■桜の木の下には･･･■ さくら　汐 【1411】【大曽根・つばさ】【中学生、退魔師】 　最近の街の噂では、丘の上にある桜の木の下には幽霊が出るというものである。 見た人の話によると、少女の幽霊が木の根元を指差し何かを訴えているという･･･ しかし、人によっては内容がまちまちではっきりした事がわからないという。 この噂をとある店でも話題にしていた。 甘味処「まほろば」である。 この店の女将は店に居候状態の御祓い師・リョ―コにこの話をしていた。 「こんな話があるんだけど、ちょうどリョ―コちゃんの御祓いリストに載っているものにもあるわね。問題の桜の木」 「ま､まさか･･･女将さんっつ」 今にも倒れそうな顔色をしたリョ―コは、泣きながら女将さんに訴えた。 「だ、駄目です！私一人でそんな怖そうな所にいけません！！」 御祓いするものにはあるまじき言葉であるが、彼女は小さな物音に出さえ怯える怖がり屋。 女将さんも、また、頭を悩まして、又、募集をかけることにした。 そして、女将さんはため息をつく。 「リョ―コちゃんは何時になったら一人前になるのかしら･･･」 数日後、「まほろば」の入り口に張り紙があった。 ＊＊＊募集＊＊＊ 今、噂の丘の上の桜の木の下に何があるか興味ある人は「まほろば」まで御出でください。御祓い師が同行しますので、安全に安心して、真相が確かめられます。 ********************************************* 今日は稀沙耶那岐です。 今回は「御祓い体験ツアー」に出ていた超怖がりの御祓い師・リョーコが出てくる話です。彼女は役に立たないと考えてください。 しかし、彼女は御払いの能力はあるので利用される方は使ってください。 幽霊が指差す桜の木の根元のあるものを探しに行くという話を中心に考えてくださって良いです。 埋まっているものも考えてくださっても良いです。 それでは、ご参加をお待ちしております。 ■募集内容 　・幽霊が指差す桜の木の下に埋まっているものを探しに行く。 　・埋まっているものを指定してください（無くても良いです） 　・参加人数　1名様〜