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■『BLUE』〜傷痕■

【4017】【龍ヶ崎・常澄】【悪魔召喚士、悪魔の館館長】
 いつも埃一つ無く、アンティークの美しい店内と暖色系の光が舞うバー・『BLUE』。場所的にはかなり不利な状況で建設されているが、なかなか落ち着いた雰囲気と、落ち着いた―――萩月妃副店長の物腰が好評だ。

「うぉーーー! 行け行けシロジンガーZ! 攻撃やぁぁぁ!」
 とりあえず、いつも店を放って出かけるこの男。暁遊里店長が居ない時は大人の客入りはいい。
 もっとも、暁個人の客や、店長が居る時は子供の客が何故か出入りしていることが多く、大抵それは暁自身が紅茶やジュースに誘ったり、大好きなロボット番組を自前の小型テレビで観る時が殆どだった。
『ここで臨時のニュースです』
「なんや! 折角良いトコやったのに…」
 シロジンガーなるロボット番組のクライマックス、燃えに燃えた暁の小型テレビだったが、急なニュースによりその画面いっぱいに壮年の男性キャスターが映る。
「店長、店でそんな番組見ないで下さい」
 副店長・萩月妃の呆れたのか、もう諦めたのかという脱力した声を聞きながら、カウンター越しの常連客・切夜は手帳を置くとくすくす笑い声を漏らし、テーブルを拭いていた朱居優菜も苦笑して彼らを見守った。

『昨夜、またしても連続通り魔事件が発生いたしました』

 瞬間、和やかな雰囲気が凍りつく店内。萩月は目を鋭くし、切夜は紅茶を飲みながら顔を伏せる。どちらもあまり感情を見せたくないらしく、喋ることは無い。
「通り魔事件…」
 朱居が小さく呟き、悔しそうに口を閉める。

 テレビから流れるニュースの情報では、三年前とは別に焼死体として数十人もの被害がこの周辺の地区に出ているというのだ。キャスターや評論家らしき年老いた男がくだらない解説を始め、これは同一犯ではないか、違うかと討論を始め、
「な、なんや。 シロジンガー、終わってもうたんやな。 こんな番組おもろうないっちゅーねん…」
 あえて気の抜けた番組名を口にしたのは暁なりの思いやりだろう。
「そうです…ね…」
 朱居は力なく笑うと、そのままテーブルに目を落とし、話さなくなってしまった。

 どうしてだろう、暖かい筈の店内が少し悲しく沈み皆言葉を無くしたかのように各々の仕事に戻ってしまう。
「…ごめん、そろそろ私は帰ろうと思う。 明日仕事もあるからね」
 長く続くように思えた沈黙の中、切夜は古びた財布をスーツの胸ポケットから取り出すと、カウンターに代金を置き、そのまま何も言わずに外へ出てしまった。
「…俺、せっちゃんに挨拶するの忘れとったな」
 暁はいつもなら来る客、帰る客全てにオーバーな程の挨拶をしている。
 その為か、元々沈んでいる店内が更に沈み暗く影を落としていて、流れる小型テレビの音が虚しく響き渡った。

「連続通り魔事件…。 いや猟奇事件…か」
 星も見えない夜空の日は、裏路地の小さな空が密閉された迷路のようにも見える。切夜は皺のよったトレンチコートをがさがさと風に触らせ、いつもは閉じたように細い紫の瞳を開く。

「犠牲者の数が酷くなってきたね」
 誰に言う事も無く、少し怒気を含んだ声が通路に木霊した。
『BLUE』〜傷痕

■ 焼跡より(オープニング)

