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■商物「夜の衣」■

北斗玻璃
【7061】【藤田・あやこ】【エルフの公爵】
「何処でお聞きなすったか知らないが、こりゃとんだ耳巧者も居たモンだ」
噂に聞いた店で、噂に聞いた品を求めれば店主は煙管を銜えた口元から、言葉と煙とを共に吐き出す。
「コシカタ、ユクスエ」
名を呼べば、店内に居た二人の子供がぱたぱたと奥に駆けていく……時を置かずに、彼等は並んで掲げた腕に一枚の布を掲げるようにして運んできた。
「ご苦労さん」
店主はそれを受け取ると、畳敷きに広い台場にす、と広げて見せる。
 それは単、と呼ばれる着物。下着のように和装の一番下の纏う薄い生地の黒は、絹の手触りでさらりと水のような光沢を持つ。
「こちらがお求めのその品。寝間に使えば夢に恋しい人と会える、そんな謂れを持ちますが……」
僅かな沈黙に、店主の声がひそりと低められた。
「二度は会おうと思わない。そんなお品で御座います」
そしてニ、と笑って眇められた目は、まるで何かを見通すようだ。
「こちらでよろしゅうございましょうかね。丈はぱっと見難はないかと思いますがそこはそれ、寝間着に使う品。細かいコトを気にしてちゃ安眠も出来ないってモンで」
一転。覚悟を決める間もない明るい口調で、店主は逡巡を与えずに瞬く間に単を畳んで包んでしまった。
「そうそう、大事なコトを忘れるトコだった。この着物はね、裏返して使って下さいましね、あぁ、お代はお使いになってみてそれからで」
ポンと胸に押しつけられた風呂敷の軽さに、当惑する自分に店主は煙管を銜えて愛想を振った。
「毎度ご贔屓に。またどうぞ」
そんな贔屓と言われるほど利用してもいないが。
 その声に背を押されるようにして店を出て、手にした包みに定まらぬ迷いの目を向けた。
 会いたい、会えない。
 ならばせめて夢だけでも……けれど二度目はないという。
 胸に去来する面影に一つ息を吐き。
 眠れる場所を求めて、歩き出した。
商物「夜の衣」

 鬼も十八、番茶も出花。娘が年頃ともなれば、親の心配は加速度的に増すばかり……である。
 だが、藤田あやこの悩みは一般的なそれとは些かかけ離れているようだった。
「いくら腹を痛めて産んだのではないとはいえ、我が子は我が子、可愛くないはずが御座いません……」
と、まぁこれだけ聞けば、逞しくしようと思えば幾らでも鍛え上げられる想像の翼は如何様にも事態を補完しよう。
 連れ子か継子か妾腹か。下世話な想像をしようと思えば幾らでも可能な筈が。
「複製人間だからといって性格まで似ないでいいと思いません?!」
現実はそれを凌駕していた。
 齢二十四にして、十七の子持ち。しかも親子で寸分違わぬ遺伝子情報を保有。
 生物学上、複雑怪奇な関係を可能としたIO2の特殊技術云々は脇に置き、あやこの心を占めるのは、その娘のことだ。
 明らかに明度が足りず、端々に薄闇の蟠る店内に於いて灯りの下は、スポットライトの如くあやこの姿を照らし出していた。
 紺スーツに、ご丁寧に鼈甲縁の眼鏡まで装備し、あやこはさり気なく自社ブランドのハンカチの端を噛み締める。
 コンセプトは教育ママ、と言わんばかりにある種の主張を体現しながらも、タイトスカートの際どい短さはどこかコスプレの感が強い。
 それもその筈、かっちりとしたスーツの背から純白の翼が生え、尖った耳が纏めた黒髪の脇から自己主張していれば、特定のマニアを対象としているようにしか見えない。
 そして自分に酔った節回しの台詞が、更に拍車をかける。
「裸一貫、ホームレスからブランド企業を叩き上げた苦労を語って聞かせても!」
涙に暮れるか弱き母の風情から一転、すっくと立ち上がり、利かん気満載に目線だけで、寸前まで己の居た場所を見下ろした。
「立志伝は大人の世界の話、若者の目線じゃない」
無感情を装った声音もそのまま、娘の台詞を真似てつんと顎を上げる。
「なんて反駁するんですよ?!」
そして素に戻り、涙を振り絞る切り替えの早さが実に見事だ。
「偉人の美談ならばと本を与えても、『伝記作家の創作だ』って喝破するし!」
次いでパラパラと手の上で頁を繰る動作から、ぽいと肩越しに放り捨てる。
「大切なのは、ジョージが桜を切ったか否かじゃないと思いません?!」
 あやこに親しげにジョージと呼びかけられたのはアメリカ合衆国、初代大統領を務めた偉人の筈だ。
