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■しつこい風邪にご用心!■

結城 翔
【2235】【大神・森之介】【大学生 能役者】
 …その日、彼は体調が悪かった。
 前日呑みすぎたのがいけなかったのか、はたまた急激に冷え込んだせいか。
 妙に体が火照り、僅かながら頭痛がする。
 加えて日常生活に影響のあるほどではないが急激な運動をした後のように関節が痛む。
 病気にかかったことがないからわからないが人間なら風邪を引いたと言うところだろうか。
 そんなことを思いつつとりあえず何か冷たいものでもと冷蔵庫を開けた時、後ろから声をかけられた。
「おい、耳でてるぞ。」
「…へ?」
 言われて始めて気付く。
 やっぱり疲れているのかもしれない、と小さく一人ごちてそれを仕舞おうとして…仕舞い方がわからないことに気付いた。
 否、仕舞い方も何も、仕舞おうと思うだけで仕舞えたはずだ。
「………。」
 ……入らない。
「尻尾も出てるぞ。」
「…………。」

「わーい、いたぞこっちだー!」
 藪を突っ切って有刺鉄線を掻い潜り、人様の家の庭を横切って逃走すること早一時間あまり。
 ただでさえ身体が重くて大変だってのになんでこんな飛まわらなくちゃならないのか。
 子供は僕にイタズラをされる側だったはず!
 なのに何故こんなことに!
「…ダメだ、メマイが…」
 もう羽根が動かない。
 へろへろへろと落ちかけて、次の瞬間がしっと胴を掴まれた。
「捕まえたー!」
「!!」
 心底嬉しそうに笑っている子供の顔。
 こう言う顔をしてる子供ってのはロクなことをしないんだ。
「うわー、ちっちゃーい。」
「かわいー、本物の妖精だぁ。」
 たくさんの子供に囲まれて、つつかれてひっぱられて。
「抜ける抜ける抜ける、羽抜ける!!」
「喋ったー!」
「きゃー!」
 悲鳴を上げたいのはこっちだっつーの!
 大体こいつらなんで急に僕のことが見えるようになったのさー!!

 …考えて、そうして思い出した。
 …そういや昨日、草間興信所に行った時、咳してたヤツ(人)が居たような…。
しつこい風にご用心!

 …その日、彼は体調が悪かった。
 前日呑みすぎたのがいけなかったのか、はたまた急激に冷え込んだせいか。
 妙に体が火照り、僅かながら頭痛がする。
 加えて日常生活に影響のあるほどではないが急激な運動をした後のように関節が痛む。
 病気にかかったことがないからわからないが人間なら風邪を引いたと言うところだろうか。
 そんなことを思いつつとりあえず何か冷たいものでもと冷蔵庫を開けた時、後ろから声をかけられた。
「おい、耳でてるぞ。」
「…へ?」
 言われて始めて気付く。
 やっぱり疲れているのかもしれない、と小さく一人ごちてそれを仕舞おうとして…仕舞い方がわからないことに気付いた。
 否、仕舞い方も何も、仕舞おうと思うだけで仕舞えたはずだ。
「………。」
 ……入らない。
「尻尾も出てるぞ。」
「…………。」

「わーい、いたぞこっちだー!」
 藪を突っ切って有刺鉄線を掻い潜り、人様の家の庭を横切って逃走すること早一時間あまり。
 ただでさえ身体が重くて大変だってのになんでこんな飛まわらなくちゃならないのか。
 子供は僕にイタズラをされる側だったはず!
 なのに何故こんなことに!
「…ダメだ、メマイが…」
 もう羽根が動かない。
 へろへろへろと落ちかけて、次の瞬間がしっと胴を掴まれた。
「捕まえたー!」
「!!」
 心底嬉しそうに笑っている子供の顔。
 こう言う顔をしてる子供ってのはロクなことをしないんだ。
「うわー、ちっちゃーい。」
「かわいー、本物の妖精だぁ。」
 たくさんの子供に囲まれて、つつかれてひっぱられて。
「抜ける抜ける抜ける、羽抜ける!!」
「喋ったー!」
「きゃー!」
 悲鳴を上げたいのはこっちだっつーの!
 大体こいつらなんで急に僕のことが見えるようになったのさー!!

