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■悪魔に魅入られた少女―第一話―■

川岸満里亜
【7403】【黒城・凍夜】【何でも屋・暗黒魔術師】
 悪魔契約書という本がある。
 本来、この世界には存在しない本だ。
 入手したものは、悪魔に魅入られた如く、その本を使ってゆき――。
 実行する度に、悪魔との親交度を上げていく。

 その者は知らない。
 悪魔に、常に視られていることを。
 真っ赤な栞が増える度に、その目が増えることを。
 自分の力を求める人物に、親しみを覚えた悪魔は、手を伸ばす。
 異界へと手を伸ばし、その者を自らの元に、招くのだ。

**********

 呉・水香は一人、研究室にいた。
 妹、苑香は既に眠っている。
 父は出張。母は夜勤だ。
 今夜は苑香と自分、2人だけ。
 そっと本を開いた。
 黒表紙の本だ。
 簡単な……
 本当に簡単な魔法でいい。
 この寂しさを紛らわせてくれるような。
 目次の中から選んだページには、幸せを呼ぶ方法について書かれている。
 書かれていることを実行しなければ、不幸が訪れると本には記されているが、それは嘘である。
 何も起こりはしないと、祖父から聞いている。
 幸せを呼ぶ方法――それには、動物の犠牲が必要であった。
 無理と判断して、水香は本を閉じた。
 何かを得るためには、何かを犠牲にする必要がある。
 だから、自分は本当にほしいものは、一生得ることができないだろう。
 突如、強い睡魔に襲われた。
 気絶するかのように、水香は本の上につっぷした。

**********

 姉がいつになっても目覚めない。
 翌日の昼、苑香は机に突っ伏したまま眠っている水香を何度も揺すって声をかけた。
 しかし、姉は全く反応を示さなかった。
 ただ、眠っているだけである。
 規則的な寝息を立てているので、本当にただ、眠っているだけだ。
 だけれど、姉が顔を載せている本を見て、不安感に襲われる。
 ―悪魔契約書―
 悪魔との契約で、奇跡を起こす本だ。
 不安な気持ちに駆られ、苑香は家を出た。
 どこに向えばいいのかわからない。
 不可解な現象に襲われた時、姉が頼りにしている場所は――高峰心霊学研究所と草間興信所。
『悪魔に魅入られた少女―第一話―』

「安物ですみません」
「いえいえ、でも……お茶代、払いましょうか?」
 樋口・真帆は欠けた湯呑を目にして、そう言った。
「とんでもないです。真帆さんにはいつもお世話になっていますので。本当にこんな粗茶しか出せなくてすみません」
「……悪かったな、稼ぎが悪くて」
 少女達の会話に、草間武彦が口を挟んだ。
「はい」
 草間零はその言葉に、真面目な顔で素直に頷く。
「そんなことありません。草間さんは、世の為人の為霊の為に奉仕活動を頑張ってらっしゃるのですからっ」
 真帆がすかさずにっこり微笑んでフォローする。
「霊の為には好きで動いてるわけじゃないんだが。しかも奉仕活動って……」
 草間は苦笑交じりに答えた後、目の前の人物に視線を戻す。
 草間の事務机の前には、銀髪の青年の姿がある。
「おまえに来てもらったのは他でもない」
「この様子では、報酬は今回も期待出来そうもないな。内容次第では断らせてもらうが」
 銀髪の青年――黒城・凍夜は、淡々とそう話した。
「んー、状況は俺にも良くわからんのだが、稀に仕事を依頼している人物が、どうも精神だけどこかの世界に引き込まれたらしくてな。その妹から姉を助けてほしいと頼まれたんだが……。ま、もうすぐ到着すると思うから、凍夜もソファーで待っててくれ」
 ソファーでは、真帆と零が談笑をしている。
 その様子に軽く目を顰めながら、凍夜も応接セットへと向った。――その時。
 ノックとほぼ同時に、草間興信所のドアが開いた。
 ドアの向こうには、息を切らせた少女の姿があった。
「姉の件で電話した、呉苑香です」
「じゃ、話を聞こうか」
 草間は苑香にソファーに座るよう、手を向けた。
 零は茶を入れに立ち上がる。
 真帆は苑香を隣へと招き、凍矢は真帆の向い、草間は苑香の向いに腰かけた。

