■優しい歌が聞こえない■
瀬戸太一 |
【2287】【御風音・ツムギ】【医師】 |
カラン、カラン…。
空き屋を改装したというこの店の古びたドアを開けると、上に取り付けてある小さな鐘が、来訪者が在ることを知らせてくれる。
いつも訪れると笑顔で迎えてくれるはずの、店主の少女の姿は見えない。
目を凝らしてみると、珍しく薄暗い店の奥に、古い大きな安楽椅子に腰掛けている少女。
…確か、その椅子も売り物だったはずだが。
少女は茶色がまざった金色の長い髪の毛を片手で弄びながら、ひざの上においてある本に目を落としていた。
近寄って上から覗き込んでみると、なんともずっしりと重量のありそうな、装丁のしっかりした本だった。大きさはハードカバーほどだろうか。
少女はこちらに気がつくと、あら、いらっしゃいと言って顔をあげた。穏やかな微笑を浮かべているが、そこにいつもの元気はない。…その本はそんなに難しい内容なのだろうか。
「…え?違うのよ。これはそういう本じゃないの。私がイギリスから来るときに、お婆さまに頂いたの。…とても大切で、役に立つ本なのよ?」
「あら、その顔。自分も読んでみたいって、書いてあるわ。…でもね、興味本位に覗くと…大変なことになるの。私でも助けてあげられないかもしれないわ。それでも、あなたはー…この本が読みたい?」
少女は、困ったような、諦めたようなー…不思議な微笑を浮かべて言った。
「あなたは―……自分の心の闇を、見つめることができるかしら」
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優しい歌が聞こえない
「…いらっしゃいませ。初めまして、かしら?」
ルーリィは小さな鐘の鳴る音に気が付いて、ふっと頭をあげた。
ここは彼女の巣。彼女自身がオーナーであり、店長である。
小さな店内は、人一人が通ることが出来るスペースを空けて、背の高い棚がいくつも並んでいる。
その棚の中には、彼女が吟味し買い入れた、思い入れのある品々が所狭しと置いてある。
ルーリィは自分の膝の上に広げていた大きな本を閉じ、カウンターの机の上に置いた。
そして来訪者に向かって首を傾け、笑顔を向ける。
「ごめんなさい、今接客係が二人とも留守なの。
私でよければ、お相手するわ。もし良ければ、適当なところに座って下さいな」
そう云って彼女が右手を差し出すと、いつの間にか柔らかそうなクッションがついた椅子が置いてあった。
…はて、先程まではなかったはずだが。
不思議そうに眉をひそめた来訪者を見て、ルーリィはけらけらと笑った。
「そんな変な顔しないで?ここはそういう店なの。気にしちゃ負けよ?」
さあ、どうぞ。そう云って来訪者に椅子を勧める。
来訪者ー…『彼』は少々困惑気味の表情のまま、その椅子に腰掛けた。
彼が椅子についたのを見て、ルーリィは満足気に頷いた。
「お茶でもいかが?アールグレイなんだけど」
そう云って彼女が、ぱちん、と指を鳴らすと、カウンターの上に暖かな湯気を放つカップが3つ。
1つは彼のもの、2つはルーリィのもの。
ー…では、もう1つは?
