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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


仮想東京RPG! 〜2.最強武器クエスト!〜

------<オープニング>--------------------------------------

「勇者」にしか探し出せない「勇者の剣」を探し出すべく、行動を開始する、勇者候補の者たち。

 一方、魔王の配下たちも「勇者の剣」を探し出そうと策動していた…。

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「まぁ、これは奇遇ですわね。お元気そうで何よりですわ」
 不意に現れた、まるで日本人形のような可憐さを持つ巫女姿の少女は言った。

「!? 天地(アマチ)の姐さん!?」
 大霊・輝也(おおち・かぐや)が叫んだその名は、今は人の姿を取る少女の「神」としての本来の名。
 側にいた甲冑姿の侍ジグ・サ、そしてどうやら輝也に引っ張って来られたらしい、黒衣の青年アスタベリル・M・I・ソーンベイルが、驚いたように彼女を見た。

「騒がしい気配がしましたので、来てみましたの。どうかなさったのですか?」
 優雅に微笑みながら、そう問い掛けた彼女の名は、榊船・亜真知(さかきぶね・あまち)。
 本来、とてもでは無いが人の作った街の只中で見かける事など有り得ない、超高位の女神だ。本体は星や次元の海を航行するための巨大な船であり、ここにいるのは一種の仮身である。

「ああ、アンタの力を借りられるなら有り難ぇんだけどさ。今、ちょっと厄介な事に…」
 輝也は、ここ数日に起こっている騒動を説明した。
 ここにいるジグ・サと同じ世界から「魔王」と呼ばれる怪物がやってきて、この世界に侵略を始めた事。出没する奇怪な怪物…モンスターは、魔王の配下である事。
 魔王を倒す為には、「勇者」と呼ばれる特別な存在と、「勇者の剣」という特別な武器が必要であるという事。
 同時に、アスタベリルがジグに、亜真知が星と次元の海を渡って飛来した、途轍もなく高位の神であると告げた。露骨に信じがたい表情で、ジグは亜真知を見詰めた。魔神やら魔王が実在するジグの世界でも、これ程高位の神が人間に化身して姿を現すのは信じがたいらしい。

「まぁ…随分、大変な事になっておられたのですね。騒々しい、変わった気配がするのでおかしいとは思っていましたが」
 ちっとも大変でなさそうな、おっとりした調子で亜真知はそう言った。まあ、妙だな、と思ったのは事実なのであるが。
「…しかし…信じられないのだが、貴殿が神であらせられると? この世界では、神はこんなにも簡単に街中を出歩いているものなのか? 輝也のように、ごく若いなら兎も角…」
 流石に疑問が抑えられず、ジグがそう問いかける。
 問いかけられた神――亜真知は、クスクスと笑った。
「貴方が見ておられるこの姿は、化けている訳ではありませんわ。次元投射体――仮身ですから、ご心配なく」
 科学的な(と言うより超文明における特殊な概念をこちらの世界の言葉に置き換えたもの)用語は理解できなかったようだが、ジグは取り敢えず「見えているのは神の影のようなもの」と理解したようだった。ちょっと違う気もするが、正確に理解しろと言うのは酷であろう。

「その『勇者の剣』、わたくしも探させてもらいますわ。魔王のせいで困っている方がいるなら、見捨てられません。それに、どんなものなのか興味もございますし」
 …本当は、わたくしが授ける側なのですけれど、と、内心くすりと笑う。

「あの…失礼ながら、貴女には必要無いものじゃ? 貴女は神なんだから、魔王ごときを倒すのに、特別な武器なんか…」
アスタベリルの言い分に頷きつつも、亜真知は更に笑みを深くする。
「ええ、必要無いかも知れませんね。でも、探して悪いものでもないでしょう?」
「は、はあ…」
目をぱちくりさせているアスタベリルから、亜真知は輝也、ジグを順に見回した。
「…ところで、『勇者の剣』は、どうやって探せば良いのでしょう? 特別な方法があるのですか?」
「いや、どういった方法があると言う訳でもない。『勇者の剣』は、勇者の資格のある者の内面に呼応して、初めて武器として覚醒すると言われているのだ。具体的にどんな形かは、実際に勇者が手にするまで分からない…」
 ジグの説明に、亜真知は頷いた。
「精神呼応型の霊威武器、ですか。極端に言えば、勇者と呼ばれる方の下へ、自分から飛び込んで来る訳ですわね」
「勇者どころか、神様なんだからさぁ。向こうが翼生やして文字通り飛んで来ても驚かねぇぞ、あたしゃ…」
亜真知の正体を知っていれば、輝也に限らずそう思うであろう。