「こんな筈じゃなかったんだ。 なぁ、めけめけさん」
 世の中が思い通りに進むとは思ってはいない。
 寧ろ今までの自分の経験から、良くない方向ばかりに事が進むというのを龍ヶ崎常澄は理解していた筈だ。
「わかってる、首なんて突っ込んでもどうしょうもないのかもしれない」
 側にはいつも一緒にいる饕餮こと『めけめけさん』が常澄の服の端を相変わらず齧りついていて、細い指にも届きそうであったがそれもいつもの事であったので彼は物を含む口よりも、動物のように素直な瞳をじっと見つめる。
 一面の焼け野原には人だった物が何体も散らばっていて、異臭を放ってい、居るだけでも気持ちが悪く煙がやけに目に染みた。逃げようとしたまま炎の餌食となった者、逃げるという考えすら思う暇もなく消し炭にされただろう者が、生を持つ常澄の足元から這い上がってくるように、まだ燃え残っている炎の音が耳に嫌な音を残す。
 これが人の死んだ跡、これが通り魔と呼ばれるモノの通った跡。
 最後の砦のように残った石造りである小物店の、まだ焼けた熱気が残る壁に皮手袋をはめた手を置けば、じりりと手のひらが痛んだ。

「でも、僕は自分が何か出来るというのならしてみたい」
 切夜という新聞記者と共に来たこの場所に、常澄はただ一人残されている。
 今まで、人の関わる事件にはなるべく関わりたくなかったし、関わらなかった。大抵は妖怪や悪魔の関わる場所でのみ常澄は働いたし、動きたいと自分の好奇心から思っていたのだ。

 けれども考えている暇は今は無く、全てが焼け野原になったこの土地から離れなければならない、警察が来るからあまり長居してはいけないと、あの記者は言っていたのだから。

■ 夜道より(エピソード)

 古くから通っている古書店で今日は意外な収穫があった。
 常澄が物心ついた頃から通っていた古書店には大抵新しい、いや、買うほどの書物は無く数冊はそこで仕入れたものの、ここ何年かは立ち読みで情報を得ていたのだが、
「この本を使う日が来るといいな」
 出歩く時にはなるべく見えないように結界を張り側に置いているめけめけさんを撫でると、ごわごわとした毛の感触と、主人が喜んでいるのが嬉しいのかカリカリと歯を鳴らす音が聞こえる。
 手にしたのは一冊のぶ厚い書物。これも古書であり、その本を売った店主は酷くこの本をけなしていた気がするが、常澄やそういった類に詳しい者にならばかなりの値打ち品として見られる事であろう。
 今はまだ使いこなせずに居る悪魔や妖怪、そして神達が山ほど居て、彼はその文献と実力を上げるために何冊もの古書を漁った。

 暗い夜空には星一つ無かったが、大通りを抜け少し歩いたとしてもまだ街灯のささやかな明りが常澄と、結界のせいで透き通ったようにめけめけさんを照らしている。
 悪魔の館へはまだ遠いが、ここから何本もの路地が重なっており近道だけは可能だ。
「? めけめけさん、どうした?」
 珍しくなかなか上機嫌に歩いていた常澄だったが、ふと、結界越しに何かを訴えるようにしてコートのすそやら彼の指先に噛み付く友人に疑問を投げかける。
 いつも短気な気質の妖怪でもあるが、こういった『動物的な動き』を見せるのは常澄の機嫌が極端に変わった時か、何か特別な存在が近くに居る時だけだ。
「…あれか?」
 めけめけさんの引っぱる方角にふわふわとした茶色い尻尾が不自然な位置から見えている。此方からは見えないが多分それは誰かの髪の毛であり、常澄はそれが誰であるか暫く思考をめぐらせると、普段は笑わない唇を小さく上げる。
「めけめけさん、これはな…」
 できるだけそっと近づいて、めけめけさんにそっと呟く。