彼がふと横を見ると、そこにはもう一人の来訪者がいた。
彼を同じような椅子に腰掛けているが、その目線は大分違う。
それもそのはず、彼女はまだ10歳にも満たないような幼い少女だった。
「今日は二人も、初めましての人が来てくれて嬉しいの。だから歓迎しちゃう。
…私はルーリィ、『ワールズエンド』の店主です。以後よろしくね」
彼女はにっこりと笑い、カップに手をかけた。
「今、こちらのお嬢さんと話していたところなの。
可愛らしいお嬢さん、もう一度自己紹介して頂けるかしら?」
少女はルーリィの言葉に、こくん、と頷いた。
そして彼のほうをじっと見つめながら、
「…橘百華(たちばな・ももか)」
と小さなかすれた声で言った。
少女ー…百華は、強く抱きしめるとそれだけで折れてしまいそうな、そんな儚さを感じる少女だった。
波打つ長い髪は黒、彼をじっと見つめる瞳は珍しい朱の色をしている。
だがその瞳からは何の感情を伺うことは出来なかった。
冷ややかでも暖かくでもなく、ただ彼を見定めるように、見つめていた。
彼はそんな少女と視線を合わせ、思わず視線をはずした。
何故か彼女の瞳を見つづけることが辛かったのだ。…今の彼には、それが何故だかわからない。
彼は僅かに首を振り、そんな思いを打ち消そうとした。
そしていつもの穏やかな声で、
「…百華ちゃん、ルーリィさん。初めまして。
俺は御風音ツムギ(みふね・つむぎ)と言います」
よろしくね、と彼は口元に笑みを浮かべた。
ルーリィはそんな彼ー…ツムギを不思議そうに見つめた。
日本人男性としては背が高く、大柄な印象を与える彼。
その表情と立ち振る舞いは柔和で、決して恐れを抱かせるようには見えない。
例えその左眼が眼帯で覆われていても、その雰囲気のほうが打ち勝っている。
だがどこか一歩身を引いているようなー…敢えて身を固くしているような。
…きっと、この彼も何か『持っている』うちの一人なのだろう。
幸か不幸か、この店にはそう云った人が寄り付きやすいのだ。
そしてそれは、この幼い少女も例外ではない。
「…この店で会ったのも何かの縁。どうぞごゆっくりしていって下さいね」
ルーリィは己の思惑を表面に出さずに、いつもの笑みを浮かべて言った。
『持っている』モノは、助けを必要としていることが多い。
それが例え、本人が意識していようとなかろうと。
それにほんの少し手を貸すのが、彼女とこの店の仕事。
だが、この二人にとってはー…
(…己で切り開くしかないかもしれないわね)
ルーリィは、これからの彼らの行く先を想い、心の中で深いため息をついた。
「…おねえさん、それなぁに?」
ルーリィがそろそろ紅茶のお代わりを出そうとした時、百華がふいに顔をあげた。
そして小さな指で、カウンターの上に置いてあった大きな本を指差す。
ルーリィはほんの少し強張った笑顔で、本の表紙を撫でた。
「…これは、大切な本なの。お婆さまに頂いたものでー…ある意味、とても役立つ本なのよ」
「…ある意味、とは?」
ツムギはルーリィの言葉に、少し首を傾げた。
どこか含むものがある彼女の言葉。
「うーん…その人によって違うのよ。ある人にとっては破滅への一歩にもなるし、
ある人によっては未来を切り開く足がかりになるかもしれない。
でも共通しているのはー…」
彼女はそこでふ、と笑い、
「…決して不用意に覗いてはならない、ということ」
「ー………」
ツムギはルーリィの言葉に、思わず息を飲んだ。
隣に眼をやると、百華は感情が見出せない瞳で、ただ本を見つめていた。
ー…この少女は、一体何を考えているんだろうー…?
