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■月隠■

エム・リー
【2991】【大徳寺・華子】【忌唄の唄い手】
 四つ辻を囲む夜の薄闇は、それに差し込む一筋の月光があるでもなく、瞬く星の灯一つあるわけでもありません。
 茫洋とした薄闇。漆黒とまではいかない、どこか薄い墨のそれを思わせるこの闇の中、四方其々に続く大路があるのがお分かりいただけますでしょう。
 この大路を往けば気の善い妖怪共と見える事が出来ますし、四つ辻に住まう住人――すなわち、茶屋の店主・侘助、艶然たる笑みを浮かべる花魁・立藤、常世へと結ぶ橋の守人・則之。其々との出会いにも遭遇出来る事でしょう。
 が、この四つ辻には、時折ぶらりと気紛れに立ち寄るもう一人の住人がいるのです。
 花笠を目深に被り、その面立ちは杳として知れず。羽織る着物は女物で、いつもどこか薄笑いを浮かべた男。名を問えば彼は
「蝶々売りでござい」
 そう返して笑うでしょう。

 さて、この男。この四つ辻にあり、しかしながらどこか異質たる雰囲気を持つ蝶々売り。
 彼は、この四つの大路の他に続く小路を進む事が出来るのです。
 
 小路が続く先は、果たして常世であるのか、現し世であるのか。
 はたまた、或いは――――

The light of the Noel



 招待状に記されていた地図を辿り来てみると、そこは確かに森だった。
 ただし、規模としては決して大きくはないものだ。だが民家が密集している場所から離れ、――いや、しかし、決して交通の便が悪くなるわけでもない。そう、人々の記憶から、ひょいと取り除かれてしまったかのような、そんな場所だ。
 夜の風がさわさわと木々を撫でて通り過ぎ、時折車のライトが通り過ぎていく。
 どことなく、不思議な空気を漂わせているその場所に、その建物はひっそりと佇んでいた。


 夜の闇の一部を切り出したかのように、何の前触れもなく、華子はその場に立っていた。
 ドアの横の呼び鈴に手を伸ばし、細い指先で、一度。程なく開かれたドアの向こう、顔を覗かせたのは和装の壮年――詫助だった。
「いらっしゃい、華子さん。寒かったでしょう。さ、どうぞ、お入りになってください」
 詫助は、華子が招待に応じてくれたのが嬉しかったのか、満面の笑みをもって華子を手招いた。
「ああ、そうさせてもらうよ。すっかり寒くなっちまったねえ。――ああ、そうそう、これ」
「おや、なんです?」
 シックな黒のロングドレスに、黒のレース編みされたストールを羽織っている華子の艶然とした微笑みに気を取られていた詫助は、ふと視線を下へと移し、伸べられた袋を受け取った。
 存外に重いそれを受け取り、中を確かめてみる。
「ドラピエ! シャンパンじゃないですか! こっちはシャトー・ムートン! こんな高価なものを……」
 驚き、華子の顔を見つめる詫助に、華子は小さく肩を竦めて微笑んだ。
「せっかくのパーティーだろう? こんな時でもなきゃ、こんなワインを飲む機会だってなかなかないじゃないか。……あと、そっちの袋にブランデーと、七面鳥も焼いてきたんだ」
「カルヴァドスにフラパン。ああ、美味いですねえ。――それに、七面鳥! ああ、さっそく温めなおしてテーブルに並べましょう」
「ふ、ふ。喜んでもらえて、あたしも嬉しいよ」
 詫助を見つめる眼差しをゆったりと細め、笑みを浮かべる。
「今日は、ゆっくりと楽しもうじゃないさ」