「取り敢えず、二手に分かれて探そうぜ。姐さんとアステルは、アタシとジグのどっちかを相棒に選ぶ、と」
「うむ。それが良かろう。見付かった途端に襲って来るやも知れぬ」
 ジグは同意した。

「では…私は輝也様と一緒に参りますわ」
 にこっとして、亜真知はそう宣言した。
「じゃ、僕たちは刀でも振り回しつつ行こうか?」
「うむ。では、失礼する」
 剣術コンビ、ジグとアスタベリルが公園の外に消える。
 亜真知と輝也は、反対側の出入り口より、街の中へ彷徨い出た。


「な〜、どこ探すよ、姐さん?」
 そう問うた輝也に、亜真知は軽やかに応じた。
「向こうが飛び込んで来られるまで、足の向くまま、ですわ…それから…」
「あん?」
「わたくしの事は、どうぞ名前で気軽に呼んで下さいね? 遠慮なさらずに」
人の世にいる時は、人のように扱われたいものですわ、と付け加える。

「んじゃ、亜真知で行くな? 思ったんだが、亜真知が勇者だとすっとだ、亜真知の中のイメージがそのまんま形になンだろ? 元々いたトコって、どんな武器使ってたんだ?」
 問われ、亜真知は首を傾げた。
 確かに元々いた場所、というのはあるが、色々な意味で、あまりに広大な範囲を含む。日本に日本刀、ドイツにツヴァイハンダー、というようなイメージはし辛いのだ。
「…多数対多数の戦いにも対応するなら、圧倒的に発達していたのが『理力』を増大させる、この世界で言うところの魔導器に近いものですわ」
やっぱりそうなるよな、と輝也が頷いた。
「だとしたら、さぁ。亜真知の思い入れのある魔導器ってコトになんのか? 何か、それらしいのってあるかい?」


 ふと。
 亜真知の脳裏に、遠い昔の記憶が甦った。

 今からは、一億年以上も前になろう。
 今連れている輝也の祖母、九頭龍と知り合うよりも昔。

 彼女は、とある星の側にいた。

「一つだけ、ね。わたくしに救えなかった惑星(ほし)がございましたの」
 その星の黄金の瞳が、遠く、空より離れた場所を見る。風がその黒髪を揺らした。
「その惑星の生き物が、ある程度知恵を付け始めた時、私はそこに立ち寄りました」

 あたかも有名な「翼ある蛇」の伝説の如く、亜真知はおよそ野蛮な生活を送っていたその惑星の「人間」たちに、あらゆる知恵、学問と神話、暦と数学とを与えた。

 しかし。

「割り込んで来た方が、いらっしゃいましてね」
 文化英雄ケツァルコアトルに、残忍な邪神・テトカポリトカという敵がいたように、亜真知にも邪魔をする者がいた。
 確かに真っ黒な鏡にも似た、亜真知と似た高次元生命体が、船の形をとったもの。亜真知と同じくらい進んだ存在が生み出した、意思を持った次元航行船。流石の亜真知でも、一筋縄で行かない相手だった。
「わたくしは闘いました。他にどうしようもなくて。しかし、相手もさるものでした。僅かな間、わたくしはその惑星から引き離されてしまいましたの」

 僅かな間が、致命的だった。

 彼女が結界を破り、戻った頃には。

「跡形もありませんでしたわ。惑星そのものが、根こそぎ消えていたんです」
 住人が、生き残っているとかいったレベルの話では、最早、無い。
「周囲の惑星に、少しだけ痕跡が残りましたけど。わたくしが育て上げた、住人たちそのものは…」

 この世に、神たる亜真知すら揺さぶる悲しみというものが存在するのだとしたら…
 今、彼女自身の脳裏に浮かぶ、小惑星や宇宙塵の欠片となった、あの場所であったろう。あれは、確かに亜真知にとって、穏やかで心安らぐ「港」の一つであったのだ。

