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■アンティーク達に愛の手を■

日凪ユウト
【5054】【ニルグガル・―】【堕天使/神秘保管者】
「ああ、困りましたわ、本当に……」

 溜息をついては、何度口にしたか分からない台詞をこぼす。
 神楽坂・有栖(かぐらざか・ありす)歳の頃は20代前半といったところか。真に訪れるべき資格のある者しか辿り着くことができないとされている風月館の主である。
 緩やかなウェーブがかった、今時珍しい黒いままの長い髪、白い肌と深いシアン色の大きな双眸――つまりは、純粋な日本人ではないことを意味している――が印象的な女性であった。

 さて、先程より有栖は、ある一室にずっと閉じこもっている。部屋の真ん中で何をするでもなく、ただただ途方に暮れているのみ。
 この館、先代の嗜好なのか部屋数がやたらと多く、中には彼女の把握していない(そして、何に使うのか分からない)怪しげな部屋も存在する。
 有栖が今いる部屋は、アンティーク収集が趣味の彼女により作られた巨大なコレクションルームだ。納められている品は、そのどれもがいわく付きという物騒な代物ばかり。下手に触れるとろくな目に遭わないに違いない。
 本人もそうと分かりきっているのだろうが、この女当主、少々浮世離れしているとでもいうのだろうか。どこか、一般人の思考から逸脱している。

「そうだわ」

 悠に小一時間も悩んだ末、ある一つの良策を思いついたらしい。
 それまでとは打って変わってにこやかな表情を浮かべると、ぽんっと軽く手を合わせる。

(「皆さんに整理整頓を手伝っていただきましょう。旅は道連れ世は情けと言いますもの。きっと、1人でやるよりも楽しいに決まっていますわ」)

 有栖は慣用句の使い方が微妙に間違っているにも関わらず、善は急げとばかりに鼻歌交じりでコレクションルームを後にしたのであった。


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■ライターより■

 風月館アンティークルーム内の整理整頓をしていただきます。下記より受け持つ場所を1つ選択し、プレイングにお書き添え下さい。なお、不要物は有栖が強引に押し付けてきますので、それを考慮した上でお願い致します。

・東側の棚:刀や杖など、武器が納められています。
・西側の棚:時計やオルゴールなど、精密な物が納められています。
・南側の棚:ガラスの装飾品や陶器など、割れ物が納められています。
・北側の箱:上記以外の、ガラクタ(のようなもの)が乱雑に入れられています。
アンティーク達に愛の手を

●風月館全員集合
 神楽坂・有栖の怪しげな名案(迷案?)により、風月館の応接間に集った勇士は天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)、ニルグガル、シュライン・エマの計3名。偶然にも、それぞれ異なる魅力を持った美女揃い……いや、よくよく見れば、ニルグガルは男性のようだ。メイド服がまた、少女のごとく愛らしい容姿によく似合っていた。

「いつも祖父がお世話になっております。これはつまらない物ですが……」
 艶やかな和服に身を包み、日傘、巾着という純和風な出で立ちの撫子。微笑みながら、有栖に手土産を手渡す。
 彼女の祖父と風月館の先代は旧知の仲である。訪れるべき資格のある者しか辿り着くことができないとされる風月館だが、彼の「行けば判る」の一言で使いに出されてしまい、その通り気が付けばここに到着していたのだった。
「本当に、素敵なお屋敷ね。稀少品を見て触れる機会が出来て嬉しいわ」
 グラマラスな体を反らしつつ、シュラインが切れ長の瞳でウィンクする。ちなみに彼女と撫子、実は友人同士である。けれども前述――撫子の祖父の一件――にもあるように、連れ立って来たのではない。たまたま屋敷にて鉢合わせしたのだ。そういう不思議な縁の巡り合わせなのだろう。
 かくして自己紹介もそこそこに、皆がゆるりとアンティークルームへ向かう。