「説明……といっても、何が何だか分からないんです。ただ、姉が眠ったまま目を覚まさなくて」
 苑香は混乱した様子で、語り始めた。
 姉、呉水香は、とある本を使って、“悪魔”と契約書を交わしていた。
 契約により、異世界から魂を呼び寄せ、擬似人間を作り出したこともあった。
 その姉が、突然本を開いたまま、目を覚まさなくなった。
「病気のようではないんです。眠っているのとも何か違うんです。身体があるのに、そこにお姉ちゃんがいない気がして」
 苑香は浮かんだ涙を指で拭った。
「……というわけだが、なにか分かるか?」
 煙草を灰皿に押し付けながら、草間は凍夜と真帆に尋ねた。
「見てみないとわかりませんけれど、さほど時間が経っていないのなら、夢の世界にいるかもしれませんね」
 そう言ったのは、真帆だった。
「そういう事情なら私のお客さんでしょうか。道案内でよろしければ、できると思いますよ?」
 真帆は夢魔の血を引く「夢見の魔女」と呼ばれる家系の魔女である。夢の世界へなら、導くことができる。
「悪魔、か……」
 凍夜は口元に笑みを浮かべた。なかなか面白そうな依頼である。……しかし、相手はどう見ても女子高生。
 儲かりそうもないが、草間はどうせ受けるのだろう。
 案の定、草間は知り合いの頼みだからということで、二つ返事で調査を受けた。ただ、実際に駆り出されるのはそういった相手に対抗できる、凍夜……そして、居合わせた真帆なのだが。

     *     *     *     *

 呉姉妹の友人にして、悪魔との契約を行なう本――悪魔契約書の存在を知っている阿佐人・悠輔は、呉家の前で苑香と会い、事情を聞いてすぐ水香の元に駆けつけた。
 確かに、水香は眠っているだけだった。
 研究室の机の上で、規則的な呼吸を繰り返している。
 水香が敷いている本に手を伸ばし、彼女の下から引っ張り出した。
 水香が厳重に管理しているものだ。勝手に見ては彼女を怒らせてしまうだろうが……悠輔は迷わず、本を開いた。原因がこの本に記されている、もしくは、解決する手段があるかもしれない。

〜はじめに〜
この本を読んだものは、読んだページに書かれた事項を必ず実行しなければならない。
1ページ実行するごとに、貴方が愛する者に幸せが訪れるだろう。
しかし、読んで3日以内に行なわない場合は、貴方は愛する者全てを失うことになる。

 最初に書かれていた言葉に、悠輔は眉を顰めた。
 構わずページを捲る。
 目次には、望む結果について書かれている。
 異世界から魂を呼び寄せる方法、魂の記憶を呼び寄せる方法。異世界へ転移する方法……それらについては、悠輔も知っている。
 その他、項目は200に及んだが……今の水香の状態に関係する契約は書かれていなかった。
「悠輔さんっ」
 悠輔が一通り契約書を調べ終わった頃、苑香が戻ってきた。苑香の後ろには、青年と少女の姿があった。
「姉はあそこに……」
 苑香は、2人を研究室に招き入れる。
 悠輔は悪魔契約書を持ったまま、水香の傍を離れ、苑香の元に近付いた。
「草間さんが紹介してくださった方です」
 悠輔は、苑香と訪れた2人――凍夜と真帆に会釈をした。凍夜は軽く会釈を返し、真帆は微笑みで返した。
 真帆は水香に近付いて、手を水香の後頭部に当てた。
 目を閉じて、水香の居場所を探る。
「……夢の世界ではなく、夢と現実の狭間に、この方の精神は在るようです」
 真帆の言葉に、苑香はぎゅっと手を握り締めた。
「彼女がどのような状態にあるのかは、わかりません。戻ってくることを望んでいるのかも、わかりません。……迎えに、行きますか?」
 真帆の問いに、苑香は不安そうな目で、悠輔を見た。
「どうして、お姉ちゃんはそんなところに……」
 悠輔は少し考えた後、自分の考えを述べた。
「それは多分、寂しさが原因だ。ゴーレムを失い、押し寄せた喪失感。一人で過ごすことが多くなったこと。そんな心の隙間に、何らかの意思が入り込み、現実の世界から連れ去ったんじゃないだろうか」
 そう言って、悠輔は苑香を強く見据えた。
「それは苑香さんにもある感情だと思う。だから、意思を強く持ってくれ。決して付け込まれないように」
 悠輔の言葉に、不安気ながらも、苑香はこくりと頷いた。頷き返して、悠輔は苑香の手をとった。そして、真帆を見る。
「では、皆さんで参りましょうか」
 真帆は微笑んで、水香に両手を向けた。小さく呪文を唱える。
 霧のようなものが、辺りに立ち込める。
 淡い、淡い霧のような、白。
 周囲が全て白く染まった時、一同は既に、別の空間へと転移していた。