「…その、相手の船、は?」
 敢えて滅びた文明の事を訊かず、輝也は敵の船について尋ねた。
「勿論、決まっておりますわ。コ・ナ・ゴ・ナ、に、させていただきました」
 彼女は、悪戯を思いついた、憎めない幼い少女のように笑った。その奥の嘆きが聞き取れたのは、恐らく輝也だけだったろう。

 …本当は、粉々状態すら残らない、完全な「消滅」だったのだが。

 と。

「!? 何だ!?」
 急に周囲が暗くなり、形容し難い色彩を帯びた突風に似たようなものが、亜真知と輝也に吹き付けた。

 一瞬目を閉じた二人が、次に見たものは。

「ここは…!?」
「何だこりゃ、見た事無ぇ。別の文明の…神殿か?」

 はっとした表情の亜真知が、ふらり、と広い回廊を歩き出した。
 曲線と直線を、特徴的に組み合わせた様式の、金と白銀が使われた神殿の扉は、亜真知が近付くと独りでに開いた。
「亜真知!? おい、どうしたんだよ?」
 後を追いながら問いかける輝也に、短く彼女が答えた。
「…ここは、わたくしの神殿です」
「!?」
「今お話した、滅ぼされた惑星にあった、わたくしの神殿なのです…」
「!!」
 無論、これは幻だろう。
 だが、亜真知には、この先に何が存在するのか知っていた。

 夜空に向けて開け放たれた神殿の奥の間に、一人佇んでいたのは、百合のような緑がかった白い肌と、碧に近い髪を長く垂らした、一人の少女だった。
 見当は付け辛いが、恐らく輝也よりも年下であろう。

『お待ちしておりました、我が主たるお方』
 恐らく、神殿の巫女であろうその少女は、まるで宇宙そのものを凝縮したかのような球形の物体――宇宙を内部に閉じ込めたかのような、一種の宝珠を捧げ持っていた。
『主様がこの神殿に残して下さった宇宙(そら)の力を宿せし宝珠、今こそお返しいたす時です…』

 亜真知は、ただ何も言わず、その宝珠を受け取った。

 手にした瞬間、遠く離れた亜真知の「本体」たる船が反応したのが分かった。
 彼女の力を増幅し、あたかも宇宙そのものが味方についているかと思わせる程の魔導器――宇宙宝珠(そらつみたま)。
 亜真知は悟った。
 これこそが、自分の勇者の剣なのだと。

『…これで、私の役目は終わりでございます。主なるお方、次に生まれる時も、私は必ずあなた様の巫女として…』

 声が途切れると同時に、周囲の光景が変わる。
 戻って来たのは、最初の公園だ。


「これが…オメーの勇者の剣…? 自分で浮いてやがる?」
 亜真知のすぐ眼前にあるそれは、まるで重力など無視して、音もなく宙に浮かんでいた。内部でゆっくりと、星が巡って行く。
「…武器としてだけではなくて、色々と思い出せそうですわ」
静かに微笑む亜真知に答えるように、宝珠が明滅する。

「!? 輝也? それに亜真知さん!?」
「一体、ここで何を!? 向こうに行ったのでは…」
 急に上がった声の主を、亜真知と輝也は振り返った。
「ジグにアステル!? 何してんだオメーら!?」
「まぁ。そちらも勇者の剣を手に入れられたのですね?」
 アスタベリルの蒼白い手に握られているのは、いつも持っているのとは違う、黒ダイヤを思わせる、七色を含んだ漆黒の日本刀だ。半透明な炎が、飛翔する龍のように周囲を巡る。
「…迷い込んだ不思議な洞窟の奥に安置されてた。何かのご神体、なんだろうね」
  アスタベリルはそう言って肩を竦めた。

「オメーら。やっぱり、予想通りだぜ〜?」
「…魔王め、何を送り込んで…ッ!?」
叫んで輝也とジグが戦闘体勢をとった。

 ぐねん、と空間が歪んだ。
 黒い渦巻く何かが、うねりながら一気に膨れ上がり、その辺りの空間を飲み込む。声を上げる間も無く、勇者とその仲間たちと言うべきパーティは、異空間に飲み込まれた。


