皆様、新年明けましておめでとうございます。

 今年最初の出し物は「なぞなぞ」です。
 この時期一番頑張ってる将棋の駒は何でしょう?

「ん〜……飛車かな? ものすごい勢いであちこち駆け回ってるし」
 違います。

「桂馬? あれだけなぜか跳ねるしね」
 それも違います。

「わかった! いつだって下っ端が一番大変だから歩だ!」
 その理論には心より共感しますが、残念ながら不正解です。

 正解は、王将なんですよ。
「確かに責任重大だけど、それほど頑張っているようには……」
 だから、この時期って言ったでしょ?

「えーと、それってひょっとして?」
 お正月だけに、王将ガッツ! なんつったりして……。

「…………」
 …………。

 ――あなたに届け極北の風。

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 というわけで。
 新年早々こんなネタで申し訳ございません。
 誰もがやらないことをやる。地雷と知りつつそれを踏む。
 自爆上等の特攻ライター、撓場秀武でございます。

 旧年中は過分のお引き立てをいただきまして、誠にありがとうございました。
 二〇〇六年も、見ての通りに! 大コケを恐れず! 大空振りを恐れず!
 筆の向くまま気の向くままに、いろいろと書いていきたいと思っておりますので、
 なにとぞ、本年もよろしくお願いいたします。

 2006.1.3 撓場秀武
■撓場秀武■