思わず、そんなことを思ってしまう。
「百華ちゃん。読んでみたい?」
そこで、ルーリィが百華の心を見透かしたように微笑んだ。
百華はというと、軽く眼を伏せこくん、と頷く。
「おねえさんはー…あたたかいから。だからー…モモ、大丈夫」
「ー…そう」
ルーリィは、百華の一見意味の通らない言葉に深く頷き満足気な笑みを浮かべた。
そしてふ、とツムギのほうに顔を向ける。
「あなたはー…どうします?」
ツムギは自分に振られ、一瞬眼を開いたが、すぐに柔和な表情に戻った。
「…そうですね。俺もなんだか気になるのでー…読ませて頂いても良いですか」
「ええ、もちろん。あなた方は興味本位で言ってるんじゃないということはわかるし。
でもこれだけは覚えておいてー…」
ルーリィはそう言いながら、机の上の本を開き、二人のほうに向けた。
二人は各々、本に浮かび上がる文字を追う。
ルーリィはそんな二人を少し寂しげに見つめていた。
「これは、あなた方の心の闇。
しかし、闇は光があってこそ出来るもの。
光は何処からくるのか、闇は何処へいくのか、それを知っているのはー…」
ー…あなた自身なの。
…其処は暗かった。
小さな小部屋のようにも見えるし、ただ広い大部屋のようにも見えた。
ひとつの明りもなく、ただ漆黒の闇が広がっている。
ー…えーん、えーん…
どこか遠くのほうで、子供の泣き声が聞こえた。
しゃくりあげるような息使い、それを覆い隠すように吼える声。
それは父と母を呼ぶ子供の声だ。
無残にも己の手から滑り落ちてしまった大切なもの。
だが己は非力で、無力でー…守ることも奪うことも、身を盾にすることさえ叶わなかった。
ただ、ただ泣くことしか出来ず。
(…っ!やめ…ろ…!)
それは己だ。
まだ幼く、弱かった自分。
「…おにいちゃん。何が哀しいの…?」
しゃがみこんで泣いている幼子の隣に、少女が一人。
「…いっちゃったんだよぉ…」
「…誰が?」
「おかあさん…おとうさんっ…」
「…何処に?」
「…いっちゃったんだ…」
ただ、その言葉を繰り返す幼子。
少女は幼子の向こうを見つめ、呟く。
「……じゃあ、アレはなに?」
(アレはー…)
幼子を冷たい瞳で蔑むように見下ろしている。いつの間にか其処にいたのか、長身の男。
(アレはー…っ)
解かれた漆黒の髪はまばらにたゆたい、両眼はむき出しのままだ。
その眼が、幼子から自分へ向けられる。
己の閉じた左眼が、熱く燃える。
(ー……私だー…)
百華は、じっとその男を見つめていた。
己の傍らに立つ、漆黒の闇を持つ男。
いつしか男の手は血に塗れ、口元には残虐な笑みが浮かんでいた。
「……冷たい」
百華は思わず呟いていた。
男の周囲からは、絶えず氷のような空気が吹き出していた。
百華には善悪がわからない。
今この男がしていることが良いことなのか、悪いことなのかわからない。
そもそも、善悪と言う概念がわからない。
わからないので、百華は何も感じない。
ただ触感でのみ、感じる。
その百華にとって、その男はとても冷たかった。
触れると己まで凍ってしまいそうなほどに。
「…モモ、凍るのは、いやだな…」
(…本当に、そうかい?)
身動きひとつしない百華に覆い被さるような、ひとつの影。
(あたしは知ってるよぉ…あんたは痛くないよねぇ?痛みなんか感じないよねぇ?
そのあんたが…)
影はひきつるような笑いを上げた。
(凍るのはいやだって?笑っちゃうよねェー…)
そのまま百華を飛び越え、彼女の目の前に降り立つ。
『ソレ』は一見、見目麗しい女性の姿をしていた。
長い髪を翻し、巫女のような真っ赤な袴を身につけていた。
だがその眼は丸くゆがみ、真っ赤な唇がにぃっと裂けるような笑みを浮かべていた。
その表情はー…鬼のそれだ。
(あんたはあたしだ。己の欲望のままに生きる、けだもの。
お前もわかっているだろうー…この呪子が。人並みの幸せなんざ、あたしたちには必要ないんだよぉ)
百華は、目の前の『ソレ』を、ただ呆然と見つめていた。
見るものにとっては唖然として見える百華の表情。
だが百華の心の中は、空虚だった。
(あたしは猫鬼。ニンゲンを喰らって生きるバケモノさぁ。
あんたもバケモノだ、この呪子ー…)
けたけたと笑いながら、その女は百華の胸に手をかざした。
長い人差し指の爪で、百華の胸を刺す寸前まで近づける。
(その証拠に、あんたはなぁんにも感じてないよねぇ。
あたしが怖いかい?恐ろしいかい?ほぅら、怯えてごらんよ。
逃げ出してもいいんだよ…?逃げられやしないがね!)