「…あら、わざわざ『隠しダンジョン』を用意して下さいましたのね。気の利いた魔王様ですわ」
 いつもと全く変わらない、軽やかで愛らしい亜真知の笑い声が、急激な事態に固まっていた他の三人を現実に引き戻した。

「ッ、…ここは…!?」
 と、ジグが刀を抜き放ち、身構える。
「…ゲームによくある、特殊なアイテムを手に入れると入れるダンジョンって訳なんだね。この場合、鍵となるアイテムは『勇者の剣』って訳だ」
 淡々と、アスタベリルが呟いて彼の「勇者の剣」と神刀の二刀流で身構えた。禍々しいまでの炎が吹き上がる。
「…つか、ダンジョンか、ココ? そもそも、ドコだよ?」
輝也が周囲を見回しつつ呟いた。

 まるで地球とは大気の構成物質が違う、他の星に来てしまったかのようだった。
 ごつごつした黒い岩だらけの荒野に、空は赤紫に近い色合い。うねうねとうねるような模様が浮かび上がっては消える。「悪夢の中の光景」という表現がぴったりと当てはまる場所だ。彼らが立っているのは、奇妙な形の岩の塔が周囲を取り囲むような、一種の谷底と言える場所だった。

「…あら、おいで下さいましたわ」
岩の重なり合った一角から、大きな姿がゆらり、と歩み出した。
「デカッ…以前に、気持ち悪いわあッ!!」
思わず輝也が仰け反ったのも道理。

 そこにいたのは、敢えて言うなら「巨人」というカテゴリのモンスターだろうか? 立ち上がった頭から地面までは五メートル以上もあるだろう。
 しかし、巨大な生き物特有の、雄大な美しさは感じない。
 黒ずんだ緑の皮膚に、左右の腕の大きさはちぐはぐで、右腕に当たる部分は尖った骨にも似た鎌状の刃物になっている。顔に当たる部分には鼻らしきものが無く、目らしい紫色の光る点は七つ。その下に、ぽつんと開いたのが、もしや口だろうか?
 そんなものが、合計三体。

「こンの…!」
 輝也が唸り、龍の正体を露にして襲い掛かった。

 が、しかし。

 彼女の背後に、澄んだ金色の光が押し寄せた。
「!?」
 はっとして十一ある首の一つを背後に向けた輝也の目に映ったのは、まるで一種のプラネタリウムのような、金色の星が無数に浮かぶ空間、そしてその無数の星から放たれる光弾だった。
 その中心で、蓮の中で微笑む女神の如く、物静かに亜真知が佇んでいる。彼女を守るように、待機モードのままユグドラシルが浮かび、その繊細な手の中には、宇宙宝玉。

 音もなく、星の色をした光の筋が、次々と巨人を打ち倒して行く。神々しいまでに美しい砲撃が止んだ時、そこには巨人の体の欠片すら残っていなかった。

「え〜と、出番が無いんです…」
「安心しろ。貴殿だけではない…」
「折角『お前の体で試し切りをしてやる!』って台詞を決めようとしてたのに…」
 輝也とジグがぼやき、ちょっと間違っているような気がする内容をアスタベリルが口走る。

「まあ、きっとまた出てこられますわよ」
 うふふ、と亜真知が笑い、歩き出した。神聖かつ優雅な巫女姿は、この奇怪な荒野と釣り合わない事この上も無いが、亜真知はよく手入れされた庭でも散歩するかのように進む。
 輝也ともう一方の勇者の剣を手に入れたアスタベリル、二刀流のジグが前衛を固め、亜真知は輝也の胴体のすぐ脇で後衛を努めた。
 まるでSF系のゲームの敵であるかのような、異様な姿のモンスターを薙ぎ倒しつつ、文字通り神の加護を受けた勇者パーティが進む。ようやく「試し斬り」を果たしたアスタベリルの勇者の剣は、重力を操ると共に次元を切り裂く力を持っているようで、斬られたモンスターたちは斬られると同時に異次元の彼方に姿を消した。

