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<東京怪談・PCゲームノベル>


The light of the Noel


 招待状に記されていた地図を辿り来てみると、そこは確かに森だった。
 ただし、規模としては決して大きくはないものだ。だが民家が密集している場所から離れ、――いや、しかし、決して交通の便が悪くなるわけでもない。そう、人々の記憶から、ひょいと取り除かれてしまったかのような、そんな場所だ。
 夜の風がさわさわと木々を撫でて通り過ぎ、時折車のライトが通り過ぎていく。
 どことなく、不思議な空気を漂わせているその場所に、その建物はひっそりと佇んでいた。

「招待状がはいってたから、遊びに来てみたよ。なんか、東京なのに森があるなんて、不思議な感じだね」
 詫助に迎えられてドアの中へと踏み入った葛は、建物の中をゆったりと見渡してから、先導して廊下を行く詫助を呼び止め、持参してきたものを手渡した。
「おや、これは?」
 手渡された袋の中を覗きこみつつ、詫助は穏やかな笑みをのせた眼差しを細ませた。
「うん。昨日、パウンドケーキを焼いたから、それを持ってきてみた。ドライフルーツのと、あと、抹茶のやつ」
「へえ、抹茶のケーキですか」
「詫助さんには抹茶の方がいいかなあなんて思って。……ああ、でも今日ってプロのパティシエもいたんだっけ。さすがにプロが作ったケーキにはかなわないだろうけど」
「いいやあ、とんでもない。田辺クンが作る菓子は、まあ確かに美味いんでしょうが、なんだかこう気取った感じがしましてねえ」
 葛の言葉に、詫助はそう返して頬を緩める。
 葛は詫助の返事に首を傾げ、口を開けた。
「でも、田辺聖人って云ったらデパ地下なんかにもたまに呼ばれてる人だよね。そのケーキを食べられるなんて、そんな機会滅多にないよ」
「ふむ、そうですか? 葛さんにも楽しんでもらえたらいいんですけれどね」
 詫助が述べたその言葉に、葛は深くうなずいてから返す、
「ハロウィンの時も楽しかったよね。今日はどんな人が来てるのかも楽しみ」
「そういえば、ハロウィンの時も、葛さんが作られたお菓子をいただきましたよね。あれも美味かった!」
 それ程には前の事ではない記憶を思い出しつつ、詫助は懐かしそうな顔をしてアゴを撫でた。
「さ、皆さんお待ちですよ。――――ああ、そうそう。今日はハロウィンの時に席を同じくされた方も見えてますよ」
 通された部屋のドアが開かれる。溢れ出てきたのは、クリスマスカラーを宿した色とりどりの光彩だった。