 リビングルームに揃ったのは、田辺と詫助、それにゲストとして招待した四人の女性陣だった。
 テーブルに並んでいるメニューの数々は、その大半は田辺が手掛けたらしい。が、用意された酒やドリンクの数々を集めたのは詫助の担当だったようだ。
 乾杯もそこそこに、取り皿を片手にテーブルを見渡しているのはウラ・フレンツヒェン。
「最近はヴィクトリアン調の服が流行ってるそうじゃないの。ふん、今さらって感じよね。このあたしの着こなしをお手本にしたらいいんだわ」
 気丈な性格を色強く現した双眼をくるりと光らせて、身につけているドレスの襟元に指を這わせる。
「おまえは、食い物を取るのか喋るのか、どっちかにしたらどうだ」
 グラスを傾けつつ、呆れた調子でそう述べた田辺に、ウラは余裕の笑みをもって返す。
「あたしのテーブルマナーは完璧そのものよ。でも、食事は楽しんでするものだわ。そうじゃない?」
 皿に盛った生ハムとパプリカのブルスケッタを口に運んで口許を緩めるウラの言葉に、威伏神羅がうなずいた。
「全くじゃ。大勢での食事は賑やかで楽しく過ごせた方がいいじゃろう」
「そうよね。クヒヒ、話が合って嬉しいわ」
 神羅と視線を合わせて肩を揺らし、笑う。
「神羅のそのドレス、サテン生地が素敵だわ。ドレープの形も素敵ね。趣味がいいんだわ」
「ふふ、褒めても何も出さぬぞ」
 その合間をぬって、詫助が椅子をひとつひとつ巡って二度目のドリンクを注いでいく。
「ウラさんはソフトドリンクですね。これ、マスカットジュースを発砲させたものなんですが、見目はシャンパンみたいでいいでしょう?」
 ウラのグラスに、柔らかな色味のジュースが波をたてて揺れた。
「神羅さんには、このシャンパンを。――こちら、華子さんがお土産に持ってきてくだすったものなんですよ」
「ほう」
 うなずき、詫助が示した方に顔を向ける。
 大徳寺華子は詫助の声に視線を向けて、かち合った神羅の視線に笑みを浮かべた。
「こんな時でもなきゃ、シャンパンなんざ買わないんだけどね。たまには豪華にするのもいいだろうと思ってね」
 神羅に向けて笑みを見せつつ、シックなデザインの黒いドレスの肩を竦ませる。
「ふ、確かにの。では、馳走になるとしよう」
 華子の笑みにグラスを掲げ、神羅もまた笑みを浮かべた。
 その華子の横の席で、詫助から注がれたグラスを片手に持ち上げているのは藤井葛。
 他の皆が黒を基調とした出で立ちをしているせいか、ただひとり、白いパーティードレスを身につけている葛の姿は見目にも鮮やかなものだった。
「俺も、いただきます」
 グラスを片手にして軽い会釈をする葛に、華子は艶然とした笑みを浮かべ、目をしばたかせた。
「――ふむ。そなたとは、はろうぃんの時に席を共にしたのう」
 葛の顔を確かめて、神羅が小さくうなずいた。
 葛は神羅にも軽い会釈を返し、シャンパンを口にしてから、
「またご一緒できて嬉しいです、神羅さん」
「私もじゃ。――――そなたも田辺から招待されたのか?」
「? いや、俺は詫助さんと知り合いで」
「あたしもヒゲから招待されたわよ! クヒヒッ」
 しばらくの間、食事に集中していたウラが、グラスを持ったままで神羅の前に顔を突き出す。
「気になるのね?」
 神羅の顔を覗きこんでニヤニヤと笑うウラの言葉に、神羅は慌ててかぶりを振った。
「そ、そんなわけなかろう。第一、なぜそのような話になるのだ!」
 目の下をわずかに紅く染める神羅に、ウラはグラスを口に運びつつもニヤつきを収めようとしない。
「あら、恥ずかしがる事じゃないわ。ヒゲだって悪く思ってないはずよ。――――ねえ、ヒゲ!」
「はぁ? なんだ、いきなり」
 ウラに呼ばれ、リビングの奥のキッチンでフルーツのフランベの用意をしていた田辺が顔を持ち上げた。
「さっさとハッキリさせたらどうなのかしら?」
 のんきな表情でこちらを見遣っている田辺に、ウラはフンと鼻を鳴らす。
「ふふ、それは無粋というものだろうさ。それよりも、あたしが作ってきたチキンを食べとくれ。香草焼きなんざ久しぶりに作ったもんだからさ、味の具合を見てほしいのさ」
 慌てふためく神羅の肩を軽く叩き、華子が軽く目配せをした。
 神羅はグラスの中身を一息にあおると、つかつかと踵を鳴らしてテーブルへと戻って行った。
 この遣り取りをしばし無言のままで見守っていた葛は、首を傾げ、サーモンのムースを口に運ぶ。
「葛クンは、ああいった話には関心ないんですか?」
 隣に立っている詫助の問いに、葛はしばし思案してから「うーん」と小さな唸り声をあげた。
「よく分からない」
「そうですか。まあ、それぞれですしね。ああ、このパウンドケーキ、実に美味い! 連中にも食わせてやりたいので、土産にしてもいいですかね」
 自分が作った皿にのせた抹茶のケーキを指差して微笑む詫助に、葛は深くうなずいた。
「連中って、あの妖怪達だよね。また遊びに行きたいな」
「いつでもいらしてください。連中も葛さんとの再会を楽しみにしてますよ」
 微笑み、パウンドケーキを口に運ぶ詫助に、葛は笑みを浮かべてうなずいた。
「俺、子供の頃はサンタってホントにいるんだって信じてたんだよ。妖怪達の間には、やっぱりサンタなんて存在が広まってないのかな」
「いや、案外広まってるもんですよ。連中はこっちに出ちゃ来れませんが、こっちの文化なんかは向こうに広がってますしね。それが浸透するかどうかってだけで」
「へえ、そうなんだ。……じゃあ、プレゼントを待ってる子供なんかもいるのかな」
「いるかもしれませんねえ」
 言葉を交わし、ほのぼのとした笑みを交わすふたりの会話に、ウラが首を突っ込んできた。
「サンタがいるかどうかですって? 随分とロマンティックな話をしてるのね。こんな森の中だもの、サンタも出てくるかもしれないわ。――――ああ、そうよ!」
 つらつらとそう述べた後、再びなんの前振りもなしに田辺を呼びつける。呼ばれた田辺はキッチンから姿を見せて、トレイにのせたジュレとフルーツを運び持ってきた。
「なんだ?」
 運んできたものをテーブルへと置きながら、訝しげな表情でウラを見る田辺に、ウラは胸を張ってみせる。
「この邸内、何か面白い仕掛けとかないの? 隠し部屋だとか、謎のアイテムだとか」
「んなもん、あるわけねえだろ」
「あら、分からないわよ。そうよ、後でこの邸内の散策なんかどうかしら」
 手を打って周りを見渡すウラの申し出は、しかし意外にも受け入れられた。
「そうじゃのう。なかなか面白そうじゃ」
 神羅がうなずき、
「ここにはバーカウンターなんかはないのかい? 小洒落た造りの洋館なんだし、シェーカーなんかがあっても良さそうなんだけどね」
 華子がリビングを見回し、
「うん、面白いかもしれないね。家具とか調度品なんかも見てみたいな」
 葛が目を輝かせる。
 それを受け、ウラはさらに胸を張って鼻を鳴らす。
「じゃあ決まりね。食事を終えたら散策よ。さあ、そうとなったら腹ごしらえね」
 満足そうな笑みを浮かべるウラに、田辺は苦笑まじりにヒゲを撫でていた。