 その彼が子供の頃桜の木を切ったのを正直に親に告げた、という逸話は後の創作であるとして物議を醸している。
 親子の対話を実に愉快に演じる、あやこの一人舞台を臨むたった一人の観客はのんびりと煙管をくゆらせていた。
「……って、聞いてるの、そこのあなた!」
ここはあやこの苦労を慮り、観客は涙にくれて同情をするシーンの筈である……反応の薄い相手に、あやこは台場に土足の足を乗せた。
 フローリングであればカッ! と勇ましい音を立てたであろうピンヒールは、勢いのあまり畳に踵を突き刺さって動かなくなる。
「はいはい、確かにお伺いしておりますとも」
そのあやこの苛立ちに動じることなく男は、ふぅ、と紫煙を吐き出し、のんびりと脇息に体重を預けて半ば伸びている。
 陰陽堂の店主、とだけ名乗った男は藍染めの着流しに無精髭を浮かせ、客商売を旨とするにはあまりにも胡散臭い外観を有している。
 それでこそ、怪しの品を取り扱うとされて名高い店に相応だと、あやこは内心に納得しながらも舌を打った。
「女手一つで育てる愛娘が、道を踏み外すかもしれない瀬戸際、拳の一つで片が付きそうもないの!」
相手の情を引き、望む品を出させようという作戦は、あっさり力業に転向する。
 娘の頬を張るつもりはないが、店主を黙らせる覚悟はある。
 ぐりぐりと踵で畳に穴を掘り、強奪しても入手しようと目論んでまであやこが求めるのは夜の衣と称される品。
 願いのままに夢を見せるというそれを使い、娘の鼻を明かし……もとい、あやこが親として正しい人の道を説くのが目的だ。
 生半可なことでは品を出さない、目的の品が得られないと店から二度と出られない。
 店の噂と同時、怪談めいた逸話を吹き込まれながらも、決死の覚悟で赴いたあやこは、胡散臭い店主如きに怯んではならないのだ。
 台場に乗せた片足を支点に、ぐっと身を前に押せば、短いスカートの生地が捲れるが、下に着込んだ水着に難はない。
「夜の衣をお出し」
迫力満点に凄むあやこは、ほとんど強盗と化している。
「金ならあんだよ、え? あるならとっとと出して来な!」
子を思う、あまりといえども目に余るあやこのチンピラめいた脅しに、店主はのんびりと身を起こした。
「はい、こちらがお求めの、その品に御座います」
店主が示してみせるのは、あやこと店主の丁度中央の位置……動かずに居た筈の店主が、何時の間にその品を用意したか知れず、あやこは目を丸くした。
 店主は膝でいざると、厚みを持った長方形の和紙、その中程を止めたこよりの結び目を解き、それは帖紙と呼ばれる着物の保管時に包む代物であると知れた。
 収められていたのは一枚の単。
 噂に聞くそのままに、濡れたような艶やかさは絹のそれ、漆黒の存在感が視線を吸い込む。
 店主は広げた薄衣が自然に作る波を、手で払うように伸ばしながら品の曰くを口上する。
「寝間に使えば夢に恋しい人と会える、そんな謂れを持ちますが……」
僅かな沈黙に続いて、店主の声がひそりと低められた。
「二度は会おうと思わない。そんなお品で御座います」
「そう、それよそれっ!」
畳みに刺さって抜けないヒールを脱ぎ捨て、あやこは両足でその場で飛び跳ねた。
「これで、この国が豊かになる前の時代の小娘の苦労を体感出来るわ!」
その動きにスカートのタイトさが仇を為し、腰の位置まですっかり捲れ上がってボクサータイプの水着が顕わになるも気にしない。
「夢の記憶は霧消すれど、身に染みた苦労ならきっと肥やしになるはず。商家でも農村でもいい……」
体の両脇で拳を作り、あやこは勝利の予感に打ち震える。
「まるで見てきたような、なんてあの娘に言わせない……!」
ふっふっふ、と瞳孔を開いて怪しい含み笑いに肩を揺らす、あやこにしかし店主はあっさりと告げた。
「けれど、お譲りできません」
意気を挫かれ、あやこがつんのめる。
「え〜ッ! なんでーッ?!」
商品は目の前、斯くなる上は店主を殴り倒して金を置き、品だけ奪って逃げるのはどうだろう。
 瞬時に目標を定めて距離を測るあやこの物騒な心中を知らずして、店主は煙草盆を引き寄せると、煙管の灰を角に打ちつけて落とした。
「まぁ、気を落ち着けて。お話を伺う限り、コイツで用の足りるとは思えませんでね」
煙管に新しい煙草を詰めながら、店主は続ける。
「お客様がどうお伺いになったか知りゃしませんが、コイツは其処まで器用な代物じゃぁない」
言って店主は炭に火を入れ、を煙草盆の灰の中央に置いた。
 煙草盆は湯を沸かすことを想定されているらしく、五徳の代りとある金属製の足が縁に据え付けられている。
