■迷想館の午後■
雨宮玲 |
【2839】【城ヶ崎・由代】【魔術師】 |
なだらかな丘陵の頂上に立つ古びた洋館、麻生邸。その南側を改装した小ぢんまりとした昔ながらのクラシック喫茶『迷想館』。
クラシック喫茶の全盛なんてとっくの昔に終わってしまったが、道楽好きの爺さんは、有り余った資産の一部をこの喫茶店の運用資金にあて、上質なお茶と音楽を好む人々に、ささやかな安らぎの時間を提供している。
「でも、なんで『瞑想』でなく『迷想』なんですか、宏時(ひろとき)さん」
身寄りを失い、跡継ぎも兼ねて道楽爺さんこと麻生宏時に養子縁組することになった清春は、店の前にさり気なく出された看板を指差して言った。
「迷想って、迷ったり妄想したりすることでしょう? 静かに考える意味の、瞑想、ではないんですか」
「どちらだって同じじゃよ。若い者が細かいことを気にするな」
ほっほっほ、とサンタクロースみたいな妙な笑い方をする道楽爺さんにばんばんと背中を叩かれながら、そうだろうか、結構違うと思うんだけどな、などと思う清春である。
店内の右手奥には茶色の古ぼけたドアがあり、清春と『その相方』は普段そこを根城にしている。
でも、そのドアは誰にでも見えるわけではない。そのドアが見えるのは特殊な人々――たとえば霊感を持っていたり、霊と交信したりできる人達のみだ。
「見えないなら、見えないに越したことはないんですよ。こんなドアなんてね」
とは、麻生清春の言葉。
だからもし扉が見えても、見えないフリをしていたほうがいい。見えないならそれに越したことはない。美味しいお茶とデザート、それに美しい音楽だけで十分満足しておくほうが賢明だ。
もちろん、貴方が扉を潜りたいというなら、止めはしませんけどね。
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迷想館の午後 -A Perfect Day for Coffee and Rachmaninov-
冬が近づくとラフマニノフが聴きたくなるんだ、と彼は言って、店のオーディオ機器にピアノコンチェルト第二番のCDを突っ込んだ。ラフマニノフ独特の和音の連続が、憂愁のロシア音楽の幕を開ける……。
「ラフマニノフは好きですけれど、店のBGMにはどうかという気がしないでもありませんね」
麻生清春は腕を組んで、録音に合わせてノリノリで指揮を振り始めた相方に意見した。
「いーじゃない、どうせ客なんて来ないんだろ」と、アクセントのある日本語で、相方。
「だいたい、君の根城はあちらであって」と古ぼけた扉のほうへ顎をしゃくる清春。「店内ではないと思うのだけどなぁ」
清春の言葉などさらさら聞いていない相方、ことアルトゥールは指揮を振りつづけるのであった……。
*
さてその頃、徐々にハロウィンに染まっていく街中を、年の頃四十半ばの男がゆったりとした足取りで歩いていた。
平日の午後。ごく一般的な勤め人なら働いている時刻だが、男は明らかに「ごく一般」の範疇外に含まれない。隠居するにはいささか若すぎる。が、落ち着いた態度といい、内面から滲み出る知性といい、外見は至って若々しいのだが、隠居という言葉の他にぴったり来るものがない。
男の名は城ヶ崎由代。その実体は元・魔術教団員だというのだから、人は外見では判断できない。もっともそんな裏事情を窺い知る者はいないだろう――至って平和な午後の街に、そうそう魔術使なぞいるものではない。
城ヶ崎由代は、店頭に並んだパンプキン(輸入物の、ジャック・オ・ランタン用かぼちゃだ)の前で足を止め、来たるハロウィンについて思いを巡らせている。
(ハロウィンの仮装をするとしたら、今年は何がいいだろうか……)
傍から見ると、何か深い思索にふけっている感じだ。
(吸血鬼はもうやったし……)
はてさて、どうしたものか。由代は顎に手を当てて、ううむ、と首を捻る。一紳士の頭の中など知る由もない通行人らである。
