■【呪殺】■ 岬青潮 【3950】【幾島・壮司】【浪人生兼観定屋】 「オレは、オレだ！…お前らになんかに、支配されてたまるかよ…！やめろ……ああああっ！」 身も凍るほど冷たい波動の中心に、悪霊を「取り込む」事に失敗した真の姿があった。 霊を呼び寄せる体質の愛を救う為に「取り込み」を実行したが、相手は時を越えた怨念の集合体。今回ばかりは、彼一人の手に負える軽い相手では無く。 「影丘センパイ、うそでしょ…。センパイの気配が、消えていく…」 どくん、と真の体が内部から脈打った。かと思うと、カッ、と血のたぎった彼の瞳が燃えるように開かれる。 影丘真の抜け殻の中に、すさまじき怨念うずまく集合霊が宿っていた。 愛は、幼子がイヤイヤをするように、のろのろとかぶりを振った。 「影丘センパイ、死んじゃったの…？だってキミは、違うもの……」 すると先ほどまで真だった「モノ」が、怨念に燃える瞳を細めて微笑んだ。 『オマエも、我らの中へ…』 その脳内に直接響く恐怖の声に愛は絶叫し、涙のしずくをアスファルトに振り落としながらその場を逃げ出す。 助けて、誰か…！ ■コメント■ どもっ。岬青潮です。 １名様〜４名様ほど、【呪殺】参加者を募集致します。 各個人の個性を生かしたアクトを期待しております。例えば… ・真を救う、悪霊を祓う ・悪霊もろとも真を殺す ・愛を助ける ・その他もろもろ PC（貴方）が一番なにを望むか、そしてそれを実現させるにはどうするかを書いて下さると嬉しいです。 勝手な設定をどんどん付着させても構いませんので色々お書きください。 ハードな戦闘が予想されますが、ひたすら逃げの一手や、ぼーっとしてたら強引にまきこまれちゃったなんてのもアリですので、キャラクター問わずご参加くださいませ。