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■茜平成婿騒動■

にしき
【1548】【イヴ・ソマリア】【アイドル歌手兼異世界調査員】
「御主には男を見る眼が無い。」
「なんじゃい急に」
もはや屋上で胡座をかいてお昼をとるのが日課となった日常のある一コマ。頬にごはんつぶをくっつけたまま怪訝に答える茜に深い溜息を返しながら千尋は空を仰いだ。
「・・・・・きっと、異性と付き合う機会が無かったのがいかんのだ」
「こら、こっちを見て言わんかい」
遠い何処かへ思いを馳せながら千尋は固く拳を握り締める。
「そう、異性と付き合えば御主もちっとは女子らしく・・・・!!」
脳裏に茜の数々の『女子』らしからぬ行動が現れては消えた。そう、要はきっかえさえ与えてやれば彼女だって少しはしとやかになれる筈。千尋は未だ箸と弁当箱を抱えた茜の腕を掴み立ち上がった。
「ハンティングだ!!」
よもやアフリカやサバンナなどとは程遠いこの島国の首都で狩りが行われるとは誰が思いついただろう。
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募集人数:(基本的に1話につき1人)で、2〜4話。計2〜4人
1人集まるごとに受注を一旦締め切ります。
2〜4話と続きますが1話1話で読みきれるものを予定してます。
男女問いません。ただし女性の場合はハントの対象(笑)ではなくアドバイザー的役割になります