まらないが、ラクスはそれでも自分の思ったことを口に出すと、素早く計算を始めた。
 月光を反射させる川の反射角、光源の位置、そして月齢と緯度経度から月の出、月の入を割り出して、時間をはじき出さなくては……。と、猛烈な勢いで頭を回転させていると。
「でも、顔が目まで映る流れって難しいわね……」
 真砂の呟きが耳に入って来た。ぴくり、とラクスは身を震わせる。確かに、真砂の言う通りだ。
「それにこの東京で、そこまで綺麗に映る川となると……」
 次いで紫桜がそれに頷いた。再び、ぴくり、とラクスは身を震わせた。確かに、紫桜の言う通りでもある。
「では、流れではなく、銀盆に水を満たした水鏡ではいかがでしょうか。どのみち、月夜に、というのは皆さん共通の意見のようですし。どうでしょう? ちょうど明日は満月、中秋の名月です。月見を兼ねて明日の夜集まって謎解きにとりかかるのというのは? ちょうどおあつらえ向けの場所もご用意できますし」
 セレスティが一同の顔をゆっくりと見渡しながら提案した。
「まあ。楽しそうですのね」
 真砂がにこりと微笑む。他に誰も異論を口にする者はいない。
「じゃあ、それまで像は蓮嬢にお預かり願いましょうか。抜け駆けはなし、ということで……」
セレスティが悪戯っぽい笑みを浮かべた。

 翌日夜、ラクスが教えられた通りにセレスティ邸を訪れると、彼が気を使ってくれたのだろう、1人の女性が出迎えて案内してくれた。通された先の部屋は、一面の壁と天井がガラス張りになっていて、外に広がる庭園から続くように、厳密な温度管理を必要とする植物がガラスの壁際に植わっている。本来なら太陽の光を導くための部屋なのだろうが、これなら月の光も存分に降り注ぐことだろう。
 ちょうど、昇ったばかりの大きな満月が庭園の木々の梢にかかっているのが見える。強く黄色みを帯びた月は、なぜか懐かしい故郷を思わせる。集まった他の面々も、黙って大きな月に見入っている。
「もう少し昇ったら始めましょうかね」
 そう言って紅茶を勧めるセレスティも、月を眺めながら目を細めた。
 やがて、黄色い月は徐々に空高く昇り、銀色の光を帯びる。
「さて、始めましょうか」
 言ってセレスティはテーブルの上を指した。そこには水を満たされた銀盆が載せられていた。
 セレスティの合図で、室内の照明が落とされる。いまや、水をたたえたような銀色の月光だけが部屋の中に満ちていた。
「はい、それじゃあ……」
 と紫桜が魔女の像をそのすぐ近くに置く。水面に像が映るように。
「何も起こらないみたいね。違ったのかしら?」
 何の変化も見せない像に、真砂が首を傾げる。
「像の中が空洞と聞いていたので、その中の何かが投射されるかと思ったのですが……。そういえばその瞳、貴石でしょうか、色石でしょうか? 色石だったら、覗き込んだらわかるかもしれませんね」
 セレスティも首をひねった。その言葉に、近くにいた紫桜が像の瞳を覗き込む。
「うーん……ちょっと中まではわかりませんね」
「そうですか……。こうなるとヒントを頂きたくなりますね」
 セレスティは頷いて、像のもとへと歩み寄り、その瞳に指先を触れた。
「おや? これは石じゃないですね。何かの結晶みたいな……」
「ラ、ラクスにも見せて下さい」
 最初から瞳が気になっていたのを思い出し、ラクスは思い切って声をあげた。これまで、セレスティと紫桜が像を見つめているのを、うずうずする思いで見ていたのだ。話がずっと気がかりだった瞳にまで及んだ今、もう、我慢は限界まできていた。
「ええ、もちろんです。どうぞ」
 セレスティは紫桜を促し、像から離れた。ラクスは待ちきれないとばかりに、像の近くへと寄る。そして、瞳をよく調べようと手を添えた。
 が。
 なにせ、ラクスの手は獅子の前脚。鋭い爪が右の赤い瞳の端にかかる。その途端、瞳はころりと転げ落ちて、銀盆の中へと飛び込んだ。ちゃぷんと軽い音を響かせたかと思うと、あろうことか、それはあっという間に溶けて消えてしまう。
「ひゃ、ひゃあ! ご、ごめんなさいっ!」
 ラクスは思わず頭を抱え、左右に振った。まさか、石が溶けてしまうとは。これでもう像の秘密は永遠に解けないかもしれない。いや、その前に再結晶させる方法を考えなければ……とその頭は、半ばパニック状態になりながらもすごい速さで回転を始める。
「あら、でもこれでいいんじゃないかしら?」
 わきから覗き込んでいた真砂が、盆にたまった水を指した。それはすっかり赤く染まっている。
「こちらの青の石も外して溶かせば……」
「紫色、になるでしょうね」
 真砂の言葉をセレスティが引き取った。
「そうか。鏡にとらわれすぎていたんですね。『揺れ、流るる鏡』までで水のことだったんだ」
 紫桜がはっと声を上げる。
「水の助けを借り……というのが、水に溶かして、ということだったんですね」
 ようやく落ち着いてきたラクスは――でもまだ涙目だったが――、もう片方の青い石を獅子の爪で取り外す。それを銀盆に落とせば、果たして水は高貴な紫色へと色を変えた。
「この後は、『同時に瞳に映す』ですから、目に戻せば良いのでしょうか?」
 セレスティが穏やかながらも、早く見たいとばかりに次を急ぐような口調で言う。
「ええ、目のあったところに穴が開いていますから……。おそらくそうでしょうね」
 真砂が像を覗き込んで頷く。
「でも、盆の水を小さな穴に注ぐのは少し骨が折れそうですね……」
 呟いた紫桜に、セレスティはにこりと微笑みを向けた。
「それはご心配なく」
 その言葉が終わるか終わらないかのうちに、盆にたまった紫色の水が自ら細く立ち上がり、二手に分かれて像の目へと入っていく。
「さて、何が起こるのでしょうね」
 セレスティはわくわくする、と言わんばかりの口調で呟いた。ラクスもまた、一瞬の変化も見逃すまいとばかりに、像を食い入るように見つめる。
 しばし、月光の降る音さえ聞こえそうな静寂が、部屋を満たす。
 そして。
「あら? 下から垂れてきたわね」
 真砂の言う通り、像の底から紫の水が染み出てきている。
「竜宮さん、着物が汚れてしまいます。俺が」
 像を持ち上げようとした真砂を制し、紫桜がそれを手に取った。ラクスとて手を出したい気持ちはやまやまだったが、さっきので少し懲りていた。万一像を壊しでもしたらそれこそ取り返しがつかない。
「これ……、多分接着剤が溶けてきてるんですね」
 紫桜が像の底をつかんだ手をゆっくりと引いた。ずるり、とまるで像が産み落としたかのように筒状のものが抜け出てくる。その側面には文字が刻まれており、そこに入り込んだ紫色が月の光を跳ね返して淡く輝いた。
「『ここに示すは初歩の業にして最後の業。病を癒すは薬ならず飲み人の情なり。ゆめ忘るべからず。情を離れた知を追うに溺るべからず』」
 その文字を真砂が読み上げた。
「あとは薬の調合法のようですわね。特効はないけれど、人に精力をつける基本的な薬、ですね」
 続きに目を通し、そう付け加える。
「中に瓶が入っていましたが、これがその薬でしょうか?」
 紫桜が、筒の中から取り出した瓶を軽く掲げて見せた。
「おそらくそうでしょうね。訓示の方は魔女ならぬ我々には、本当のありがたみがわからないのかもしれませんが」
 セレスティが頷き、軽く笑う。
「『初心忘るべからず』ということでしょうか。よく聞きますけれど、実際に忘れないのは大変なことですしね」
 紫桜がわずかに目を細め、瓶を眺めた。
 そんなやり取りを聞きながら、ラクスは、それ自体が暗号のような訓示をぶつぶつと口の中で呟いた。
 そういえば、薬ではないものでも薬と思い込んで飲んだら効果が出るとか、薬を処方する人によって効果が変わることがある、ということを医学書で読んだ覚えがある。
 そういったことをもふまえて、薬を使えということなのだろう。ただ薬自体にのみ薬効を求めるのではなく、使う対象のことまで考えに入れよ、と。
 これが魔女の知。言ってみれば、理論知ではなく経験知、そして実践知だ。研究者とはまた違う系統の、それでも尊重すべき知だ。
「ラクスには良い勉強になりました」
 静かに呟いて、にっこりと微笑む。
「ええ、それに楽しかったですしね」
 真砂が悪戯っぽい笑みを浮かべて頷いた。
「それでは、まだ月も高いことですし、このままお月見と参りましょうか。今度は日本茶を淹れ直しましょう。紫桜君からすすきと月見団子の差し入れも頂いていますし」
セレスティはさっそく部下に言いつけている。
「お月見……ですか?」
 ラクスは小さく首を傾げた。日本にそういう風習がある、というのは聞いたことがある。ここで経験できるなら願ってもないことだ。
「いいですわね」
 真砂が頷いたところで、淹れたての茶が運ばれてくる。独特の香ばしい香りが広がる。いつしかすすきも飾られて、途端に和風情緒が漂った。

