■東京魔殲陣 / 両儀の獣■
ウメ |
【5215】【竜王寺・珠子】【少し貧乏なフリーター兼御神刀使い】 |
夢幻の霧に抱かれて眠る女王の都 霧都『倫敦(ロンドン)』
阿片と背徳の芳香り漂う爛熟の都 魔都『上海(シャンハイ)』
人の夢と欲望に彩られた狂乱の都 狂都『紐育(ニューヨーク)』
そんな、世界に名だたる魔都・妖都と肩を並べる都が此処に在る。
終わりのない、果てのない怪奇を朋輩として、今日も物語を綴り続ける都。
其の名は最早言うに及ばず。されど、いま一度だけ唱えよう。
無尽の怪奇と妖が、群れし綾なす我らが都。
其の名は帝都。……帝都『東京(トーキョー)』
†††
東京の街に現れた新たな怪異。
それは、弐にして壱、壱にして弐。両儀を孕み対を成す魔物。
2匹1組で人々を襲うその魔物に、多くの退魔師が返り討ちに遭っていった。
「相手が2匹で来るのなら、こちらも2人で迎え撃てばいい!」
しかし、そうは言っても問題は多い。
術の相性や連携の妙。それらを具えた人材がなかなかどうして見つからない。
果たしてどうなる? 誰が行く?
今度のバトルはタッグマッチだ!
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東京魔殲陣 / 両儀の獣
◆両儀の獣◆
端的に言ってしまえば、ソレは女のカタチをした闇。
髪は黒。肌は黒。瞳は黒。
全身ありとあらゆる場所が闇に染まっているのに、その表情は、母の様な、姉の様な、妹の様な、穏やかな慈母のそれ。
地に足は着かず、ふわりふわりと緩慢に中空を漂い、大きく膨張したかと思えば、散り散りに解けて消える希薄な存在感。
陰陽、二極、両儀のうちの陰(イン)。
ソレは女のカタチをした闇だった。
端的に言ってしまえば、ソレは男のカタチをした光。
髪は白。肌は白。瞳は白。
全身ありとあらゆる場所が光に染まっているのに、その表情は、父の様な、兄の様な、弟の様な、強く厳しい厳父のそれ。
力強く地に足を噛ませ、全身から光を放ち、一瞬その光が消え失せたかと思えば、次の瞬間、爆発的な光を放つ。
陰陽、二極、両儀のうちの陽(ヤン)。
ソレは男のカタチをした光だった。
◆龍と朱雀◆
「勢ッ!」
裂帛の気合とともに振り下ろされる白刃。
前方へと身体を飛ばす走力、跳躍によって得られる跳力と落下力、そして全身の体重を余さず乗せた運体力。
そられすべてを一刀に載せ繰り出されるそれは、通常ならば必倒の一撃。
―― ギィンッ!