 …考えて、そうして思い出した。
 …そういや昨日、草間興信所に行った時、咳してたヤツ(人)が居たような…。

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OP 大神・森之介(2−C)

 その日の草間興信所は、興信所と言うよりどっかの診療所って感じだった。
 咳をするもの、頭を抱えるもの、その中でも悲鳴みたいな泣き声が一番目立った。
 と言うか聞いてるだけで頭がくらくらしてやばい。
 なんなんだあの子はと思いつつ耳栓をして…耳栓は当然黒子に持ってこさせた…近寄ってみたら兎みたいな真っ赤な目が俺を見上げてきた。
「…っく、ふぇっ…あぁん、どうしよぉ〜…」
 聞けば泣き声と涙が止まらないらしい…後者はどちらかと言うと眼科に行かせた方がいいのかも知れないがこの状況で病院に行くのは甚だ迷惑と言うヤツだろう。
 他の患者が…気絶ですめば言いが心臓が弱かったりすると危ないんじゃなかろうか。
 というわけでそれは断念して医学生の従兄弟に電話をして黒子を行かせ抗生物質をちょろまかして見た。
 と言ってもこんな症状にはたして効くものか…。
 や、でも確か抗生物質っていろんなのに効んだよな、確か。
 よし、ないよりはましだろう。
「えーととりあえずこれ、もらって来たから飲め。」
 と言うわけで大量の水でそれを飲ませ…一説によると少ない水で飲むと胃に悪いらしいしな、ついでに量も適当だけどまぁ多いに越したことないだろう…毛布をかけてやったが悲鳴とも思しき泣き声は止まらない。
 大音量のまま壊れたれレコードみたいだ。
 …ところで顎とか喉とか疲れないのか?
 俺はまぁ元気だし、耳さえ塞いどきゃ大して問題ないけど、でも他の体の弱った連中はめちゃくちゃ辛そうだ。
 マスクじゃ声を止める役には立たないし…と思ってあたりを見回して、棚の上にあるものを見つけた。
 茶色くて丸い物、そう、ガムテープである。
 …貼るか。
 声を止めるには最適なんじゃなかろうか。
「こんな格好セレ様には見せらんない〜!」
 セレ様って誰だ?
 つーかこんな状況だししかたないだろ、このままだと他の病人がそのうち死ぬ。
 最初は嫌がったものの、泣く泣く…最初から泣いてたけどな…彼女は了承してくれて事無きを得た。
 これでとりあえず耳栓とはおさらばである。
 よし、次はどいつだ?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「で、武彦さん、零ちゃんも入れて風邪っ引きが7人ね。看病のし甲斐があると思う事にしましょ、この際。」
 シュラインはそう言って自分に言い聞かせるように大きく頷いた。
 大変は大変だがそう思うよりは気が楽だ。
 …一部どう看病したらいいのか分からない人(?)もいるが。
「薬を飲ませて温かくして寝かせて起きましたから、後は病人食ですかね。」
 軽く首を傾げて宙を見つつ汐耶が指を折って数える。
「任せて、私料理は得意だったりするのよ。」
「じゃあ私も手伝いますね。」
 そう言って、女性陣はさっさと台所へ消えてしまった。
 残った男性陣はと言えば…観葉植物と睨めっこをしていた。
「何かして欲しい事とかあるか?」
「…お水、欲しいの。」
 どのような仕組みかはわからない、どこから出ているかは分からないが一応声は出るらしい。
「水ですか、やはりミネラルウォーター?」
「そうなの、おいしいお水が欲しいの。」
 消え入りそうな小さな声がそう訴える。
「よし、分かった、水だな。」
 それに応えて森之介がぱちんと指を鳴らした瞬間、どこからともなく黒尽くめの怪しげな人物が現れた。
「……。」
 呆気に取られた風のモーリスに構わず森之介はごくあたりま前かのようにそれに告げる。
「ミネラルウォーターを。」
 黒子は無言でささっと姿を消し…戻ってきた時にはその背に重そうな箱が担がれていた。
 箱には『ミネラルウォーター 10L』と表記されていた…。
「…多くないですか?」
「大は小を兼ねる!ほーら好きなだけ………かけるか?」
 …観葉植物には口がなかった。