 田辺が次々とデザートを運び並べるテーブルを囲み、華子を除く女性陣達はスイーツを堪能している。
 華子はキッチン近くの椅子に腰かけて、彼女達の楽しげな声に頬を緩ませていた。
「華子さんはデザートを召しあがらないんで?」
 ふと、隣に立った詫助がそう問いたが、華子は視線を移す事なく、ただ静かにうなずいた。
「ちょっと休憩しようかと思ってね」
「そうですか。じゃあ、舌休めに茶ぁでもどうですか」
 華子の言葉を受けて、詫助はそっと湯呑を差し伸べる。
 湯呑から立ち昇る湯気で、華子はようやくゆっくりと視線を動かし、詫助の顔を確かめた。
「ありがたくいただくよ」
 艶然とした笑みを返せば、詫助もまた頬を揺るめ、手近にあった椅子を引き寄せた。
 茶は、以前四つ辻で口にした事のあるものと同じものだった。華子は目を細めて詫助を見遣り、小さな安堵の息を吐く。
「ああ、詫助さんが淹れてくれた茶は旨いね。どこかが一息ついて、安堵出来るような気がするよ」
「ハハ、そりゃあ嬉しい褒め言葉ですね。俺の淹れた茶なんぞでよけりゃ、いくらでも寛いでください」
 詫助はそう述べて照れたように笑い、そしてふと、笑みを小さなものへと移し変える。
「そういえば、華子さん。華子さんは、アクセサリーなんかはあんまりお好きではないんで?」
「……? なんだい、いきなり」
 唐突とも言える詫助からの問い掛けに、華子は訝しげに眉根を寄せて首を傾げた。
「いえ、お見受けしたところ、華子さんが身につけてらっしゃるものは、胸元のブローチだけのようですので」
「詫助さんは飾り気のある女の方が好みなのかい?」
 逆に問う。と、詫助は大きくかぶりを振って微笑んだ。
「そんな事もありません。――いえ、もしも高価なアクセサリーがお好きな方だったら、もしかしたらお気に召してもらえないかも、なんて思いましてね」
 微笑みながら、着物の袖に片手を突っ込む。華子が見守る中、姿を見せたのは細長い箱だった。
 金色のリボンで結ばれているその箱を見遣り、華子の頬がゆっくりと緩む。
「――もしかして、それ、」
「ええ、そうですよ」
 うなずき、それを華子へと手渡すと、詫助はそのまま口を閉ざし、ただ静かに笑みを浮かべた。
「これ、開けてもいいのかい?」
「ええ、どうぞ」
 詫助がうなずくのを確かめて、ゆっくりと包装を解いていく。
 箱の中におさめられていたのはヴェネチアングラスで作られたカレイドスコープだった。
「万華鏡かい?」
 静かにそう述べながら、スコープの先端のボールをくるりと回す。途端、目の前に美しい光の世界が広がった。
 感嘆のため息をこぼす華子に、詫助は気恥ずかしそうに頭を掻いた。
「嬉しいよ。――ああ、何か礼をしなくちゃね」
 スコープから目を離してそう微笑むと、華子はしばし思案して、それから再び口を開けた。
「そうだ。ねぇ、詫助さん。今度あたしの働いてるバーに寄ってっとくれよ。落ちついた店だから、気兼ねなくさ」
「バーですか?」
 返された詫助の返事に、華子はふかぶかとうなずいた。
「本当ならここでシェーカーを振れたら格好良かったんだろうけどねェ。あたしねえ、詫助さん。バーテンにあこがれててねえ。今勉強中なのさ。詫助さんに一杯奢るから、気が向いた時にでも寄ってっとくれ」
 そう言いつつバーの名刺を一枚差し伸べる。
 詫助はそれを受け取って満面に笑みを浮かべると、
「ええ、そうさせてもらいますよ」
 眼鏡の奥で双眸を緩めてうなずいた。