 リビングルームに揃ったのは、田辺と詫助、それにゲストとして招待した四人の女性陣だった。
 テーブルに並んでいるメニューの数々は、その大半は田辺が手掛けたらしい。が、用意された酒やドリンクの数々を集めたのは詫助の担当だったようだ。
 乾杯もそこそこに、取り皿を片手にテーブルを見渡しているのはウラ・フレンツヒェン。
「最近はヴィクトリアン調の服が流行ってるそうじゃないの。ふん、今さらって感じよね。このあたしの着こなしをお手本にしたらいいんだわ」
 気丈な性格を色強く現した双眼をくるりと光らせて、身につけているドレスの襟元に指を這わせる。
「おまえは、食い物を取るのか喋るのか、どっちかにしたらどうだ」
 グラスを傾けつつ、呆れた調子でそう述べた田辺に、ウラは余裕の笑みをもって返す。
「あたしのテーブルマナーは完璧そのものよ。でも、食事は楽しんでするものだわ。そうじゃない?」
 皿に盛った生ハムとパプリカのブルスケッタを口に運んで口許を緩めるウラの言葉に、威伏神羅がうなずいた。
「全くじゃ。大勢での食事は賑やかで楽しく過ごせた方がいいじゃろう」
「そうよね。クヒヒ、話が合って嬉しいわ」
 神羅と視線を合わせて肩を揺らし、笑う。
「神羅のそのドレス、サテン生地が素敵だわ。ドレープの形も素敵ね。趣味がいいんだわ」
「ふふ、褒めても何も出さぬぞ」
 その合間をぬって、詫助が椅子をひとつひとつ巡って二度目のドリンクを注いでいく。
「ウラさんはソフトドリンクですね。これ、マスカットジュースを発砲させたものなんですが、見目はシャンパンみたいでいいでしょう?」
 ウラのグラスに、柔らかな色味のジュースが波をたてて揺れた。
「神羅さんには、このシャンパンを。――こちら、華子さんがお土産に持ってきてくだすったものなんですよ」
「ほう」
 うなずき、詫助が示した方に顔を向ける。
 大徳寺華子は詫助の声に視線を向けて、かち合った神羅の視線に笑みを浮かべた。
「こんな時でもなきゃ、シャンパンなんざ買わないんだけどね。たまには豪華にするのもいいだろうと思ってね」
 神羅に向けて笑みを見せつつ、シックなデザインの黒いドレスの肩を竦ませる。
「ふ、確かにの。では、馳走になるとしよう」
 華子の笑みにグラスを掲げ、神羅もまた笑みを浮かべた。
 その華子の横の席で、詫助から注がれたグラスを片手に持ち上げているのは藤井葛。
 他の皆が黒を基調とした出で立ちをしているせいか、ただひとり、白いパーティードレスを身につけている葛の姿は見目にも鮮やかなものだった。
「俺も、いただきます」
 グラスを片手にして軽い会釈をする葛に、華子は艶然とした笑みを浮かべ、目をしばたかせた。
「――ふむ。そなたとは、はろうぃんの時に席を共にしたのう」
 葛の顔を確かめて、神羅が小さくうなずいた。
 葛は神羅にも軽い会釈を返し、シャンパンを口にしてから、
「またご一緒できて嬉しいです、神羅さん」
「私もじゃ。――――そなたも田辺から招待されたのか?」
「? いや、俺は詫助さんと知り合いで」
「あたしもヒゲから招待されたわよ! クヒヒッ」
 しばらくの間、食事に集中していたウラが、グラスを持ったままで神羅の前に顔を突き出す。
「気になるのね?」
 神羅の顔を覗きこんでニヤニヤと笑うウラの言葉に、神羅は慌ててかぶりを振った。
「そ、そんなわけなかろう。第一、なぜそのような話になるのだ!」
 目の下をわずかに紅く染める神羅に、ウラはグラスを口に運びつつもニヤつきを収めようとしない。
「あら、恥ずかしがる事じゃないわ。ヒゲだって悪く思ってないはずよ。――――ねえ、ヒゲ!」
「はぁ? なんだ、いきなり」
 ウラに呼ばれ、リビングの奥のキッチンでフルーツのフランベの用意をしていた田辺が顔を持ち上げた。
「さっさとハッキリさせたらどうなのかしら?」
 のんきな表情でこちらを見遣っている田辺に、ウラはフンと鼻を鳴らす。
「ふふ、それは無粋というものだろうさ。それよりも、あたしが作ってきたチキンを食べとくれ。香草焼きなんざ久しぶりに作ったもんだからさ、味の具合を見てほしいのさ」
 慌てふためく神羅の肩を軽く叩き、華子が軽く目配せをした。
 神羅はグラスの中身を一息にあおると、つかつかと踵を鳴らしてテーブルへと戻って行った。
 この遣り取りをしばし無言のままで見守っていた葛は、首を傾げ、サーモンのムースを口に運ぶ。
「葛クンは、ああいった話には関心ないんですか?」
 隣に立っている詫助の問いに、葛はしばし思案してから「うーん」と小さな唸り声をあげた。
「よく分からない」
「そうですか。まあ、それぞれですしね。ああ、このパウンドケーキ、実に美味い! 連中にも食わせてやりたいので、土産にしてもいいですかね」
 自分が作った皿にのせた抹茶のケーキを指差して微笑む詫助に、葛は深くうなずいた。
「連中って、あの妖怪達だよね。また遊びに行きたいな」
「いつでもいらしてください。連中も葛さんとの再会を楽しみにしてますよ」
 微笑み、パウンドケーキを口に運ぶ詫助に、葛は笑みを浮かべてうなずいた。
「俺、子供の頃はサンタってホントにいるんだって信じてたんだよ。妖怪達の間には、やっぱりサンタなんて存在が広まってないのかな」
「いや、案外広まってるもんですよ。連中はこっちに出ちゃ来れませんが、こっちの文化なんかは向こうに広がってますしね。それが浸透するかどうかってだけで」
「へえ、そうなんだ。……じゃあ、プレゼントを待ってる子供なんかもいるのかな」
「いるかもしれませんねえ」
 言葉を交わし、ほのぼのとした笑みを交わすふたりの会話に、ウラが首を突っ込んできた。
「サンタがいるかどうかですって? 随分とロマンティックな話をしてるのね。こんな森の中だもの、サンタも出てくるかもしれないわ。――――ああ、そうよ!」
 つらつらとそう述べた後、再びなんの前振りもなしに田辺を呼びつける。呼ばれた田辺はキッチンから姿を見せて、トレイにのせたジュレとフルーツを運び持ってきた。
「なんだ?」
 運んできたものをテーブルへと置きながら、訝しげな表情でウラを見る田辺に、ウラは胸を張ってみせる。
「この邸内、何か面白い仕掛けとかないの? 隠し部屋だとか、謎のアイテムだとか」
「んなもん、あるわけねえだろ」
「あら、分からないわよ。そうよ、後でこの邸内の散策なんかどうかしら」
 手を打って周りを見渡すウラの申し出は、しかし意外にも受け入れられた。
「そうじゃのう。なかなか面白そうじゃ」
 神羅がうなずき、
「ここにはバーカウンターなんかはないのかい? 小洒落た造りの洋館なんだし、シェーカーなんかがあっても良さそうなんだけどね」
 華子がリビングを見回し、
「うん、面白いかもしれないね。家具とか調度品なんかも見てみたいな」
 葛が目を輝かせる。
 それを受け、ウラはさらに胸を張って鼻を鳴らす。
「じゃあ決まりね。食事を終えたら散策よ。さあ、そうとなったら腹ごしらえね」
 満足そうな笑みを浮かべるウラに、田辺は苦笑まじりにヒゲを撫でていた。

