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■月の紋章―第二話―■ |
川岸満里亜 |
【3425】【ケヴィン・フォレスト】【賞金稼ぎ】 |
●フェニックスの聖殿
聖殿正面の警備を担当している兵が、隊長であるグラン・ザテッドの元に駆け込む。
「結界内に侵入しようとした者がいるようです」
「何者だ? 人数は?」
「現在調査中ですが、じきに判明すると思われます」
グラン・ザテッドは腰を上げる。
「捕らえて連れて来い」
「はっ」
兵は慌しく飛び出していった。
近日中に、面白い人材が届くと聞いている。
この侵入者騒ぎは、その前座といったところだろうか。
「人材はいくらでも必要だ」
浅く笑い、剣を取る。
「さて、どの人物が鍵となるか――」
ドアの向うは騒然としている。
●林の中
「今は様々な罠が仕掛けられていそうですが……聖殿の周りは、大体このようになっています」
リミナが小枝を使って、地面に図を描く。
正面を避けるのなら、やはりキャビィが言うように、山を登り、聖殿の裏側に出る方法がよさそうだ。
「皆さんの目的は調査ですよね? 私は捕まってしまっても、彼等と交渉して中に入れてもらうつもりですが」
アセシナートの兵に捕まってしまったら、恐らく解放してはもらえないだろう。
リミナは考えが甘いのか、それともそれだけの覚悟があるのか……。
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『月の紋章―第ニ話<疑惑>―』
考えるまでもなかった。
「正面から行っても、調査させてくれるような奴らじゃねぇだろ」
ワグネルの言葉に、ケヴィン・フォレストとウィノナ・ライプニッツが頷く。
「表は警戒が厳重になって入りにくくなってると思うから、山を回って裏から入り込む方法がいいんじゃない?」
ウィノナは、リミナが書いた地図の裏側に記をつける。
「このあたりなら、見張るスペースもないし。行ってみないと状況はわからないけど、山から飛び下りる感じで飛び移れるんじゃないかな?」
「そうだな。だが、その前に」
ワグネルは、足をさするキャビィ・エグゼインを見た。
「目的は何だ?」
「えっ!?」
ワグネルの問いに、大袈裟なほどにキャビィは驚いた。
「調査の目的だ。何を調査するんだ? 間取か? キーアイテムの所在か? フェニックスの状態か?」
「あ、ああ、うーん……」
キャビィはちらりとリミナを見た。リミナは目を逸らし俯く。
「それとも他に何か目的があるのか?」
「ええ……っと、目的は聖殿の調査だよ。具体的なことは聞いてないから、出来る範囲で調査すればいいんだよ」
「それなら、目的は果たしたと思うが。聖殿へのルートに、結界が張られていること、アセシナートの兵士が厳重に警備していること。あとは、山から聖殿を見て、地図でも書いて提出すりゃあ、任務完了じゃねえか?」
それ以上は、自分達一般人の“出来る範囲”に相当しない。
「う、ううん、それじゃダメ。最低でも、中には入らないと。内部の……構造も提出しなきゃならないんだ」
「それは、リミナが知ってんだろ。兵の配置状態まで求められてはいないだろ?」
「求められてるよ、うん」
なんだか様子が変だ。キャビィの眼が明らかに泳いでいる。
ワグネルはキャビィと何度か行動を共にしたことがあり、ある程度の知り合いではある。
しかしどうも、今日の彼女は変だ。意思の疎通が図れない。
何か隠しているようであるが、長くここに留まっているわけにもいかない。
「……近く、まで、来て、る……ここ、離れ、る……」
警戒していた千獣の言葉に、皆は立ち上がる。
とりあえず、山を登ることにする。
**********
幸い天候がよく、兵士にも遭遇せずに、一行は獣道を順調に進んでいた。
目印は、アセシナート側に自分達の位置を知らせることになりかねないため、つけることができない。太陽の位置や年輪で方向を確かめながらの登山となった。
「……大丈、夫……?」
千獣がリミナを気遣う。
登山に慣れていないのだろう、声には出さないがリミナは相当疲れているようだった。
「大丈夫です、あと少しですし」
「いや、そこからが問題なんだが……」
ワグネルは小さく吐息をついた。
正直、リミナは足手まといである。
しかし、彼女の意志は誰よりも固く、捕らえられても退くつもりはないと言っている。
ならば、彼女は正面から行った方がよかったのではないか? エルザードの民でもないし。
そんな思いが頭に浮かんだ。
少し休憩をとった後、下り坂へと足を進める。順調ならば、そろそろ聖殿が見えるころだ。
