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■クロノラビッツ - 偏屈女王と花の園 -■

藤森イズノ
【7888】【桂・千早】【何でも屋】
 シエル・アビスという世界。
 時狭間を経由することで始めて赴けるその国は、
 ハーツエリーザという女王が統治している花の園。
 国中に咲き誇る色とりどりの花は、見る者全てを魅了する。
 だがしかし、そんな国の美しさと裏腹に、ハーツエリーザ女王の性格は厄介。
 偏屈というか何というか …… 少しでも気に障るようなことをすれば、
 もう二度と、シエル・アビスという世界に踏み入ることが出来なくなってしまう。

 そんな、偏屈女王様に …… これから会いに行くというのだから、心境は微妙。
 何でも、ハーツエリーザ女王と、マスターは古くからの知り合いらしく、
 互いの都合が合えば、一緒にお茶をして語らうのだそうだ。
 だが、偏屈で出不精な女王が、自ら時狭間に赴いてくることはない。
 語らうときは、もっぱら、マスターが向こうへ赴くことになる。
 何だか尻に敷かれているような印象を受けるが …… 実際、どういう関係なんだろう。

「さてさて。それでは、行こうかの。支度は良いかね?」
「あ、はい。大丈夫です」

 ハッと我に返って頷くと、マスターはニコリと笑って杖を振った。
 シャンシャンと、どこからともなく、鈴の音が聞こえる。
 粗相のないようにしないと。マスターにも迷惑をかけてしまうだろうし。
 支度は良し。女王様に贈るプレゼントの準備もぬかりない。
 多分、大丈夫。気に入ってもらえると良いんだけど。
 あぁ …… どうしよう。何か、緊張してきた。
 クロノラビッツ - 偏屈女王と花の園 -

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 シエル・アビスという世界。
 時狭間を経由することで始めて赴けるその国は、
 ハーツエリーザという女王が統治している花の園。
 国中に咲き誇る色とりどりの花は、見る者全てを魅了する。
 だがしかし、そんな国の美しさと裏腹に、ハーツエリーザ女王の性格は厄介。
 偏屈というか何というか …… 少しでも気に障るようなことをすれば、
 もう二度と、シエル・アビスという世界に踏み入ることが出来なくなってしまう。

 そんな、偏屈女王様に …… これから会いに行くというのだから、心境は微妙。
 何でも、ハーツエリーザ女王と、マスターは古くからの知り合いらしく、
 互いの都合が合えば、一緒にお茶をして語らうのだそうだ。
 だが、偏屈で出不精な女王が、自ら時狭間に赴いてくることはない。
 語らうときは、もっぱら、マスターが向こうへ赴くことになる。
 何だか尻に敷かれているような印象を受けるが …… 実際、どういう関係なんだろう。

「さてさて。それでは、行こうかの。支度は良いかね?」
「あ、はい。大丈夫です」

 ハッと我に返って頷くと、マスターはニコリと笑って杖を振った。
 シャンシャンと、どこからともなく、鈴の音が聞こえる。
 粗相のないようにしないと。マスターにも迷惑をかけてしまうだろうし。
 支度は良し。女王様に贈るプレゼントの準備もぬかりない。
 多分、大丈夫。気に入ってもらえると良いんだけど。
 あぁ …… どうしよう。何か、緊張してきた。

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 ・
 ・
 ・

 アドバイス? そうじゃなぁ …… 。
 あそこの女王は、昔から "香水" というものを嫌うのぅ。
 いや、実は、ワシもな、過去に一度、贈ってしまったことがあるんじゃよ。
 そんなこと知らんでなぁ。不機嫌になった女王の目付きたるや、恐ろしいこと、この上なかったぞ。
 ん? 許してもらえたのかと? あぁ、何度も頭を下げたよ。首が、もげるんでないかってほどにな。
 じゃが、言葉で誠意を示してもどうにもならんでな。結局、別の贈物をすることで機嫌が直ったんじゃ。
 何を贈ったのかとな? ふぉっふぉっふぉっ、それは内緒じゃ。
 お前さん、そうと知ったら、それを用意するじゃろう?
 駄目じゃよ。自分で考えねば。
 なぁに、大丈夫。やってはならんものなんぞ、香水くらいじゃ。
 他の贈物ならば、彼女は喜んでくれるじゃろうて。気持ちさえ、こもっていればな。

( …… 心臓、口から出そう)