猫鬼は、袴の裾を翻しながら、百華の周りを回った。
けたけたと耳障りな笑い声を上げながら。
(あんたの母親も逃げられなかったんだよぉ…。
いや、逃げはしたよねぇ?あんたも知ってるよねぇ?)
百華の耳元で、にぃっと笑って囁く。
(…『死』でしか、あたしからは逃げられないんだよぉ…)
巫女の姿をした妙齢の女が、少女に覆い被さっていた。
けらけらと笑い、少女を脅かそうとしているのだろうか。
だが少女は泣きもせず、怯えもせず、逃げようともしていない。
微動だにせず、ただじっと前方を見つめていた。
ツムギからは少女ー…百華の後姿しか見えなかったが、何故か彼にはわかった。
百華が、あの何の表情も浮かばない瞳で、女をじっと見つめていることが。
その傍らでは、アレが殺戮を楽しんでいた。
アレは名を『斬(ざん)』という。
ツムギが悪魔に植え付けられ、そのまま数十年己の中で飼ってきたバケモノ。
(…よぉ)
斬が血にぬれた顔をツムギにむけた。
(久しいな…俺)
「ああ…久しぶりだな、俺」
二人のツムギは数メートルほど離れて対峙する。
斬は血にぬれた顔を構いもせず、傍らにいる女を親指で指した。
(この女はな…バケモノだ。俺と同じ…な。
人に潜み、人を喰らい、生き長らえている。愚かなバケモノよ)
「愚かなのはー…お前もだろう、斬」
ツムギは嫌悪に溢れた眼を斬に向けた。
そう、それは嫌悪と憎悪でしかなかった。
幼かった無力な自分に押し付けられた、悪魔の気まぐれ。
己の中でずっと飼ってきた闇の塊。
精神を冒され、蝕まれ、それでも尚購ってここまで生きてきたのにー…。
「またもや、俺の前に姿をあらわすか。お前もしつこいな…」
ふ、と自嘲するような笑みを浮かべるツムギを見て、斬は蔑むような眼を向ける。
(…購うから悪いのだ。何故俺を受け入れようとしない?お前は俺。
それはどう足掻いても変わることはないのに)
「…俺は、大切なものたちを傷つけられたくなかった」
ツムギは眼を伏せて呟く。
「自らの手で壊したくなかった。ただ、それだけのためにー…お前に抵抗した」
(だからお前は愚かだというのだ。俺は壊すために生まれた。
お前が守るために生まれたように)
斬は握った刀を空に振り、血しぶきをとばした。
その血が誰のものであるか、ツムギはもう考えていなかった。
…今まで考え尽くしたことであったから。
「俺はお前だと言う。…ならば、お前も俺だ。
生まれた意味などー…これから如何にでも変えることは出来る」
斬は刀を握ったまま、眉をひそめた。
ツムギはそんな斬を見て、ふ、と笑う。
その笑みは何故か、普段彼が持っている穏やかなものでー…。
「俺は、わかった。数十年かけてだがー…」
嫌悪でしかなかった。憎悪でしかなかった。
恨むことしか出来なかった。
だがー…己を空虚にし、力が抜けると、何故かすんなりと通った。
力にー…力で抵抗しても、憎しみしか生まれない。
「俺はー…もう、お前を拒絶しない。
お前は俺。俺の一部であるのだから」
そう云って、ツムギは微かな笑みを斬に向けた。
彼自身は気付いていなかったがー…それは普段、彼が愛する家族に向けているそれと同じものだった。
そしてツムギは、悲しむような、哀れむような感情を眼に浮かばせ、囁くように云う。
「…俺は俺の大事なものを守りたい。お前と共にー…守りたい」
ーー…「俺とお前の、大事なものを」
「おばさんは、モモにいったの」
百華は猫鬼ではなく、まっすぐ前を見据えて言った。
「おかあさんは、逃げたりしなかったよって」
(……………っ)
猫鬼はその言葉を聞き、初めて表情を歪ませた。
「おかあさんは、猫さんと一緒にお空にいったの。
それは逃げたんじゃないって、モモは思う」
百華は猫鬼のほうを見なかった。
だが、その瞳にはー…何らかの意思の力があった。
「モモはー…おかあさんみたいになりたい。
モモ、なれると思うの」
そう云って、初めて猫鬼のほうを見た。
その瞳はどこか柔らかでー…。
「だってモモは、猫さんのこと、怖くないもの。
怯えたりしないよ。逃げたりもしない。だから、大丈夫」
淡々と言葉を紡ぐ百華を、猫鬼は得体の知れないものを見るような目で見下ろしていた。
…残虐非道の猫鬼。人食いの鬼。そう追われたのは何時の頃だろう?
