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■<暗闇の使者>#1■
桜紫苑
【0500】【チャズル・−】【エスパー】
―――空に巨大な目玉が浮かんだ日、僕達の生活は一変した―――


「ええかぁ? 最初の話はこうや」
 彼らをシアターへと案内した娘は、手にしたハリセンを振り回しながら解説を始めた。もぎり娘が案内、解説までやってしまうところを見ると、この劇場は人手不足なのかもしれない。
「ある日、空が割れて、でっかい目ン玉が現れたにゃ。ちょーさ隊が調べたら、目ン玉は実像やなかった」
「本体がどこかにあって、そこに幻が映っているのか?」
 観客の問いに、もぎり娘は「さあ?」と首を傾げた。
「その答えはオマエ達が作るんや。ともかく、目ン玉から変な虫みたいなんがぎょーさん出て来て、バケモンが人を襲い始めた。街ン中はパニックにょ。オマエ達は、パニックな街ン中から始める事になる。後はオマエ達が書いたあんけーとに添って話が進むんにゃ。ちゃんと書いたか? もー回収するでぇ」
 そういえば、と彼らはパンフレットに挟んだ紙切れを思い出した。慌てて内容を確認して、彼らは唸った。
 
  質問1)貴方の好きな色は何色ですか
  質問2)貴方の好きな動物は何ですか
  質問3)貴方の好きな花は何ですか―――

 街頭アンケートですか?
 そんな疑問が彼らの頭を過ぎる。
「ほらほら、ちゃっちゃと書けや〜もうすぐ開演時間やで〜」
 もぎり娘に急かされて、アンケート内容に頭を戻す。

  質問4)貴方の目の前で地面が割れました。どうしますか
  質問5)悪魔は、時々貴方の耳元で囁きますか

 アンケートの項目はその5つ。
 後は、空白になっている。
「余白は好きに使こうてええで。なりたいヒーローな自分像を描くもよし、中に入ってからの行動予定を書き込んでもええ。あ、勿論、予告編は見とるよな?」
 それはもう、半強制的に。ロビーで延々と流れていた映像を思い出して、彼らは頷いた。
 アンケート用紙を回収したもぎり娘も満足そうに頷きを返して、指を鳴らす。高らかに響いた音が消えぬ内に、全身黒づくめの者達が現れてもぎり娘の手から用紙を受け取り、足音1つ立てずに何処かへと去って行った。
「んじゃ、始めるで」
 ぱちりともぎり娘は、再び指を鳴らした。
 途端、彼らの体が椅子に固定される。
「これは!?」
「しーとべるとにゃ」
 それは、どう見てもシートベルトというより拘束具だ。
 動揺した彼らの視界が突然にぶれた。まるで、映像にノイズが入ったかのように。何が起きたのかを確かめる前に、彼らの意識が沈んでいく。
「いってらっさぁ〜い!」
 落ちて行く感覚の中、もぎり娘のやたらと明るい声だけが頭に残った。
<暗闇の使者>#1

●入り口
―――空に巨大な目玉が浮かんだ日、僕達の生活は一変した―――


「ええかぁ? 最初の話はこうや」
 彼らをシアターへと案内した娘は、手にしたハリセンを振り回しながら解説を始めた。もぎり娘が案内、解説までやってしまうところを見ると、この劇場は人手不足なのかもしれない。
「ある日、空が割れて、でっかい目ン玉が現れたにゃ。ちょーさ隊が調べたら、目ン玉は実像やなかった」
「本体がどこかにあって、そこに幻が映っているのか?」
 観客の問いに、もぎり娘は「さあ?」と首を傾げた。
「その答えはオマエ達が作るんや。ともかく、目ン玉から変な虫みたいなんがぎょーさん出て来て、バケモンが人を襲い始めた。街ン中はパニックにょ。オマエ達は、パニックな街ン中から始める事になる。後はオマエ達が書いたあんけーとに添って話が進むんにゃ。ちゃんと書いたか? もー回収するでぇ」
 そういえば、と彼らはパンフレットに挟んだ紙切れを思い出した。慌てて内容を確認して、彼らは唸った。
 
