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■Vision■

雨音響希
【5566】【菊坂・静】【高校生、「気狂い屋」】

 夢と現実、現実と夢、そして・・・現実と現実が交錯する館。
 この館の支配人が穏やかな笑みを浮かべながら、1つの扉の前で足を止めた。
「今夜はここでお休みください。きっと、良い夢が見られますよ」
 そう言って、金色のドアノブを押し開ければそこは他の部屋となんら変わりのない白を基調とした部屋だ。
「テーブルの上に、ハーブティーが御座いますのでどうぞ、お飲みください」
 丁寧に頭を下げると、ゆっくりとした足取りで部屋を出て行ってしまった。
 見れば部屋の片隅に備え付けられている丸テーブルの上には、真っ白なポットとティーカップ、それと小さなガラスの入れ物が置かれていた。
 ガラスの入れ物の中からティーパックを取り、カップにお湯を注ぐと口をつけた・・・。
 コクリと一口飲み―――――
 その瞬間グラリと視界が揺れ、持っていたティーカップを床に落とし・・・
 深い眠りの世界へと誘われて行った・・・
Vision + Opposite +



◇★◇


 赤絨毯の敷かれた廊下に木目の鮮やかな小さなデスクが置かれ、その上には高価そうな陶器の花瓶を置く。
 シックなデザインのいわゆる“メイド服”に身を包んだ可愛らしい、年頃で言えば20そこそこの少女が傍らに置いた包みを取り上げた。それは見事な薔薇の花束であって、彼女は暫し薔薇の香りを堪能した後で丁寧に花瓶に活けた。
 腰の部分でキュっと結ばれたリボンが揺れ、綺麗にまとめた髪からハラリと髪が1本頬にかかった。
 それを直そうと、腕を上げ―――――
「綺麗な薔薇の花だね」
 そんな柔らかい声に、彼女はサっと身を正すと頭を下げた。
「私の家から届きまして・・・旦那様にお伺いしたところ、この場に活けて良いとのお言葉を頂戴いたしましたので・・・」
「そう。とっても綺麗だね」
 ふわり、優しい笑顔を浮かべた後で、この家の1人息子である菊坂 静はすっと薔薇の花に手を伸ばした。
 すべらかな花弁をツイとつまみ、その香りを楽しみ・・・固まったままで居る少女に、それほど畏まる事でもないと告げる。
 しかし、まだ幼い面立ちの少女はそれでも静の前で1歩も動けずに、ただ俯いているだけだった。
 勿論、彼女が悪いわけではない。まして、静が悪いわけでもない。
 旧家の御子息である静に対して、彼女はどう接して良いのか分からなかったのだ。
 気楽に接してくれて構わないのにと思いつつも、それを強要する事は出来ない。
 いつか普通に話してくれる日が来るだろうと、静はその日を黙って待つ事にしたのだ。
「こんなに綺麗な花を届けてくださった御両親に、お礼がしたいね」
「いえ・・・そんな・・・!つまらないもので・・・」
「そんな事ないよ。こんなに綺麗に咲いているんだもん。凄く苦労したんだと思うよ?」
 静はそう言って、俯いたままの少女の顔を覗き込むように首を傾げた。
「もし良ければ、今度お礼の手紙かなんかを送りたいんだけど・・・駄目かな?」
「いいえ。駄目なんて・・・でも、静様のお手を煩わせるわけには・・・」
「煩わせるなんて、そんな事ないよ。僕が、御両親にお礼が言いたいって、ただそれだけの我が儘だよ」
「我が儘なんて・・・そんな・・・」
 少女は困ったように眉根を寄せた後で、ややあってからやっと小さな笑みを浮かべた。
「きっと、両親も喜ぶと思います」
 その笑顔は今にも儚く消えてしまいそうで、静は思わずカスミ草の小さく可憐な花を思い出していた。
「有難う」
 この少女とほんの少しだけ仲良くなれた・・・静はそれが嬉しくて、思わずにっこりと無垢な笑顔を浮かべた。
 静より少し年上ではあるが、彼女はこの屋敷で働く者の中でも1番若い。
 彼女が菊坂の家に雇われるようになった時から、静はぜひ友達になりたいと思っていたのだ。
 ・・・2番目の・・・友達に・・・。