●アンティークルーム大清掃(北側の箱)
「これより、清掃を開始致します」
 機械的なニルグガルの一声により、各人が与えられた持ち場に就く。
 彼と、それから愛用の割烹着持参のシュラインで北側の箱を受け持った。一番手間が掛かると推測される場であるだけに、有栖が2人で行うのが良いと判断してのことであった。

 別途に箱を用意し、乱雑に放り込まれたとしか思えない骨董品(というか、むしろガラクタ)を手拭いで丁寧に拭く。その際、「ご苦労様」と声を掛けるシュライン。また、別途の箱には何を入れたかが一目で分かるよう、レポート用紙に記載し、欠けた物があれば合わせてメモを取るという細やかさ。プロフェッショナルも裸足で逃げ出す仕事ぶりに、有栖が目を丸くする。
 勿論、ニルグガルとて負けてはいない。今は亡き主の館にて、似たようなことを毎日行っているため、こういうことは得意なのだという。何でも、使用方法の不明な魔術道具や魔導書があるので苦労しているのだとか。言葉に違わず、手馴れた調子で素早く汚れを落とすと、次々と箱に収めていく。伊達にメイド服は着ていないのである。
 無表情ながら、ニルグガルの姿は現状を楽しんでいる風にも見えた。彼もまた、アンティークを愛する同胞なのだろう。

「ねえ、有栖さん。これらは元々同じ箱に入っているのだから、相性の悪い物はないのよね?」
 ふと手を止めたシュラインが、思い出したように有栖へ質問をぶつける。だが、予想に反して返ってきた回答は――
「いいえ、ございますわ」
 にっこりと満面の笑みを浮かべる有栖に、シュラインの形の良い眉が片方だけ釣り上がった。ニルグガルは聞き耳を立てながらも依然、黙々と作業を続けている。
「この子達は、どれもいわくのある代物ですからね。本来でしたら、同じ空間に一緒くたに置いておくべきではないのです」
 手近な品物をそっと人差し指でなぞる有栖。愛しくてたまらないといった仕草、おまけに前髪で隠れた俯き加減の彼女の顔。オカルトチックに見えなくもない。
 暫くは古美術品を愛でていた有栖であったが、ふいに顔を上げると、何事もなかったかのように、澄まして言う。
「ご安心なさいませ。この部屋には特殊な魔法が施してありますし、特に危険な物に関しましては、幾重にも封をしてございますわ。もっとも、うっかりそれを解除してしまいましたら……」
「どうなるの!?」
「……阿鼻叫喚の地獄絵図、とだけ申しておきますわ」
 ほほほ、と口元を手で押さえる。上品な立ち居振る舞いとは対照的に、台詞はすこぶる凄まじい。
 そんな有栖をやや呆れつつ、シュラインがニルグガルに目を移す。視線に気付いた彼は、やはり顔色一つ変えようとしない。
「私はどのような状況下においても、全力で対処致します。それが私の役目、存在意義です。お任せ下さい」
 ……頼もしい限りである。

