■夏風邪は…■
山崎あすな |
【3524】【初瀬・日和】【高校生】 |
「おはようございます」
いつものように元気良く、開店前の店に入ってきた永久の姿を確認して、軽く手を上げると作業に戻る。
どうしてだろうか。
いつもよりも、永久の声が頭に響いてズキズキとする。
「……兄さん? どうか、したの?」
いつもと様子の違うファーを不信に思ったのか、永久が覗き込むようにファーを見た。
「いや、どこか、頭が重くて……」
「え? 頭が? 風邪とか?」
「……風邪?」
否定の言葉ではなく、返ってきたのは疑問の一言。
「風邪、引いたことない?」
「それはなんだ?」
たまに、思うのだが。
今まで彼は、一体どんな生活をしてきたのかと。
人じゃないことはわかっているし、異世界から来たということも聞いた。
けれどとくに、気にしないですごしてきたが、こういうときに気になって仕方がなくなる。
「……頭痛くなったり、喉痛くなったり、熱が出たりして、身体がだるくなること。今、そういう状況じゃない?」
ファーは目を丸くして。
「どうして、わかったんだ?」
「間違いなく風邪っ! いいから、休んでっ! お願いだからっ!」
風邪を引いたままのファーが、店にいるわけには行かない。
とにかく、開店の準備は全部すんでいるようだから、後は自分が何とかしよう。
けれど、ファーの看病もしたい。
額に手を当ててみれば、熱も結構あるようだし、大体足元がおぼつかない。
寝ていれば治るのかもしれないが、栄養のあるものを食べさせたいし、薬も飲ませなければ――
一人じゃ、できっこない。
無理だ。
タイミングよく、誰か、兄を頼めそうな人か、店の手伝いをできる人が来てくれればいいのだが。
「……世の中、そんなにうまくできないわよね。うん」
とにかくファーを中に自宅として使っている部屋に押し込んで、永久はエプロンをつけた。
|
【 夏風邪は… - その優しさは - 】
今日は天気もいいし、買い物に行こうと思っているの。よかったら一緒に……。
と、彼を誘ったのは自分だった。それはちょっと――いや、とても勇気のいる行動で、どこかくすぐったいような、小恥ずかしいような感情が生まれるのを抑えることができなかった。
幸い、携帯電話のメールで誘ったから、そんな自分の様子を彼に悟られることはなかったが。
早く返事が来ないかと、逸る心がなんだかおかしくなった。そんなとき。
「……あら? 着信……?」
突然の電話。それは、出かけるのを誘った彼からではなく、女友達からのもの。
「はい」
『日和! ごめん! 寝てた? 起こした? 今平気?』
電話先の彼女の様子が手に取るように目に映る。にぎやかなのはいつものことだか、今日はなんだか慌しい。切羽詰った空気を感じさせる。
「どうかしましたか? 永久さん」
『あのね、にいさ……えっと、うちの店の店員の羽根生えてるのがいるでしょ? あれが倒れたの! それで、私一人でいろいろやらなきゃいけないから、もしあいてたら手伝ってほしいんだけど……』
「……たおれ……たんですか?」
『そう! 間違いなく夏風邪! まったく、無神経無感情にもほどがあるっての! 自分が風邪引いてるのに、ぜんぜん気がつかなくて――って! 寝ててっていってるでしょ! 兄さん!』
気を使って受話器を口から離したようだが、電話先の友人――永久の叫び声が高らかとこちらに伝わってくる。
彼女が言う「店」というのは、よく顔を出す最近人気の紅茶専門の喫茶店のことで、名を紅茶館「浅葱」という。紅茶専店と聞いて興味がわき、一度行ってみると紅茶はおいしいし店員は楽しいしで、なんだかんだと常連の一人になっていた。
頻繁に顔を出せるわけではないのが、自分に癒しが必要なときは紅茶を飲みに顔を出して、ついでに話も聞いてもらう。
「ファーさんのお見舞いもかねて、お手伝いさせてください」
『いいの! 突然なのにほんと、ごめんね!』