「ありました。黒い建物が見えます!」
真っ先に気付いたのはリミナだった。
意外な色の建物だった。恐らくアセシナートが黒く塗ったのだろう。
ワグネルは近くの木に上り、様子を見る。
聖殿周辺に兵士達が配置されてはいるが、案の定裏側には兵士の姿はない。というより、人が入り込める空間がない。
「屋上に下り、手薄になっている場所に回りこんで、そこから侵入が一番無難だろうが……」
内部までは見えない。
単身ならまだしも、これだけの人数で内部に入り込んだら見つからないわけがない。相手はアセシナートの軍人だ。
ワグネルは木から下りると、しばし考えた後、こう提案する。
「まず、俺が屋上に下り、縄を結ぶ。その縄を伝い、全員下りる。……俺は、そのまま屋上で待ち、逃走経路を確保しておく」
「うん。裏側にも結界張られてる可能性あるから、護符は全員持っていった方がいいね」
ウィノナの言葉に、ケヴィンが兵士から奪った護符の束を取り出し、皆に配る。
「私はフェニックスがいた場所に向かいます」
リミナがそう言った。
「……私、も、一緒……」
千獣がリミナの手をとった。リミナの手が少し震えていることに気付く。
「……リミナ、何か、手ある、の……? 多分、あの、人達、リミナ、の、話、聞、いて、くれ、ない……」
「そうかもしれません……。でも、私には何もありません。フェニックスを見つけられない場合、直接彼等と交渉します」
「……警戒、して、る、から……近、付く、の、難、しい」
無理だから、考えなおしてほしいと、千獣はたどたどしい言葉で、精一杯気持ちを伝えた。
しかし、リミナは首を左右に振った。
「私は、行きます」
「いいじゃん、本人が行くっていうんなら、好きにさせてあげようよ」
キャビィがそう言う。
「……もし、リミナ、残、る、時は……私、も……」
たどたどしくとも、しっかりとした口調で千獣が言った。
「うん、よろしくね」
キャビィの口調は明るかったが、リミナは複雑な表情をしていた。
一同の中に不安が残るままの作戦決行となった。
**********
太い木と自分にロープを結び、助走をつけてワグネルが、聖殿の屋上へと飛ぶ。
天井の突起した部分に、ロープを結びつけ自身でも支えながら、皆に合図を送る。
ケヴィンと千獣はロープの助けを得ず、ワグネルの後に続いた。
続いてウィノナがロープを伝って下りる。
リミナは魔法で自分の身体を軽く浮かせながら、伝ってくる。
最後にキャビィが時間をかけて下り立つ。
目で合図を交わし、一同は人影のない木が密集した場所へと下りてゆく。
ウィノナが違和感を感じ、皆を制する。
手を差し出してみるが、違和感の先へと無事通過させることができる。護符のお陰だろう。
そのまま、ウィノナが先頭を努める。
聖殿は所々崩れており、小さな隙間から女性陣は入り込めそうであった。
ウィノナ、キャビィ、千獣、リミナの順で入ってゆき、ケヴィンはその場で周囲の警戒に当たることとなった。
入ってすぐ、足音が聞こえた。
一人、のようだ。
ウィノナと千獣は顔を合わせて頷きあい、極力足音を立てず、走った。
角から現れた兵士を声を上げる間も与えず、千獣が体当たりをする。ウィノナは兵士の裏に回りこみ、兵士の転倒を防いだ。
昏倒した兵士を、ウィノナと千獣で引き摺り、皆の元へ連れて行く。
キャビィが見張りを担当し、リミナが魔法で兵士を起こす。
ウィノナは兵士の口を塞ぎながら、短刀を兵士の首に当てた。
「危害を加えるつもりはないんだ。ちょっと調べさせてもらうだけで。フェニックスはどこにいる? 巣もこの中にあるの?」
ウィノナの言葉に、兵士が頷く。
千獣は男の懐から、図面を引っ張り出した。聖殿内の簡単な見取り図だ。この兵士の担当場所や時間が記されている。
リミナが受け取って確認をする。
間取は以前と変わりないようである。
「で、この地図のどこに、フェニックスはいる?」
ウィノナの問いに、男は首を横に振った。ナイフを肌に食い込ませても首を振るばかりであった。
「本当に知らないのでしょう。でも多分……ここです」
リミナが地図に記された大部屋を指差した。聖殿の中心部である。どう考えても、占拠された現状では近づける場所ではない。
リミナが、男を魔法で眠らせる。
ウィノナは布で男の口を縛った。
「……リミナ……」
歩き始めたリミナに、千獣が歩み寄る。
角では、キャビィが手招きしている。
「この先の部屋、見張りが二人いるよ。何かあるんだと思うけど」
図面を見れば、その部屋には印がつけられている。聖殿の奥。見張りがいる部屋となると――。
重要人物がいる可能性がある。