◆☆◆


 菊坂の家は莫大な資金を持つ家で、菊坂グループは貿易から不動産からIT関係にまで、その名を轟かせていた。
 元を辿れば旧華族だったらしく、その頃の資産の上に今現在の財を成しているため、資産額は小国の国家予算程度はあると思われる。
 そんな“セレブ”の家に生まれた静にとって、幼少の頃からの誘拐や恐喝は日常茶飯事だった。
 善からぬ輩の陰謀に巻き込まれたりなどは、言ってしまえば“当たり前”のことで、そのため静は学校に行ったことがなかった。
 全ては自宅に専任の教師を呼んでの講義である。
 無論、静にとっては退屈な事この上なかった。
 元来大人しく穏やかで優しい性格の静だったが、たまには冒険めいた事をしてみたくもなるお年頃と言うものがあった。
 大人ばかりが生活するこの屋敷の中で、同い歳の子と言えば、住み込みで働きに来ている若いお手伝いさんの息子や娘くらいなのだが・・・よく躾けられた彼、彼女達は、決して静を同じ立場の人間として扱ってくれなかった。
 どこかよそよそしい態度は、静にまざまざと孤独を見せ付けた。
 一人っ子のため、行く行くはこの菊坂家を背負って立つ子供として、周りから一線置かれたような静の立場は非常に不安定なものだった。
 そのため、どこか虚無的で作り物のようなこの空間を抜け出したいと言う衝動に、静は突き動かされた。
 外が危ないと言う事はしっかりと分かっていたし、だからこそ・・・1人で外に出る事を許されていないのも十分理解していた。
 ・・・それでも、静は外に出てしまった・・・。
 広大な庭を真っ直ぐに横切り、裏門を薄く開けてするりと抜け出し―――――
 そこで、静の大脱出劇はあっけなく終幕を迎えた。
 黒塗りの車に乗った2人組みの男が、無表情で静を車の中に放り込んだのだ。
 天候は曇りで陽の光はないと言うのに黒いサングラスをかけたその男達を前に、静は絶望的な気持ちになって後部座席に座らされていた。
 激しい後悔の念が静の心の中で渦巻き、視界を極端に狭くさせる。
 言いつけを守っていなかったばかりに、あっけなく連れ攫われ・・・きっと、彼らは菊坂の家に身代金を要求するのだろう。
 父親は慌て、教育係の女性はこっ酷く叱られ・・・
 静は自分がしでかした事の重大さに、寒気がした。
 色々な人を巻き込み、心配させ、迷惑をかけてまで・・・外に出たくはなかった。
 助手席に座った男が時折静の様子を見るために、こちらを振り向く。相変わらず無表情の顔に、静は気が遠くなる思いがした。
 このまま殺されてしまうのだろうか・・・そうなった場合、残された人々はどう思うのだろうか・・・。
 静の頭の中に、色々な人の顔が現れては消えていった。
 ―――――どうすれば・・・・・・!!!
 そう思った時だった。
 突如ドンと言う音を響かせて、車の上に誰かが飛び乗ってきたのだ。
 驚いた運転手の男がハンドルをめちゃくちゃに切り、車がヘロヘロと蛇行を繰り返し・・・ピタリと止まった。
 何があったのだろうか??
 驚く静の目の前で、屋根から1人の華奢なシルエットをした男が飛び下りると車の前に立ちふさがった。
 どこか女性めいた繊細な顔立ちをした男は、ニィっと形の良い唇を笑みの形に変えると、右手に持った日本刀を構えた。
 そしてそのまま、軽く跳躍をしてボンネットに飛び乗り、ガラスを叩き割るとそこから中に入って来た。
 懐から銃を取り出そうとする男達のその手を軽く切りつけ、ひるんだ隙に後部座席に移ると静の腕をグイと引っ張り、扉を乱暴に蹴り開けた。
 扉は車体との連結部分が壊れてしまったらしく、力なく地面に倒れこむと乾いた音を立てた。
 ・・・一体今、何が起きているのだろうか・・・?
 混乱する静の気持ちを察したのか、男がふっと口元にだけ笑みを浮かべた。
「お前の父親から頼まれたんだよ。今日からお前のボディーガードをしてやる、神崎 魅琴だ」
「神崎・・・魅琴・・・さん・・・?」
「勝手に家を抜け出した罰は後で考えるとして、誘拐なんてシケタ犯罪しやがったアイツラをどうやってぶっ飛ばすか・・・」
 指の骨をバキリと鳴らしながら残酷な・・・しかし、心底楽しんでいるような笑顔を浮かべながら魅琴が車の方に近づこうとして・・・それを静が止めた。
 いや、実際には止めたいと思って止めたわけではなかった。
 あまりにも目まぐるしく起こった出来事に、少々腰が抜けてしまったのだ。
 魅琴のコートの裾を掴み、そのまま・・・硬直していた。
「・・・なんっつーダセェガキだよ・・・」
 魅琴のそんな溜息交じりの言葉を聞きながら、静は呆然と魅琴の澄んだ瞳を見詰めていた・・・。