 ひとしきり食事を終えた後、葛は腹ごなしを兼ね、邸内の散策へ赴く事にした。
 ウラが言うように、邸内に宝物の類いが隠されているのではないかとか、そんな事を考えたのではなく。ただ純粋に、調度品や家具、建築に用いた木材などを見てみたいと思ったためだ。
 リビングに用いられていた壁材は、消臭や湿気などに強い耐性を持っているものだった。田辺に問うと、ホタテ貝の粉末を練りこんだものだと返してきた。
 リビングの床に使われている木材も高価そうなものであり、キッチンは一般家庭に備えてあるようなものではなかった。
「やっぱりプロの人が住むような家は違うんだな」
 一人ぼやき、賑やかな空気で充たされたリビングを後にする。
 玄関部分はふき抜けになっていて、天井まで広く見渡せた。照明もこじゃれたものを使っており、浩々と照らされた明かりが来客達を温かな光で包みこむ。
 二階へと続く階段は螺旋状となっている。
 二階部分も見てみようか。そう思い、手すりに手を差し伸べたのと同時、いつの間にか後ろに立っていた詫助が葛を呼び止めた。
「ああ、こちらにおいででしたか、葛クン。――――家の中の散策ですか?」
 葛は詫助の声に振り向いて足を留め、うなずいた。
「さすがに、プロの人が住むような家は作りもこだわってるなって思って」
「ああ、そうですねえ。俺の店と比べればまさに雲泥の差っていいますかねえ」
 軽い笑みをこぼしつつそう述べた詫助に、葛はふと小さな笑みを返す。
「うん、そうかもしれないね」
「ハ、ハ。いや、俺はでも、こういう作りの家はどうも落ち着きません。――ああ、散策するならご一緒しますよ」
 詫助はそう続けると二階に続く階段に足をかける。
 葛は、先を行く詫助の背中を見据え、かすかに首を傾げて自分も階段をのぼり始めた。
 二階部分には扉が五つ並んでいた。壁材などはリビングのものとは異なるものであったが、やはり洒落た作りが施されてあった。
 葛は、一番間近のドアに手を伸ばし、中を覗きこんでみた。
「ああ見えて、家具なんかにはあんまり関心ないみたいでね。だからとりたてて"これ"っていう家具なんかは置いてないみたいですよ」
 葛の後ろで詫助がのんきにそう述べた。その言葉に、葛はゆっくりとうなずく。
 覗き見てみた部屋は、どうやらゲストルームだったらしい。詫助の言う通り、目立った家具や調度品の類いは見当たらない。ひどく質素な部屋だった。
「うん、そうみたいだね」
 そう返してドアを閉め、他のドアに目を向ける。が、葛の足はそれらを確かめる方向には向かず、階段の方へと向けられた。
「おや、もういいんですか?」
「うん。もしかしたら田辺さんの部屋もあるかもしれないし、知らないで覗いちゃったら悪いしね」
「ハハ、確かに。じゃあ、デザートでも食べにいきますか」
 詫助は葛の言葉に軽い笑みをこぼしてうなずき、それからふと思い出したように手を打った。
「そうだ。葛さん、アクセサリーなんかはお好きでしたか」
「? うん、まあ、普通に」
 なんの前振りもない唐突な詫助の言葉にわずかに首を傾げた葛を、詫助は満面の笑みと共に見つめ、着物の袖から長細い箱を取り出した。
「良かったら、これ、貰ってやってください」
 微笑みながら差し出されたその箱を、葛はそろそろと受け取った。
「……これは?」
「クリスマスですしね。まあ、プレゼントといっちゃなんですが」
「……俺が貰っちゃってもいいの?」
「ええ、もちろん。ああ、開けてみてください。お気に召さなかったら、なんですし」
 そう述べられて、葛はしばし戸惑い気味に詫助の顔を見ていたが、やがて小さくうなずき、包装を解いてみた。
 箱の中にはシェルパーツのついたシルバーペンダントがおさめられていた。
「……可愛い」
 頬を緩め、詫助を見遣る。
「お気に召しましたか?」
 訊ねた詫助の言葉に大きくうなずいて、ふと、詫助を見つめる視線をしばたかせた。
「そういえば、詫助さん、クリスマスとか一緒に過ごす人っていないの?」
 すると詫助はしばし困ったように笑ってからかぶりを振った。
「残念ながら、そういった相手に恵まれませんでね。まあ、こうして皆さんとわいわいご一緒出来るのも、楽しいもんですよ」
「……うん、そうだね」
 大きくうなずいて目を細ませた葛に、詫助もまた頬を緩める。
「それじゃ、戻りましょう。お茶でもお淹れしますよ」


