■坂川探索■
siihara |
【0086】【シュライン・エマ】【翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】 |
地下鉄坂川駅で列車を降りて2番出口から地上に出ると、目の前には中途半端な大きさの雑居ビルがある。三階の窓は辛うじて窓の役割を果たしているが、他の階の物は割れていて天井から垂れたコードが見え隠れしている。
回れ右をして自分が出てきた建物を見上げると廃ビルだった。結構な大きさで、もしかしたら会社の一つでも入っていたのかもしれない。規則正しく並ぶ窓は皆一様に濁っていて中を伺う事はできないが、なんとなく人の息遣いを感じた。
「なあ」どこから沸いて出たのか、少年が一人立っていた。「お前暇なの?」
彼は目が合うなりそう言ってきた。
「暇ならちょっと手伝わない? 勿論タダとは言わないし」
考える暇も与えずに、少年は内緒話をするかの如く右手でおいでおいでをして自分を呼び付けた。暇だと正直に言うのも癪だが、あてのない自分は少年に近付いた。ひらひら動いていた少年の右手が自分の左腕を掴んで、ぐっと引き寄せられた。
「宝探ししようぜ」
にやりと笑って自分の目を覗き込んできた少年は、半ば拉致するように自分を引っ張って行った。
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坂川探索
久々に訪れたというのに外見上何も変わっていない坂川の街は、触れ込み通り『置いてけぼり』であった。2番出口の真正面、通りを挟んで向かい側のビルは割れた窓すらそのままのようにも思えた。
違う事と言えば、今回は拉致されなかったという事だろうか。宝探しはもうお仕舞いにして違う暇潰しを見つけたのかもしれないし、もしかしたら先約がいて今正に宝探しをしている最中なのかもしれない。そんな事を思いながら、シュライン・エマは以前連れ込まれた路地に足を向けた。
覗く。誰もいない。相変わらず得体の知れない木箱が積まれているだけだった。
(あら、残念)
近くに寄ったから、というのが坂川に来た主な理由だが、それよりも、今日こそはあの珈琲店に連れて行って貰えたら、と淡い期待をしていたのだ。何が良い、と言われると説明に困るが、あの香りは確かに癖になる。
僅かばかりの落胆を感じつつ、かぶらき辺りでも歩いてみようかと踵を返すと、すぐ目の前に人の体があった。
「あれ?」顔を上げると、見覚えのある少年。「シュラインさん?」
「カワライ、くん?」
「わぁ、久しぶり! また来てくれたんだね」
にかっと嬉しそうに笑うカワライにつられてシュラインも笑みを返す。心なしか少し大人びたようにも見えるカワライは、事実この時期の少年特有の成長をしているのかもしれない。
今日は宝探しはしていないのか、と訊ねると、カワライは少し長めの襟足に触れるように手を首の後ろにやった。彼曰く、運び屋が出張中で不在の為大物は狙えないと踏み、彼が戻るまで拉致(カワライの言葉で言えば、勧誘)は見合わせているのだそうだ。
「そうなんだ……」
少し残念そうな素振りを見せたシュラインに慌てたのかカワライは、でも、と言い募った。
「発掘屋はいるから、一回行ってみよう。ね!」
あっちあっち、と通りの反対側の路地を指差す少年に誘われ、車など全く通っていない通りを二人並んで横切った。
「どこに向かってるのかしら」
細く汚い路地には迷路のように道が出来ていて、周囲はコンクリート壁や中途半端に建設された建物などで溢れていた。かぶらきのように露店が並んでいる訳でもないそこは、心寂しいという言葉がぴったりだった。
「ツバクラさんとこ」
発掘屋は多分そこにいるから、とカワライは言う。ツバクラ、という初めて聞く名に首を傾げると、珈琲専門店「コバヤシ」という店だと言われた。
「もしかして、この間スズキくんがくれたコーヒー豆の……?」
「ん? あぁ、そうそう」
「嬉しい! この間行けなかったから、次は案内して欲しいなって思ってたのよ」
思いがけない展開にシュラインが手を合わせて喜ぶと、そりゃ良かった、とカワライが歯を見せて笑った。
「アイツがあげたのって、ブレンドかな?」
「えぇ」
「そっか。酸味が強いのって好き? キリマンジャロもおすすめだよ」
日本でキリマンジャロと言えば、野性味溢れるコーヒーと表現される事が多い。それをカワライが口にするという、彼自身のイメージと似通った嗜好に笑いつつ、カワライがアレと指差した先にはもう件の珈琲店が姿を見せていた。
あまり流行っているようには見えない店の扉を押し開けて中に入ると、シュラインの勤める草間興信所に負けず劣らずのケムさに僅かに顔を顰めた。埃っぽい街並から、煙草の煙に満たされた店内へ。この街は、体に悪い感じがする。
