■小月といっしょ〜栗ひろい〜■
朱園ハルヒ
【3010】【清芳】【異界職】
「あのね、しゃおゆえはね、栗がたべたいの」
 大きな瞳をくるりんとさせながら、そう言うのは白龍の小月。
「栗…? 市場で売ってるだろ」
 彼(彼女?)の主人であるセリュウは傍らで腰掛けて、ダガーを使って木彫りを作っている最中だった。
「ちがうの〜! しゃおゆえはね、栗ひろいしたいの!」
 セリュウが木彫りから目を離さずにそう応えたのに対し、小月は全身を使って反論する。ぱたぱた、と尻尾をテーブルに打ちつけながら。
「栗ひろいって……お前、それがどんなもんか解ってるのか?」
「うん。あのね、しゃおゆえね、この間ひろったの。トゲトゲがいっぱいでね、まん丸でね……」
「それが栗だって、よくわかったな」
「ウィーに聞いたの!」
 たどたどしい言葉を綴る小月。セリュウはそれを横目で見ながら、小さく笑って応えてやっている。
「ちょっと、人の名前を変に略さないでよ」
 それに反論してきたのは、妖精のウィスティだった。名前を略されて、ご立腹のようである。
「だって、ウィーのなまえ、むずかしいんだもん」
「ちゃんと教えてあげてるでしょ! ウィ・ス・ティ!」
 ぷー、と頬を膨らませる小月に、ウィスティは腰に手を当てて訂正を求める。名前は略さずに言ってもらうほうが好きなようだ。
「…ウィル、小月はまだまだ子供なんだ。そう頭から怒るなよ」
「だって〜」
 セリュウが名前を略すのは、いいらしい。『愛称』と区別しているからなのだろうか。
「ウィーは、しゃおゆえのこときらいなの〜?」
「……そんなこと言ってないでしょ」
 小月が、瞳をうるうるさせながら訴えてくる。
 ウィスティはそこで自分の怒りをかき消させて、呆れ顔になる。
「………で、栗拾いはどうなった」
 ひとり冷静に、木彫りを作っているセリュウがぽつりと言った言葉に、小月は過剰反応した。
「そうなの、栗ひろいなの。しゃおゆえね、栗をいーっぱいひろってね、セリュウとウィーといっしょに食べたいの!」
 力込めてそう言う小月に、セリュウもウィスティも笑ってしまう。
 そんな小月の願いどおり、これから栗拾いに出かけることになりそうだ。
小月といっしょ〜栗ひろい〜


「あのね、しゃおゆえはね、栗がたべたいの」
 大きな瞳をくるりんとさせながら、そう言うのは白龍の小月。
「栗…? 市場で売ってるだろ」
 彼(彼女?)の主人であるセリュウは傍らで腰掛けて、ダガーを使って木彫りを作っている最中だった。
「ちがうの〜! しゃおゆえはね、栗ひろいしたいの!」
 セリュウが木彫りから目を離さずにそう応えたのに対し、小月は全身を使って反論する。ぱたぱた、と尻尾をテーブルに打ちつけながら。
「栗ひろいって……お前、それがどんなもんか解ってるのか?」
「うん。あのね、しゃおゆえね、この間ひろったの。トゲトゲがいっぱいでね、まん丸でね……」
「それが栗だって、よくわかったな」
「ウィーに聞いたの!」
 たどたどしい言葉を綴る小月。セリュウはそれを横目で見ながら、小さく笑って応えてやっている。
「ちょっと、人の名前を変に略さないでよ」
 それに反論してきたのは、妖精のウィスティだった。名前を略されて、ご立腹のようである。
「だって、ウィーのなまえ、むずかしいんだもん」
「ちゃんと教えてあげてるでしょ! ウィ・ス・ティ!」
 ぷー、と頬を膨らませる小月に、ウィスティは腰に手を当てて訂正を求める。名前は略さずに言ってもらうほうが好きなようだ。
「…ウィル、小月はまだまだ子供なんだ。そう頭から怒るなよ」
「だって〜」
 セリュウが名前を略すのは、いいらしい。『愛称』と区別しているからなのだろうか。
「ウィーは、しゃおゆえのこときらいなの〜?」
「……そんなこと言ってないでしょ」
 小月が、瞳をうるうるさせながら訴えてくる。
 ウィスティはそこで自分の怒りをかき消させて、呆れ顔になる。
「………で、栗拾いはどうなった」
 ひとり冷静に、木彫りを作っているセリュウがぽつりと言った言葉に、小月は過剰反応した。
「そうなの、栗ひろいなの。しゃおゆえね、栗をいーっぱいひろってね、セリュウとウィーといっしょに食べたいの!」
 力込めてそう言う小月に、セリュウもウィスティも笑ってしまう。
 そんな小月の願いどおり、これから栗拾いに出かけることになりそうだ。