◇★◇


 そんな懐かしい光景を思い出し、何時の間にか頬が緩んでいたと言う事を、静は少女のいぶかしむような表情を見るまで気付かなかった。
 眉根を寄せながら小首を傾げる少女の顔を見て、なんでもないと言う風に場を取り繕い、今度実家の住所を教えてほしいと、そう言葉を紡ぐつもりで唇を薄く開き・・・背後から聞こえて来た声に思わずビクリと肩を上下させた。
「静様〜〜〜っ!!!逃げてください〜〜〜っ!!!」
 年齢的にも少女と同じ制服に身を包むには限界がある、菊坂家で最年長を誇る女性が縺れそうになる足を必死に保ちながらか細い腕を左右に振っては大声を出している。
 御局様も良いところの彼女は普段は品行方正でおしとやかで、優しいのだが・・・。
 現在は普段のしゃなりしゃなりとした動作はどこへやら、ドスドスと大またで走って来ているではないか!!
 これには静は驚いたし、目の前に立ち尽くす少女も目を丸くして口元に手を当てて固まっている。
「静様〜〜〜!!見てないで早く逃げてくださいっ!!あいつが・・・あいつがぁぁぁっ!!!」
 絶叫する女性の背後から、颯爽と1人の男性が走ってきて・・・するりと脇を通り抜けると静と少女の前で止まった。
「魅・・・琴・・・さん?」
「おう、久しぶりだな。相変わらずちっせーなぁ。っつか、相変わらずほっせーな」
「魅琴さんだって十分細いよ」
 ポンポンと頭を叩かれ、静は無邪気な笑顔を浮かべた。
 彼こそが、何を隠そう静の1番の友達だった。
 静の命を救ってくれた恩人で、静が無条件に心を許す人でもあった。
 言葉は悪いがボディーガードとしての腕は確かで、大雑把で乱暴者ではあるが、本当は優しいと言う事を静はきちんと知っていた。
 しかし、それはここの館で働いている全ての者が分かっている事であった。
 神埼魅琴は悪者ではない。確かに態度はデカイが仕事はミスなくこなすし、弱いものに非常に優しい。
 ドスドスと喚きながら走って来ている女性とて、そんな事は十分承知だった。
 ただ、神崎魅琴には致命的なモノが1つだけあったのだ。
 即ち・・・手が、早いのだ・・・。
 しかも、彼には遠慮と言うものがない。ソレばかりか、特別なこだわりがあるわけではない。
 男だろうが女だろうが、主人だろうが年下だろうが、綺麗・可愛けりゃ対象内と言う、途轍もない致命傷があったのだ。
 だからこそ彼女が
「静様!!子供ができます〜〜〜っ!!!」
 と叫んでいるのも一理あると言うものではあるが、残念ながら静に子供を生む手段はない。
「ちっ・・・うるせーババァだなぁ。もうじきお迎えが来るんだからよぉ、若者の未来のために口をつぐんどうこうって気になんねーのかなぁ」
「なりません!!だいたい、私はまだそれほど年老いて・・・」
「ほらほら、血圧あがるぞー??」
「誰が上げてるんです!だ・れ・がっ!!!」
 ケラケラと楽しそうに笑いながら、魅琴がひょいと静を抱き上げると、如何したら良いのかとオロオロする少女の頭を優しく撫ぜた。
 彼女は魅琴に初めて会うのだと言う事を、静はこの時になってはっと気がつき・・・しかし、双方に紹介するまでもなく、魅琴は自ら名乗り、少女の名を聞きだすと優しい笑顔を浮かべた。
「これから、宜しくな?」
 少女の表情がトロリと柔らかく溶け・・・心の奥が少しだけチクリとする。
「待ちなさいーーーっ!!!」
「ヤッベ、ババァが猛ダッシュしてやがる!んじゃぁな、また今度・・・ゆっくり話そうぜ」
 魅琴が少女の耳元にそっと甘い言葉を囁き、静を抱えたまま走り出す。
 やっと少女のいる場所まで来た女性が肩で息をして・・・再び走り出す・・・。
 あんなに走って倒れてしまわないだろうかと、静の胸に一抹の不安が過ぎるが・・・あの人はここに来てから1度たりとも病気をした事がないのだと言うことを思い出し、ほんの少しだけ安堵の溜息を洩らす。
「しっかし、あの子可愛いなー」
「・・・そう?魅琴さん、気に入ったの?」
「バーカ。俺は可愛い子とか綺麗な子は無条件で気に入るんだよ」
 単細胞としか言いようのない思考回路だが、幸か不幸か単細胞ならば死ぬ事はない。
 核を取り除かない限りは、永久に分裂を繰り返す・・・。魅琴の核は一体何なのだろうか??
 恐らくは、変態としか言いようのない彼の思考回路自体が核なのだろう。
「モチ、お前も気に入ってるぜ?綺麗だからな」
 魅琴は妖しい笑みを浮かべると、近くの扉を開けてスルリと中に入り込んだ。
 天蓋付きのお姫様ベッドに静を放り投げ、その隣に腰を下ろす。
 サイドテーブルの上から小さなリモコンを取ると、ピっと小さな音を立てて電気をつけた。
「別に僕は綺麗じゃないよ」
「や、綺麗だと思うぞ?」
 リモコンをサイドテーブルに置いた魅琴がゆっくりと静の髪を手で梳き、そっと顔を近づけ唇を重ねる。
 数秒の沈黙の後に、ニヤリと意地の悪い笑みを浮かべ・・・
「お前の財産とか、家柄とか、俺にとってはカンケーねぇな。つーか、お前の気持ちすらもどーでもいーしな」
 魅琴は毎回同じ事を言った。
 家柄も、財産も、静の気持ちすらも、全てはどうでも良いものと言って否定する。
 彼が静を肯定する、ただ1つのモノは・・・外見、だ・・・。
「俺はお前の外見だけに興味があるんだ。あとは興味ないね、お前なんか」
 冷笑を浮かべながらの言葉を、最初は悲しい思いで聞いていた。
 けれど、今は・・・どこかその言葉に救われる気持ちがしていた。
 家柄も財産も、菊坂ではなく・・・静をキチンと見てくれている。それは、他の誰も成しえなかったことなのだから・・・。
 静の気持ちを否定しても、理解しようと努力している事を、静は知っていた。
 不器用な感情表現しかできない魅琴を、静は決して嫌いではなかった。
 だからこそ、魅琴が何の前触れもなく静を押し倒しても、別段悲鳴を上げることもなく、ただゆっくりとベッドに仰向けに転がり魅琴の瞳をジっと見詰めた。
 暫くそうしていた後で、ゆっくりと目を閉じ・・・
 バァン!と言う、壮絶な・・・恐らくは扉の蝶番がダメになってしまったであろう轟音に、静は驚いて目を開けた。
 扉のところには、髪を振り乱した般若・・・ではなく、例のお局様が凄まじい形相で立っていた。
 これには流石の魅琴も閉口する以外に手立てはない。
「み〜つ〜け〜ま〜し〜た〜よ〜〜〜!!!」
 地獄の底から響いて来るような重低音に、魅琴が慌てて静の上から退き、心臓の辺りを押さえている。
 ・・・どうやら相当驚いたらしいが、表情には微塵も驚きが表れていない。
「ババァ!ビックリするじゃねぇか!」
「貴方のような心臓に毛が生えたような男が、これしきの事で驚くとは到底思えないのですが!?」
「あんなぁ、俺の事なんだと思ってんだよ!!っつか、お前・・・毎回毎回見つけやがって!なんだ!?超能力か!?」
「そんなものは必要ありません!世の中には発信機と言うものが・・・」
「ババァのくせに機械わかんのかよ!?」
「若者には負けませんよ!発信機がなんですか!こんなもの、2日で作れましたよ!」
「って、作ったのかよ!!!」
 魅琴の鋭い切れ味のツッコミが決まった時、静の視界はグラリと揺れた。
 そしてそのままグルグルと世界が回り・・・・・・・・・・・