電話先の友人は、いつも話を聞いてもらっている店員の、血のつながらない妹。紹介されたときはちょっとだけ驚いたが、元気がよく、話をしていて気持ちがよいので仲良くなった。
「何もわからないから、いろいろ教えていただかなければいけないけれど、それでもいい?」
『ぜんぜん大丈夫! だって日和、紅茶好きだし、詳しいし! あ、でも、なんだったら兄さんの看病お願いするかも……って、とにかく来てもらっていい? 本当にごめんね』
「大丈夫です」
なんだか急がしい雰囲気だったので、そこまで話をして電話を切ることにした。ちょうど外に出る予定だったので、着替えは済んでいるし、すぐにでも出発することができる。
――と、そこで。
「おい、日和。人を誘っておいて、他の奴の頼みを聞くのか? おまえは」
「……ゆ、悠宇! いつの間に……っ」
「メールもらってからすぐに迎え行くってメール返したんだけど、その調子じゃ、電話してて気づいてなかっただろ?」
「あ……」
口元に手を当てて、上目遣いに部屋の入り口に立っている男に目を向ける。謝罪の念も、見上げる瞳に込めて。
「ほら、ぼさーっとしてないで、ファーのとこ行くぞ」
「……え?」
「行くんだろ? 風邪引いたファーの見舞いと店の手伝い。ついでだから、俺も手伝ってやるよ」
「は、はい!」
日和は知っている。
あんな言い方をして、表情にはめんどくさそうだとか、嫌そうな感情を出しているけれど、彼がうんと優しいことを。
だからこそ、日和の勝手な我侭もこうして許してくれる。
そんな、彼のことだから……
「待って、悠宇!」
ぱっと表情を明るくして、やわらかく微笑んだ日和はすぐに立ち上がり、ぶっきらぼうに言うことだけ言って、背を向けて歩き出してしまった男――悠宇をの後を追った。
◇ ◇ ◇
カラン、カラン。
軽快に鳴り響くカウベルに反応して返ってくる「いらっしゃいませ」の声。しかしそれは、二人の姿を確認した瞬間に情けないものに変わった。
「日和ぃ〜! あ、悠宇も! 本当にごめん〜」
泣きついてきたのは言うまでもなく、兄に寝込まれ、一人でみっちもさっちも行かない状態だった、この店のウエイトレス永久。日和と悠宇とは、出会ってそう長い時間が経っているわけではないが、歳が同じということもあり仲良くなった。
特に日和と永久は、紅茶が好きという点で気が合ったらしく、会話に花も咲く。
「それで、何を手伝うんだ?」
「二人きてくれたから、お店を一人と、兄さんの看病を一人お願いしたいんだけど……いいかな? ほんと、図々しくてごめんね」
「大丈夫です。それじゃ、私がファーさんの看病をして……」
「あー、いや。看病は俺がするよ。俺は愛想のいい方じゃないし、女の子がお店にいたほうが客も嬉しいだろうから。それにほら、紅茶とかも詳しいだろ? 日和のほうが」
悠宇が、日和を言い聞かせるように口にする言葉。
自分のほうが愛想がいいと言うが、彼だって優しいから、やればぜんぜん大丈夫だと思うし、いつもはファーがいる店内なのだから、男性がいても違和感はないはず。
「それじゃ、そうしましょう」
でも、彼がそこまで言うのなら、ファーの看病を悠宇に任せて、自分は永久の手伝いをしよう。
納得して首をうなずかせると、どこかほっとしたような表情を見せて悠宇もうなずいた。そして、
「手の怪我だけ気をつけてやってくれないか? こいつの手は大事なものだからよ」
永久にそう言う。突然そんなことを言われて、きょとんとしている永久。
「悠宇、言われなくても、自分で気をつけます。だから、あなたはしっかり、ファーさんの看病をしてあげてください」
「わかってるって」
口元で軽く笑って見せて、「じゃ、こいつを頼む」と永久に言い残すと、悠宇は奥の部屋へ行った。
「……悠宇って、本当に日和のこと大事なんだね」
しみじみつぶやかれた一言に、思わず頬が熱くなる感覚を覚える。
「永久さんも、ファーさんに大事にされてるじゃない?」
「それとは違うよ。私のはあくまで妹として。悠宇のは、ちょっとちがうんじゃないかな」