     *     *     *     *

 そこは、真っ白な世界だった。
 何も存在しないように感じた。
 何も見えはしなかった。
 足元に、大地があるのかどうかも分からない。
 苑香は手を繋いでくれている悠輔の存在だけを感じていた。
「夢の世界にはもっとちゃんと色があるんですけれどね」
 そう言って、真帆の声が2人に近付いてきた。
「もう一人の方は? 迷ったら大変」
 苑香が心配そうに言った。
「凍夜さんなら、大丈夫です。こういう場所、慣れているようですから」
 凍夜は一人、真帆に先に行くと伝え、この世界の探索に向った。
「私達も行きましょう」
 真帆はそう言って、何かを振り払うように、手を動かした。すると、周囲の霧が少しだけ薄くなる。
 苑香は悠輔の手を掴みながら、足を踏み出した。
 本来なら、苑香は置いて行きたかったのだが……。
「水香さんの心が囚われていた場合、連れて帰れるのは苑香さんだけだろう」
 そう思って、悠輔はあえて苑香を連れて来た。
 苑香は悠輔の言葉に頷きながら、悲しそうな顔を悠輔に向けたのだった。
「私は、お姉ちゃんがいれば、寂しくなんてないんだけどね。我が侭で、おかしなことばかりしてたけど、すっごく元気で、いつも何かしら問題を起こしてたから。寂しさなんてあまり感じることなかったんだけど……お姉ちゃんは、私だけじゃ、ダメだったんだよね」
 もし、水香を連れ帰ることに失敗をしたら。
 この苑香の心もまた、寂しさに負け、この世界に引きずり込まれてしまうかもしれない。
 悠輔は苑香の手を握る力を強めた。
 大丈夫だから。意思をしっかり持て!
 眼に力を込めてそう伝えると、苑香はゆっくりと頷いた。

 凍夜は一人、皆の先を歩く。
 凍夜自身に探知能力はないのだが、感覚を研ぎ澄ませば、大体の方向はわかる。
 この白い世界の中、精神エネルギーがより多く存在する方向。それが、凍夜の目的地だろう。
 無論、苑香達からも離れはしない。依頼主にもしものことがあればここに来た意味そのものがなくなってしまう。
 尤も、元々報酬には期待していない。この夢と現実の世界、ここに存在するエネルギー体。そして、悪魔にも興味がそそられる。凍夜がこの依頼を受けた理由は、主に自身の好奇心だった。
 ただ、ちらりと見た研究室には、なかなか面白い発明品が並んでいた。おそらく呉水香という少女は優れた発明家と思われる。ならば、報酬も期待できるかもしれない。
「…………」
 凍夜はなんらかの気配を感じ、操血魔術により自身の血液で剣を作りだした。
 白い空間より突如表れた物体を、即座に斬り捨てる。
 実体のないソレは、凍夜の一撃により真っ二つに分かれ、そのまま消え失せた。
 気配、とは少し違う。
 実体を感じない。しかし、微弱なエネルギーを周囲に多数感じる。
「面倒だ」
 凍夜は続いて極細の鋭い糸を作り上げる。
 糸を持ち、前方に半円を描くように、払った。
 気配がはじけ飛ぶ。
 しかし大きなエネルギーは、消滅せず、凍夜の目の前へと迫る。
 凍夜は再び剣で、エネルギー体を斬り裂いた。
「夢魔、というやつか?」
 悪意を感じはしないが、おそらく直接触れればなんらかの影響を受ける存在と思われる。
 そのエネルギー体は凍夜の前方からだけではない。四方八方から干渉してくる。
 苑香達の元にも迫っているとは思うが……2人がついていれば大丈夫だろうと、凍夜は変わらず先に進むことにする。

 左右、背後から、雲のようなエネルギー体が群がってくる。
 悠輔は苑香を庇いながら、バンダナを振り回し、エネルギー体を退ける。
 しかし、退けても、斬っても、またすぐに塊となり、フワフワと寄ってくるのだった。
「駄目ですよ、そんな悪戯しちゃ」
 背後から苑香に近付くエネルギー体の前に、真帆が立ちふさがった。
 夢魔としては、真帆の方が上位である。今、群がっているこのエネルギー体は夢魔の使い魔以下の存在だ。
 真帆が微笑むと、エネルギー体は動きを止め、その場に漂った。
「ところでこの子のお姉さんを探してるんですけど、ご存じないですか?」
 真帆は首を傾げて、穏やかに聞いた。
 その言葉に答えるかのように、エネルギー体は一方へと向っていく。
 それは、真帆たちが目指していた方向だ。
「やっぱりあちらにいらっしゃるようですね」
 凍夜も真帆も、より強い力を感じる方向へ向い、歩いていた。
 水香はそちらの方向にいるらしい。
「さっきの……私達に何をしようとしていたの? お姉ちゃんは無事?」
 不安気に言う苑香に、真帆はどう答えればいいか、少し迷った。
 あのエネルギー体は、人々の記憶を操作し、過去の思い出に色をつけて思い起こさせる。
 この世界に水香を招いた者が操っているのだとしたら――そしてそのものに悪意があれば、水香の状態はあまりよくはないだろう。
「どんな状態でも、苑香さんがいれば大丈夫ですよ」
 真帆はそう答え、苑香に笑いかけた。

