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<東京怪談・PCゲームノベル>


The light of the Noel


 招待状に記されていた地図を辿り来てみると、そこは確かに森だった。
 ただし、規模としては決して大きくはないものだ。だが民家が密集している場所から離れ、――いや、しかし、決して交通の便が悪くなるわけでもない。そう、人々の記憶から、ひょいと取り除かれてしまったかのような、そんな場所だ。
 夜の風がさわさわと木々を撫でて通り過ぎ、時折車のライトが通り過ぎていく。
 どことなく、不思議な空気を漂わせているその場所に、その建物はひっそりと佇んでいた。
 
 ドアを前に、ひとりの少女が突っ立っている。夜の闇の中にあっても、くっきりとした輪郭を描き出す白いコートをまとい、手には鞄をさげている。
 少女は呼び鈴に指をかけた後、気丈そうな性格を現すかのように、腰に片手をあてがった姿勢で待機した。
 間も無く開けられたドアの向こうから顔を覗かせた壮年の男に、少女はフンと鼻をならして胸を張る。
「来てやったわ。あたしが来てやった事を喜ぶがいいわ、ヒゲ! ああもう、ぼやっと突っ立ってないで、さっさと中へ案内したらどうなの? おまえ、菓子作りの腕はまあまあだけど、そもそもゲストに対する態度がなっちゃいないわ。こんな森の奥まで呼びつけるだなんて。しかもレディーをよ? ああ、それよりも、寒いったらないわ。さっさと中へ案内しなさいよ、ヒゲ!」
 休む間もなくそう言い放ち、出迎えた男の顔を確かめる。
 男はしばし呆気にとられた後に、面倒くさげにアゴヒゲを掻き撫でてから首を鳴らした。
「このようなばしょまでわざわざおいでくださり、こうえいにおもいます。どうぞこちらへ、ウラさま。うわぎはおあずかりいたします」
 抑揚のない声音でそう返し、男は恭しく腰を折り曲げる。
 ウラ・フレンツヒェンは満足そうな笑みを湛え、白のコートを男――田辺へと手渡した。
「それにしても、こんな森の奥に家をかまえているなんて。おまえ、まるで熊ね」
 田辺がみせた恭しいお辞儀に対し、ウラは一言そう述べて首を傾げる。
 黒いベロアのヴィクトリアン調ドレスのふわりとした裾をなびかせて、まるで通い慣れた場所の廊下を行くような足取りで奥の方へと進んで行くウラを、田辺は返す言葉を失いながら見送った。
「ああ、そうそう」
 廊下を行く足を留め、振り向きざまにそう述べたウラに呼ばれ、田辺はため息がてら歩みを寄せる。
 ウラは、手にしていた袋を田辺へと差し伸べ、クヒヒと笑って顔を歪ませた。
「お土産よ」
「土産? は。おまえにしては気の利いた事を」
「もちろんだわ。あたし程気の利くいい女も珍しいぐらいよ」
「中身は? ……ああ、この匂い。シュトーレンか」
「ヒヒ、そうよ。今日のためにわざわざ一ヶ月も前からねかせたものよ。ラム酒とピールの匂いがたまらないわ。おまえもプロを名乗るなら一度はあたしの作ったものを味わっておかなくちゃね、クヒッ」
 肩を上下させつつ、引きつったような笑みを浮かべ、ウラは再びきびすを返して歩いて行った。 