見せた笑顔が、ほんの少しだけ――日和の気のせいかもしれないが――寂しそうに見えた気がした。
永久とは知り合って日も浅く、彼女のことをよく知っているわけではないが、こんな表情ははじめて見た。いつもは元気で、明るくて、その場にぱっと花を咲かせるような笑顔を見せてくれる。でも、今のは――。
「さ、仕事、仕事!」
「私、小さい頃からレッスン一筋でアルバイトってやったことないんですけど……紅茶を入れたりクッキー焼いたりするのは得意ですから。あの、接客も、普通に家にお客様があった時と同じ対応でそんなに問題ありませんよね? おかしかったら教えてください、永久さん」
「うん。そんなに気負わなくていいし、気楽にやってくれればいいよ。注文取ってきて、その注文の品揃えて出すって感じだから」
「はい」
永久は今まで自分がファーに教わったように、日和に店の中のものの使い方を教えていった。厨房の中だけは、いつも兄の姿を見ていた自分がやるといって、飲みものケーキの担当を日和に頼むことにした。
今の時間はそんなに人もおらず、忙しさなど感じないが、もう少しすると夏休みの買い物帰りの親子や、勉強をしにきた学生などで席がうまっていく。
カラン、カラン。
「いらっしゃいませ!」
「いらっしゃいませ」
日和たちが手伝いに来てくれてから、一組目の客が入ってくる。勉強道具を持って入ってきた受験生のようだ。男性三人組で、窓側の席に腰をおろした。
水とお絞りを用意して、永久が手渡しながら「お願いしてもいい?」と声をかけてくる。
「はい。行ってきますね」
「うん」
やまとなでしこを思わせる風貌のウエイトレスに、しばし男子学生たちの目が奪われた。
「いらっしゃいませ。ご注文お決まりでしたら、お伺いいたします」
慣れた丁寧な言葉も、その容姿を裏切らない。軽く頭を下げて、ふとその頭が上がったときに優しい笑みが浮かんでいたりするともう、完璧だ。
「あ、俺……アイスレモンティの、お任せで」
「俺も」
「俺も」
「はい。かしこまりました。葉がお任せのアイスレモンティを三つですね? 少々お待ち下さい」
一通りの動作を見る限り、優秀そのものだ。さすが、礼儀作法をしっかり教育されているだけはある。
「……こんな感じで、大丈夫ですか?」
「もちろん。ばっちし」
ブイサインを作って、いつもの明るい笑顔で答えてくれる永久の様子に、ほっとする日和。
手を動かしながらぽつりとこんなことをつぶやく。
「実は楽しみだったりするんですよね……アルバイトに憧れてたんです」
「そうなの? あー……でも、私も、兄さんの店に来なきゃ、バイトなんてやらしてもらえなかったな」
「永久さんもですか?」
「一応、社長令嬢だったりするからね、これでも」
苦笑を浮かべる永久に、「そうだったんですか?」と思わず驚きを隠せない様子で返してしまってから、あ、と思う。失礼だったかもしれない。
「そうなんだよね。別に、お嬢様的に育てられたわけじゃないし、女子校育ちでもないし、自由にいろいろ自分勝手やってきたけど、お金に困ったことがなかったから……バイトしてみたいって言っても、ダメだったと思う」
「でも、ここにきていることはいいんですね」
「お金もらってないし。ただのお手伝いさんだから。父様も母様も、兄さんのことえらくお気に入りだし」
会話をしている間に注文の品が出来上がり、日和は自分から「持って行きます」とトレイを手にした。
先ほどの男子学生のもとに「お待たせいたしました」と声をかけて運んでいくと、一番手前に座っていた男性が声をかけてくる。
「新しいバイトの子?」
「はい。とは言っても、今日だけです」
適当に答えて、その場をすぐに去ろうと思ったが、しかし。
「今日俺たち、閉店までいるんだけど、もしよかったら帰るまで待ってるからさ、晩御飯一緒に食べに行かない?」
トレイを持つ日和の手を握り、足止めをする男。
「……え?」