 月が西の空へとゆっくり滑るまで、皆思い思いに月を、そしておしゃべりを楽しんだ。とはいえ、ラクスの話し相手が真砂だけだったのは言うまでもない。

<了>


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)   ■
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【1963/ラクス・コスミオン/女性/240歳/スフィンクス】
【5453/櫻・紫桜/男性/15歳/高校生】
【1883/セレスティ・カーニンガム/男性/725歳/財閥総帥・占い師・水霊使い】
【5199/竜宮・真砂/女性/750歳/魔女】

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■         ライター通信                                                  ■
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こんにちは。ライターの沙月亜衣と申します。
この度は「魔女の心得」へのご参加、まことにありがとうございます。
わかりにくい暗号だったのにも関わらず、ご参加下さった皆様に心からお礼申し上げます。おかげさまで、無事解読することができました。

「水に溶かす」が一番の山場になると思っていたのですが、うまく実現できてほっとしております。
種明かしについては、近いうち私のOMCブログに掲載したいと思います。
またこれに懲りず(?)、今度はもう少しわかりやすい暗号をいつかお届けしたいと思っております。

また、今回は初顔合わせのPC様が多かったので、他の方の描写に少し文字数を割いてみました。
なお、いつものように、各PC様ごとに若干の違いがございます。
とまれ、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


ラクス・コスミオンさま

前回に引き続きのご参加、まことにありがとうございます。
今回もやはり男性割合が高くてご苦労なさったことと思います。お疲れさまでした。
本当は、入射角と反射角の計算、もう少し細かく触れたかったのですが、私の頭がついていきませんでした。申し訳ありません。
実は瞳が「紫」になることのご指摘、ありがとうございます。これで「混ぜる」という発想の布石が打てました。
その割に、少し災難な役を押し付けてしまい、申し訳ありません。結果オーライということでご笑納いただければ幸いです。

ご意見等ありましたら、遠慮なくお申し付け下さい。できるだけ真摯に受け止め、次回からの参考にさせて頂きたいと思います。

それでは、またどこかでお会いできることを祈りつつ、失礼致します。本当にありがとうございました。