●アンティークルーム大清掃(西側・南側の棚)
 整理整頓を始めて、2時間も経っただろうか。
 北側、東側はほぼ半分片付いていた。だが、受け持つ者のない西側、南側の棚は相変わらずの荒れ具合。
「困りましたわね。これでは、まだ手が足りませんわ」
 眉根をひそめる有栖に、ニルグガルが無言で挙手する。ここが終わったら手伝う、とでも言いたいのだろう。だが、有栖はゆっくりと首を振った。
「いえ、流石にそこまで甘えるわけには……ああ、そうですわ」 
 ぱあっと一気に表情を晴らすと、右手を前方へ突き出す。掌を上に向けると、声も高らかに叫んだ。
「おいでませ。火炎魔皇、裟那皇!」
 瞬間、掌の斜め前方の空間が波打った。水面に広がる波紋のように空気が揺れる。すると、その中心から何かが姿を現した。
 外見はどこにでもいそうな男の子。10歳くらいだろうか。もっとも、いきなり何もない空間から現れたのだ。事実、只者ではないだろう。深海色の鋭い双眸が、ぐるりと室内を見回した。
「ったく、何だってんだよ。面倒くせぇ」
 気だる気に溜息を付くと、真っ先に有栖を睨み付ける。それで気後れする有栖でもないのだが……。
「お呼び立てしてしまい、申し訳ありません。実は、貴方にこのお部屋のお掃除をしていただきたく――……」
「かぁーっ!! この誉れ高き火炎魔皇、裟那皇様を呼び出しておいて、お部屋のお掃除だぁ!? ふざけんなっつーの!」
 さらりと言い放つ予定だった有栖の言葉を、終いまで言わせてなるものかと、少年が目を剥いた。
「ご紹介しますわね」
 2人のやりとりを呆気にとられて眺めていた撫子とシュライン――ニルグガルは言うまでもなく、無表情だ――に気付いた有栖が、口を尖らせて抗議する少年を完全に無視して手短に説明する。

 少年は、名を裟那皇(さなおう)といい、有栖に仕える悪魔なのだという。
 有栖が先程使った術は召喚魔法。本来、召喚術とは長々とした詠唱を必要とするものであるのだが、風月館内であれば、あのように呪文を省略して呼び出せるというのだ。
(「不思議な人だとは思っていたけれど、まさか悪魔に手伝わせるなんてね。しかも、この屋敷、どうやら興味深い仕掛けがいろいろとありそうだわ」)
 シュラインが胸の中でごちていると、「召喚」という言葉にニルグガルが反応したように見えた。
 彼女らの傍らでは、突如登場した悪魔少年に対して、撫子がにこにこと握手を交わしている。

 結局、撫子と有栖のペースに乗せられて、掃除をやらされるはめになった情けない悪魔殿であった。
「……おい、お嬢。あんたはやんねーのかよ」
「わたくしは、皆様の監督係ですわ」
 横目でねめつける裟那皇を、語尾にハートマークが付きそうなくらいの純粋な口調であしらう有栖が一枚上手だ。

●真に持つべき者
「本日はお疲れ様でした。皆様のおかげですっかり片付きましたわ」
 各々が笑顔を浮かべるも、その表情から疲労の色をうかがい知ることは容易であった。それもそのはず。始めた時は東から照り付けていた陽光も、すでに西へと傾いている。
 ちなみに、タイムラグがある上、独りで2箇所も受け持つ裟那皇はといえば、勿論終わるわけがない。額に汗を浮かべて、ひぃひぃと悪戦苦闘を強いられていた。

 有栖の足元には、不要となったアンティーク達が詰まった箱が3つ、並んでいる。丁度、3人と対峙する形だ。
「皆様は、どなたも少なからずアンティークにご興味があった故、当屋敷へお集まりいただいたのだと思います。そこで心ばかりのお礼、とでも申しましょうか。この箱の中の物でしたら、どれでもお好きな物を差し上げますわ」
 微笑む有栖に、シュラインが率直な疑問を口にする。
「だけど、ここにある物はどれもいわく付きなのでしょう? 私達に危険が及ぶことはないのかしら」
「ええ、確かに通常ならば、有り得ないことではありませんわね。しかし、真に持つべき者が手にしたならば、理屈は覆されることでしょう」
「どういう意味ですか?」
「有栖様へ、詳細な回答を要求します」
 今までより更に輪を掛けて読めない有栖の腹の内に、撫子とニルグガルが首をひねる。だが、当人は、ただただ意味深な笑みを浮かべただけであった。
「わたくしはお茶の用意をしております。事が済み次第、応接間にお越し下さいませ」