「いってきますなの〜」
 と元気よく手を振るのは、大きな籠の中から顔覗かせている小月だった。
 籠の持ち主は馨という男性だ。
 いざ出かけるぞと言う時に、セリュウに仕事が入ってしまい3人での行動が不可能になってしまった。小月が珍しく『やだやだ』と玄関先で駄々をこねているときに偶然通りかかったのが、その馨(かおる)と連れの女性である清芳(さやか)だったのだ。まだ若いだろうに雰囲気はさながら長年連れ添った老年の夫婦と言った感じの、まったりほのぼのとした二人である。
 セリュウが事情を説明している間にさらに一人、同行者が加わった。ライラック色の髪が印象的な美少女のリラだ。
「栗拾い……私もしたことがなくて…是非ご一緒させてください」
 そう言いながらふわりと笑うさまは、まるで花の化身のようだ。
 そんな笑顔に異を唱えるものなどおらずに。
 馨と清芳、そしてリラとともに、小月は栗拾いへと出かける事になったのだ。
「栗……やはり、此処は拾い終わったら栗ご飯に、いいや、焼き栗に!」
 と意気込み満々なのは清芳。馨はその横で楽しそうににこにこと微笑んでいた。ちなみに彼の背中を覆うほどの籠をどこで調達してきたのかは謎に包まれているので、詳しくは明記できない。
「そうですね、焼き栗……美味しそうです。それからケーキやパンに焼き込むのもきっと美味しいですよ」
 馨達と横並びになりながら、うっとりしつつそう言葉を続けるのはリラである。
 籠の中にいる小月は、そんなリラの顔をじっと見つめていた。
「……えっと、しゃおゆえさん」
「なぁに?」
 小月の視線に気がついたリラが、瞳を丸くして語りかけてくる。
「その……実は『しゃおゆえ』さんて少し呼び難くて…『シャオ』さん、でも大丈夫ですか?」
「うん、へいきよ。しゃおゆえ、シャオって呼ばれるのもすき」
 リラの問いかけに小月はふわふわと笑いながらそう応えた。
 するとリラも小月の笑顔につられたのか、『では、シャオさんと呼びますね』と言いいふわん、と微笑む。
「いいですね、ほのぼのとした光景は……」
 馨がそんな二人にそう声をかける。
 背にしている小月を見ることは出来ない状態であるのに、雰囲気だけで解るのだろうか。
「可愛らしいお嬢さんと愛らしい小さな竜。それだけでも和みになるよね、馨さん」
「そうですね、清芳さん」
 さくさく、と栗の木がある小道を進みながら交わされる会話。
 このパーティに名を授けるとしたら『まったり和み系』に違いない。
 そんなことを思わせる三人と一匹だ。
「かおるとさやかは、いつもいっしょ?」
 小月が何の気なしに、そんな事を言ってきた。
 馨も清芳も、目を丸くしてお互いを見合わせる。
「……そういえば、ずっと一緒だね馨さん」
「あまり意識したことなかったですね、清芳さん」
 小月の言葉にドキリとした様子もなく、『気がついたらいつも一緒だった』という事実に二人は互いを見合わせながら微笑んだ。
 小月はそれを見ながら自分のことのように喜ぶ。
「いつもいっしょ、素敵ね。あのね、セリュウとウィーもいつもいっしょなの。それでね、ウィーはね、セリュウのことだいすきなんだって!」
 瞳をきらきらさせながらそう言う小月に、馨と清芳は言葉なくゆったりと笑った。
 リラも頬をうっすらとピンク色に染めて微笑んでいる。
 それから一行は他愛ない会話を続けながら、一本道を進んだ。