「だから! こないだもぼられたから今度は危ない橋渡りたくないんだってば!」
店内にはトレードマークのゴーグルを首から下げた発掘屋と恐らくツバクラという人物だろう、カウンターの中に中年の男性が立っていた。発掘屋の座るカウンターの前にはノートパソコンが広げられている。
シュライン達が入ってきた事に気付くと、ツバクラがこちらを向いて人の良さそうな笑みを浮かべた。つられてこちらを見た発掘屋は、シュラインに気付くと女史ィ、と前回同様の愛称でシュラインを呼びながら、椅子に座ったまま両手を上げて体ごと左右に振れた。
「久しぶりー」
「久しぶり」奇妙な動きに苦笑した後、にこっと笑う。「この間はどうも」
ピタッと動きを止めた発掘屋はゆるゆるとカウンターに倒れ込み顔を両腕で隠して俯いた。いやぁ俺なんて発掘屋なんて偉そうな事言っといて逃げ出すような人間ですからぼったくられてもしかたないっすよね。もごもごと酷く後ろ向きな言葉を吐く発掘屋に首を傾げつつ、シュラインは木製の椅子に腰を下ろした。
カウンター席のみの狭い店内は殆ど木で構成されていた。カウンターも勿論木で、触れるととても懐かしい感じがした。無骨ではあるが、まぁ趣味は悪くない。
隣に座ったカワライがツバクラを紹介してくれた。シュラインが会釈するとツバクラは、あぁ草間さんのトコの、と微笑んだ。
何にする、と聞くツバクラにシュラインはちらりと隣の少年を見てからキリマンジャロで、と答えた。彼女の視線に気付いたツバクラがにこりと笑う。暫くして出されたカップは少し小さめだった。僅かに首を傾げたシュラインに、店主が笑顔で飲んでみて、と言う。
「……え、これキリマンジャロですか?」
「あ、やっぱりわかる?」店主は頗る嬉しそうだ。「深い焙煎だとそういう味になるんだ」
俺は飲んだ事ない、などと騒ぎ始めたカワライに、味のわからないお前に高いコーヒーなんて飲ませるか、と言いながらツバクラは少年の前には普通のキリマンジャロを出した。シュラインの前にもまた小さめのカップで同じ物を出し、次いでにカウンターの下から小粒のチョコを取り出して二人の間に置いた。
失礼して口に入れてみると、それはコーヒー豆をチョコレートでコーティングしたお菓子だった。
「わぁ、美味しいです」
「ホント? 嬉しいなぁ、それ手作りなんだ」
市販の物は何度か食べた事があったが、手作りは初めて食べた。手製の物は喉越しが悪くなるのではないかと思ったがそんな事は全くない。
これは興信所でコーヒーのおともに良いかもしれない。粉砂糖をコーティングすれば可愛らしくて女性受けも良さそうだし、ココアをまぶせば甘い物が苦手な男性でも大丈夫だろう。
シュラインがそんな事を考えている間に、ツバクラが発掘屋の所にもチョコを持って行った。彼は依然、項垂れたままだ。
「発掘屋さんは元気ないわね。どうかしたの?」
横を向いて声をかけると、カウンターに伸びたまま発掘屋が口を開く。
「目を付けてるお宝があるんだけど、スズキのセンサーにも引っ掛からないしゴーグルつけても何もないし店には何か勘付かれて吹っ掛けられるしで……散々なんです」
「宝探しも大変ね」
苦笑しながらシュラインが答えると、発掘屋は唸ってパソコンのタッチパッドに触れた。
「そもそもさぁ」カワライが口をもぐもぐさせながら喋る。「同じ作家の作品だからって全部曰く付きなんてありえねぇし、単に似てるってだけなんだろ?」
「俺の直感を馬鹿にするな。俺を誰だと思ってんだよ」
ハイハイ、と呆れた顔で溜息を吐いたカワライをよそに、シュラインは立ち上がって背後から発掘屋のパソコンを覗き込む。気付いた発掘屋が画面をシュラインの方に向け、簡単に説明を付けた。
同時期に制作・発売されたタペストリー。作家はどうやら別名義を使用して発表したらしく、この作家の作品はこの世に六つしかない。現在実物が確認されているのは三つだけで、その他の三つは絵柄は勿論行方すら知れない。アンティークとしても価値は高いが、このタペストリーを所有する者には幸福が訪れる、という嘘か本当かわからない話も出回っている為、高値で取引されているらしい。
画面には三つの写真が表示されていた。どうやらこれが、確認されている方の三つのようだが、シュラインにはその一つに見覚えがあった。
「ねぇ、これって……対になってるんじゃなかったかしら」
「え、対?」
「そう。うーん、チラッと見ただけだから確かではないけど、この一番右の」シュラインは画面を指差す。「蓮さんのお店にあったような気がする」
「え、えぇ!? これ!?」
「確か対があるとかなんとかって聞いたような……でもちょっとはっきりとは――」
覚えてない、と言うつもりだったが、シュラインの言葉を興奮して立ち上がった発掘屋が遮った。
「そうか! 対だから一緒にしないと効力を発揮しないんだ! そっか、だからスズキも何も感じないんだ」
