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■Nameless Cocktail■

天瀬たつき
【3358】【篠原・シェリー】【ペット】
月が明るく町を照らす夜。
或る町の駅前に一軒のダイニングバーがある。

「こういう日は、あやかしも結構騒がしく活動していたりするんですよね…」
カウンターの奥で、グラスを磨きながらつぶやくのは、20代半ばと思しき男性。
「あまり、仕事が増えられても困るんですけどね」
その向かい側で、コーヒーカップを片手に苦笑するのは、同年代くらいの男性。
「でも、その割には何もないと酷く退屈そうに見えますよ。朔羅」
やんわりとマスターに事実を指摘され、苦笑する。
「……地下に行ってきますね」
席を立ちカウンターの奥にある扉を開けて中に入っていく。
「ええ、いってらっしゃい」
マスターにこりと微笑んで、そしてまた作業に戻る。
「さて、今夜は何か、起きるのでしょうかね?」
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はじめまして、もしくはお世話になっております。天瀬たつきと申します。

「深遠の欠片」の続編は、所用でOP作成が遅れております。
誠に申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

今回はいわゆるシチュエーション系のコミックとなります。
ご指定の方法は通常のシチュエーションのベルと同じようなものでOKです。

都内某所にあるダイニングバー、<Voice>が今回の舞台です。

・偶然酒を飲みに立ち寄った
・裏の顔(退魔関係の情報仲介所)だと知っていて情報を得に、
 もしくは一仕事の後の一休みに
・実は前から立ち寄っている(常連さん扱い)
・ここのアルバイトとして働いている

などなど。
ダイニングバーですが、ちょっと違った施設もありますので、そちらのご利用指定も可能です。

当異界への最初の第一歩、また、当方のその他のシリーズへの
取っ掛かりとしてご利用頂ければ幸いです。
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ご友人とご一緒にご依頼の際は、「○○さんと一緒に」という注釈を追加してください
関連、掛け合い等参考にさせていただきます。

想定ページ数:約2〜3ページ(1人のみでの話の場合)