 ひらりと小月の頭上を掠めたのは色づいた葉。
 それを嬉しそうに追いかけ、夢中になっていた小月は足元にある毬栗に気がつくことができずにそのまま躓いて転んだ。
「大丈夫ですか、シャオさん!」
 近くにいたリラが、慌てて駆け寄ってくる。
 その声に馨と清芳も足を向けてくれた。
「……だいじょぶ、へいきだもん。しゃおゆえにはじょうぶなウロコがあるのよ。だからへいきなの」
 べったりと地面に顔をつけていた小月がリラの声にゆっくりと顔を上げると、白い顔が土で汚れて模様のようになっていた。
 リラが持ち合わせていたハンカチでそれをそっと拭いてくれている。
「小月さんは偉いですね」
 そう言いながら頭を軽くなでてくれるのは馨。
 清芳は安心した面持ちで馨の隣で身を落ち着かせ、
「身をもって体験するのは大切だけど……怪我には気をつけないとね、小月さん」
 と、優しい笑みでそう注意を促してくれる。
 小月は彼女の言葉をしっかりと聞き入れて、深く頷いて見せた。
 セリュウを心配させることになる、と理解したのだろうか。
「よし、いい子だね」
 馨に続き、清芳も小月の頭を撫でてやる。すると小月は満面の笑みを見せた。
「……はい、これでいいですよ、シャオさん」
「ありがと、リラ」
 綺麗に土を拭いてくれたリラにも、満面の笑みを見せる小月。
 こうした優しさがとても嬉しくて、小月は幸せいっぱいだった。
「さて、再開しましょうか」
「うん」
 そんな馨の一声で、皆は栗拾いを再開することにした。
 小月はとてとてと歩きながら、毬栗を両手で抱えようとしている。
「ちょっと待って、小月さん」
 小月の背にそう声をかけるのは行動を見ていた清芳。
 小首をかしげる小月に、彼女は自分が持ち合わせている厚手の手袋を差し出した。
「いくら小月さんの体が硬い鱗で包まれているといっても、まだ幼い君には危険はつき物だよ。少し大きいけれど、これを使って栗を拾うといい」
「さやかみたいに、手につけるの?」
「そうだよ」
 手袋を両手に小月が瞳をキラキラとさせていた。
 そんな小月を横目に、清芳は次に目に付いたリラにも予備の手袋を差し出してやる。
「リラさんもよかったら。……そのままは痛いよ」
「え、あ……そっか、そのままじゃ痛いですよね。ありがとうございます」
 清芳の心遣いにリラはふわりと微笑む。彼女は小月と同様に、素手のまま毬栗へと手を伸ばしていたのだ。
 馨は少し離れた場から、そんな彼女たちを見ていて満足そうにしていた。
 小月はさっそく清芳から借りた手袋を装着し、元気よく毬栗を両手にした。手袋を通して感じる先の鋭いモノ。自分は平気だが、セリュウとウィスティが素手で掴むと痛いかもしれない、と心の中で考えを巡らせると小月はまたひとつ、偉くなれたように思えて嬉しかった。
「……栗の木って結構背が高いんですね」
 ふと、そばにいたリラがそんなことを言う。