「どう思う?」
 有栖が退室すると、すかさずシュラインが撫子に意見を求めた。
「そうですね……。箱の中の品によろしくないものは感じられません。折角、有栖様がああおっしゃるのですから、ここは素直にいただいておきましょう」
 おっとりと言葉を紡ぐ撫子の傍らで、すでにニルグガルは箱の中身を物色していた。彼の場合、無用心なのではなく、自らに下された命令を、ただ素直に完遂しようとしているだけなのだ。

●堕天使VS悪魔
 ニルグガルが手にしたのは、木製のお面であった。表には、ひょっとこのおどけた表情が丁寧に彫られている。時間を掛けて品定めした割には結局、ただ何となくという理由だけで選んでしまった。
 気付けば、応接間にはニルグガルと裟那皇の2人だけ。撫子もシュラインも、随分前に退室していたのである。

 手にしたお面は果たして、どんな効力があるのだろう。もしかすると、この品を持つに相応しいのは自分ではないかもしれない。けれど、アンティーク好きの血が騒ぐのもまた事実。
 試したい。
 試したい。
 試したい。
 冷静沈着な堕天使とて、心がないわけではない。時に誘惑に負けることだってある。

 ニルグガルは思い切って、ひょっとこの面を顔に当ててみる。防虫剤の臭いが鼻を突いた。
 小さくくり貫かれた両目の部分から部屋を覗き、それから自身の体を見下ろす。別段、変化はない。
 今度は、お面を付けたまま、室内をゆっくりと一周してみることにした。やはり何も起こる気配はなさそうである。
 この品は外れかと、ニルグガルがお面を取ろうとした時、それまで文句を言いながらのろのろと整頓を行っていた裟那皇が、冷ややかな視線を投げてきた。
「おいおい、あんた。何してんだ? そんな陳腐なもん被って。やめとけやめとけ。こんなシケたガラクタに関わってたら、ろくなことにならねぇぜ。ま、ずっとこんな辛気くせぇ所にいりゃ、お嬢の妙ちくりんな趣味がうつっちまっても仕方な……い――……?」
 皆まで言わずして、突然、裟那皇の全ての動きが止まる。すると、
「な、な、な……」
「『ななな』とは何を意味するのでしょうか? 発せられた単語は、理解不能です」
 なぜだかみるみるうちに顔を赤らめる裟那皇と、無意味な言葉にわざわざ突っ込みを入れるニルグガル。そうこうしている内に、雰囲気がだんだん怪しくなってきた。
「何て美しいんだ! 俺……いやいや、僕と、その……け、結婚して下さいっ!」
 右手をずいと差し出し、深々と頭を下げる裟那皇。悪い冗談であって欲しいのだが、残念ながら彼は真剣そのもの。当のニルグガルは裟那皇を冷ややかに見つめるのみだ。
「お断り致します。要因としまして、私には既に心に決めた方がおります。また、貴方に全く興味がございません」
「いーや、お嬢さ……じゃなくて、少年か? とにかくだ。あんたには、断然俺が似合うに決まってる! 保証するぜ」
 そんなことを保証されたって、誰も嬉しくない。
 しつこく迫る裟那皇をぴしゃりとはね付けると、ニルグガルがさっと身構える。数多の戦を経験している者の身のこなしだ。但し、顔はひょっとこのままなので、迫力にはいささか欠けるかもしれないが。
「貴方の行為は悪意と見なされました。これより戦闘態勢に入ります」
 ニルグガルが瘴気を放つ呪いの槍、モトを握り締める。
 と同時に、アンティークルームのドアが凄まじい勢いで開け放たれた。
「お待ちなさいませ!」

 ――風月館、応接間。
 ニルグガルはソファに腰を下ろし、シュラインが日本茶を注ぐのを無心に眺めていた。これは、冒頭で撫子が有栖へ手渡した手土産である。
 彼の向かい側に、居心地悪そうにふて腐れているのは裟那皇で、もくもくと茶請けのカステラを平らげると、おかわりに手を伸ばした。
「裟那、そんな風にいただいては、折角のお茶の席が台無しというものです」
「いいえ、どうぞ遠慮なさらずに召し上がって下さい」
 有栖が眉を潜めると、すかさず撫子がやんわりと合いの手を入れる。
 彼女の細やかな心遣いも、「遠慮」などとは無縁の裟那皇へは無意味だった。