「ねえ、ヒゲ! クリスマスっていったらプディングでしょ? プディングの用意はしてないの?」
 椅子に腰掛け、食後のコーヒーを嗜み終えた後、ウラが思い出したように足をばたつかせた。
「ぷでぃんぐ? それはどのようなものなのじゃ?」
 ウラの隣に座っていた神羅が、ウラの言葉に首をひねる。それを受け、葛がゆっくりと口を開けた。
「ケーキだよ。確かイギリスの伝統菓子だよね」
「そうよ。まあ、ケーキというよりは蒸しパンってとこね。ねえ、ヒゲ! あたし、プディングが食べたいわ!」
 ウラの声に、田辺は少しばかりうんざりとした表情で席を立ち、ウラの顔を一瞥した。
「おまえ、いくらなんでも食いすぎだろう。結局七面鳥だっておまえがほとんど食っちまったんだろう?」
「ふふ。口に合ったようで嬉しいよ」
 カップから口を離し、華子が艶然と目を細ませる。
「まあまあ。田辺クン、プディングのしこみもやってたじゃないか。どうせ並べる予定だったんだろう?」
「まあ、そうだけどな。今持ってくるからちょっと待ってろ」
 詫助がやんわりと微笑み、田辺が肩を竦ませた。
「ねえ、プディングがあるならさ、ブランデーで火をつけようじゃないか。あたしはやった事ないんだけど、あれは結構綺麗なもんなんだろう?」
 頬づえをついて田辺を見つめる華子の申し出に、田辺は小さくうなずいてキッチンへと姿を消した。
「? ブランデーで、何に火をつけるのじゃ?」
「プディングにだよ。ちょっとした演出みたいなもんだよね」
 神羅の問いを葛が返す。ウラはまだ足をばたつかせ、クヒヒと悪戯めいた笑みを浮かべる。
「ヒゲはコインを練りこむような趣向は凝らしているのかしら」
「コインを練りこむじゃと?! ケーキにコインが入っているのか?!」
「ええ、そうよ。切り分けられた分の中にコインが入っていればラッキーなのよ」
「コインは食べられないであろうに!」
 驚きに目を見張る神羅に、ウラがクヒヒと頬を歪めた。と、そのウラの頭を田辺の片手がぐしゃりと撫でた。
「ほら、持ってきたぞ。せっかくだからブランデーは華子さんが持ってきたカルヴァドスを使おう。風味付けにも良いしな」
 告げながら華子を見遣った田辺の視線に、華子はふわりと笑みを返した。
 そのやり取りを見ていた葛が、カバンの中からカメラを取り出し、述べた。
「ねえ、せっかくだし、記念に写真とか撮ろうよ」
「ああ、いいですねえ。今日という記念に」
 詫助がうなずいた。
「それじゃあ、プディングを真ん中に撮ろうじゃないの! クリスマスっぽくて素敵だわ!」
 ウラが満面に笑みを湛える。
「じゃあ、少しカメラをお借りしていいですか? タイマーセットしますよ」
「うん」
 詫助の手にカメラを渡すと、葛もテーブルへと向かった。
「それじゃ、撮りますよ。田辺クン、プディングの用意はいいですか? ――――じゃあ、はい、皆さん並んで」
 小走りにテーブルへと戻った詫助が、華子の隣でゆったりとした笑みを浮かべる。
 