だがしかし、眼前の『白』はあろうことか容易くそれを受け止める。しかも素手で。
硬い、なんて生易しいものじゃあない。それは、異常なまでの存在密度。
「……ッッ」
戦闘開始と同時に手にした刀、御神刀『九頭龍』を抜き放ち、間を置かず一閃。
この一撃で倒せる、などと思ってはいなかったが、それでも幾らかのダメージは与えられると思っていたのだが……
「こりゃ、一筋縄じゃあ、いきそうもないねぇ」
後ろで束ねた艶のある黒髪をやれやれと言った風で弄びながら、眼前に佇む『黒』と、全く無傷の『白』を見てそう呟く。
攻撃を防がれて後、連撃を狙わず大きく飛び退いたのはどうやら正解だったらしい。
「ホント、想像以上にガンジョーみたいね……で、どうする?」
その傍らに寄って立つ、やや幼い顔立ちをした少女がそう訊ねる。
「どうする、って……そんなの訊くまでもないでしょ」
刀を手にした少女、竜王寺・珠子はそう言ってニッと笑う。
「あたしが前、灯が後ろ。いつもどおり、援護頼むわよッ!」
再び『白』を目掛けて地を駆ける。灯と呼ばれた少女もまた、小さく頷き印を組み、掌中に焔の弓を現出させる。
結界内を満たす二人の気迫。膨れ上がる戦場の気配。
竜王寺・珠子と赤羽根・灯。ともに退魔の家に生まれ、その使命を背負う二人の少女。
それに応じるかのように『黒』と『白』、陰と陽を司るイン・ヤン姉弟もまた戦闘に備えて身構える。
二人の少女と二匹の妖。その戦いの幕が、いまここに切って落とされた。
◆激闘・壱◆
「オオオオオオッ!」
嵐の様な雄叫びとともに次々と繰り出される剣戟。
疾走からの踏み込み、その勢いを利して振り下ろされる袈裟の一閃。
振り下ろした左手を引くと同時に右手を返し、即座に重ねる裏切上。
流れる上半身をそのままに、素早い動作で僅かに後退。転進の勢いを刺突に変えて放つ右の平突き。
放した左手を柄に戻し、引き込み、捻る様にして狙う逆篭手。
手の内を返してすぐさま胴。抜き放った勢いのまま、螺旋を描く鋒はそのまま大上段へ。
そして、相手の身体を真二つに断ち割らんばかりの威を込めた、渾身の唐竹。
まさに疾風迅雷。嵐の様な六連撃。
……だが、珠子の手に伝わるのは刀で砂袋に刃を入れたような奇妙な感覚。ダメージを与えているという感覚がまるで無い。
「……にぃっ」
塗りつぶされた白面の、人ならば、ちょうど口にあたる部分に走る亀裂。
「……ヤバッ!!」
その意味を悟った珠子は、振り抜いた刀を咄嗟に引き戻し、寸前で防御の型。
次の瞬間、ヤンの掌が暴力的なまでの激しい光を放ち、まっすぐに撃ち出される。
―― ギィィィィィンッッッ!!!
構えた九頭龍に圧しかかる、まるで大砲か何かを受け止めたような爆発的な衝撃。圧倒的な剛の一撃。
「ッッ、痛ぅ〜……。なによ、このデタラメな攻撃」
あまりの衝撃の強さに、珠子の両手・両足には感電したかのような衝撃。
放つまでに大きな「タメ」があったおかげで何とか防ぐ事が出来たが、マトモに喰らえば只では済むまい。
それを考えると、背筋を冷たいものが駆け抜けてゆく。
だが、それを凌いだからと言って安堵するのはまだ早い。イン・ヤン姉弟の攻撃はまだ終わった訳ではないのだから。
「アァァァァァァァ……」
甲高い声と地を這うような低い声が混ざり合った異界の歌声を奏でるイン。
その手元では、緩慢に動く指先が複雑怪奇な印を結び、ひとつの術を完成させる。
―― ヴォォォォン……
それは、喩えるなら雷を帯びた掌大の黒雲。それが無数に展開されてゆく。
「イィィィィ、ラァァァァァ……ッ!」
そして、インの歌唱の変わると同時に、珠子に向かって殺到する!
先に浴びた一撃の後遺症。未だ思うように身体の動かない珠子にこれを避ける術は無く、勝負は決したかに思われた。
「そう簡単には……やらせないわよっ!」
―― ゴヒュゥッ!!
だが、それは否。
珠子に襲い掛かる無数の黒雲その悉くが、後方より放たれた焔の矢に貫かれ、そのまま中空へ霧散して消える。
紅蓮の翼を背に生やし、浄化の炎を繰る朱雀の巫女。それは、赤羽根・灯の放った焔の矢であった。
―― ?ッ!!!