天気が良く快適な午後は、散歩と古書店巡りに出るのが由代の習慣だ。古本屋街の神田周辺へ足を伸ばすことが多い。どういうわけかふとした気紛れを起こして、今日は通過点の小さな駅で途中下車した。
駅前の小さな商店街は、昼過ぎということもあってか和気藹々としており、何某か新鮮な感覚を由代の胸に呼び込む。ごく普通の人々が、ごく普通の生活を営む世界。闇の世界に生きる者達が公然と表に出てくるハロウィンなどというイベントも、何気ない街並みに新鮮さを加えるのに一役買っていたかもしれない。
商店街を抜けてしばらく歩くと、いつの間にか住宅街に出た。あまり奥へ入らないうちに引き返すつもりだったが、道程で妙な一本道を見つけた由代は、つい好奇心にかられてそちらの方向へ転じた。妙といってもどこが妙というわけではないのだが、ある種の人間には、ある種の違和を感じ取るセンサーが備わっている。そして由代は、そのセンサーの持ち主だった。
一本道は、坂上を目指してだらだらと傾斜していた。終わりがないかと思える長い坂だった。やがて頂上に古ぼけた洋館が見えてきたので、由代はとりあえずその館を目指すことにした。丘の上の一等地なのかもしれない。
何の変哲もない住宅の群れから妙に浮いた感のある洋館は、幽霊屋敷か何かのように、ぼんやりと、しかし確かな存在感を持ってずっしり構えているのだった。印象派の手法を用いて描いた風景画、といった感じだろうか。全体的な印象はぼんやりとしているのに、そこには確かに何かが描かれている。その中心を成すのが洋館と、その屋根でくるくる回っている風見鶏だった。
洋館の左手に回ると、それと注意して見なければ気づきそうもない、これまたぼんやりした看板が出されていた。
「『迷想館』……」
めいそうかん、と由代はその固有名詞を口の中で転がしてみた。何かしら不思議な響きのする名前だった。
ふむ、こんなところに喫茶店とは。思わぬ出会いだ。見るからに怪しげな店だったが、本を片手に良く喫茶店へ足を運ぶ由代は、特に抵抗もなくふらりと店に立ち寄った。木戸を開けると、ほのかな珈琲の香りが鼻腔をくすぐった。
と。
ラフマニノフの特徴的な旋律が、ぐわっと襲いかかるように由代を圧倒した。由代は面食らってしまった。
「あ、いらっしゃいませ!」
店の奥のほうにいた青年が、びっくりしてこちらを振り返った。店内に客の姿はなかった。明らかに来客を予期していなかった態度だ。
「すみません、ちょっと、音楽が――」
お客さんいらっしゃったじゃないか、ラフマニノフはやめましょうよ、ラフマニノフは! とかなんとか、扉の奥に向かって小声で叫んでいる青年。やがてラフマニノフの、冬の大海のようなオーケストラは静まり、代わりに弦楽四重奏の、平和で明快な音楽が流れ始めた。ラフマニノフでいいのに、と由代はちらと思った。
「お待たせしました。ええと、どうぞ、お好きなところにおかけ下さい」
さっぱりした服装にエプロンをつけた軽装の店員は、ちょっと引き攣った顔で伽藍堂の店内を指し示した。
「こんなところに喫茶店があったとは知らなかったな」由代は窓際の席を選んで腰を降ろした。「クラシック喫茶かな? 珍しいね」
「ええ、一応、そのようなものです」一人きりの店員と思しき青年は、由代のテーブルにメニューを置いた。「何かお好みの音楽があればおかけしますよ。当店のメニューの半分は、音楽ですから」
「ラフマニノフで良かったんだがなぁ」
「ちょっと、お茶する音楽にしては深刻すぎませんか……」
「ではしばらくモーツァルトのストリングカルテットを楽しむことにして、まずは珈琲をいただこうかな」
「はい、お伺いします」
由代は、表紙に『迷想館』の刻印がなされたメニューを開いた。
珈琲よりは紅茶のほうが充実しているようで、ずらりと横文字が並んでいる。