 …暑い、苦しい。
 室内の温度が異常に上がっている気がする。
 …暑い、苦しい。
 布団が重い、意識が重く、遠のいていく。
 毛布に包まって眠る二人の美少女や、温かい空気に元気を取り戻した観葉植物や、暖房を入れた張本人はまったく気付いていない。

「やっぱりお粥ですかね。」
 幸いお米はあった、しかし他の食材が心もとない。
「お粥だけだけだと栄養足らなくないかしら?」
 冷蔵庫をかき回していて目に止まったのは冷凍にされている鯖だった。
「味噌煮作っときましょうか、風邪の時は重いけど日持ちするし…直ってすぐって作る気力ないだろうから。」
 …自慢の手料理を食べさせるチャンス、それがお粥だけというのはあまりにも寂しいし。
「そう言えば知ってます?魚って人間に触られると人の体温で火傷してしまうのもいるらしいですよ。」
「へぇ。」
 取りとめもなく話しつつ料理に取り掛かり…ふと何かが脳裏を過ぎった。
「…魚って熱いのダメよね?」
「…ダメですね。」
 台所を飛び出したのは二人同時だった。

 室内は異様な熱気に包まれていた。
「ちょっと、何よこれ、この暑さ!」
「風邪は汗をかかすのが早く治る秘訣なんだぞ。これなら大量に書くこと間違いなし!」
 暖房を全開で入れやがった張本人は胸を張ってそう言った。
「…暑すぎますけどねぇ。」
 おっとりとした笑みを浮かべてモーリスがポケットから出したハンカチで額の汗を拭う。
「分かってるなら止めてください!」
 …面白かったから黙ってました、と言うのは秘密である。
「ちょっと、大丈夫!?」
「…暑…気持ち、悪…」
 みなもはぐったりとして呼吸を荒くしていた。
 シュラインが慌てて助け起し、汐耶が暖房を切りに走る。
「水、ええと水!」
「ミネラルウォーターならあるのー。」
 …温まってはいるが。
「お風呂場に水張りましょう!」
 二人はみなもを抱え風呂場に急行し、シャワーで冷たい水をかけることにした。
 程なくしてみなもは目を開けたものの随分と辛そうだった。
「ご迷惑を、おかけ、します…」
 荒い息の下から囁くように声が聞こえて、意識が戻った事に安堵するも、病人なのだから少しは頼ってくれればいいのにと思う。
「迷惑なんていいのよ、ほら、大丈夫?」
「はい…」
 濡れて肌に張り付く髪を掻き上げて額に掌を押し付ければ随分と熱く感じられた。
 あんなところにいれば熱も上がろうと言うものである。
「汐耶さん、あれじゃ心配だから他見てきてくれる?」
「ですね、行ってきます。」

 暖房を切った後、暑さに耐えかねて起き出したヴィヴィアンが窓を開けたおかげで室内は随分と涼しくなっていた。
 こちらは大丈夫そうだがそういえば、と心配になって仮眠室のドアを開けた汐耶はそこでぐったりと動かないセレスティを見た…。
「セレスティさん!?」
「へれはまっ!?」
 口にガムテープを貼ったままのヴィヴィアンが走り込んでくる。
 やはり暑かったのか、暑すぎたのか…。
 とりあえず水、涼しいところに…と布団を捲り…彼女は溜息を吐いた。
 …みなもと同類だ…。
「へれはまっ、へれはまー!!」
 もごもご叫びながら縋りつくヴィヴィアンを懸命に諭し、とにかく風呂場へと思ったが女の細腕ではたかが知れている。
「誰か…!」
 助けを呼ぼうと振り返った汐耶は始めてそれまで傍観していたモーリスが動いたのを見た。