 ぴしっと姿勢を正した状態でソファに座る千早。
 隣で、一足先に紅茶を満喫しているマスターは、そんな千早の姿にクスクス笑っている。
 二人は今、シエル・アビス国、女王の間にて、ハーツエリーザ女王の帰還を待機している状態。
 何でも、二人が到着する少し前に、国の首都で国民同士の小競り合いが起きてしまったらしく、
 女王は、その仲裁(正確に言うなれば制裁・お仕置き)に向かったのだそうだ。
 千早とマスターが訪ねてきたら、自室へと通し、先に紅茶を振舞っておくようにと、
 女王が衛兵に伝えていたこともあり、二人は、すんなりと女王の間へ入ることができた。
 何度も、この国、女王の間に出入りしているマスターは、非常にリラックスした状態で紅茶を楽しんでいるが、
 千早は、そうもいかない。粗相のないように、と気張るあまり、極端な緊張状態にあるのだ。
 千早の膝の上には、黄色い箱が乗っている。
 その中に入っているのは、挨拶として女王に捧げる贈物。
 マスターいわく、例え向こうから誘ってきた場合であっても、
 こうして、女王には、いつも贈物を用意せねばならないとのこと。貢ぎ物のような感じである。
 シエル・アビスへの同行決定と、贈物を用意せねばならないことを知った千早は、すぐさまマスターに尋ねた。
 プレゼントを贈る上で、好ましくないもの、女王が嫌うものなどはあるのか、と。
 事前に質問したことにより、タブーは理解できた。
 贈物に、香水を用意する致命的なミスは回避することができた。
 でも …… マスターは、気持ちさえこもっていれば、喜んでくれるさと言ったが、楽観視なんて出来ない。
 大丈夫だろうか。この贈物。少し幼稚だったかもしれない …… 女王は、喜んでくれるだろうか。
 女王を待つ間、千早は、何度も膝上の黄色い箱に視線を落とした。

「おぉ、来たようじゃな」
「えっ! あ、は、はいっ」

 マスターが発した一言で、千早の緊張はピークに達する。
 すぐさま立ち上がってはみたものの、足がガクガクする。どうして、こんなに緊張するんだろう。
 自分が、あまりにも緊張していることに、千早は、若干の疑問を覚えたが、
 この緊張の前では、些細な疑問なんて、あっという間に掻き消されてしまう。
 立ち上がって見やる先、女王の間の扉が、衛兵によって、ゆっくりと開かれる。
 開いた扉の隙間から洩れる光。その光の奥に、女王のシルエットが浮かび上がっていた。

「久しぶりじゃのぅ」

 笑いながら女王に挨拶するマスター。
 光を纏いながら優雅に登場したハーツエリーザ女王は、扇で口元を覆いながら苦笑を浮かべて言った。

「すまぬ。待たせたな」
「いいや、構わんよ。紅茶、美味しく頂戴させてもらったぞ」
「そうか。それは何よりじゃ。 …… ふむ。して、そのほうが、千早とやらか?」
「あぁ、そうじゃ。随分と緊張しとるようでな。あまり、苛めてやらんでくれよ」

 冗談っぽく言いながら、マスターは、千早の背中をトンと叩く。
 ハッとした千早は、すぐさまペコッと頭を下げ、そのままの状態で挨拶をする。

「は、初めまして。女王様。桂・千早と申します。よろしくお願い致します」
「ふむ …… 確かに、極度な緊張を感じ取れるな。良い心掛けじゃ」
「は、はい。あ、あの。これ、プレゼントです」

 あたふたしながら、黄色い箱を、ずいっと差し出した千早。
 少し、やぶからぼうではなかろうかとは思うが、見た目以上に緊張している千早には、
 物事の順序を思い返す余裕なんて、ありはしない。
 初めの挨拶から何の脈略もなく、速攻で贈物を差し出したという行為に少し眉を顰めた女王だが、
 緊張しているようだから、とマスターが事前に気遣ってくれたことにより、寛大な心でその無礼を許し入れる。
 扇を閉じて胸元にしまい、千早から黄色い箱を受け取った女王は、
 しばし、箱をじっと見つめてから、ゆっくりとリボンを解いていった。
 その所作、ひとつひとつが、千早の緊張をさらに増長させていく。
 一目見た瞬間から、思わされた。
 何て、美しい人なのだろうと。
 外見もそうだが、言葉遣いや立ち振る舞い、どこをとっても気品に溢れているのだ。
 だが、綺麗な女性である以上に、何ともいえぬ風格も感じさせる。
 その迫力に気圧される千早は、もはや、立っていることすらままならない状態にある。

