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■白く黒く虚ろなる闇の中■

きささげ龍海
【1657】【二見・桐香】【女子高校生(隠れ魔族)】
「こんにちは…おや、あなたは初めてですね。いかがなされましたか?」

ふと足を踏み入れた小さな医院で、目の前の医師は尋ねる。繁華街の中、どこか店に入ろうとして、一瞬包まれた異様な空気が、自分を我に返らせた。
こんな場所、あっただろうか?ネオンと看板の賑わう街の中には、この医院はあまりにも不釣合いすぎる。
病院の空気っていうのはもともと心地いいものではないが、ここはなんだ?見慣れないような―まるでどこか異国の寺院のような―訳のわからない小物まで置いてある。オマケに二人の看護士は、美人だが生気のようなものを感じられない。

息が詰まりそうになって、自分は席を立った。
病院にこなくてはならないような悪いところなどない。
早々に帰ろうと立ち上がったその時、急に意識が遠くなった。
遠ざかる意識の中、あの医師の声が聞こえた。

「やはり…あなたには憑き物があるようだ…。話して御覧なさい、ゆっくりでいい…」

自分の体ではないような感覚の中、自分はゆっくりと、喋りだした…………

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初めまして、きささげ龍海です。初のゲームコミックです。
この病院では、あなたの悩み事や、身体状況をお聞きして、快方へ向かう為の「診療」をします。場合によってはお望みの診療が出来ないかもしれません。
診療して欲しいこと、どのような治療を望むか、また、あなたの特殊能力などがあれば併せてお話ください。

診療予約可能人数は1人〜3人です。
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※設定のイラストは現段階でデザイン(特に服装など)をデザイン中ですので、ラフ画で申し訳ありません。顔以外の服装、色などは多少変更の可能性がありますのでご了承ください(なので、まだ看板イラストもでていないのですが…公に開いてない医院ということでひとつ(^^;;))。クオリティはいつもの納品物、サンプル、HPのギャラリーなどと変わらずに一生懸命描かせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。