すばやく身体が動いた永久だったが、それも必要なかった。なぜなら――
ガンッ
店に響く大きな音に、店内に居た全員がそっちに注目した。奥の部屋から出てきた男が、すごい形相で窓側の席を睨みつけながら、ドアの木枠に拳をたたきつけたのだ。
「ひっ」
日和の手を握っていた学生は、すぐに手を離した。いいタイミングで居合わせた、悠宇の迫力に圧倒されたのだろう。
「……悠宇……?」
永久が恐る恐る声をかけると、「キッチン借りるぞ」と一声かけて、厨房のほうへとずかずか歩いていってしまった。そのうちに、日和がカウンターまで戻ってくる。
「……悠宇。ありがとう」
厨房に向かって声をかけるが、届いているかどうかはわからない。返事が返って来ないのだ。しかたなく、厨房に入って声をかける。
「悠宇」
「聞こえてる。別に、礼言われるようなことしてない」
「でも、助かったの。ありがとう」
「はっきり断ったほうがいいぞ。ああいうのは、黙ってるとつけあがるから」
鍋を火にかけながらぶつぶつと言う悠宇。「だから気がかりだったんだ」とか、「これなら看病頼んだほうが」とか、いろいろ言ってたようだが、様子は普段の悠宇と変わらなかった。いつだって、さりげないところで自分を守ってくれている、優しい悠宇。
「悠宇」
「ん?」
作っていたものができあがったのか、火を止めてそのついでにこちらを見る。そんな彼に最上の微笑みを浮かべて一言。
「ありがとう」
心から、感謝を込めて。
◇ ◇ ◇
あれから何度か冗談を含めて、客に声をかけられることがあったが、悠宇に言われたとおりはっきりと断ることで対応した。
彼の言うとおり、はっきり断ると結構引いてくれる。気が強いと思われるかもしれないが、間違いじゃない。
「永久さん、パンケーキが二つにチョコレートパフェ一つです」
「はーい、了解!」
紅茶の淹れ方はさすが、というべき腕前。何も言うことはなく、任せておいて大丈夫だし、接客もしっかりやってくれている。何より本人が楽しそうなところに永久はほっとした。
悠宇を怒らせてしまったかと思い、一時はどうなるかと心配していたが、厨房から出てきた彼が妙に機嫌がよかったことで、胸をなでおろした気分だった。
一番忙しい時間を抜け、今はまったりとできる時間。昼食がまだだった日和に座ってもらい、サンドウィッチを出す。
「いいんですか?」
「もちろん。しっかり休憩してもらわないと」
あんなに働いてもらったんだから。永久が作ったサンドウィッチは、日和が店にきてよく注文する、たまごツナサンドだった。たまごサンドとツナサンドの組み合わせで、どちらもシンプルだがとてもおいしい。
初めて食べたときも、気に入って何度も食べるようになったときも、みなファーが作ったものだったが、永久が作ったサンドウィッチも同じ味がした。
「ファーさんのと、味、変わりませんね」
「そう? いつも見てるからかなぁ……夏休みで、毎日きてるし」
「すごくおいしい」
「ありがとう」
必死に見つめているのだろう。気づけば、ファーを視線で追っているというのは、永久にはよくあることだ。
「永久さんって、一人っ子ですか?」
「ううん。小さい妹がいたんだけど、ちょっと病気してて、そのまま……」
「あ……ごめんなさい」
「いいの! いいの。しょうがなかったことだし、妹は最後、すごく幸せな気分で逝けたって母様言ってたし」
頭を下げる日和に大きくかぶりをふる永久が浮かべていたのは、確かに辛そうな笑顔ではなかった。
「それにね、こんなこと言ったら変に思うかもしれないけど、この店にたまに遊びにくるの……あの子」
「このお店に?」
「そう。兄さんのこと好きみたいで、お兄ちゃん、お兄ちゃんっていいながら、いつも兄さんにまとわりついてる」
「あら」
「でも、そんな元気そうなあの子の姿見てると、嬉しくて」
「霊が見えるのですね。永久さんは」
「あの子限定かもしれないけど、見えちゃうみたい」