 正確な時間は分からないが、それから数十分ほど歩き、色のある世界に出た。
 霧は随分と薄れていたが、見通しは悪かった。
 しつこく、雲状のエネルギー体が絡み付いてくる。薙いで消し去るが、埒が明かない。
 凍夜はその場で、皆の到着を待った。
「凍夜さん!」
 真帆が手を振りながら近付く。
 悠輔は苑香の手をとったまま、その場所に近付き――周囲を見回した。
 そこは、街だった。
 いや、街のような場所。
 過去、街であった場所。
「廃墟、のようだな」
 悠輔の呟きに、苑香が頷いた。
 人の気配はないが、やはり何らかのエネルギーを感じる。
 まるで、霊の漂う廃墟。
 冷たい霧に包まれた、生命の存在しない場所。
 いや、生命は存在した。
 廃墟の中に、1人、2人……虚ろな眼をした人間だ。
「人か? この世界は他の人間の夢とも繋がっているのか?」
 凍夜が真帆に尋ねる。
「はい。なんらかの存在が、ここに人を集めているようですね」
 真帆の答えに、凍夜は吐息をつく。
 人がいるとなれば、無闇に斬ることはできない。
「夢魔の干渉で、襲い掛かってくる……なんてのは、やめてくれ」
 切り倒してしまったのなら、その人間の精神が壊れてしまう可能性がある。
 しかし、精神体である以上、気絶させることはできない。面倒な相手である。
「お姉ちゃん、いるの?」
 そう言った苑香の声はとても小さかった。
「……この街は水香さんの心に似ているのかもしれない」
 言いながら、悠輔は苑香の手を引き、街の中を歩いた。
 傾いている門。
 荒れた庭。
 崩れかけた家。
 苑香は首を左右に振った。
「水香さんを呼んで。苑香さんの声なら届くかもしれない」
 悠輔の言葉に頷いて、苑香は声を上げた。
「お姉ちゃん、いるの? 迎えにきたよ!」
 今度は大きな声で。
 ……しかし、答える者はいない。
「嫌な、感覚を感じます」
 真帆が眼を細めて言った。
「ああ」
 そう答えながら、凍夜の内心は高揚していた。
 何か、とてつもなく重い存在が、この空間にはある。
 それは夢魔か? 魔物か?
 意思のない負のエネルギー体か?
「お姉ちゃん!!」
 苑香が悲鳴のような声を上げた。
 彼女の視線の先に――霧の向こうに、その存在がいた。
 夢と現実の狭間でも、その少女は眠っていた。
 ゆりかごのようなベッドの中で。
 多くの夢魔に取り囲まれて。
 彼女の元に、一本、手が伸びている。
 白い腕だ。彼女を囲む夢魔と同じ色の。
 親が子供を撫でるように、優しく優しく、彼女の頭を頬を撫でていた。
「だめ……」
 その言葉は、真帆の口から漏れていた。
 夢魔、ではない。
 その手に先はない。
 少しずつ、少しずつこの空間に現れていく。
 少女を手に入れるために。
 少女の心を奪うために。
「もっと、奥に。急いでもっと奥に入って呼びかけないと、手遅れになります」
 真帆はそう苑香に言った。
 先ほど感じた重い力は、少女――水香に触れている腕から感じる。
 雲の塊のような白い腕だ。今は、まだ。
「お姉ちゃん……!」
 飛び出そうとした苑香を、悠輔が止める。
「落ち着け! 姿があるということは、まだこの場にいるということだから」
 凍夜は軽く笑みを漏らした。
 この力――威圧感。高位の悪魔の干渉だ。

 気づけば、夢魔に囲まれていた。
 白いだけの塊が、動物の姿をとっていく。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん……っ」
 苑香は、姉を呼び続けていた。
 涙をためながら、必死に呼び続けていた。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【7403 / 黒城・凍夜 / 男性 / 23歳 / 退魔師/殺し屋/魔術師】
【5973 / 阿佐人・悠輔 / 男性 / 17歳 / 高校生】
【6458 / 樋口・真帆 / 女性 / 17歳 / 高校生/見習い魔女】
【NPC / 呉・苑香 / 女性 / 16歳 / 高校生】
【NPC / 呉・水香 / 女性 / 17歳 / 発明家】
草間・武彦
草間・零

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■         ライター通信          ■
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ライターの川岸満里亜です。
『悪魔に魅入られた少女―第一話―』にご参加いただき、ありがとうございました。
現在皆様は、夢と現実の世界に実体で来ています。更に水香の心に入り込むなどの展開になった際には、精神体で入ることになるかもしれません。
第二話のオープニングは来月半ば頃の登録になると思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。