「ほぅ。ハンカチか。して、もう一方は …… 茶菓子か?」
「はっ、はい。僕が暮らしている世界で大層な人気を誇っている洋菓子店のクッキーです」

 千早が女王への贈り物として用意した品は、ハンカチとクッキー。
 白に黒い糸で薔薇の刺繍が施されたハンカチは、とても綺麗で気品ある一品。
 クッキーは、細身の瓶に数枚のそれが折り重なるようにして入っており、
 また、瓶を抱えるように座る、青いハグベアも添えられている。

「これは …… クマか」
「は、はい」

 女王様にクマって。とびきりキュートなハグベアって。
 幼稚だったかもしれないと千早が懸念する理由は、そこにあった。
 実際、ハグベアをつまみ上げるようにして持ち、見やっている女王の姿には、かなりの違和感を覚える。
 あぁ、しまった。どうしよう。子供じゃあるまいし、とか言われるかもしれない。機嫌を損ねてしまったかもしれない。
 極度の緊張から、その場にフラリと倒れ込んでしまいそうになる。千早は、必死にそれを堪えた。
 だが、案ずることはなく。女王は、ニコリと微笑んで千早にお礼を述べた。

「素晴らしいものを、ありがとう。感謝する」
「へっ …… あ、ど …… どういたしまして …… じゃなくて、恐れ入ります ……」
「ふふ。良い心掛けじゃが、そこまで、気追わずとも良いぞ。さぁ、お茶の続きを愉しもう」

 クスクス笑いながらソファに腰を下ろす女王。
 早速いただいてみようと、女王は衛兵を手招いて、
 千早に貰ったクッキーを皿に乗せ移して持って来るようにと指示した。
 緊張から解放された千早は、安心感から、崩れるようにソファへ腰を下ろす。
 そんな極端ともいえる緊張っぷりが、逆に女王を和ませたようだ。

「我が国、自慢の紅茶じゃ。飲んでたもれ」

 そう言って自ら新たに紅茶を注ぎ、千早に飲んでくれと促す女王。
 女王が自ら客人に紅茶を注ぐだなんて、かなり珍しいこと。女王の間にいる衛兵達は、驚きを隠せない。
 しばらく、ポーッとしていた千早も、やがてハッと我に返り、そんな女王の促しに応じて紅茶を味わう。
 マスターが、いつもの笑顔で傍にいてくれること、紅茶がびっくりするくらい美味しいこと、
 そして、クスクス笑うハーツエリーザ女王の表情から "御機嫌" が感じ取れること。
 それら全てを把握した千早は、そこでようやく、スッと肩の力を抜いた。
 色々と話を聞かせてくれと言いながら、長い髪を耳にかける女王。
 千早は 「よろこんで」 と、その要求に応じてみせた。
 まぁ、そのすぐ後に、マスターが女王に "香水" を贈り、
 女王の機嫌が更に良くなった点については、さすがに目を丸くしたが …… 。

 ・
 ・
 ・

 他愛ない話をしながら、紅茶を愉しむ。
 そんな時間が一時間半ほど経過した頃には、千早の緊張は、すっかり解けていた。
 とはいえ、丁寧過ぎる言葉で喋るため、いまだに、その場の雰囲気は少し堅苦しいまま。
 まぁ、もともと礼儀正しい性格である千早に、気を楽にして話せという要求は、なかなか難しいものがあるだろう。

「ふむ、そうか。千早は、花を好むか」
「はい。見ているだけで幸せな気持ちになれます」
「そうか。花の国の長として、その言葉は喜ばしいな」
「こんなに綺麗な国があったなんて …… 僕、嬉しいです」

 紅茶から香る、ふんわりとした甘く優しい香りの理由が、花であることを知った千早。
 国の各所に咲いている、マオという花をすり潰して粉状にし、それを紅茶に溶かし入れることで、
 この優しい香りが舞い上がるらしい。花が大好きな千早は、その話を聞くや否や、喜びと感動を口にした。
 茶葉だけで、この香りが生成されることは考えにくいと思っていた。なるほど、そういうことだったのか。
 もしかして、その粉状になったマオという花、どこかで買えたりするんだろうか。
 もしも買えるのなら、是非、お土産として買って帰りたいのだけれど。
 嬉しそうに話す千早の姿に、女王もまた嬉しそうに微笑む。
 機嫌を取るために言っているのではない。この子は、本当に花が好きなのだ。
 イキイキとした表情で話す千早を見れば、それが偽りでないことは、容易く理解できる。
 女王は、千早に貰ったクッキーを口に運びながら、目を伏せて言った。

「ならば、この城の中庭も気に入るじゃろうな」
「えっ? 中庭? 中庭に、何かあるんですか?」
「我が国に咲く花、その全てが揃って咲き乱れておるのじゃ」
「えっ! 本当ですか?」
「フフ …… 嘘など言うものか。そこの窓から見えるぞ」