「其処で、あたしとしてはこちらをオススメさせて頂くんですがね」
あやこの落胆をさらりと払う、そんな形で店主は和装の袂から、三角に折った薬包紙を取り出した。
 サッ、と振ってみせた動きに、中に粉薬が入っていることは想像に難くない。
「何ソレ? 反抗期の特効薬?」
ぱっと顔を輝かせたあやこは、粉ならば飲み物に混入するも可能か、と即座に一服盛る方法を考案する。
 そのあやこに店主は目元で笑って迷う方なく、火を得た炭の上に薬包紙をまるごと投じた。
「えぇッ! ちょっと待ってよ勿体な……!!」
慌てて駆け寄るが、既に遅い。
 あやこの目の前で、薬包紙は火を得てめらりと燃え上がり、紙の焦げる匂いと、生薬の甘い香り、そして薄紫の煙が立ち上る。
「いやーッ! 何てことするの……よ……っ?」
叫びに空気を使い果たした肺に、次いで大きく息を吸うのはある意味生き物の道理で。
「いやぁ、あたしもここで使うつもりはなかったんですが」
 あやこは煙を胸一杯に吸い込んだ次の瞬間、ふにゃふにゃと体の力を失ってその場に倒れ込む。
「ぁに……こぇ……」
ひどい眩暈に体に力が入らず、回らぬ舌での問いに店主は呑気に答える。
「反魂香ってぇヤツですよ」
煙管に火を入れ、店主は吸い口を軽く噛む。
「まだ材料が足りてないんですがね……ま、なんとかなるでしょ」
店主が煙と共に吐き出した安請け合いに異論を唱えることも出来ず、あやこはそのまま唐突な眠りに沈み込んだ。


 ザッ、ザクッ。ザッ、ザク。
 闇の中、鈍い音がする。視界の効かぬ中、状況を把握するには聴覚だけが頼りで、あやこは唯一聞こえる音に耳を澄ませた。
 それは、自分の足下でしているのだと気付いてすぐ、肩と掌に鈍い痛みがあることに気付く。
 手と足が自分の意志に反して動いている。
 何かを両手で掴んでいる――それは先を尖らせた杭だ。
 杭を地面に打ち付けている――地面を掘っているのだ。
 疑問は浮かべる端から答えを得て、あやこは自分が……否、自分の意識が添っている何者かが、闇夜に地を、水を求めて井戸を掘っているのだと知る。
 今年は雨がない。このままでは田が枯れてしまう。
 日中は田に水を運ばなければならない。乾いた泥が水を吸って、すぐに乾いてしまう。川の既に細い流れを桶に汲み、水をやる。夜明け前から日暮れまで、そうしてずっと水を運んでいる。
 女に言葉はなく、心中、独白のようにしてあやこの疑問を埋めていく。その間も手を休めることはない。
 疲労をそうと感じることにすら、麻痺してしまっているのをあやこは心に添って感じ取るが、手も足も、女の意志でしか動かない。
 丸太を掴む手が、地を穿つ。石の多い土地、貧しい女の家では農具が壊れても修理が出来ない。だから幾本も作り置いた杭を使い、石に当たれば手で掘り出す。
 女の作業を手伝う者はなく、彼女の眠りは家族が寝入るまでの僅かな時ばかり。
 荒ら屋に女とその夫、そして数えで七つの長女を筆頭とした子供達に、夫の父母が夜具もなく雑魚寝する中、寝静まればこうして一人山に入って女は土を掘る。
 皆、昼間の作業に疲れ果て、それ以上の余力はない。老人から、子供まで、動ける者は皆、水の確保に働き尽くめで、女は眠るべき時間に一人井戸を掘っている。
 農作業に固い掌も、皮が剥けてぬめる。
 心が添うせいか、痛みも分け合うあやこは、それが杭を握ることも出来ない程だと知るが、女はそれでも手を止めない。
 ザッ、ザクッ。ザッ、ザク。
 痛み程度で、女の心を動かすことは出来ないのだ。
 眠りを殺して摩り減った心は、見えない地面を見据えている。
 ガッ! と鈍い音がして、杭が折れた。強い衝撃に、岩に当たったのだとあやこが察する間に、女はその場にしゃがみ込み、手で岩の間を掘る。
 杭の入る隙を空け、梃子を使って堀り出すのだ。
 爪の間に石が入り、割れた箇所から血が滲むが、女は手を休めない。
 昼夜を徹し、まさしく不眠不休で働き続ける女に、止めて、とあやこは懇願する。眠らないと死んでしまうと。
 しかし、女の摩耗しきった心は動かない。
 水があれば、水があれば、水があれば。それのみに埋められた心は、あやこの声を聞くことなく、己を酷使し続ける。
 その内に川の水も絶え始めた。流れのあった場所は黒く湿った筋が残るばかりとなり、皆が諦めという言葉に死を覚悟する中、女は川底の土を掘り返して田に入れる。
 あやこには、何も出来ない。知識も力も何もかも、自由になる手足がなければ何の意味も為さない……女の意志はそれだけ強固に凝り固まっていた。