◆☆◆


 トントンと言う軽いノック音で、静は目が覚めた。
 沖坂 奏都が穏やかな表情で「お早う御座います」と言ってカーテンを開ける。
 朝の日差しが斜めに部屋の中に入ってきて、静はあまりの眩しさに目を閉じた。
「おや、いかがいたしましたか?なにやら不思議な表情ですね」
「・・・何か、夢を見たような・・・」
「夢、ですか?」
「魅琴さんがいたような・・・」
 思い出そうとしても、夢はおぼろげで、不鮮明なそれはだんだんと遠ざかっていく。
 奏都はまるで、全て分かっているとでも言うかのように、クスリと小さく音を立てて笑うと、静に手を差し出した。
 その手を取って起き上がり・・・
「良い夢を見られていたなら良いのですが・・・」
 奏都が独り言のようにそう呟いて、静の頭を優しく撫ぜた―――――――



               ≪ E N D ≫



 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  5566 / 菊坂 静 / 男性 / 15歳 / 高校生、「気狂い屋」


  NPC / 神崎 魅琴


 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『Vision + Opposite +』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 魅琴の性格がお任せと言う事で、いたってカルーイ感じにしてみました。
 遊び人の魅琴はある意味では最もタチの悪い生命体だなぁと朧気に思いました・・・。
 静様の性格は、ちょっぴり良いところのお坊ちゃまテイストで、穏やかな雰囲気を大幅アップしてみました。
 2人の関係は、微妙な感じではありますが・・・魅琴とお局様は相当仲が良いと思います(それはどうでも良い様な)
 Oppositeは裏腹と言う意味を込めてつけてみました。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。