「台風みたいねぇー、たぁーいへん。」
 くるくるの髪を指に絡めて弄びながらイヴはくるくるとよく動く大きな目であたりを見回した。
 応接間の惨状は凄まじく、これを片付けねば成らない人間は不幸の一言につきる。
 多分草間さんかぁ、見かねたシュラインさんが手伝って片付けるんだろうけどぉ。
 …それにしても喉が渇いた。
 なんだか無償に乾いて仕方がない。
 ミネラルウォーターを分けて貰ったけど喉の渇きは収まらなかった。
 もっと違うものが欲しいのだ。
 ふと、横に座る森之介の項が眼に止まった。
 よくよく見ると綺麗な顔をしている。
 何よりもその顎から項、鎖骨にかけてのラインがとても。
 …惹かれる…溜まらない……美味しそう。
 ふらふらと、引き寄せられる。
「…イヴクン?」
 森之介が何か言ったような気がしたがもう耳に入らなかった。
 その喉に喰らい付き、甘く熱い血を啜りたい…こらえようもない甘い衝動を感じた。
「…大神さん…」
 今をときめく美少女アイドルが潤んだ熱っぽい眼差しで俺を見つめている…だって熱があるもん…。
 溜め息のように零れる声、何か甘い香りがする。
 何かがおかしいと分かっているのに身体が痺れた様に動かなくて、熱に濡れた翠石の瞳が迫ってくるのに思わず目を閉じてしまう。
 そして首筋に何か冷たい尖ったモノが触れ…。
「はい、そこまでにしましょうね。」
 無粋な声がまるで止まっていたかのような時を動かした。
「…あら、あたし何を…」
 パンパンと手を打つ音に目を瞬かせ、次の瞬間イヴは何事もなかったかのように身体を起こしていた。
「…あれ、あたし今何か…?」
 今まで目の前にかかっていた霧が晴れたようになんだかやけにすっきりしている。
「具合はどうですか?」
 振り向いたらなんていったっけ、さっき大神君となんかやってた人がいた。
 言われて額に手を当ててみる、熱が引いているように感じる。
 慌ててハンドバッグの中から鏡を取り出し顔を確かめたら牙が消えていた。
「あれぇ、やだウソぉ、嬉しいけど何でぇ?」
 風邪薬、今頃聞いてきたのかしらと首を傾げたらのほほんと伸びた声。
「流石に流血の惨事はご遠慮したいですからねぇ。」
「…彼が治してくれたんですよ。」
 見上げたら、あら、倒れてたはずの人がやけに元気そうね。
「セレスティさんのお知り合い?」
「えぇ、まぁ…」
 曖昧な笑み、なんだかよくわかんない。
「熱で朦朧としてたんですねぇ、何かがこう…引っかかってたんですけどでてこなくて。彼に来てもらえばすぐ治してもらえたでしょうに…」
 蟀谷を抑えて溜め息のように呟くセレスティ。
「お医者様?」
 にしては即効性ありすぎみたいな感じだけど。
「…見たいなものですかね。」
 聞いたら青年は穏やかな笑みを浮かべたままそう答えた。
 穏やかな穏やかな微笑を見返していたら、あることに気づいた。
 この人、ずっとこの顔だった気がする。
 …人が苦しがってる間も。
「楽しんでたでしょ!」
「そ、そんなことはないですよ。」
 笑顔が怪しい!ぜぇったい怪しい!
「え、あの、ちょっと、どういうこと?」
 …哀れ大神少年置いてけぼりである。
 いったい何が起こったのかわからず、いつの間にか人に囲まれ…あれ、何だみんな風邪治ったのか。
 …うむ、やはり汗を書かせたことが良かったに違いない。
 一人したり顔で頷く森之介…この間違いをそのままにしておくと非常に危険な気もするが誰もそんなことには気づきもしない。
「セレ様っ、その人何!?その人セレ様とどういう関係なんですかっ!」
 セレスティの腰にしがみつくようにして、ようやくガムテープとおさらば出来たヴィヴィアンが叫んだのに目が行ってしまったからだ。
「ええと、この人はですね、私の部下なんですけど…」
「本当ですか、それだけですね?それだけですよねっ!なんだかとっても親密そうでいらっしゃるんですけどもまさかお二人危ない関係とかだったりなんかしませんよねっ!?だったらどうしよ、やーんもぅっ、セレ様、ホントのコトおっしゃってください〜!」
 喋ることが大好きなのに口を塞がれていたから鬱憤が溜まっていたのか凄い勢いだったのだが…それは下から発せられた一言であっさりと終わりを告げた。
「あぶない関係ってどんなかんけいなの?」
 人の姿に戻れてご機嫌の藤井少年の、大きな大きな緑色の純粋な好奇に満ちた瞳。
 『危ない関係』の意味が分かる大人たちは凍った。
「蘭くん、お姉ちゃんと向う行こうか。」
 さりげなくみなもが手を引くが、藤井少年は首を傾げてまっすぐに見つめるばかり。
「どうしてなの?」
 …聞かないで下さい、お願いだから。
 おそらくその場にいた全員がそう思ったに違いない。
 ぐるぐる回る沈黙の後、シュライン・エマはだんっと机を叩いて立ち上がった。
「えっと、お腹も空いたことだし、風邪は治ったけどお粥は出来ちゃったからみんなで食べましょうか!!」
「そ、そうですね、鯖の味噌煮もありますし。じゃ、よそっておきますね。」
 無理な話題転換ではあったが、これ幸いと汐耶も立ち上がり、二人は目配せと共に台所へ退避した。
「ほら蘭くん、いきましょ。」
「??」
 首を傾げたままの蘭を抱いてみなもも後に続き…。
「教えて下さい〜、あたし気になって夜も眠れません〜、お願いしますぅ!」
「ちょっとアンタ、わざとでしょ、もー!」
「だからどうなってんだよってばー!」
 …騒ぎはまだ、終わりそうに、ない。
                                                     −END−