 あの後、騒ぎを聞きつけた有栖達が2人の間に割って入ったおかげで、大事にならずに済んだのである。もし、ニルグガルがモトを使用していたら、アンティークは瘴気にあてられ、全て台無しになっていたことだろう。
「なぜ、裟那皇様はあのようなお見苦しい行動をとられたのですか?」
「見苦しくて悪かったな」
 邪険な目付きで裟那皇が睨み付けようとも、ニルグガルはどこ吹く風である。
「ご自身で体験されて、だいたいの能力はお分かりいただけたと存じますが、この面は魅了効果がございますの」
 魅了と聞いて、裟那皇の不自然な行為に合点がいくというものだ。ニルグガルが小さく頷くと、有栖が続ける。
「このような物騒な品であるにも関わらず、恋のお守りとして人から人へ渡ったと聞き及んでおります。長き年月を経て貴方のお手元に納まるもまた、何かのご縁なのかもしれませんわね。もっとも、もしお気に召さないようでしたら、別の物と交換いたしますけれど……いかがかしら?」
 有栖がニルグガルを静かに見つめる。
 彼の答えは、決まっていた。
「……いただきます」

 お茶会の後、ニルグガル達ての希望で、一同は風月館内の部屋をいくつか見学することが出来た。無論、先代が使用していた怪しげな部屋を覗いて、である。
 それでも、ある部屋は炎が吹き上がる地獄のような場所へ通じていたり、またある一室では大小様々な時計が浮かび上がっていたりと、奇妙極まりない。ただ、どうもこの屋敷には、まだまだ秘密がありそうだということだけははっきりしたのだった。
「貴方は裟那とお友達になれる貴重な方とお見受け致しました。また、いつでもいらして下さいね」

 こうして、ちょっぴり不思議な風月館と、風変わりな住人達との一日は穏やかに幕を閉じた。


―了―


【登場人物(この物語に登場した人物の一覧)】

◆天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)
整理番号:0328/性別:女性/年齢:18歳
職業:大学生(巫女):天位覚醒者

◆ニルグガル・― (にるぐがる・―)
整理番号:5054/性別:男性/年齢:15歳
職業:堕天使・神秘保管者

◆シュライン・エマ(しゅらいん・えま)
整理番号:0086/性別:女性/年齢:26歳
職業:翻訳家・幽霊作家・草間興信所事務員

※発注順にて掲載させていただいております。


◇神楽坂・有栖(かぐらざか・ありす)
NPC/性別:女性/年齢:21歳
職業:風月館の主・召喚士

◇裟那皇(さなおう)
NPC/性別:男性/年齢:372歳
職業:火炎魔皇(悪魔)


【ライター通信】

 初めまして。新人ライターの日凪ユウト(ひなぎ・―)と申します。
 この度は、ゲームノベル『アンティーク達に愛の手を』にご参加いただきまして、誠に有り難うございます。そして、お疲れ様でした。
 今回、私の初のOMC作品ということで、いかがでしたでしょうか。拙いオープニングにも関わらず、細やかでご丁寧なプレイングをいただいた私は三国一の幸せ者と自負しております。皆様に助けられ、一つの物語を作り上げることが出来ました。

 ニルグガルさんは、冷静沈着なメイド仕様の男性ということで、極力感情を抑えました。裟那皇とのじゃれ合い(?)は、あくまでギャグとしてご覧いただければ幸いにございます。違和感などありましたら、遠慮なく著者までお申し付け下さいませ。
 補足としまして、今回入手されましたアイテムには隠し能力がございます。特筆は致しません故、いろいろと試していただければと思います。

 それでは、またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 2005/08/24
 日凪ユウト