依頼を受けた調査としては、もう十分かもしれない。
占拠しているアセシナートの規模は、先ほど捕らえた兵士に聞けるだろう。簡単なものではあるが、図面も手にはいった。
けれども、リミナはまだ目的を果たしておらず、千獣はリミナに付き添うつもりであった。
ウィノナもまた、フェニックスに会うという目的を果たしていない。
キャビィは――。
「あの二人眠らせて、部屋の中入ろうか? ボスがいるんなら、捕らえた方がやりやすいし」
先に進む気のようだ。
「では、私が二人を眠らせますので、皆さんは部屋に入ってください」
危険だと止める間もなく、リミナが飛び出してゆく。気付いた兵士が剣を向ける。千獣がリミナの後ろから飛び出し、兵士の気を引いた。
続いて、部屋を見たウィノナの鼓動が突如高鳴った。
力を感じた。……とてつもない力の波動。
「皆、戻って!」
思わず声を上げた。途端、部屋への扉が開き、溢れ出た力が、リミナと千獣を包み込んだ。リミナが崩れ落ちる。千獣は耐え、リミナの身体を支えた。
ウィノナはキャビィの身体を引き摺り、曲がり角へと戻った。そっと顔を覗かせる。
「お願いです。フェニックスの力を……」
リミナがか細い声で、懇願している。
千獣はリミナの意思を尊重し、動かない。
部屋から現れた……豪華な鎧を纏った男が、無表情で二人を見下ろし、手を伸ばした。リミナの手を掴み上げる。
千獣はリミナを離さない。
「地下に連れて行け」
部屋の中から兵士が4人現れる。意識を失いかけているリミナを乱暴に掴み、千獣に剣を向ける。
「……逃げて……」
リミナが顔を上げて、小さな声で千獣に言った。
千獣は首を左右に振る。
「……一緒、に、行く……」
「ちょっと、リミナ達を見捨てて逃げる気? 助けようよ!」
抵抗するキャビィをつれて、ウィノナは穴の開いた場所へと戻ってきていた。
「ボクもそうしたいのは山々だけれど、ボク達の力じゃ、あの男には到底敵わない。作戦、立て直さないと……」
歯噛みしながら、キャビィを押して、外に出す。
キャビィはしぶしぶといったように、外に出ると、待機していたケヴィンの手を借りて、木を上り、屋上へと出た。続いてウィノナ。
ケヴィンは穴を石で塞いでから屋上へと登る。
屋上では、ワグネルが仕掛けを施しながら、待っていた。山側の木に通したロープを、キャビィの身体にくくりつけ、反対側を引っ張り彼女の身体を持ち上げる。同じようにして、ウィノナも山へと運んだ後、ワグネルとケヴィンは助走をつけて飛び、山に着地を果たす。
「リミナと、千獣はやはり……」
ワグネルの言葉に、ウィノナが頷く。
「助けよう、今すぐに!」
そう言ったのはキャビィだった。
「待て、とりあえず作戦を立てるぞ」
ワグネルがキャビィの手を引き、4人は荷物を隠してある場所まで退避した。
**********
狭い洞窟に入り込む。
6人では身を隠せなかった場所だが、4人ではなんとか皆入り込むことができた。
「収穫は?」
ワグネルの言葉に、ウィノナが図面を出す。
「多分これが今の聖殿内部の状況なんだと思う。だけど、書かれているのは、地上だけなんだよね」
「なるほど……俺は、奴らの話をいくらか聞いたんだが、フェニックスに会うには聖獣フェニックスの張った結界を通過する必要があるみたいだぞ。更に卵にはアセシナートの奴らも近づけていないらしい。場所なんかはわかんねーけどな」
ワグネルがそういうと、ケヴィンが地図の大部屋を指で丸く囲んだ。
「ここ……リミナが言っていた場所と同じだ。ここにフェニックスがいるの?」
ウィノナの問いに、ケヴィンが頷く。
ウィノナ達を待っている間に、ケヴィンも情報を得たらしい。
「フェニックスの部屋には、その先にフェニックスだけ行き来できる道があるようだ。卵はその先に安置されているとか」
ワグネルの言葉に、ウィノナは考えこむ。
「うーん、屋上から屋根をぶち破れば直接入れそうな気がするけれど……」
確実にアセシナートの目に留まるだろう。
兵士に扮してというのも無理がある。ワグネルやケヴィンはともかく、ウィノナやキャビィのような兵はいない。
また、そこまで兵の数は多くはなく、指揮官は全員を把握しているだろう。
「それより、リミナ達よ! 助けに行こうー」
キャビィが騒ぎ出す。
「でも、リミナはフェニックスの力を得られるまで、逃げようとしないと思うよ」
「だったら、あたし達も加勢しようよ、お願いしてみよう!」
作戦もなにもなく、感情的に言うキャビィ。
明らかに様子が変だ。
直接交渉をすると言ったリミナを諌めもせず、好きにさせてあげようと言ったのはキャビィではなかったか?