 リビングルームに揃ったのは、田辺と詫助、それにゲストとして招待した四人の女性陣だった。
 テーブルに並んでいるメニューの数々は、その大半は田辺が手掛けたらしい。が、用意された酒やドリンクの数々を集めたのは詫助の担当だったようだ。
 乾杯もそこそこに、取り皿を片手にテーブルを見渡しているのはウラ・フレンツヒェン。
「最近はヴィクトリアン調の服が流行ってるそうじゃないの。ふん、今さらって感じよね。このあたしの着こなしをお手本にしたらいいんだわ」
 気丈な性格を色強く現した双眼をくるりと光らせて、身につけているドレスの襟元に指を這わせる。
「おまえは、食い物を取るのか喋るのか、どっちかにしたらどうだ」
 グラスを傾けつつ、呆れた調子でそう述べた田辺に、ウラは余裕の笑みをもって返す。
「あたしのテーブルマナーは完璧そのものよ。でも、食事は楽しんでするものだわ。そうじゃない?」
 皿に盛った生ハムとパプリカのブルスケッタを口に運んで口許を緩めるウラの言葉に、威伏神羅がうなずいた。
「全くじゃ。大勢での食事は賑やかで楽しく過ごせた方がいいじゃろう」
「そうよね。クヒヒ、話が合って嬉しいわ」
 神羅と視線を合わせて肩を揺らし、笑う。
「神羅のそのドレス、サテン生地が素敵だわ。ドレープの形も素敵ね。趣味がいいんだわ」
「ふふ、褒めても何も出さぬぞ」
 その合間をぬって、詫助が椅子をひとつひとつ巡って二度目のドリンクを注いでいく。
「ウラさんはソフトドリンクですね。これ、マスカットジュースを発砲させたものなんですが、見目はシャンパンみたいでいいでしょう?」
 ウラのグラスに、柔らかな色味のジュースが波をたてて揺れた。
「神羅さんには、このシャンパンを。――こちら、華子さんがお土産に持ってきてくだすったものなんですよ」
「ほう」
 うなずき、詫助が示した方に顔を向ける。
 大徳寺華子は詫助の声に視線を向けて、かち合った神羅の視線に笑みを浮かべた。
「こんな時でもなきゃ、シャンパンなんざ買わないんだけどね。たまには豪華にするのもいいだろうと思ってね」
 神羅に向けて笑みを見せつつ、シックなデザインの黒いドレスの肩を竦ませる。
「ふ、確かにの。では、馳走になるとしよう」
 華子の笑みにグラスを掲げ、神羅もまた笑みを浮かべた。
 その華子の横の席で、詫助から注がれたグラスを片手に持ち上げているのは藤井葛。
 他の皆が黒を基調とした出で立ちをしているせいか、ただひとり、白いパーティードレスを身につけている葛の姿は見目にも鮮やかなものだった。
「俺も、いただきます」
 グラスを片手にして軽い会釈をする葛に、華子は艶然とした笑みを浮かべ、目をしばたかせた。
「――ふむ。そなたとは、はろうぃんの時に席を共にしたのう」
 葛の顔を確かめて、神羅が小さくうなずいた。
 葛は神羅にも軽い会釈を返し、シャンパンを口にしてから、
「またご一緒できて嬉しいです、神羅さん」
「私もじゃ。――――そなたも田辺から招待されたのか?」
「? いや、俺は詫助さんと知り合いで」
「あたしもヒゲから招待されたわよ! クヒヒッ」
 しばらくの間、食事に集中していたウラが、グラスを持ったままで神羅の前に顔を突き出す。
「気になるのね?」
 神羅の顔を覗きこんでニヤニヤと笑うウラの言葉に、神羅は慌ててかぶりを振った。
「そ、そんなわけなかろう。第一、なぜそのような話になるのだ!」
 目の下をわずかに紅く染める神羅に、ウラはグラスを口に運びつつもニヤつきを収めようとしない。
「あら、恥ずかしがる事じゃないわ。ヒゲだって悪く思ってないはずよ。――――ねえ、ヒゲ!」
「はぁ? なんだ、いきなり」
 ウラに呼ばれ、リビングの奥のキッチンでフルーツのフランベの用意をしていた田辺が顔を持ち上げた。
「さっさとハッキリさせたらどうなのかしら?」
 のんきな表情でこちらを見遣っている田辺に、ウラはフンと鼻を鳴らす。
「ふふ、それは無粋というものだろうさ。それよりも、あたしが作ってきたチキンを食べとくれ。香草焼きなんざ久しぶりに作ったもんだからさ、味の具合を見てほしいのさ」
 慌てふためく神羅の肩を軽く叩き、華子が軽く目配せをした。
 神羅はグラスの中身を一息にあおると、つかつかと踵を鳴らしてテーブルへと戻って行った。
 この遣り取りをしばし無言のままで見守っていた葛は、首を傾げ、サーモンのムースを口に運ぶ。
「葛クンは、ああいった話には関心ないんですか?」
 隣に立っている詫助の問いに、葛はしばし思案してから「うーん」と小さな唸り声をあげた。
「よく分からない」
「そうですか。まあ、それぞれですしね。ああ、このパウンドケーキ、実に美味い! 連中にも食わせてやりたいので、土産にしてもいいですかね」
 自分が作った皿にのせた抹茶のケーキを指差して微笑む詫助に、葛は深くうなずいた。
「連中って、あの妖怪達だよね。また遊びに行きたいな」
「いつでもいらしてください。連中も葛さんとの再会を楽しみにしてますよ」
 微笑み、パウンドケーキを口に運ぶ詫助に、葛は笑みを浮かべてうなずいた。
「俺、子供の頃はサンタってホントにいるんだって信じてたんだよ。妖怪達の間には、やっぱりサンタなんて存在が広まってないのかな」
「いや、案外広まってるもんですよ。連中はこっちに出ちゃ来れませんが、こっちの文化なんかは向こうに広がってますしね。それが浸透するかどうかってだけで」
「へえ、そうなんだ。……じゃあ、プレゼントを待ってる子供なんかもいるのかな」
「いるかもしれませんねえ」
 言葉を交わし、ほのぼのとした笑みを交わすふたりの会話に、ウラが首を突っ込んできた。
「サンタがいるかどうかですって? 随分とロマンティックな話をしてるのね。こんな森の中だもの、サンタも出てくるかもしれないわ。――――ああ、そうよ!」
 つらつらとそう述べた後、再びなんの前振りもなしに田辺を呼びつける。呼ばれた田辺はキッチンから姿を見せて、トレイにのせたジュレとフルーツを運び持ってきた。
「なんだ?」
 運んできたものをテーブルへと置きながら、訝しげな表情でウラを見る田辺に、ウラは胸を張ってみせる。
「この邸内、何か面白い仕掛けとかないの? 隠し部屋だとか、謎のアイテムだとか」
「んなもん、あるわけねえだろ」
「あら、分からないわよ。そうよ、後でこの邸内の散策なんかどうかしら」
 手を打って周りを見渡すウラの申し出は、しかし意外にも受け入れられた。
「そうじゃのう。なかなか面白そうじゃ」
 神羅がうなずき、
「ここにはバーカウンターなんかはないのかい? 小洒落た造りの洋館なんだし、シェーカーなんかがあっても良さそうなんだけどね」
 華子がリビングを見回し、
「うん、面白いかもしれないね。家具とか調度品なんかも見てみたいな」
 葛が目を輝かせる。
 それを受け、ウラはさらに胸を張って鼻を鳴らす。
「じゃあ決まりね。食事を終えたら散策よ。さあ、そうとなったら腹ごしらえね」
 満足そうな笑みを浮かべるウラに、田辺は苦笑まじりにヒゲを撫でていた。