「…なー、亜真知。アレって何か分かる? なあ?」
 輝也が目の前で蠢くモノを頭の一つで指した。
「ゲーム的に申し上げれば、ここのダンジョンのボス、でしょうね」
あっさりとした亜真知の答えに、乾いた笑いが上がった。
「ちょっと、趣味の悪いシューティングゲームみたいじゃない…?」
 とアステル。
「その『しゅーてぃんぐ』というものが何か知らんが、兎に角あれを倒さぬと、ここから出られぬぞ、恐らくな」
 ジグが大儀そうに刀を構えた。

 谷を抜けた先、崩れた廃墟を思わせる場所に陣取っていた巨大なモノは、まるで違う星に生息する軟体動物に寄生された巨大な鋼の獣のようだった。
 誇張でもなんでも無く、ちょっとした建物程もある。明らかに金属の一種で作られた体の節々から、赤黒い有機物の触手が伸びていた。

 未知の楽器を幾つも同時に打ち鳴らしたような奇怪な音声で、その「隠しダンジョンのボス」は吠えた。
 
「少し、うるさいですよ? 初めて会う方にそんなご挨拶はありませんわ」
 再び「宇宙宝玉」が煌いた。

 天空の一角がかっと輝く。
 はっとして、亜真知以外の三人が上を見ると同時に、巨大な光の柱が天を貫いた。

 着弾。
 見えない宇宙宝玉が展開した障壁に守られた勇者一行は無事だったが、直撃を受けたボスは悲鳴も上げられなかった。

 クレーターのようなものが、ぽっかりと口を開ける地面は、高温に曝されたあまり溶岩のように煮えたぎった池になっている。
 やがて、ここはガラス化した凹面鏡のようになるのだろう。

 ぽかんとする三人に、亜真知は、穏やかに言った。
「超次元砲・天津火柱(あまつひばしら)、宇宙宝玉によるヴァージョンアップ版、ですわ」

 周囲の風景が、水面が揺らぐように戻る。

「…魔王…死亡フラグ立ちました。おめでとうございます。次回、感動のラストへ…ってか?」
 やっぱり活躍する間が無かった輝也がちょっと寂しげに舌をチロチロさせる。

 亜真知は、声を立てて笑った。



 <終>


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

PC
【1593/榊船・亜真知(さかきぶね・あまち)/女性/999歳/超高位次元知的生命体・・・神さま!?】

NPC
【NPC3819/大霊・輝也(おおち・かぐや)/女性/17歳/東京の守護者】
【NPC3827/ジグ・サ(じぐ・さ)/男性/19歳/異世界のサムライ】
【NPC3822/アスタベリル・ソーンベイル(あすたべりる・そーんべいる)/男性/17歳/ヴァンパイア・ガーディアン】


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■         ライター通信          ■
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 三回目のご注文、ありがとうございます。大変嬉しいのでパソコンの前でうふふふ、と笑って気味悪がられた愛宕山ゆかりです。
 作中に出て来た「勇者の剣」こと「宇宙宝玉」、並びに最後の敵が落とした「異界のコイン(オリハルコン)を進呈いたします。
 いささか時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。

 さて、今回は神様である亜真知さんが「勇者の剣」を手に入れるエピソードという事で、ちょっとだけですが、ライバル(だった)邪神を登場させてみました(今はまさに宇宙の藻屑と消えた訳ですが…)。
 多分、数億年に渡る亜真知さんの航海には、こういう文明や惑星そのものの栄枯盛衰そのものに関わり合うような事が沢山あったのだろう、と予想し、「文化英雄」としての神としての亜真知さんの側面を描いてみました。もし、お気に召していただければ幸いです。
 ちょっと思ったのですが、亜真知さんから見れば、我々一般人レベルなんて、ようやく平仮名とかが書けるようになった幼児ぐらいなのでしょうね。下手すると、動物レベルかも知れません。
 なのに、決して見下したりせず、人間を保護すべき対象と見、あまつさえ学校にまで何食わぬ様子で通っておられる亜真知さんは、何と大きな心の持ち主なのでしょうか。
 当たり前ですが、改めて、流石神様は違うなあ、と思った次第です。

 それでは、またお会い出来る日を楽しみにしております。

 愛宕山ゆかり 拝