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号/PC名/性別/年齢/職業】
1252/海原みなも/女性/13歳/中学生
1402/ヴィヴィアン・マッカラン/女性/120歳/留学生
1548/イヴ・ソマリア/女性/502歳/アイドル歌手兼異世界調査員
2318 /モーリス・ラジアル/男性/527歳/ガードナー・医師・調和者
1883/セレスティ・カーニンガム/男性/725歳/財閥総帥・占い師・水霊使い
0086/シュライン・エマ/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員
1449/綾和泉・汐耶/女性/23歳/都立図書館司書
2163/藤井・蘭/男性/1歳/藤井家の居候
2235/大神・森之介/男性/19歳/大学生 能役者

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■         ライター通信          ■
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 こんにちわ、初めましてyu-kiです、このたびはお申し込み頂きありがとうございました。
 まずはパソコンが壊れ入院したため、納期ぎりぎりになってしまったことをお詫び申し上げます。
 内容に関しては一部の方の扱いが…ギャグなので許してください…(こら)。飛ばしすぎたかなとは自分でも思っております(笑)。また、今回は何でも治せるお医者様がいらっしゃったため、内容を予定と変更させて頂きました。
 OPは全部で3シーン9つあります。貴方のOPに出ているキャラのOPには貴方も出ていますのでよろしければ他も読んで見てやって下さい。
 それでは、ご縁がありましたらまた…。