「ところで、あたしが作ってきたシュトーレンは食べてみたの?」
 食事を終え、他の皆が軽い休憩をいれているにも関わらず、早々に散策へと乗り出したウラは連れ出してきた田辺の顔を見上げた。
「ああ、一枚だけな」
「あら、一枚だけ? で、味の方はどうだった?」
「飯の用意をしてる内に腹一杯になっちまってな。うん、味か? そうだな。ラム酒の配分は悪くなかった。あの手の洋酒は配分を誤ると全体の風味も損ねるからな。しかし、ピールやナッツの類いの量が多すぎだ。もう少し少なめにした方が良かったな。まあ、どうせおまえの好みで多めにしたんだろうが」
「ええ、そうよ! 風味が悪くなってしまってもなんだものね」
 田辺から返された批評の後半部分を聞き流し、ウラは得意げに胸を張って鼻を鳴らす。
「今度、他のお菓子も作ってやるわ。おまえ、この家にはどのぐらいの頻度で帰ってきているの?」
 螺旋状になっている階段をのぼり、二階部分へと足を向ける。ふき抜けになった造りをなされているためか、全体的に開放感が充ちていて、照明なども程よく照らされている。
 二階部分にはゲストルームが三つほどあり、書斎のような部屋も用意されていた。残るひとつは田辺の部屋だろうか。
「そうだな。季節の変わり目には帰ってきてると思うが」
「その割にはちゃんと小奇麗にしてあるのね。ハウスキーパーでも雇ってるの?」
「まあ、一応な。――それより、おまえが菓子を作るとはな」
 肩を竦め、ウラを見遣る田辺の視線の先で、ウラがゲストルームやら書斎やらを覗きこんでいる。
 ゲストルームはこざっぱりとしたデザインで、必要最低限の家具の他には目立った調度品なども飾られていない。
「いろいろ作るわよ。エジンバラにいた時はもっといろいろ作っていたものだわ」
「朝食にパンケーキを焼いたりなんかも?」
 訊ね、ウラの動きを先回る。――ウラの手は田辺の部屋のドアに伸ばされていたのだった。
「あら、見られたらマズいものでも置いてあるのかしら」
「そういう事にしといてやる。言っとくが宝なんざないからな」
 背丈の違うウラの顔を見下ろして笑みを浮かべている田辺に、ウラもまた口許にニヤリとした笑みを滲ませる。
「つまんない事を言うのね。レディの期待にはきちんと応えるものよ」
「おまえがレディの名にふさわしい年頃になったら、改めて出直してくるんだな」
 返された田辺の言葉に、ウラは一瞬だけつんと唇を尖らせた。
「おまえ、あたしを子供扱いするのね」
 上目で田辺を見上げると、田辺は頬を緩めた表情のまま、小さな笑みを洩らした。
「まあ、そう怖い顔をするな。――――ほら、これをくれてやるから」
 笑みを含んだ声でそう述べて、小さな箱をウラの手へと放り投げる。
「ふん。どうせつまらないものなんでしょ」
 ウラは田辺が投げてよこした箱を受け取り、その蓋に手をかけた。そして次の時には尖らせていた表情を一変させたのだった。
 箱の中におさめられていたものは、クローバーをモチーフに彫りこんだ、ミュージックボールペンダントだった。