インとヤンが宙を舞う灯の姿に気を散じさせた、その一瞬の隙を衝いて、手足の痺れから脱した珠子が九頭龍を振り下ろす。
ふつ、と言う斬音を虚空に響かせ、九頭龍の柄頭に飾られた紙垂が踊る。
「オオオオォォォォン……」
大気を芯から震わせるような重々しい声が、左の腕を斬り飛ばされたヤンの悲鳴が、結界の内に木霊する。
体勢を崩した珠子に向けて放たれた攻撃。それが当たると信じて、勝負が決したと疑わなかったインとヤン。
対して、体勢を崩した己に向けられたインの攻撃。それに微塵も臆することなく、灯が何とかしてくれる、そう信じて誰よりも早く次の一手を打ちにいった珠子。
多対多の戦闘に於いて最も重要な意思の疎通と連携。それが、この激闘の勝敗を左右する最も大きな要素だった。
◆陰陽互根◆
ヤンの腕を落としたことで、戦の流れは一気に珠子・灯の方へと傾いた。
「ヤアァァァァッ!」
ヤンに肉薄し斬撃を繰り出し続ける珠子。
高い防御力は相変わらずで、あれ以来大きなダメージを与えることは出来ていないが、それでも少しずつ手応えらしきものを感じられるようになってきた。
対して、ヤンの珠子に対する攻撃は、珠子が十の斬撃を撃つ間に僅か一撃。その点からも、ヤンの疲弊は明らか。
「チチチチチチチチチ……」
しかし、そんなヤンを援護しようと、インの手が再び印を結び、その口から呪歌を紡ぐ。
―― ビュオォゥ……ッ!!
だが、珠子の後方を舞う紅翼の射手、灯の放つ焔の矢が、決してそれを許さない。
遮られる呪歌、消失する魔力。恨みがましい視線で灯を睨むイン。
珠子がフォワードに立ち、灯がバックスからそれを援護する。
完璧に息の合ったコンビネーション。二人の攻めにインとヤンの姉弟は完全に後手に回っている。
この戦況を見る者が居たならば誰もがそう思ったことだろう。事実、当事者である珠子と灯もそう思っていた。
―― ギリッ……
九頭龍を握る珠子の手に力が篭る。次の一撃でケリを着けようと心に決める。
(オッケー、判ったわ……ッ!)
珠子の様子からその意図を察した灯もまた、右の掌で一気に五本の矢を造り、弓に番える連射の構え。
二人の間にもはや言葉は必要ない。互いが互い想い、成すべきを心得ていれば、すべての攻撃が連携となる。
―― 轟ッ!
轟音とともに、大上段に構えた九頭龍が、その身に嵐と雷を孕む。
雷鳴と嵐を呼び、魔を切り裂く御神刀『九頭龍』の力。
―― キュゴゴゴゴ……ッッ!!
灯の構える焔の弓からインに向かって放たれる五本の矢。
狙い定めたその先は、すべてが急所、すべてが死点。
振り下ろされる雷刃。放たれた焔矢。
「アアアアアァァァァァ」/「オオオオオォォォォォ」
振り下ろされる刃に向かって右手を突き出し、ヤンが歌う。迫る五本の焔矢に身を晒し、インが歌う。
インの身体に吸い込まれるように突き刺さる焔矢。これで勝負は決すると、誰もが思った。
……だが、焔の矢が貫いたものは……インではなかった。
―― ドス、ドスドスドス……ッ
「…………え?」
いままさに九頭龍を振り下ろさんとしていた珠子の身体を貫く熱く鋭い衝撃。
それは、ヤンの掌から放たれた五本の焔矢。
「そ、そんな……ウソッ……。た、珠子ッッ!!!」
どう、と地面に倒れ伏す珠子。悲鳴の様な叫びを上げて駆け寄る灯。
―― にたり。
珠子と灯のその様に、陰陽を司る黒白の姉弟は、その口の端を厭らしく歪ませた。
◆激闘・弐◆
―― ガオォォンッ!
