■【ふぁみりあん】天使のお願い!■
夢観士あさき |
【2529】【新久・孝博】【富豪の有閑大学生(法学部)】 |
「これは間違いなく悪魔の仕業ですわ。
まさかピュアラのご主人様が悪魔野郎の罠に陥るなんて・・・!」
そう言って天使のファミリア(使い魔)・ピュアラは、その場に泣き崩れた。
ここは白魔術師『ティンカーベル・白姫』の屋敷。
屋敷といっても主人はティンカーベルでは無く、今は彼女の留守を預かる息子の『白姫・みたま』・・・今回の依頼人であるピュアラの、愛してやまない小さなご主人様でもある。
みたまとピュアラ、そして他の召使達がこの屋敷に住むようになって一週間。
それまで遠いカリフォルニアの太陽の下で育った。
「三日前、みたま様が小学校へ初めて行かれた時の事ですわ。
帰ってくるなりこう言いましたの・・・
『つぶらちゃんっていうカワイイ女の子が居たんだ』と・・・!
このっ、ピュアラの!ピュアラの目の前で!!他の女を可愛いですって?!
ありえませんわっ!!!悪魔に魂を抜かれたに決まってますわぁぁぁ!!!」
そう言って再びピュアラは泣き崩れる。
もう面倒なので泣き崩れた回数は誰も数えなかった。
「お待ちください」
ピュアラの話を聞き終え屋敷を出ようとした時、背後から女性の声が呼び止める。
振り向くとそこには、抜群のプロポーションを持った見覚えのある美しい女性。
先刻、部屋の隅に居たがピュアラの説明の最中は彼女は何も語らずただ黙っていた。
「確かにこの周辺に魔の力は感じています。でも・・・
本当に問題なのはピュアラが言う『悪魔』でしょうか?」
少々困ったような笑みも、女神さながらに美しかった。
■異世界:ふぁみりあん
■募集人数:1〜3名
■シナリオ形態:一話完結
■推奨参加条件:
・悪魔退治専門家
・恋愛専門家?
■プレイングポイント:
・本当に悪魔なの???
■コメント:
ギャグです。
シリアスキャラが来ても大いなる宇宙の意思で、ギャグへギャグへと流れて行きます。あしからず。
学校が終わった下校途中を襲撃(?)する形となります。
とりあえず一緒に下校中の、他のクラスメイトにも話を聞いてみる事をオススメします。
もちろん、ピュアラは聞く耳を持ちませんが。(笑)
それでは宜しくお願いします。
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