「切夜、こんな所で何をしてるんだ?」
 なんの躊躇いも無しに力の限り引っぱる。―――引っぱると、相手も油断していたのか、
「うわぁっ! っつたたた……」
 茶色い物体が大きな音を立てて地面に尻餅をつく。
 めけめけさんはその物体の腕に飛び掛り、食いちぎりはしないが、ぐりぐりと腕を齧りつつ自分の方にもって来ているようだ。
「めけめけさん、知り合いだ。 お前は一度も店に行っていないから僕が前につけてきた匂いに反応したんだろう?」
 めけめけさんに齧り付かれながら、切夜という茶色い物体―――青年は「うわ、うわぁ」等と気の抜けた声でとりあえずは驚いているようであり、
「龍ヶ崎さん、いきなり後ろから引っぱって悪魔さんに噛み付かせるなんて反則だよ」
 常澄がめけめけさんを彼から引き離してやると、ため息混じりに地面に散らばった仕事用のような鞄と手帳を自分のもとへ手繰り寄せている。
「悪かったな、ついつい切夜の髪の毛が引っぱりやすい位置にあったから」
 転んだと同時についた砂埃を払う切夜を眺めながら、呑気に何度か足を運んだバー『BLUE』について思いを馳せた。
 今頃、あの妙に個性の強いメンバーはどうしているだろう。
「切夜もそうだが、あいつらはどうしてる? なにをして過ごしているんだ?」
 バーといえば酒を作り客に出しているのだろうが、萩月という副店長以外はあまり店に居るようには思えなく、常澄はまだ切夜を齧りたそうに目を光らせているめけめけさんをなだめながら、古書店で本を買う以上に何年ぶりかに他人の様子を伺った。
「ん、遊ちゃんは相変わらず遊び歩いているし、朱居さんは学校と『BLUE』のかけもち。 妃もやっぱりいつも通りに店を殆ど一人で切り盛りしているね」
「切夜は? こんな所で何をしていた?」
 目が元々細い切夜はその目を更に細くしながら自分のよく通う店について話している。多分、いつもの事なのだろう、これといって変わった話をしているようには思えない。
「ああ、私は現地取材の帰り。 立ち止まってメモを取っていたら龍ヶ崎さんが…ね?」
「変な所でメモを取るんだな…」
「それは―――」
 急に書きたくなるものだからと、苦笑する切夜に変な人間も居るものだと常澄も苦い顔をする。
 とは言っても、常澄自身古書に没頭する時は周りが見えない為、一概に切夜が変だとは言えないのだがこれはそれ、なのだ。

 切夜の髪をなびかせていた風が常澄にもかかり、少しばかり冷たい風が気持ち良い。
 街灯の明りが一箇所を照らす中に二人は入ると、壁によしかかるようにして空を見上げた。
「それで、良いネタは見つかったのか?」
 そういえば切夜という人間は新聞記者という人種だったと、常澄は取材という言葉で思い出し、なんの気なしにと問うてみる。
「うーん、良いネタというか。 最近ニュースか何か観ているかい?」
 当然、答えはノーだ。悪魔の館は確かに豪邸と言って良いほどだったが、常澄が古い書物にばかり夢中になるのでメディアというメディアは無く、情報を仕入れる時は大抵古書店や行きつけの店の店員やら店主だったのだから。
「観てない、ようだね?」
「ああ、何かあったのか?」
 暫しの沈黙に切夜は常澄がニュースという物をあまり観る人間ではないと気付いたようだ。
「三年前の通り魔事件再び、という所かな。 実際はそうでもないんだけどね」
「通り魔?」
 そうそうと、相槌をうつ切夜自身は既に何も感じていないというように常澄に話題を提供している。
「三年前も新聞やニュースでよく取り上げられたものだよ。 以前は凍死した遺体が殆どで今回は焼死が殆どだから同一犯の疑いがだんだん薄れているようだけど」
 はい、と手渡された手帳のページには所狭しと文字が並んでいて、丁度三年前の事件までが何件も書きこまれていた。
(新聞…三年前……)
 何か思い当たる事がある。こんな風が吹いていた丁度そんな日、蹴り上げた一枚の新聞紙には、確か通り魔という言葉が大きく書かれていた筈で、下に顔を向けたままちらりと横を見てみればめけめけさんがどうしたんだと問う様に常澄を見上げている。
「これは人間の仕業じゃない。 悪魔ともつかないが人間の仕業では確実に…ない?」
「へぇ、よく知ってるじゃないか。 そっちに詳しい知り合いでも居るの?」
 手に持ったぶ厚い書物を手に入れた古書店。三年前もその店に出入りし文献を漁っていた常澄がそこの店主から聞いた言葉だ。
 あの時は天地に響く意味ありげな大声に気味が悪くなり、逃げてしまったが今思い出せばその後に行った銃器類の店の店員も同じような事を言っていた気がする。
「よく行く店の人間が言ってた。 メディアに取り上げられた後に取材して商売が勤まるものなのか?」
「はは、確かに。 新聞記者として私はかなりランクが低い方だからね」
 新聞、ニュースといったメディアは、常に見る客よりも一歩先の情報を仕入れていなければ意味が無い。今回、ニュースに取り上げられたならば尚の事、調べても遅いというものはあるだろう。
「殆ど個人的に調べているんだ。 龍ヶ崎さんがお店に来た時に会っただろう? 朱居優菜ちゃん。 彼女の母親が三年前に事件に巻き込まれていてね」
「優菜が?」
「そう、凍死で発見された時には氷は溶けていたものの死後硬直というより体内の血液がまだ凍ったままだった筈だよ」
 ここがその記事、と、切夜が常澄に持たせた手帳に指を指せば確かに彼の言うとおりの走り書きが何列かに渡って書き記されている。
(優菜の母親が…)
 以前少ししか話す機会はなかったものの、自分を見上げるようにして見つめてきた少女は男のバーテンの格好をし、何故かその裾から傷が出ていたような覚えがあった。