「ねえ、ヒゲ! クリスマスっていったらプディングでしょ? プディングの用意はしてないの?」
 椅子に腰掛け、食後のコーヒーを嗜み終えた後、ウラが思い出したように足をばたつかせた。
「ぷでぃんぐ? それはどのようなものなのじゃ?」
 ウラの隣に座っていた神羅が、ウラの言葉に首をひねる。それを受け、葛がゆっくりと口を開けた。
「ケーキだよ。確かイギリスの伝統菓子だよね」
「そうよ。まあ、ケーキというよりは蒸しパンってとこね。ねえ、ヒゲ! あたし、プディングが食べたいわ!」
 ウラの声に、田辺は少しばかりうんざりとした表情で席を立ち、ウラの顔を一瞥した。
「おまえ、いくらなんでも食いすぎだろう。結局七面鳥だっておまえがほとんど食っちまったんだろう?」
「ふふ。口に合ったようで嬉しいよ」
 カップから口を離し、華子が艶然と目を細ませる。
「まあまあ。田辺クン、プディングのしこみもやってたじゃないか。どうせ並べる予定だったんだろう?」
「まあ、そうだけどな。今持ってくるからちょっと待ってろ」
 詫助がやんわりと微笑み、田辺が肩を竦ませた。
「ねえ、プディングがあるならさ、ブランデーで火をつけようじゃないか。あたしはやった事ないんだけど、あれは結構綺麗なもんなんだろう?」
 頬づえをついて田辺を見つめる華子の申し出に、田辺は小さくうなずいてキッチンへと姿を消した。
「? ブランデーで、何に火をつけるのじゃ?」
「プディングにだよ。ちょっとした演出みたいなもんだよね」
 神羅の問いを葛が返す。ウラはまだ足をばたつかせ、クヒヒと悪戯めいた笑みを浮かべる。
「ヒゲはコインを練りこむような趣向は凝らしているのかしら」
「コインを練りこむじゃと?! ケーキにコインが入っているのか?!」
「ええ、そうよ。切り分けられた分の中にコインが入っていればラッキーなのよ」
「コインは食べられないであろうに!」
 驚きに目を見張る神羅に、ウラがクヒヒと頬を歪めた。と、そのウラの頭を田辺の片手がぐしゃりと撫でた。
「ほら、持ってきたぞ。せっかくだからブランデーは華子さんが持ってきたカルヴァドスを使おう。風味付けにも良いしな」
 告げながら華子を見遣った田辺の視線に、華子はふわりと笑みを返した。
 そのやり取りを見ていた葛が、カバンの中からカメラを取り出し、述べた。
「ねえ、せっかくだし、記念に写真とか撮ろうよ」
「ああ、いいですねえ。今日という記念に」
 詫助がうなずいた。
「それじゃあ、プディングを真ん中に撮ろうじゃないの! クリスマスっぽくて素敵だわ!」
 ウラが満面に笑みを湛える。
「じゃあ、少しカメラをお借りしていいですか? タイマーセットしますよ」
「うん」
 詫助の手にカメラを渡すと、葛もテーブルへと向かった。
「それじゃ、撮りますよ。田辺クン、プディングの用意はいいですか? ――――じゃあ、はい、皆さん並んで」
 小走りにテーブルへと戻った詫助が、華子の隣でゆったりとした笑みを浮かべる。
 