凄い凄い、と喜ぶ発掘屋に両手を取られてそれを上下に振られると、今更しっかりとは覚えてないなんて言えなくなってしまったシュラインであった。
片方では効力を発揮しないならば自分でもアンティークショップに運べる、という発掘屋に連れられて、シュラインは件の店に向かっていた。顔を覚えられている発掘屋は自然店の外で待っている事になり、実際に買い付けをするのはシュラインの役目となる。
店は中心街の外れにあるらしく、一人で入るのは危険だ、と言ってカワライが同伴してくれた。親切心なのか、それとも何か思惑があるのかは不明だが。
シュラインの手には先程ツバクラからお土産と称して渡された紙袋が握られている。中にはコーヒー豆が入っていて、ブレンドと普通のキリマンジャロ(最初に飲ませてもらった方の豆は販売してないらしい)、それと店主手製のお菓子。頑としてお金を受け取らなかったツバクラは、気を付けて、なんて軽い笑顔で見送ってくれた。
程なくして店に着いた。中心街とは言うものの、規模は大して大きくないらしい。外で待っていると言う発掘屋を置いて、カワライと連れ立って店の中に入った。
店に入って最初に感じたのはキツいお香の匂いだった。アロマというレベルではない。
「すげぇな」
カワライがあからさまに顔を顰めた。気持ちはわからないでもない。
店主は客が入ってきた途端嫌そうな顔をした。風貌から、どうやらマレー系のようだった。
シュラインさん、とチェストの上に掛けてるタペストリーをカワライが指差す。シュラインはそのタペストリーに近付いたが、直情な少年は真直ぐ店主に近付く。
「アレ、いくら」
「10万」
「はぁ? 高過ぎだろ!」
流暢な日本語で答えた店主にカワライが噛み付く。しかし店主は慣れたもので、それはアンティークで高価な物だからそれ位の値段は当然だ、と言った。
尚も言い募る少年を軽くあしらい続ける店主に向かって、シュラインは「これは」と異国語で話し掛けた。突然聞こえた異国の言葉にカワライは勢いよく振り返ったが、店主にはしっかりと通じたらしく目線だけで答えた。
「本当に本物なんですか」
「そうだ」
「そうですか」シュラインは殊更残念そうな表情を作る。「でしたら勿体ない事です……この繕いはあなたが?」
「何の事だ?」
「あら、ご存じないのですか? ここの、ほら、少し色が違っている所です。明らかに後から誰かが繕ったんですね。アンティークは保存状態には特に気を付けなければいけませんが、出来てしまった傷を素人が修繕するなんて以ての外です」
「そ、それは……私がやったものではない!」
「それは大して重要な事ではありません。こんな傷物を10万円なんて高値で売り捌こうとした方が問題なのではないですか?」
言葉に詰まった店主に、シュラインは上品な笑みを浮かべて言い放った。
「あなたは少し、アンティークについて勉強した方が良いですね」
悔しげに俯いた店主に、彼が提示した価格の一割分をカウンターに出して、駄目押しにもう一度微笑んだ。高い舌打ちを響かせて、店主はお札を鷲掴みにして背を向けた。
呆気に取られているカワライの肩を叩いて店を出る。
「Jumpa lagi(さようなら)」
振り向き様に店主に挨拶をすると、「Sudahlah!(もう来るな!)」と苦々しげに言い返された。
アンティークショップ・レンに向かう道すがら、カワライがさっきのは何語だ何があったんだと問い質してきた。さっき喋ったのはインドネシア語で、ちょっと交渉をしただけだと答えると少年は尊敬の眼差しをシュラインに向けた。
「私、語学オタクなのよ」苦笑しながらそう説明する。
店に入ると碧摩蓮は発掘屋が後生大事に抱きしめているタペストリーを見て目を見張った。友人の、少し珍しい表情にシュラインは笑う。
蓮は丹念にタペストリーを調べ始め、暫くすると掛けていた眼鏡を外して息を吐いた。
「どう?」
「あぁ、本物だね。うちにある物の対で間違いない」
「マジで! やったー」
喜ぶ発掘屋の横で、シュラインはほっと胸を撫で下ろす。もしこれで違っていました、という事になったらどうしようかと内心ひやひやしていたのだ。
「それにしても……どうやってこんな物手に入れたんだい?」
「えっと、嘘も方便?」
シュラインが誤摩化すように笑うと、蓮は訝し気な顔をして溜息を吐いた。
「まぁいいけど、あんまり危険な事はするんじゃないよ」
草間に色々言われるのはあたしなんだ、と至極面倒そうな顔をした。あのぉ、とおずおずと挙手したのは運び屋だ。
「なんだい?」
「もう一個、これと対の奴が見たいんですけど……」
ふぅ、と煙を吐いた蓮は、今回はアンタらの働きに免じて特別だ、と店の奥からいつかシュラインが見たあのタペストリーを持って来てくれた。わぁ本物だ、と言いながらも触れる事はせず、発掘屋は首に下げてあったゴーグルを掛けた。