「ブレンドでは何がお勧めかな」
「そうですねぇ、お勧めと言われますと、正直に言って僕は珈琲をあまり飲まないので、わかりかねますが」店員は、あっけらかんと自分の無知を認めた。儲ける意図はないようだ。「珈琲を好むのはどちらかというと……あの、もう一人の従業員、連れてきましょうか?」
「是非とも」
青年はなんとなく気が進まなそうな様子だったが、珈琲党に珈琲の説明をする自信もなかったのだろう、先ほど怒鳴っていたドアに向かって何事か声をかけた。間もなくして、店の奥から、栗色の髪に青い瞳をした青年――というよりは少年といったほうが近い若者が姿を現した。顔立ちは悪くないが凡庸とした印象の青年に対して、彼はいかにも溌剌とした顔立ちをしていた。
「珈琲ならお任せを。何しろ、ボク、バッハの遠い末裔ですからね」と、癖のある日本語で言って、青い瞳の少年はにこりと笑った。「どういう味がお好みですか? 苦いのがいいですか、コクのあるのがいいですか。香りが強いのとかもあるけど」
「コクのあるのが飲みたいな」
「それじゃ、フレンチはどうかなー」
「お任せするよ」
「デザートは? 何か食べます?」
口調に気をつけて、と横から青年が突っ込んだ。彼はあまり気にしていない様子で、にこにこと由代の注文を待ち受けている。そんな笑顔で見られたら注文せずにはいられなくなるではないか。
「チーズケーキはあるかな」
「もちろん。お客さん、さては筋金入りの珈琲党? チョコレートケーキと珈琲なんかよか、絶対チーズケーキのほうが美味いよね」
だから口調に気をつけて……と小声で注意する店員その一。
「それじゃ、ブレンドとチーズケーキね。ちょっと待って下さい」
店員その二は軽い調子で言って、店員その一の背中を押した。彼はやれやれと溜息をつき、注文を書きつけたメモ片手に厨房へ引っ込んだ。
「俺、ちょうど暇しててー。お邪魔してもいいですか」
「もちろん。僕も何か用事があって珈琲を飲みにきたわけではないからね」
「やったね。話し相手いなくてさー。おじさん、何の仕事してる人? 作家とかなんか?」
相変わらず礼儀とか接客態度なぞはうっちゃって、店員その二。
「何だと思う?」
由代はふふ、と悪戯っぽく笑った。
「んー。ツトメ人じゃないでしょ。学者とか?」
「そのようなものだね」
「何の研究してるの?」
「さて、何でしょう。これはさすがに推測がつかないと思うな」
「えー、なんでぇ、教えてくれないの?」
「教えたところで信じてもらえるか――気が狂っていると思われるのが関の山か――」
まさか自分は魔術師であるなどと告白するわけにもいくまい。はじめから同じ世界に属する人間だとわかっていない限り、由代は不用意に自分の『本業』を明かさない。が、(またもや)ふとした気紛れを起こして、実はね……、と由代は口を開いた。
「魔術が本業でね」
笑われるか、気味悪がられるかのどちらかの反応を予想したが、少年は、一瞬きょとんとした表情になった後、
「ああ、道理で」
と、得心顔で頷いた。
「道理で?」
「じゃあ、余計な力を使わなくてもおじさんには俺の姿が見えるわけね。なぁなぁ、清春――」少年は、珈琲とチーズケーキの皿が載ったトレイを手にやって来た店員その一に向かって言った。「この人、魔術師なんだって。お仲間だよ」
「え?」清春と呼ばれた店員その一は、心底意外そうに由代の顔を見やった。「てっきり堅気の人かと思っていました。難儀なお仕事をされてますねぇ」
……どうも妙な店だとは思っていたが、知らぬうちに異界に入り込んでいたようだ。
「あ、言っておきますけれど、僕はちょっと霊感があるだけで何も変わったことはできませんので、あしからず。――お待たせしました、ブレンドとチーズケーキになります」