圧倒的な威力とスピードを乗せて繰り出されたヤンの右拳が、珠子の顔面すれすれを吹き抜けてゆく。
下手に防御などしていれば、その防御した腕ごと圧し折られてしまいそうなほどの一撃。
おそらく単純な力、早さ、硬さでは最早抗することは敵わないだろう。
その一撃に、珠子はそんなことを考える。
灯の操る治癒の焔によって珠子は何とか立ち上がる事が出来た。
だがそれも、治癒の焔によって全身に空いた術創の痛みを抑え治癒し続けてようやく動けると言う程度。いつ剥がれてもおかしくない付け焼刃の様な状態。
「くぅ……コッチが手出しできないからって次から次へと。もう、いい加減にしてよっ!」
珠子の傷を癒すための治癒の焔と、中空から放たれるインの術に対して炎の結界を張る灯にも、先ほどまでの余裕はない。
治癒に防御、加えて攻撃も……などと言う器用な真似は、まだ灯には出来ない。
珠子と灯、対するインとヤン。その攻守は今や完全に入れ替わってしまっていた。
(どうしよう……このままじゃ、カンペキにジリ貧だわ……)
休むことなく攻撃を繰り出すヤンに、それを中空から支援するイン。そして、己の傍らで治癒と防御の焔術を展開し続ける灯を見て、珠子は考えを巡らせる。
正直に言うと、考えるのはあまり得意ではなかったが、そんなコトを言ってはいられない。
吸気を司るインと、放気を司るヤン。その特性を忘れていた訳ではなかった。
だが、インが吸収した法術を、ヤンがあれほど迅速に放ってくるとは、思わなかった。
もしかすると、勝負の流れが完全に自分たちの側にあった事で油断したのかもしれない。
すべては己の実戦経験の不足と見通しの甘さが招いた窮地。最後の最後まで油断せず、残心を心掛けていれば、こんな事態にはならなかった筈だ。
そう考えると珠子はどうしても後悔せずにはいられなかった。
(どうしよう、どうしよう……。ぜんぶ、ぜんぶ私のせいだ。)
己の失態を心の内で悔いる珠子同様、灯もまた事の責任は自分にある、と強い自責の念に駆られていた。
吸気を司るインと、放気を司るヤン。その特性を忘れていた訳ではなかった。
連続して攻撃を加えれば吸収されることは無いと、そう考えていた
だが、インの持つ吸気の能力は灯の予測を遙かに超えていた。
必倒を期して放たれた五本の焔矢にはかなりの霊力が込められていたというのに、インはそのすべてをまるで底なし沼のように飲み込んでしまったのだ。
……そして、その飲み込まれた焔矢は、灯の大切な友人を貫き、傷つけた。
(なんとかしなくちゃ……。私が、なんとかしなくちゃ……)
治癒術と防御結界の並列起動、さらにはその連続展開。
少しでも気を弛めれば途切れてしまいそうな苛酷な焔術の連続行使を支えていたのは、そんな罪の意識に他ならなかった。
◆九頭龍・覚醒◆
おそれていた事態が、遂に現実のものとなる。
―― ゴォォォゥンッ!
大気を震わせる重苦しい音とともにインの掌から放たれた一際巨大な黒雲の塊。
これで終わりにしてやる。そんな必滅の意思が込められた極大の一撃。マトモに喰らえば人の身体など塵も残るまい。
「……くっ!」
迫るその黒塊を、灯は全力で、炎の結界にありったけの霊力を注ぎ込んで、迎え撃つ。
そうはさせじと拳を振るって襲い掛かるヤン。嵐と雷を滾らせてそれを阻む珠子。
―― バチッ、バチバチバチバチィ……ッッ!!!
