ちーむ・かわうそ?
どさイベント特別版
夜来聖のノベルオープニング
1 不幸の宝石
2 学校の怪談 −先生を捜す少女−
1 題名:不幸の宝石
不幸を招く、と言われる宝石は世界中に数多く存在する。
それは誰をも魅了するほど美しく、虜になったものを不幸にしていく……。
「これがその不幸の宝石や、いうんやけど」
言って真衣は妖しい光を放つ宝石で光を反射してみせる。
「…とある人から、これを処分してほしい頼まれたねんけど……そう、今日集まってもろたんは、それをみなにお願いしたい ためなんや……」
今日の古屋真衣はどこか口調がおかしかった。
なにかを我慢しているような、どこか少し辛い感じがする。
それもそのはず、宝石を手に入れてから、寝ようとすれば誰かが来、でかければ危ない目にあっていたらしい。
「悪いけど……頼む、わ……うち、もう…あか…ん…ねん…」
言うと真衣はパタリ倒れ、地面にキスしたまま……盛大な寝息をたてていた。
「不幸、ね……」
真衣が眠った事で、手から離れた宝石が、コロコロを持ち主を捜すように転がった。
2 題名:学校の怪談 −先生を捜す少女−
どこの学校にも七不思議、というのがあったりする。
それはどれも似たり寄ったりで、全てが噂であることが多い。
むしろ本物なんてないのかもしれない。
しかしその学校には、一つだけ本物の話があった。
先生を捜す少女
という名前が付けられた七不思議の一つ。
深夜、きまって雷の日。
先生を捜す少女が学校を徘徊するという。
そして3つめの雷が鳴ると、少女は消える。
条件が厳しく、雷がなっていても、雨の日ではダメ。
誰が言い出したのか、その少女の昔話。
少女はその昔、まだ戦争をやっていた頃、学校で空襲にあい、亡くなったという。
たまたまその日、体調の悪かった少女はトイレにいっていた。その最中に空襲があったのだ。
避難を誘導する先生の声。それを聞いて少女は慌てて飛び出したが、もう誰の姿もなかった。
そして3回目の爆撃の音とともに、少女の姿はこの世から消えたのだという。
ねぇ今夜、本当に少女がいるのか、確かめてみない?
天気予報、雷だって。
ゴーストネットOFF。怪談話を語るBBSにそう、書き込みがあった……。
●ルール
東京怪談のみのゲームノベルです。通常依頼と同じ形で受注しております。
東京怪談PCのみに対応しております。
各種OPに対して行動など書いてください。
課金は基本ルールと若干異なり以下の通りになります。
挿絵ノベルの場合
1PC:5000円
追加PC:+3000円
ダイジェストコミック+挿絵ノベルの場合
1PC:8000円
追加PC:+4000円
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