Please pass good Christmas   
   


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1312 / 藤井・葛 / 女性 / 22歳 / 学生】
【2991 / 大徳寺・華子 / 女性 / 111歳 / 忌唄の唄い手】
【3427 / ウラ・フレンツヒェン / 女性 / 14歳 / 魔術師見習にして助手】
【4790 / 威伏・神羅 / 女性 / 623歳 / 流しの演奏家】

NPC:田辺聖人、詫助

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■         ライター通信          ■
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クリスマスをテーマにしたゲームノベル、お届けいたします。

今回のゲームノベルは総勢8名のPCさまが参加してくださいました。ありがとうございます。
一覧をご覧いただければお分かりのように、8名さまをふたつのグループに分け、描写させていただいております。。
この際、相関と、これまでのノベルでの描写等を参考にさせていただきました。
また、ノベル中でNPCから贈らせていただきましたプレゼントは、アイテムとしてお渡しさせていただきました。お気に召していただけましたら幸いです。


>大徳寺・華子さま
続けてのご発注、まことにありがとうございました。またお会い出来て嬉しいですv
詫助との絡みということで、今回は少しばかり大人同士のやりとり的な感じで描写できたかなーなんて思っておりますが、いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただけていれば幸いです。
また、プレゼントとして贈らせていただいたスコープですが、あれは実は詫助からのちょっとしたメッセージのような意味合いも兼ねた選択とさせていただきました。お気に召していただければよいのですが。

それでは、またお会いできますことを祈りつつ。
よいクリスマスをお過ごしください。