  質問1)貴方の好きな色は何色ですか
  質問2)貴方の好きな動物は何ですか
  質問3)貴方の好きな花は何ですか―――

 街頭アンケートですか?
 そんな疑問が彼らの頭を過ぎる。
「ほらほら、ちゃっちゃと書けや〜もうすぐ開演時間やで〜」
 もぎり娘に急かされて、アンケート内容に頭を戻す。

  質問4)貴方の目の前で地面が割れました。どうしますか
  質問5)悪魔は、時々貴方の耳元で囁きますか

 アンケートの項目はその5つ。
 後は、空白になっている。
「余白は好きに使こうてええで。なりたいヒーローな自分像を描くもよし、中に入ってからの行動予定を書き込んでもええ。あ、勿論、予告編は見とるよな?」
 それはもう、半強制的に。ロビーで延々と流れていた映像を思い出して、彼らは頷いた。
 アンケート用紙を回収したもぎり娘も満足そうに頷きを返して、指を鳴らす。高らかに響いた音が消えぬ内に、全身黒づくめの者達が現れてもぎり娘の手から用紙を受け取り、足音1つ立てずに何処かへと去って行った。
「んじゃ、始めるで」
 ぱちりともぎり娘は、再び指を鳴らした。
 途端、彼らの体が椅子に固定される。
「これは!?」
「しーとべるとにゃ」
 それは、どう見てもシートベルトというより拘束具だ。
 動揺した彼らの視界が突然にぶれた。まるで、映像にノイズが入ったかのように。何が起きたのかを確かめる前に、彼らの意識が沈んでいく。
「いってらっさぁ〜い!」
 落ちて行く感覚の中、もぎり娘のやたらと明るい声だけが頭に残った。

●邂逅
 叩きつけられる衝撃に息が詰まった。
 肺から押し出された空気が苦鳴と共に零れる。
 息が詰ま‥‥る?
 不意に沸き上がる疑問。
 そろ、と瞼を開く。
 翳した手を不思議そうに何度も返して見る。埃や泥で汚れてはいるが傷はなく、何らおかしな所もない自分の手。
 なのに、どこか自分の物ではないような、そんな奇妙な違和感を感じる。
「俺‥‥は」
 掠れた声を発した瞬間、再び衝撃が訪れた。
 咄嗟に頭を抱え、身を低くする。
 巻き起こった凄まじい爆風に、何人もの人が悲鳴を上げながら吹き飛ばされていく。
 そこで、やっと彼は自分が置かれた現在の状況を思い出した。
 頭上に浮かんだ巨大な目玉。
 目玉は実像ではない‥‥と、辛うじて生きているテレビから男が早口で繰り返している。
 だが、実像ではない目玉から飛び出した無数の化け物は、人々が驚くよりも先に街を廃墟と化した。これは、現実。そして、今また、実像ではない目玉から放たれた光によって、街の半分が焼かれた。
「‥‥‥‥」
 足に力を込める。
 ゆっくりと地面を踏みしめ、体を支えて立ち上がる。
 動け‥‥。
 そう念じると、自然と足が動き出す。
 足も手も、素直に彼の意に従った。
 当たり前の事だ。自分の体なのだから。
 今更、何を不思議がる。
 自分にそう言い聞かせて、彼は顔を上げた。
 無傷の建物など、ひとつもない。一瞬にして築かれた瓦礫の山と、爆ぜる炎、打ち捨てられた人の体。地面を走る亀裂には車が飲み込まれている。聞こえて来るのは崩壊の音。
 赤い世界を見渡していた彼は、ふと視線を止めた。
 そこの空気だけ、静かに凪いでいるように思えた。
「あの、娘‥‥」
 何重にも衝突した車の残骸に占拠された交差点の真ん中に佇み、空に浮かぶ目玉を見上げていた1人の少女の周囲だけが、何故だか清涼な空気を湛えているようで、彼は少女から目が離せなくなった。