Please pass good Christmas   
   


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1312 / 藤井・葛 / 女性 / 22歳 / 学生】
【2991 / 大徳寺・華子 / 女性 / 111歳 / 忌唄の唄い手】
【3427 / ウラ・フレンツヒェン / 女性 / 14歳 / 魔術師見習にして助手】
【4790 / 威伏・神羅 / 女性 / 623歳 / 流しの演奏家】

NPC:田辺聖人、詫助

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■         ライター通信          ■
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クリスマスをテーマにしたゲームノベル、お届けいたします。

今回のゲームノベルは総勢8名のPCさまが参加してくださいました。ありがとうございます。
一覧をご覧いただければお分かりのように、8名さまをふたつのグループに分け、描写させていただいております。。
この際、相関と、これまでのノベルでの描写等を参考にさせていただきました。
また、ノベル中でNPCから贈らせていただきましたプレゼントは、アイテムとしてお渡しさせていただきました。お気に召していただけましたら幸いです。


>藤井・葛さま
いつもお世話様です。ハロウィンに続き、今回のクリスマスノベルはお楽しみいただけていますでしょうか。
葛さまと詫助の関係の位置付けのようなものを、今回改めて考えてみました。友人、ですよね。今後の流れでどう変わっていくのかは分かりませんが、分からないだけに楽しみでもあります。そのようなわけですので、今後またよろしければ、詫助を構いにいらしてください。
ノベル中でお渡ししましたペンダントですが、ありふれた品になってしまいましたが、お気に召していただければと思います。どうぞ、おおさめください。

それでは、またお会いできることを祈りつつ。
よいクリスマスをお過ごしください。