黒雲と炎が接触。黒雲は炎を喰らい貫こうと、炎はそれを防ごうと、激しく火花を散らせながら互いの身体を貪り合う。
「ルゥゥゥゥ、ラァァァァ……!!!」/「う、ああぁぁぁぁぁ……ッ!」
インの呪歌が更なる威力を黒雲に注ぐ。その身に宿した朱雀の力、聖なる炎を燃やして灯が耐える。
そして……、遂に……
―― パキィィィン……
硝子の割れる様な澄んだ音が響き、炎の結界が砕け散った。
「あうっ!」
インの黒雲と灯の結界。互いを相殺したことで発生した力の余波が反発力となり、インと灯の身体を捉え、吹き飛ばす。
「あかりッ!!!」
珠子が叫ぶ。だが、灯はピクリとも動かない。その衝撃に、灯は意識を失っていた。
ざくり、と肉を切り裂くような音が珠子の身体を駆け抜ける。
灯が意識を失ったことによって珠子の傷と痛みを抑えていた治癒の炎が消え、その痛みが一気に噴き出したのだ。
「くっ、ああぁ……!」
全身を貫く痛みに珠子の顔が歪む。その隙を逃すまいと迫るヤンの拳。
倒れ伏す灯に気を取られ、灼ける痛みに動きの止められ、珠子にその拳を躱す術はない。
―― ズドンッ!
辛うじて九頭龍で拳を受け止めるも、その衝撃を受け止めることは敵わず、灯と同様に吹き飛ばされ刃を地に立て頽れる。
身動きの取れなくなった珠子にトドメの一撃を呉れようと迫るヤン。衝撃から立ち直りその様を中空から見つめるイン。
極度の霊的消耗で気を失った灯。九頭龍を杖代わりに地に膝を着き荒い息をつく珠子。
勝負は決した。そう、誰もが思った、そのとき。
―― ギィィ、シャァァァオォォゥッ!!!!
天を貫く咆哮が、天風と雷鳴を具して轟く雄叫びが、三度、戦の天秤を揺り動かした。
中空に漂う影絵の如きインの身体を、巨大な顎を備えた雷が刺し貫く。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
右半身をまるまる食い破かれ、呪歌を紡ぐ口から闇とともに吐き出される絶叫。
実体を成すほど凄まじいその龍気を、龍のカタチをした雷を、食い止め、吸することなど、何人だろうと出来はしない。
そして、一方のヤンもまた龍のカタチを成した嵐に全身を切り刻まれて、もはやその原形を留めてすらいない。
結界のうちを暴れまわる嵐と雷。圧倒的な力を示す龍。珠子が持つ御神刀『九頭龍』に封じられた荒ぶる神。
それは、珠子の命が危険に晒されたとき、その身に宿る古き血の力に呼応して目を覚まし、現世へと召喚される九頭の竜神。
神威とも言うべき圧倒的な力。それがイン・ヤン姉弟を喰らい尽くすまで、そう長い時間を必要とはしなかった。
■□■ 登場人物 ■□■
整理番号:5215
PC名 :竜王寺・珠子
性別 :女性
年齢 :18歳
職業 :アパレルの販売員兼御神刀使い
整理番号:5251
PC名 :赤羽根・灯
性別 :女性
年齢 :16歳
職業 :女子高生&朱雀の巫女
■□■ ライターあとがき ■□■
竜王子・珠子さま、赤羽根・灯さま、お初にお目に掛かります。
この度は、PCゲームノベル『東京魔殲陣 / 両儀の獣』へのご参加、誠に有難うございます。担当ライターのウメと申します。
陰と陽、ふたつの属性をその身に宿した姉弟との戦い、お楽しみ頂けましたでしょうか?
劇中で二転三転した勝負の行方は、書いてる私にも最後まで判らないスリルあるものでした。
結果は……お読みになると判りますが、二人ともボロボロになりながら何とか勝利と言った感じ。
地力だけで戦ったならば、もしかすると敗北してしまったかもしれませんね。
なお、珠子さんと灯さんは友人と言う関係で、これまでにも何度かご一緒されてる様子でしたので、
劇中でお互いを呼ぶときには、こちらの方が自然かなと思ったので「名前で呼び捨て」とさせて頂きました。
互いに信頼しあって背中を任せられる関係って……いやぁ、ヤッパリいいモンですねぇ。
この辺が二人用のバトルシナリオの面白いところ。これを読んで楽しんで頂けたのなら幸いです。
それでは、本日はこの辺で。
また何時の日かお会いできることを願って、有難う御座いました。
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