「長い髪にウェーブのかかった金髪。 長身の女に心あたりはあるか?」
「…情報提供? ありがたいね。 ふふ、確かに犯人の一人は女性だよ」
 黒皮の手帳を切夜に返し、奇妙な言葉を古書店の店長から聞いたあの日にすれ違った、印象深い人物、そして血の雰囲気を纏った風。どれも少しだけおぼろげだったが、それだけはっきり言う分には常澄の頭は良く出来ていて、古書を暗記するのにも役立っている。
「情報はあるのか? 今の『BLUE』は? 何処まで知っている?」
「そんなにいっぺんに質問されたらどうしていいかわからないよ」
 苦笑しながら、必死で自分の腕を掴む常澄を切夜はなだめた。
「ああ、すまないな…」
 自分でもどうかしていると、常澄は感情を露にした自分を不思議に思った。母が死んでから今まで彼は自分でも感情という感情を露にした事など無いのだから。
「いいや、私としては今の龍ヶ崎さんの方が良いと思うよ。 感情があるというのは生きるものの特権だからね」
 ジジ臭い? 切夜は、そう言って笑うと、
「まず、この事件。 優菜ちゃんはかなり堪えているみたいだったね、遊ちゃんが堪えているのは多分友人が落ち込んでいるのを見て、が強いだろうけれど彼は元々何かありそうだよね」
「遊里に? 何が・・・」
「それは私もわからない」
 いつも辛気臭い関西弁を使用する青年に何があるというのか、常澄にも皆目見当が付かない。それに、常連として名を連ねている切夜が知らないというのだから彼は何かを知りつつ、その『何か』を掴み損ねているようだ。
「情報は、そうだね。 今からなら間に合うから、龍ヶ崎さんも『現地取材』に行ってみるといいよ」
 何か、背筋を這うような冷たい言葉だと常澄はとっさに思う。
「僕が居た路地をもっともっと行った所にある。 ああ、真っ直ぐね。 走れば十分だと思うけど、長居はしないように」
「待て、切夜」
 警察が来るから、と、顔色一つ変えずに言う切夜を遮り、常澄は彼の言う言葉が何を意味しているか理解し始めていた。
「事件が…あったのか?」
「現地で見た方がわかると思うけど? 犯人は居ないし、ある意味では安全だよ?」
 そういえば今日はやけに風が強い、火がまわるなら絶好の天気だ。束ねた切夜の髪が見えるほどなびいていたのはその為だろう。
「ほら、行くんなら早く」
 次の言葉は許さない、というように切夜の言葉が常澄の背中を押して、彼の行動に一瞬ひるんだめけめけさんを連れながら常澄は走った。
 街灯の頼りない明りの下、まるで前しか見えないかのように、その足音は暗い夜道を電車のように走っていく。