永久も客足が引いたのをいいことに、カウンターの日和の隣に腰をおろし、自分で淹れた紅茶を飲み始めた。
「いつも永久さんは、妹さんを追いかけているんですか? ファーさんを見ているとき」
「へ……?」
「よく、ファーさんのこと、目で追いかけてますよね?」
「……そう、かな?」
「だから私、てっきり永久さんはファーさんのこと……」
「あー! あー! ちょ、ちょっと待った日和!」
と、そんなところへ。
「……おーい永久、ファーのやつ、とりあえず寝たぞ」
「あ、ゆ、悠宇。ありがとう。ってか二人とも、本当に今日はごめんね」
大慌ての永久と、どこかやわらかく微笑んでいる日和。なんとなくだが、二人がしていた会話の内容を予想できた悠宇だったが、ここで突っ込むと永久が可愛そうな思いをするだろうから、黙っておいた。
「悠宇も何か食べるでしょ? いま作るから、ここに座ってて」
「あ、ああ」
厨房に入って、ぱたぱたと準備し始めた永久を見送り、悠宇は日和の隣に腰をおろす。
「お疲れ様」
「お互いな。ファー、結構ひどい風邪みたいだったけど、薬飲ませたから大丈夫だと思う」
「そういうことは、永久さんに言ってあげて。きっと、一番心配してるだろうから」
「……そうだな」
しばしの沈黙。何を話そうか考えている時間というのは、なんだか気まずくて得意じゃない。
「悠宇」
「なに?」
「今日は本当にごめんなさい。買い物に誘ったのに、こうして手伝いをすることになってしまって」
「別に、気にしてないよ。買い物なんて、また行けばいいし」
「……また、付き合ってくれますか?」
「ああ。夏休み、まだ、もう少しあるからな」
「それじゃ、今度の花火大会の日はどうかしら? 買い物行って、その帰りに一緒に花火を見に行って……」
「人、多そうだなぁ」
照れくさそうに苦笑を漏らしながら、「いいんじゃないか。俺でよければ、エスコートするよ」と冗談交じりに悠宇が言葉を返すと、日和はぱっと笑顔を見せて。
「それじゃ、約束ね」
この笑顔が、悠宇にとって殺人的な威力を発しているとは、やってる本人――日和が気づくはずもなかった。
○■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■○
■ ○ 登場人物一覧 ○ ■
○■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■○
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
‖初瀬・日和‖整理番号:3524 │ 性別:女性 │ 年齢:16歳 │ 職業:高校生
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■○
■ ○ ライター通信 ○ ■
○■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■○
この度は、夏季限定ゲームノベル「夏風邪は…」に参加してくださって、ありが
とうございます!初瀬日和さん、初めまして。こうしてお会いできたこと、本当
に光栄に思います。
もともとの知り合いで、日和さんと悠宇さんと、ファーと永久は仲がよいという
設定のもと書かせていただいてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。日和
さんと悠宇さんの距離がなんとなく掴めず、一番近いけれど、まだ少し遠いとい
う雰囲気を出したかったのですが…そ、それでよかったでしょうか(^^;
気に入っていただけましたら嬉しいです。ご意見・ご感想などありましたらお気
軽にいただけると次への活力になります。どうぞ、よろしくおねがいします。
それでは失礼いたします。この度は本当にありがとうございました!
また、お目にかかれることを願っております。
お気軽に、紅茶館「浅葱」へいらっしゃってください♪
山崎あすな 拝
|
|