●喪失
 外壁が太陽に煌めいて、いつも白く輝いていた。
 夜はライトアップされて、優しくて温かな光を纏って。
 昼も夜も、その姿はとてもロマンティックで、いつか彼氏が出来た時、初デートは絶対にココと決めていた。その憧れの建物が、今はただの瓦礫と化している。
 ゆるゆると彼女は頭を振った。
 これは夢だ。とても悪い夢。こんな事が現実に起こるはずがない。
 でも、と彼女は頬を押さえた。
 掠めた破片が傷つけた頬の痛みは、夢なんかじゃない。これが現実なのだと彼女に教えている。
「そんな‥‥嘘よ‥‥」
 何もかもが崩れ去った。
 綺麗に飾られた街並、行き交う人の列も、日常さえも。何もかもが失われてしまったのだ。
 しかし、自失している時間さえも、彼女には与えられてはいなかった。
「‥‥ぇ‥‥ぉか‥‥さ」
 どこからか聞こえて来る声に、彼女は我に返った。
 辺りを見回す。
 折り重なるようにして倒れた人々から目を背けつつ、聞こえて来る声を頼りに彼女は歩き出した。瓦礫の山と、まるで捲れ上がったかのようなアスファルトの間から、その声は漏れていた。
「誰かいるの?」
 泣き声が、一瞬途切れる。
 だが、すぐに何かが動く気配がして小さな手がぬっと突き出された。
「助け‥‥て、おかあさん」
 必死で助けを求めて来る手を、彼女は思わず握り返した。
「待ってて! すぐにこれを退けるから!」
 一言叫び、彼女と子供とを隔てる瓦礫を押す。それは、彼女が憧れた白い壁の成れの果て。瞬間、沸き上がってきた悲しみと、理不尽に彼女の日常を奪ったものへの怒りをぶつけるかのように力を込める。
 だが、瓦礫はぴくりとも動かない。
「どうして‥‥どうしてっ!」
 何故、こんなにも自分は無力なのだろう。
 助けを求める小さな命さえも、救う事が出来ない。
 悔しくて悲しくて、彼女は知らず涙を流していた。
 みゃあ‥‥。
 不意に聞こえた鳴き声と、足に触れる柔らかな感触。
 見れば、1匹の黒猫が彼女の足下に擦り寄っている。
「‥‥どうしたの? おまえも、お母さんとはぐれたの?」
 彼女の言葉が分かったのか、子猫は大きく尻尾を振った。
「‥‥違うの? じゃあ、避難しているの?」
 もう一度、尻尾を大きく振ると、子猫は彼女が手を打ち付けていた瓦礫に歩み寄った。大きな瞳で瓦礫と彼女とを見比べ、くるり背を向ける。
「待って! そこはいつ崩れるか分からないの! 危ないわ!」
 瓦礫の隙間に入り込もうとしていた子猫が、彼女を振り返って一声鳴いた。ゆらゆらと揺れる尻尾は、まるで彼女を手招いているようだ。
「なに? 来いって言っているの?」
 にゃああ。
 それを肯定と受け取って、子猫の後を追う。小柄な彼女でぎりぎりの隙間を抜けると、その先は人が動ける程のスペースがあった。その隅に蹲っているのは泣きじゃくる少年だ。
「こら」
 安堵でへたり込みそうになりながらも、彼女は戯けたように笑ってみせた。
「男の子が泣いちゃダメでしょ」と。