「みんなの様子…かぁ……。 私も聞きたいな。 …特に妃には十分に……」
 常澄の背中を見守りながら、切夜は一人その様子を語らなかった青年の名前を口にした。細い目は開き、紫の瞳が夜の闇に溶け込む炎のようにちらりと覗いていた。

■ 記者の手帳より(エピローグ)

 気になった記事があった。切夜に見せられた記事の一部が常澄の心に引っかかり、刺のように刺さっては彼の心から赤い血が流れる。
 目の前にはまるで全ての建物が一斉に燃え始めたかのような焼跡で、遠くからは見えなかったが大体建物二つ分程のスペースが丸焼きになっている。勿論、そのスペースにいたらしき人間の遺体も何体か転がっていて。
「くぅっ…」
 独特な人の焼ける臭いが常澄の胸を悪くした。

 これが通り魔という『モノ』が残す残骸。何年も暗雲のたちこめていた常澄の心に少しの光明を与えた場所に居る人々を苦しめている何か。
 物心付かなかったせいもあり、仕方が無いのだが母を自殺という形で無くした常澄は力が微力たりとも付いてきた今、何かできる事があればしてみたいと切に思う。
 例えそれが、新聞記者―――切夜がこの場所を教えあたかも『関わるな』と言っているような事を示していたとしても。

「なぁ、めけめけさん。 こんな筈じゃなかったんだ…」
 手帳は何箇所か汚れた所があり、三年前の書き込みも、切夜が指を指さなければ気付かなかったのかもしれないという程、なかなか古いもので乱雑に扱ってきたのがわかった。
 その、ほんの少し見えるページから読み取れた文字列。
『彼らは生きるために殺害を繰り返しているようだ』

 悪魔も、妖怪も、そして神すらも自分が生きるために必死になって何かを奪う事がある。それは動物界でも良くある事で、人が手を出して良い物では決して無い。関わるとすればそういう生きる為の事ではなく、故意的な事件に関わるべきだ。

 ―――だが、常澄は出来る事ならようやく心を落ち着ける場所を守りたかった。
 守りたかったからこそ、嘲笑うかのように見えた真実の断片が、以前銃器店の店員が言ったように「追うのか?」という問いを自分に何度も問いかけている。

「ああ、追うさ」
 目を閉じて、めけめけさんの角を撫でる。今度は鋭くごつごつとしたような感触が触れ、常澄の心を守るかのような壁を作っていた。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【4017 / 龍ヶ崎・常澄 / 男性 / 21歳 / 悪魔召喚士、悪魔の館館長】

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■         ライター通信          ■
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龍ヶ崎・常澄 様

いつも有難う御座います!へたれ全開ライターの唄です。
今回、切夜君のしっぽが引っぱりたいという事で、本当に引っぱらせた上にめけめけさんに齧らせてみましたが如何でしたでしょうか?
そして、元がシリアスなのでオープニングとエピローグは少し暗めになっております。
この先、シリーズが出たとして常澄様がこの事件に関わっていくと完全に決められたのは定かではないのかもしれませんが、少しでも思い出となり、感じる物があれば幸いです。
誤字・脱字等御座いましたら申し訳御座いません。
いつもの事ですが、何か御座いましたらレターにて真剣に受け付けておりますので宜しければ頂けると幸いです。

それでは、またお会いできる事を祈りまして。

唄 拝