清春青年は、テーブルの上に珈琲と洒落た細工の入った皿を置いた。由代は異界の住人であるらしい二人の店員についてはとりあえず脇に退けておき、ブレンドを一口味わった。香りはそれほど強くなかったが、しっかりしたコクとまろやかさが上手く混じり合った味だった。ふむ、なかなか悪くない。
「どう? アルトゥールお勧めブレンド」
尻尾を振り出さん勢いで、テーブルに身を載り出して、青い瞳の少年。アルトゥールという名前に、バッハの末裔というからには、おそらくドイツ出身なのだろう。
「良い味だね。しっかりしている」
「美味しいでしょ。ここのチーズケーキがまた最高なんだから」
「だからね、君、お客様に対しては口調を……」
気にしなくて良いよ、と由代は清春青年を制した。「珈琲とラフマニノフ好きとあらば、仲良くなれそうだ」
「ほら、清春! ラフマニノフでいいじゃん!」アルトゥールは、してやったりという顔で清春に人差し指を突きつけた。「コンチェルト! つづき!」
「まあ、構いませんけどね……」
清春青年は、やれやれと溜息をついて、店のBGMをモーツァルトからラフマニノフに変えた。イントロダクションにつづき、オーケストラが、息の長い雄大なメロディを演奏し始める。ふむ、ラフマニノフに、珈琲とチーズケーキ。なかなか粋な組み合わせじゃないか。チーズケーキは程よい甘さで、珈琲の苦味と良く調和していた。由代は幸せな気持ちになってきた。
「おじさん、顔に『幸せです』って書いてある」
だからおじさんは失礼ですよ、と小声で清春。
「僕は城ヶ崎由代という。どう呼んでくれても結構だよ、清春君にアルトゥール君」
「それでは、城ヶ崎さん」清春は椅子を引いて、アルトゥールの横、つまり由代の斜向かいに腰を降ろした。「失礼かとは思いますが、何か御用があってこちらへいらしたんですか? この通り、半端な幽霊が一人いるだけで、特別変わったものは何もありませんよ」
「半端な幽霊って何だよ!」
「ああ、君、幽霊だったのか……」珈琲好きでラフマニノフ好きな幽霊か。なるほど。それで何だってドイツ出身(と思われる)幽霊が、こんな極東にいるのだろうか。「いや、ここへ来たのはまったくの偶然だよ」
「お客様方、皆そのようなことをおっしゃるんですよねえ。こんな住宅街の丘の上、偶然に通りがかるような場所ではないでしょう? どこかへ行かれる途中だったんですか?」
「気がついたら坂道を登り始めていたんだ。迷い込んだというのが正しいかもしれない」
「『迷想館』なんて名前をつけるからいけないんですよね……」清春は肩を竦める。「いえ、ゆっくりしていただければこちらとしては何も言うことはないのですけれどね。城ヶ崎さんは、『迷想』なぞ無縁の方に見えますし」
「迷想なら、ないでもない」と、由代は真面目な顔をして言った。まだ熱い珈琲を一口啜る。「そろそろハロウィンだね」
「そういえばそんな風習もありましたっけ。それがどうかしましたか?」
「仮装をするとしたら何がいいだろう」由代はあくまで真面目な顔つきで言った。
「……それは、迷想かもしれませんね。確かに」
これが結構重要な問題なのだ、と由代は唸る。「一年に一度、普段は日陰にいる者が表を闊歩できる日でもあるしね。やるなら徹底的に楽しみたいじゃないか?」
「城ヶ崎さんって、結構お茶目ですか?」
「ははは、そうかもしれない」由代は笑った。「それで、仮装をするなら何がいいと思う? お二人の意見を参考にするよ」
「ドラキュラ伯爵じゃないの、やっぱり? 由代さん渋いし、似合うと思うんだけど」
「ドラキュラはもうやったのだ」
「じゃあ魔法使い」
「本業なのだが」
「……本業の魔術師って、案外普通のおっさんだよね」
由代を指差して言うアルトゥールの頭をはたき、だから君は一から接客態度を見直して下さい、と清春は言った。そういう彼自身も、物腰こそ丁寧だが店員という感じではない。「うーん、ラフマニノフがお好きなら、クラシックはお好きなんでしょうね。……モーツァルトとか、いかがです?」