●衝動
 ふと、少女の視線が動く。
 つられてそちらを見ると、崩れた建物の中からいくつかの影が現れた。
 先頭は黒猫、そして幼い子供を連れた少女が続く。
「ほら、外に出られたでしょう?」
「あなたたち‥‥。閉じこめられていたの」
 銀の髪の少女に声をかけられ、驚いた顔をしたのも束の間、少女は息を呑み、叫んだ。
「あぶないっ!」
 咄嗟に手を引き、銀髪の少女を引き寄せる。
 それまで彼女がいた場所が抉れ、石礫が飛び散った。
 空に浮かんだグロテスクな羽虫が、少女を探すように触覚を動かしながら通り過ぎる。
「行ったみたい。でも、まだ‥‥動かない方がいいと思います」
 にゃん。
 少女の言葉に、黒い子猫が同意を示す。
「あ、りがとう‥‥」
 呆然としながらも礼を述べる銀髪の少女と、怯えた子供とに笑いかけて、彼女は「あ」と声を上げた。
「ごめんなさい。まだ名乗っていませんね。あたしはリュシエンヌ・カサハラ。リュシィと呼んで下さい」
「私はルーナ‥‥」
 まだ襲われたショックが抜けていないのだろう。ルーナと名乗った少女は、どこか虚ろな答えを返した。
「僕は、マモルだよ!」
 少女達の会話に入りたいらしい少年の自己主張に、リュシィはくすくすと笑い声をあげる。
 彼がそれに気付いたのは、張りつめているようだった彼女らの雰囲気が和らいだ、まさにその時だった。通り過ぎたはずの羽虫が、ふわりふわり浮遊しながら少女達に狙いを定める。突っ立っている彼に気付いていないはずはないのに、羽虫が狙うのは少女達だけだ。
ー助けなければ
 その言葉が脳裏に閃くと同時に、彼は落ちていた何かの支柱だったらしい金属棒を拾い上げ、羽虫へと走り出した。