「女史も見てごらん」
渡してくれたゴーグルを受け取って目に当てる。二つ並んだタペストリーは、同じ深い青色の光を帯びていた。幽霊しか見えないと思っていたが、このゴーグルはこういう物も見えるらしい。本来あるべき相手と共にある壁掛けは、幸福を齎すという噂も真実ではないかと思う程柔らかいオーラに包まれていた。
状態は比較的良いが何にしても匂いが付きすぎている、と親切に説明した後、蓮は暫く迷った末これ以上の状態悪化を防いだという点をおまけした買値で買い取ってくれた。それはシュラインがあの店の店主に払った額を遥かに超える金額で、一万円で買い取ってきたというのは言わない方が身の為だとシュラインは思った。
携帯に電話がかかってきた発掘屋の代わりに、カワライがシュラインに30%の報酬を払おうとしたが、計算が出来ないのか携帯で何か打ち込んでいる。そこに、携帯片手に発掘屋が戻って来て、ハイ、とそれを渡してくる。
『あ、シュラインさん。ご無沙汰してます、運び屋です』
携帯越しに懐かしい運び屋の声が聞こえた。俺一応会計なんで、と言った運び屋は、カワライから幾ら受け取るようにと有無を言わせぬ口調で続けた。大人しく受け取って電話の向こうにいる運び屋に伝えると、声色を幾分和らげて相手が答える。
『危険な目には遭ってないみたいなんで、良かったです』
「えぇ、ちゃんと二人が護衛してくれたわ」
『対人間用武力要員ですからね。でも今度は是非俺がいる時に来てください』
まだ仕事中だったのか、それだけ言うと運び屋は別れを告げて電話を切った。携帯を発掘屋に返すと、カワライが思い出したように諭吉を一枚渡して来た。
「商売上手だね、シュラインさん」
邪気のないまっさらな笑顔に気後れしつつ、買い取りにかかった費用を受け取る。あの場で蓮にそれを言わないでいてくれた事に感謝した。
今日は三人揃ってJRだった。電車が来るまで、シュラインはツバクラに貰ったコーヒー豆の代金を気にしていたが、
「あの人は腹黒いから、どうせ何か魂胆があるんだよ」
「そうそう。大人しく貰っときなって」
と二人に説得され、今度買いに行くという事で今回は諦めた。
シュラインの乗る電車が来て、それに乗り込み二人に別れを言う。ドアが閉まって、硝子越しに手を振る二人に笑顔で手を振り返した。列車が速度を増して駅が見えなくなってから、シュラインは空いている席に腰を下ろす。
紙袋の中を覗き見て、興信所に戻るのが楽しみになる。そこでふと思い出した。
そういえば。
(スズキくん、いなかったわね)
誰か何か言っていなかったか首を傾けて考えていると、マナーモードにしてあった携帯が震えた。
友人から届いたそのメールには画像が添付してあった。画像を開いて、シュラインは粋な事をする友人を思って笑った。
繊細な幾何学模様の綴れ織り。対となって本来の姿になった二つのタペストリーは、寄り添うように並んでアンティークショップの壁にかけてある。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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[PC]
・シュライン・エマ 【0086/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
[NPC]
・カワライ
・発掘屋
・ツバクラ(友情出演)
・運び屋(声のみ出演)
・スズキ(補習中)
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■ ライター通信 ■
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シュライン・エマ様
この度は「坂川探索」にご参加いただきありがとうございました。ライターのsiiharaです。
大変ご無沙汰しております。二度目のお越し誠にありがとうございます。漸く件の珈琲店にご案内する事が出来て本当に嬉しいです。
対、というキーワードをいただいた時、ライター自身が発掘屋並に興奮しまして、プレイングの順番を少し入れ替えてしまいました。気に入っていただけてたらいいのですが……
シュラインさんはとても魅力的な設定を沢山お持ちで、今回は語学オタクを使わせていただきました。作中のインドネシア語ですが、私日本語しか喋れないので辞書等を使いながら書かせていただきました。()は正確な意味とは少し違うのですが、ご容赦ください…!
それでは、今回はこの辺で。またの機会がありましたら宜しくお願いします。
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