 何がそうまでして、彼女を突き動かすのか、解らぬままに日は過ぎる。
 昼夜を添うあやこの意識は、ただ女の為す全てを見守るのみだ。
 ある日とうとう女は倒れた。人の飲む水までも尽き、乾きが極限に到って漸く、彼女は力尽き、膝を折った。
 己の掘った深い穴の中、誰に気付かれることなく終わろうとしている命の火に、あやこの意識は助けを叫ぶが、水の一滴も口にしていない喉は渇いて声を紡がない。
 何故、其処まで、何故、そうして。
 女があやこに対して答えを向けたことはないが、それでも問わずにいられなかった。
 目を見開いたまま、動かない女はきろりと眼球だけを動かして、その時初めてあやこを見た。
――田が枯れれば、娘が売られる。
不作の年は口減らしを兼ね、貧しい農村では娘が売られる。そう珍しい話ではない。
――水が湧けば、田が潤う。
娘が、女の長女が産まれた年は、豊かな実りがあった。
 女の遠い記憶の向こうに、黄金の稲穂が揺れる。村も豊かで、翌年の実りを願うのに疑いは微塵も過ぎらない。
 赤子の白い手、真っ黒な瞳、無心に乳を飲む姿、心置きなく憂いなく、子を慈しむことの許される、何と幸福な日々。
 女はこのまま死ぬ。間際の記憶を垣間見ているあやこはその心の内を占めている、ただ子の幸福を願う女の、母の気持ちに落涙した。
 眼を開いたまま、女の乾いた唇が、笑みを形作る。
 女の眦から頬骨を伝い落ちた一筋の涙と、あやこの涙が土に落ちた。
 命を削るようにして抉った地は、瞬く暇も与えずにその僅かな水を貪欲に吸い込んで、女の求めた恵みを与える気配もない。
 けれども、その僅かな水気に安堵の息を吐いて。
――水だ、水が……。
眼を閉じることなく、女は息絶えた。


「〜〜……ちょっ、まっ、死ッ!!」
声にならない叫びと共に、あやこは跳ね起きた。
「おや、お目覚めですか」
怒りと焦燥が早めた動悸は、あやこを認めてのんびりとした店主の姿と、寸前までの絶望に閉じた生との落差に静まる様子がない。
「何よ、アレ遣る瀬ないのよ、どうにもできなかったのよ、なんとか出来ないものなの?!」
胸倉に掴みかからん勢いで距離を詰めたあやこに、店主ははぁ、と気の抜けた返事をした。
「何とも出来ませんねぇ、あれは死霊の夢ですから」
死しているからと言って、納得出来るものではない。
 あのような酷い運命に怒りをぶつけられる筈もなく、あやこの不満は自然、目の前で飄々とした笑みを絶やさない店主に向けられる。
「……お望みのままで御座いましたでしょう?」
だが、あやこが苦情を口にする前に先手を打たれた。
「豊かでない、救いの欠片もない時代が体験出来ましたでしょう……何一つとして掴むことが出来ずに、絶えた無念は娘さんによい肥しになりましょうかね」
言われてあやこは声を呑み、解って言っている風な店主を睨みつけた。
 ……目覚めて、あぁ夢で良かったと、あの時代に生まれなくて良かったと。
 思ってしまった自分は、あの時代をあの人の、苦労を賢しげに、まことしやかに語る権利を持ちはしない。
 あれは、あやこの生ではないのだ。
「一つ勉強にはなったわ」
唸るように喉の奥から声を絞り出し、あやこは緊張に詰めた息を吐き出して肩の力を抜く。
「言って聞かせられる苦労は、まだ甘いわ」
死の極限まで引き絞られた緊張が解ける、脱力感に身を任せてあやこは不貞寝よろしくその場に転がった。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【7061/藤田・あやこ/女性/24歳/女子高生セレブ】

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■         ライター通信          ■
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初めましてのご発注誠にありがとうございます、闇に蠢く駄文書き、北斗玻璃に御座います。
納品最短記録じゃね? という勢いでお届けいたします今回、さくっとフラグ不足で夜の衣のお買上げが適いませんでした。
急遽代替製品を投入させて頂くことと相成りました上、試作品な為効果の程が常に同じとは限らないという……よくご無事でお戻りに、という北斗も流れの読めないシナリオになってしまいましたこと、反省と共にお詫び申し上げさせて頂きます。
それではまた、機会が時が遇う事を祈りつつ。