それを聞いたアルトゥールが、横でぶっと噴いた。「何それ、ヅラ被って十八世紀ユーロピアン風の格好するの!?」
「オプションは指揮棒でも、楽譜でも、何なりと」
「それ最高! 絶対いいと思う!」
アルトゥールは笑い転げている。陽気な幽霊もいたものだ。
「モーツァルトね。新しいな」
「でしょう?」
となったらどこかでカツラを入手しなければならないな、などと真面目に考える由代である。迷想が暴走中。
「こちらでハロウィンパーティーはやらないのかな」
「パーティーですか? 面白そうですが、お客様が集まるかどうか」
「アルトゥール君のようなお客様なら、いくらでも集まるんじゃないかな」
「冗談じゃないです」清春は、人の良さそうな顔に似合わぬ勢いで、ぴしゃりと言った。「霊感が強いことではなくて、幽霊に好かれやすいことが問題なんです、僕の場合。ハロウィン当日くらいならいいけど、後々付き纏われると非常に迷惑です」
「それは暗に、俺が迷惑だと言ってるのか、清春」
「その通りです、さっさと成仏して下さい。あの、城ヶ崎さん、魔術でどうにかできないんですか?」
「成仏させるのは、どちらかというと聖職者の仕事ではないかな?」
「俺を殺す気か!」
由城と清春は、ぱちくりと目を合わせた。そして一言。
「もう死んでるでしょう?」「もう死んでるんだろう?」
……アルトゥールが拗ねて扉の奥へ引きこもってしまったのは、言うまでもない。
*
お土産に貰った小さなオレンジ色のかぼちゃを片手に、城ヶ崎由代は丘を下る。
館から遠ざかるにつれ違和感は和らいでいったが、どこから先が異界で、どこから先が現実世界かは判断がつかなかった。ひょっとしたらこの街全体が一つの大きな異界で、あの館は一種の袋小路のような場所なのかもしれない。
住宅街を抜け、商店街に戻り、由代はごく普通の人々の生活に溶け込む。気の早い闇の世界の住人達が人ごみの中にちらほらと見受けられたが、もちろん大部分の人間はそれと気づかない。由代も、こちらから係わり合いにはなりたくないので、無関心を装った。ハロウィン当日には、有形無形の霊どもが、人間社会をのこのこと歩き回っていることだろう。
さて、僕も今年のハロウィンの準備に取り掛かるとしようか――。
家路を辿りながら、仮装について頭を悩ませる城ヶ崎由代であった。
Fin.
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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■城ヶ崎・由代
整理番号:2839 性別:男性 年齢:42歳 職業:魔術師
【NPC】
■麻生清春
性別:男性 年齢:20歳 職業:音大生
■アルトゥール
性別:男性 年齢:17歳 職業:学生(?)
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■ ライター通信 ■
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はじめまして。『迷想館』シナリオへのご発注、ありがとうございました。辛うじてハロウィン前のお届けになりました。遅くなってしまいまして申し訳御座いません。
音楽の項目でラフマニノフを挙げて下さったので、作者の好みをなぜ知っているのだ! とびっくりしてしまった雨宮です(笑)。……偶然ですね。良い音楽とお茶をお楽しみいただければ幸いです。
由代さんは素敵なおじさまという印象なのですが、迷想の内容が可愛らしかったので(失礼)、ちょっとお茶目な感じで書かせていただきました。
楽しいハロウィンをお過ごしになって下さい。
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