 言葉に釣られて小月は、彼女を見上げた。
 リラは手袋をはめ、小ぶりの毬栗をその手の中に包みながら、高くそびえる栗の木を見上げて独り言のように再び口を開いた。
「実も、一つ一つトゲに守られていて……栗の木のお母さんは手がない分、きっとこうやって自分の子供たちを守ってるんですね。……凄いです」
 小月は黙って彼女の言葉を聞いていた。
 心の中に広がっていく、暖かいもの。リラの慈愛に満ちた柔らかい言葉。
 自分の胸に手を当てながら、小月はぽたりと大きな瞳から涙をこぼす。
「……えっ…シャオさん、どうしたんですか?」
 ぽたぽた、と目を見開いたまま涙をこぼす小月に、リラが慌てて膝を折った。
「リラさんの言葉に『感動』したのではないですか? ね、清芳さん」
「うん…そうだね馨さん。私もきっと、小月さんと同じ気持ちだと思う」
 涙を流している当の本人(?)である小月は、何も解らずに首をかしげている。もしかしたら、初めての涙だったのかもしれない。
「――小月さん、大丈夫ですか?」
「しゃおゆえ、どうしたの? どうして目から水が出るの?」
 馨の呼びかけに、小月はゆっくりと顔を上げる。すると目じりに溜まった涙がまた一つぽたりと地面へ落ちた。
「それが、自然なんですよ。小月さんはリラさんの言葉に感銘を受けた。だからこうして……『涙』が溢れてきたんです」
「しゃおゆえ、病気じゃないの?」
 人差し指で涙をぬぐってくれる馨に、小月は小さくそう言った。
 すると馨はくすりと小さく笑い、『違いますよ』と優しく答えてくれる。
 リラを見ると、少し照れているような――そんな表情と、小月を心配する表情で綯交ぜになっているようであった。
「そうやって、子供は大きくなっていくものなんだよ、小月さん」
 清芳も馨の言葉を繋げるかのように、そう言いながら小月に言い聞かせてやる。
 くるくると変わる小月の表情に、皆夢中になってくれていた。
「シャオさん……大丈夫ですか?」
「…うん、いたいとか、そういうのじゃないから。
 えっと……かおるもさやかも、リラも……みんなすごいねぇ」
 小月は、改めて自分を囲んでくれている3人を見上げた。そして満面の笑みでそう言う。
 不思議そうな表情をしている彼らの隙間をうまく潜り抜け、小月は小走りになる。
「小月さん?」
 馨がそう言いながら追うと、小月は振り向いてまた笑った。
「しゃおゆえ、まだ栗ひろい続けるんだもん♪」
 元気よくそういうと、小月は再び背を向けて栗が落ちている方角へと走っていった。
「……私たち、凄いんですって。清芳さん」
「そうみたいだね、馨さん」
 小月を見送る形で、馨がぽつりとそういう。すると清芳は当たり前のように答えをくれた。
「なんだか、とても褒められてしまいましたね」
 彼らの傍に立つリラも、口元を押さえてちいさく微笑みながらそう言うのだった。