●転換
 絶望を味わったばかりだというのに、笑える自分が不思議だった。
 こんな状況下で出会った名前しか知らない相手に、もうずっと以前からの友達のような親近感を感じている事も。
「ね、さっきの虫が戻って来る前に、どこか安全な所に‥‥」
 言いかけて、リュシィは硬直した。
 黒い子猫を抱き上げたルーナが、リュシィの様子に首を傾げる。
 彼女の背後に浮かぶ羽虫。アスファルトをも抉る鋭い爪が、自分達目掛けて襲いかかって来る。
「ルーナ! マモルくん!」
 もう間に合わない。2人を引き寄せるのが精一杯だ。
ー助けて!
 頭の中に過ぎった姿に救いを求め、次に来る衝撃を思い、リュシィはぎゅっと目を閉じた。
「‥‥‥‥?」
 しかし、いつまで経っても、爪が彼女を引き裂く事はなかった。
「大丈夫か?」
 代わりにかけられる、声。
ーまさか‥‥まさか?
 心の中で助けを求めたから、彼が来てくれたのかもしれない。いや、きっとそうに違いない!
「カ‥‥‥」
 嬉しそうに振り返り、リュシィは再び硬直した。
「‥‥‥‥‥‥」
 沈黙すること数秒、小さな溜息がリュシィから漏れる。
「‥‥‥‥‥今、何やらとても落胆されたような気が‥‥」
「え? 気のせいですよ」
 にっこり笑いかける少女に釈然としないものを感じながらも、彼は羽虫を叩き落とした得物を投げ捨て、彼女達を促した。
「‥‥また、アレがやって来るかもしれない。今はここから離れるのが先決です。急いで」
 急かす青年に、微笑んだままリュシィが問う。
「分かりました。でも、その前に、お兄さんはどなたですか?」
「‥‥今、必要な事かな?」
 勿論です、とリュシィは大きく頷いた。
「こんな時だからこそ、得体の知れない人について行く事は出来ませんし」
「しっかりしているね。なんだか、こういう事に慣れているみたいだ」
 苦笑しつつ、青年は頬を掻いた。その何気ない一言が、なぜだかリュシィを動揺させる。
「え、あ‥‥あたしは別に? あれ?」
 丸い屋根と天に向かう尖塔、決まった時間に流れる歌うような祈りの声。知らないはずのイメージが頭の中から溢れて来て、リュシィは一瞬、混乱した。そういえば、先ほども知らない名前を呼ぼうとしていた。
「私の名前はチャズルだよ。勇敢なお嬢さん。チーと呼んでくれて構わないよ」
「え? あ、はい。チーさん」
 リュシィの困惑には気付かずに、チーは少年を抱き上げ、2人の少女達へと向き直った。
「私の事を疑うのは構わないよ。でも、とにかく安全な場所に移動しよう。これ以上、この子を怖がらせたくないし」
 抱えたマモルを見るチーの瞳は優しい。
「分かりました。とりあえず、安全な場所に避難するまで‥‥という事‥‥」
 渋々と頷いたリュシィの言葉が不自然に途切れた。
 チーも緊張した面持ちで周囲を見回している。
「何だろう、この不気味な音は」
 どこかで聞いた事がある気がする。
 チーの心の奥深くがざわめく。何かをせねばならない。何か、とは何だ。
 誰かが囁いている。
 美しく、冷たい声だーー。
 見えない力に押さえつけられたように、体が動かない。近づいてくる音に、怯えた表情を浮かべる少年を安心させてやりたくても出来ない。
「目玉!」
 そんなチーを戒める呪縛を打ち払ったのは、リュシィの切羽詰まった声だった。
 途端に体に自由が戻る。
 手のひらを凝視するチーの背を、リュシィは叩いた。
「チーさん、はやくマモルくんとルーナを連れて逃げて下さい!」
 いつ移動したのか、巨大な目玉が彼らの真上にいる。そして、不気味な音の正体は、無数の羽虫が立てる羽音だった。彼らを取り囲むように浮かぶ羽虫に、背筋が粟立った。
「これは‥‥逃げ道を塞がれたな」
「そんな!」
 ルーナの腕の中にいた子猫が毛を逆立てる。
「リュシィ‥‥」
「大丈夫、心配しないで、ルーナ。あなた達には指一本触れさせないんだから! ‥‥え?」
 じりじりと囲みを狭めていた羽虫が、吹き飛ばされた。
 彼らを中心に、真っ白い光が迸る。
「な‥‥んだ!? この力は!」
「わからな‥‥!」
 光に飲み込まれた羽虫達が、次々と消滅していく。そして、彼らは‥‥。


登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
0166/リュシエンヌ・カサハラ/女/19歳/エスパー
0500/チャズル/男/46歳/エスパー

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
 お届けが遅くなりまして申し訳ありません。
 このお話は、リュヤー・ドゥキャーヌ(トルコ語で「夢屋」)で上映されている物語の導入部です。皆様のPCがどのような立場なのかは、まだ明かされてはいません。それぞれのプレイングに書かれていた物語の中での設定は伏せておりますが、採用されていると考えて下さい。
 これから先、「暗闇の使者」では、その設定を継続して使用する事が出来ます。勿論、最初からやり直す事も可能です。
 今回、書いて頂いたアンケートは、皆様の設定やエピソードに付加する要素として使わせて頂きます。
 なお、第2話は近日公開予定となっております。
 詳しい日程は、桜のブログ等で告知いたしますので、ご確認頂けましたら幸いです。

☆チャズルさん
 はじめまして。
 はじめまして、で大遅刻です。申し訳ありません。
 ルーナはその性質上(?)、色々な立場を取りますが、チャズルさんのポジションと興味から、今回のルーナの立場が決まりました。チャズルさんがこの設定でお話を続けた場合、ルーナもずっとその「立場」で活動して行く事になります。
 別の設定でやり直した場合は、別の立場になるかもしれませんが‥‥。