確かに自分は人食いだ。追われる理由もある。
そしてこの少女は呪子だ。己のせいで感情を何処かに落としてきた。
…だからだろうか。それだけだろうか?
それだけならば、何故この娘は壊れない。
(……ふ)
猫鬼は人知れず笑みを零した。彼女にはわかってしまった。
…この娘は、はじめから壊れているからだ。
だからもう、壊れない。
(くくっ…面白いねぇ。全く面白い器だよ、あんたは…)
身体をくの字に折って、クスクスと笑い出した。
そしてまた、にぃっと笑みを浮かべた。
(そうだねえ、あんたは逃げやしないよねぇ。
ならば、あたしの器になってもらうよ?なぁに、普段どおりに過ごしていればいいのさ。
器の借主として、あんたの身の安全ぐらいは守ってやるよー…その代わり)
猫鬼は長い爪をぴっと百華の目の前に刺し出す。
(あたしのことを、猫さんだなんて呼ぶんじゃぁないよ。
あたしにはちゃあんと名があるんだ)
百華は猫鬼の言葉を聞いて、いぶかしげに首を傾げる。
「猫さんのお名前…なぁに?」
猫鬼はけたけたと笑って云った。
ーー…(華さ、水月華。もう忘れんじゃないよ)
ー…カラン…
ルーリィの手の中の小さな鐘が鳴り、二人はハッと顔を上げた。
その二人に向かって、ルーリィはにっこりと笑顔を浮かべる。
「…おかえりなさい。『本』は楽しかったかしら?」
なんだか訳がわからない、といった風な二人をよそに、ルーリィはそそくさと本をたたんだ。
そしてよっこらしょ、と掛け声を上げて、その大きな本をカウンターの下に仕舞う。
「…闇は、見たくなければ一生見なくて済むもの。
でも、決して避けては通れない」
そう云って、彼女は手を軽く組む。
組んだ手の中を覗き込むように眼を伏せ呟いた。
「大切なのはー…闇に笑って挨拶することなのよ。
光は己、闇も己なのだから」
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【3489 / 橘・百華 / 女性 / 7 / 小学生】
【2287 / 御風音・ツムギ / 男性 / 27 / 医師】
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■ ライター通信 ■
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百華さん、ツムギさん、初めまして。瀬戸太一です。
この度は当ゲームノベルへのご参加、有り難う御座いました。
両PCさんとも裏の人格をお持ちということなので、
微妙に絡ませてみましたが如何だったでしょうか。
両PCさんの裏人格さんにつきましては、
口調などこちらの想像で書いてみた部分もあります。
もしお気に召さなかったらならば申し訳ありません。
お気に召して頂けたならば、非常に光栄です。
ご意見、ご感想などありましたら、どうぞお気軽にお送り下さい。
今後の参考と、己の精進に使わせて頂きます。
では、またどこかでお会いできることを祈って。
瀬戸太一
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