 ゆらゆら。
 宙に浮いているような浮遊感。その後に訪れるものは温かい空気。
「野外料理と言うのはですね……」
「それは興味深い話だけど馨さん。肝心の小月さんはまだ眠っているよ?」
 楽しそうな声は、小月のよく知っている音。
 皆の優しさと与えてくれる知識が温かくて、小月は幸せ者。
 そんな事を考えながら、小月は浅い眠りの狭間でゆらゆらとしていた。
「それにしても馨さん、いつも準備万端だね」
「もちろんですよ。行く先々で何が起こるかどうか解らないですからね」
 仲の良さそうな会話。まるでセリュウとウィスティのようで、小月は嬉しいと思った。
 そうしていると、頭上から柔らかい笑い声が小さく響いてくる。
 くすくす。その笑い声はまるで鈴を奏でたよう。
 小月はその鈴の音を目で確かめたくて、重い瞼を開いてみた。
「……あ、シャオさん、目が覚めたんですね」
 ゆっくりと開いたその先には、薄紫色のふわふわな髪。
「リラ……?」
「はい」
 優しい微笑が、小月の視界を埋め尽くした。
 そして身を起こすと、目の前では馨と清芳が何かを作っている。よく見ると、ここはまだ家ではない。山から少し降りた、小月がいつも遊び場としている裏庭の近辺らしかった。
「……しゃおゆえ、おひるねしてたの…?」
「はい。栗をたくさんとった後……シャオさん、疲れてしまったんですね。それで、馨さんの籠の中で、ぐっすり眠られてましたよ」
 リラの両手に支えられるようにして、小月はその場にいた。そこはリラの膝の上だった。
 籠に入れられ下山した後は、リラの膝の上を借りてそのまま眠っていたらしい。
「ああ、小月さん目が覚めたんだね」
 小月の様子に先に気がついたのは清芳だった。馨はその隣で楽しそうに火にかけた飯盒の具合を見ていたが、清芳の言葉にこちらを向いて微笑んでくれた。
「……いいにおい、なに作ってるの?」
「栗ご飯ですよ」
 ほわほわと煙を上げているのは、米が炊けている証拠。
 小月はにおいにつられて、リラの膝の上を降りた。
「栗ごはん……セリュウとウィーにもつくってあげたら、よろこんでもらえる?」
「もちろんだよ、小月さん。私が作り方を簡単に教えてあげるよ」
「ありがと、さやか」
 清芳の言葉に、小月は嬉しそうに笑った。
 そして紙とペンをどこからともなく取り出した清芳は、小月に解りやすいように絵付のレシピを作成し始める。
「清芳さんはいつでも真面目ですね……」
 真剣になってレシピ製作をしている清芳を見ながら、馨がぽつりと独り言を呟いた。それは彼女には聞こえてはいないようであった。
 その言葉を耳にしたのはリラで、ふふ、と微笑んでいる。
「……栗、本当にたくさん採れましたね。少し……頂いてもいいですか? 栗を使ってお菓子でも作れたら…と思うんですけど。
 あ、もちろんシャオさんのお家にお届けするために、ですよ」
 籠に入ったままの栗へと視線を移したリラは、思いついたようにそう言った。
 すると小月はにこにこしながら『みんなにあげるよ』と承諾する。
「ありがとうございます。おいしいお菓子、作ってきますね。……それから、私の家族にも食べさせてあげたいので分けてもらってもいいですか?」
「うん、いいよ。かおるとさやかもいっぱいもって帰ってね」
 小月は三人を交互に見ながら、そう言う。
 すると三人は各々で『ありがとうございます』と礼を言いい小月の頭を撫でてくれた。
「……みんな、ありがと。たのしかった」
 くすぐったくて、温かい手。
 小月の『大好きな人』が、また三人増えた。
 またいつか、この大好きな人たちと会えたらいい、と思いながら今日の栗拾いを小月は大切な思い出として心の中に記憶する。
 
 焚き火を囲んだ三人と一匹は、それから焼き栗のコツや栗の保存方法などをそれぞれに教え合い、ゆったりとした時間を過ごすのだった。



 -了-



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          登場人物 
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【整理番号 : PC名 : 性別 : 年齢 : 職業】

【3009:馨:男性:27歳:地術師】

【3010:清芳:女性:20歳:異界職】

【1879:リラ・サファト:女性:16歳:家事?】

【NPC:小月】

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          ライター通信          
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ライターの朱園です。
今回は『小月といっしょ』シリーズ第一弾にご参加くださり有難うございました。
皆様のプレイングを元に、今回もとても楽しく執筆させていただきました(^^)
皆様にも少しでも楽しんでいただければ幸いに思います。

ご意見、ご感想などあれば遠慮なくお知らせください。今後の参考にさせていただきます。
今回は本当にありがとうございました。
またお会いできましたら、よろしくお願いいたします。

朱園 ハルヒ。

※誤字脱字がありました場合、申し訳ありません。

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