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■魔女の館〜冷獄の監〜■

鳴神
【3099】【ミナ・ロスト】【 】
西暦200X年、東京。とある街。
後に、研究者達の間で『異界化現象』と呼ばれた天変地異は突如として起きた。
計測不能の東京直下型地震。
まるで、この都市全体が大きな爆発に巻き込まれたかのような衝撃であった。
(この時、地震観測所は“有り得ない数値”である「震度8」を叩き出していたとの発表が為されたが…)

東京の街の多くは、その異界化現象に飲み込まれた。
或る異界は特撮のような世界を具現化させたと聞くし、また或る異界は悪魔や怨霊などが縦横無尽に徘徊する世界に成ったとも聞く。

此処に一軒の店が在る。魔術グッズ専門店「魔女の館」。
この店も例外ではなかった。

この“街”は。
一年中雪が降り積もり、町内全体を大きく囲むように冷気の壁が包み込んでいた。
この“街”は。
街の中心に、氷の城のような巨大建造物が出現している、異界。
氷の城に入る事は出来ない。
異界化現象の直後から、数人の能力者が調査の為に足を運んだものの、全員が帰らぬ人となってしまった。(氷の城から発せられる絶対零度の冷気によって氷漬けにされた)

そんな中、魔女の館に居るアイリス達の所に近隣住民が駆け込んで来た。
何と、あの異界化現象の直後に近くの総合病院に運び込まれた若い男女が居ると言う。
その二人は、意識不明の重体で今も寝込んでいる。
どうも二人が“魔術関係者”らしい為に、住民は魔女の館に話を持ちかけて来たようだ。
「魔術関係者…となると黙って見過ごす訳にはいきませんな。どれ、私が病院まで…ぬぐっ!?こ、腰がー」
この寒い中、急に張り切ろうとした為 ギックリ腰になったジョッシュ。仕方無く自室で休む事に。
「しょーがないわねぇ…ιあたしが行って来るわよ。でも一人じゃ…」
この時、偶然店に来ていた“あなた”に気付いたアイリス。

「丁度いいか☆総合病院まで一緒に行ってくれる?お願いっ」

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鳴神です。異界コミック“魔女の館〜冷獄の監〜”の第一弾をお届けします。
アイリスと一緒に、総合病院へ青年と少女を迎えに行って下さい。
治癒系の能力を持ったPCの場合は、その能力を使い彼等を治癒する事が可能かもしれません。(それ以外の場合は、単純に二人を魔女の館まで運ぶのを手伝うか、アイリスの治癒魔術の手伝いをする事になります)
今回、ジョッシュはまるで役に立ちません。
現時点で氷の城への侵入及び探索は不可能です。
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募集人数:1〜3人
ページ数:ページ分割納品・カラー・6〜10ページ程度(扉絵含む)