「ねえ、ヒゲ! クリスマスっていったらプディングでしょ? プディングの用意はしてないの?」
 椅子に腰掛け、食後のコーヒーを嗜み終えた後、ウラが思い出したように足をばたつかせた。
「ぷでぃんぐ? それはどのようなものなのじゃ?」
 ウラの隣に座っていた神羅が、ウラの言葉に首をひねる。それを受け、葛がゆっくりと口を開けた。
「ケーキだよ。確かイギリスの伝統菓子だよね」
「そうよ。まあ、ケーキというよりは蒸しパンってとこね。ねえ、ヒゲ! あたし、プディングが食べたいわ!」
 ウラの声に、田辺は少しばかりうんざりとした表情で席を立ち、ウラの顔を一瞥した。
「おまえ、いくらなんでも食いすぎだろう。結局七面鳥だっておまえがほとんど食っちまったんだろう?」
「ふふ。口に合ったようで嬉しいよ」
 カップから口を離し、華子が艶然と目を細ませる。
「まあまあ。田辺クン、プディングのしこみもやってたじゃないか。どうせ並べる予定だったんだろう?」
「まあ、そうだけどな。今持ってくるからちょっと待ってろ」
 詫助がやんわりと微笑み、田辺が肩を竦ませた。
「ねえ、プディングがあるならさ、ブランデーで火をつけようじゃないか。あたしはやった事ないんだけど、あれは結構綺麗なもんなんだろう?」
 頬づえをついて田辺を見つめる華子の申し出に、田辺は小さくうなずいてキッチンへと姿を消した。
「? ブランデーで、何に火をつけるのじゃ?」
「プディングにだよ。ちょっとした演出みたいなもんだよね」
 神羅の問いを葛が返す。ウラはまだ足をばたつかせ、クヒヒと悪戯めいた笑みを浮かべる。
「ヒゲはコインを練りこむような趣向は凝らしているのかしら」
「コインを練りこむじゃと?! ケーキにコインが入っているのか?!」
「ええ、そうよ。切り分けられた分の中にコインが入っていればラッキーなのよ」
「コインは食べられないであろうに!」
 驚きに目を見張る神羅に、ウラがクヒヒと頬を歪めた。と、そのウラの頭を田辺の片手がぐしゃりと撫でた。
「ほら、持ってきたぞ。せっかくだからブランデーは華子さんが持ってきたカルヴァドスを使おう。風味付けにも良いしな」
 告げながら華子を見遣った田辺の視線に、華子はふわりと笑みを返した。
 そのやり取りを見ていた葛が、カバンの中からカメラを取り出し、述べた。
「ねえ、せっかくだし、記念に写真とか撮ろうよ」
「ああ、いいですねえ。今日という記念に」
 詫助がうなずいた。
「それじゃあ、プディングを真ん中に撮ろうじゃないの! クリスマスっぽくて素敵だわ!」
 ウラが満面に笑みを湛える。
「じゃあ、少しカメラをお借りしていいですか? タイマーセットしますよ」
「うん」
 詫助の手にカメラを渡すと、葛もテーブルへと向かった。
「それじゃ、撮りますよ。田辺クン、プディングの用意はいいですか? ――――じゃあ、はい、皆さん並んで」
 小走りにテーブルへと戻った詫助が、華子の隣でゆったりとした笑みを浮かべる。
 

Please pass good Christmas   
   


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1312 / 藤井・葛 / 女性 / 22歳 / 学生】
【2991 / 大徳寺・華子 / 女性 / 111歳 / 忌唄の唄い手】
【3427 / ウラ・フレンツヒェン / 女性 / 14歳 / 魔術師見習にして助手】
【4790 / 威伏・神羅 / 女性 / 623歳 / 流しの演奏家】

NPC:田辺聖人、詫助

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■         ライター通信          ■
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クリスマスをテーマにしたゲームノベル、お届けいたします。

今回のゲームノベルは総勢8名のPCさまが参加してくださいました。ありがとうございます。
一覧をご覧いただければお分かりのように、8名さまをふたつのグループに分け、描写させていただいております。。
この際、相関と、これまでのノベルでの描写等を参考にさせていただきました。
また、ノベル中でNPCから贈らせていただきましたプレゼントは、アイテムとしてお渡しさせていただきました。お気に召していただけましたら幸いです。

>ウラ・フレンツヒェンさま
いつもお世話様です。
田辺との絡み(笑)ということで、なにやらちょっとした掛け合いみたいな描写をしていただきましたが、いかがでしたでしょうか。お楽しみいただけていれば幸いです。
また、プレゼントもお気に召していただければと思います。ペンダントという、ありふれたものになってしまいましたが、おおさめくださいませ。

それでは、よいクリスマスを。