動揺しているキャビィを見ながら、ワグネル、ウィノナ、ケヴィンは、カンザエラに到着した際に、キャビィが言った言葉を思い浮かべていた。
『いい、最初にも言ったけれど、これは危険な調査だよ。命の保証はないし、あたし達が捕まったとしても、国は助けてくれない。だから、自分の身を一番に考えて行動すること。深追いはしないこと。この後、誰が何を言おうと。……たとえ、あたしが方針を変えると言ったとしても、今言った方針を絶対守って。離れ離れになったら、聖都で落ち合う。約束よ!』
* * * * *
●回想―ケヴィン・フォレスト―
聖殿の外で待機することになったケヴィンは、穴を塞ぐ石を探していた。
皆が戻った後、この穴は石で塞いでしまった方がいいだろう。
音を立てぬよう、慎重に歩くケヴィンの耳に、僅かな物音が響く。
近くまで、人が来ているようだ。
木の陰に隠れ、身を潜めながら、音が遠ざかるのを待つ。
しかし、音は遠ざかるどころか次第に近づいてくる。
「……だろ」
見回りの兵士のようだ。話し声が耳に入る。
「……から宝玉を作ったらしいぜ」
「でも、宝玉の力だけじゃ、復活まではできないんだろ?」
「ああ、生贄が必要みたいだ」
「その言い方はよせ。復活させる人物と同等の生命エネルギーが必要ってことだろ」
「だな」
「しかしさ、フェニックスのいるあの中央の大部屋より先って、どうなってるんだ?」
「さあ、行った者は誰一人帰ってきてないって話だ」
「ザテッド隊長や、ガレアラ隊長も進んだことあるんだろ?」
「二人とも、入り口付近でリタイアしたんだと。色んな能力者や種族で試してるらしいんだけど、いまだ最深部までたどり着けたヤツはいないんだってさー。お前もやってみたら?」
「いや無理無理、俺は、大部屋の結界さえ破れないし」
「だよなー。俺も無理。ま、ってことは、俺等が実験台にされるってことはないってことだ」
「近々……な実験を……って言ってた……」
「そう……、本部……特殊な体質…女……れて……らしい…」
「それ……に、この…………」
兵士の足音が遠ざかっていく。
そういえば。
近くの石を拾い上げながら、ケヴィンは思い出す。
以前、遠目に不思議な宝玉を見た……気がする。
光と共に、フェニックスをも見た……気がする。
そうだ、月の騎士団だ。
月の騎士団の女魔術師がフェニックスの力を使った?
ザテッドという名もその時に聞いた気がする。
確か……そう、グラン・ザテッド。隊長。
この聖殿に来ているのだろうか?
実験台といえば……あの黒山羊亭で薬を売っていた少女。
狙われていたのは、もしや、この実験の為?
全く姿を見なくなったが――。
まさか、ここにいたりしてな。
そんなことを思いながら、ケヴィンは真っ黒に塗られた聖殿を見上げた。
少なくとも、ここには実験台にされる人物が沢山捕らえられていそうだ。
それに、一人になって考えてみれば、疑問がいくつもある。
あのリミナという女性。
交渉という行為がいかに無謀であるかは、幼子でもわかるはずだ。
聖殿関係者でアセシナートにコネでもあるのだろうか。
リミナとアセシナートとの繋がりをケヴィンは感じていた。
キャビィの態度もおかしい。盗賊故に、宝か何かを独り占めでもしたくて嘘をついている……?
とりあえず、今は善意に解釈しておこうか――。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【3087 / 千獣 / 女性 / 17歳 / 異界職】
状態:監禁
【2787 / ワグネル / 男性 / 23歳 / 冒険者】
状態:普通
【3425 / ケヴィン・フォレスト / 男性 / 23歳 / 賞金稼ぎ】
状態:普通
【3368 / ウィノナ・ライプニッツ / 女性 / 14歳 / 郵便屋】
状態:普通
【NPC】
キャビィ・エグゼイン
状態:軽傷
リミナ
状態:監禁
レノア・エセス
状態:やや重傷
グラン・ザテッド
状態:普通
※PCの年齢は外見年齢です。
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■ ライター通信 ■
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ライターの川岸です。
「月の紋章―第二話―」へのご参加、ありがとうございます。
副題の違うノベルや、他PCの個別もどうぞご確認くださいませ。
次回は数日後から始まります。
ノベルやオープニングから、状況を判断し、行動をお考えいただければ幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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