 千早とマスターが座るソファの後ろにある大きな窓を見やって言った女王。
 千早は、飲みかけの紅茶をテーブルに置き、ペコリと頭を下げてから、いそいそと窓辺に向かった。
 女王の言ったとおり、城の中庭には、シエル・アビスに咲く花、その全てが揃っている。
 色とりどりの花が咲き乱れる、その様は、誰の目から見ても "優美" そのもの。
 嘘のように美しい光景を見下ろし「うわぁ …… 」 と目を輝かせる千早。
 マスターと女王は、そんな千早の背中に肩を竦めて笑う。
 二人が、微笑むだけじゃなく "肩を竦めた" のには、理由がある。
 その理由については、この直後の二人の会話にヒントが隠されているといえるだろう。

「のぅ、グランデや」
「ほいほい。何じゃ?」
「あやつ、気付いておらぬのか?」
「ほっほっほ。まぁ、焦る必要もあるまいて」

 目を伏せ小声で呟いたハーツエリーザ女王に、何とも悠長な返答と笑みを返したマスター。
 女王は、食い入るように庭を見下ろす千早の背中に熱い視線を送った。
 その視線は、忘却されているという事実への悲しみを示す。
 やはり、気付いていない。千早は、気付いていない。

 "はじめまして"

 その挨拶が不適当だったということにも、
 女王にハンカチとクッキーをプレゼントしたのが、これで二度目だということにも。

「あ、あの …… 女王様。庭を見学したいんですが …… 」

 窓の下枠に手を置いた状態で振り返り、目をキラキラさせて言った千早。
 女王は、肩を竦めて苦笑し 「好きにしろ」 と言い放った。

「ありがとうございます!」

 ニッコリ微笑み、またまたペコリと頭を下げ、いそいそと中庭へと向かっていく千早。
 普段、落ち着いていれど、こういう時ばかりは、純真無垢な十一歳の子供そのものである。
 女王とマスターは、一人、中庭へと降りていく千早を追うように、二人揃って窓際へと移動。
 中庭に降りた千早は、一目散に、とある場所へ向かっていく。
 その、とある場所とは …… 。

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「 …… すごい」

 樹の幹にそっと手をあてがい、感動に満ちた溜息を吐き落とす千早。
 見上げる大きな樹は …… 桜だ。千早が暮らす元の世界では、現在、季節は冬。
 桜の開花は、まだしばらく先の話だ。だが、この世界はどうだ。
 こんなにも見事な桜が、既に、私を見てといわんばかりに咲き誇っている。
 桜だけじゃなく、他の花も、その美しさを誇示するように咲き乱れているのだが、
 立派な桜の樹を見上げる千早の前では、他の花は、桜の引き立て役にしかならない。
 花は好き。どんな花でも、そこに凛とした美しさがある。
 だが、その中でも、千早にとって桜は特別な花だった。

 今は亡き、大切な女性。
 喜び、悲しみ、人を愛する気持ち。心の行き場が見当たらず、途方に暮れていた日々の中で、
 その女性は、千早に "安堵" を与えてくれた。何の為に存在しているのか、
 自分の理由も価値もわからず悲観していた千早に、名前を与えてくれた。
 桜の花を見る度、あの人を思い出す。幸せな時間と、決して叶うことのなかった淡い恋心。
 他人に想いを寄せている、そんな自分に、どこか、酔いしれていたであろう過去。
 もう二度と会えないからこそ、こんなにも思い出は美しくなるのだろうか。
 この思い出は、どこまで美化されていくのだろうか。

(あったかい …… )

 樹の幹にギュッと抱きつく千早。
 その姿は、さながら、母親の腰元に抱きつき甘える子供のようだった。
 そんな千早の姿に、ハーツエリーザ女王は、目を細めて小さな声で呟く。
 隣で一緒に千早を見下ろすマスターは、淡い笑みを浮かべながら、その言葉に優しく応じた。

「原因は、例の時空暴走か?」
「あぁ、そうじゃろうな。それ以外、考えられぬ」
「しかし、驚いた。よく …… 生きていたものじゃ」
「ふぉっふぉっ …… ワシのほうが、お前さんの何倍も驚いたわい」
「これから …… どうするつもりなのじゃ? また、以前のように扱うのか?」
「検討中じゃ。仮契約は、そのための通過儀礼のようなものじゃよ」
「そうか …… 。 …… のぅ、グランデや」
「 …… 何じゃ?」
「わらわは、もう二度と、あのような …… 」
「ふぉっふぉっ。黙れ、小娘が。おぬしに、口を挟む権利はない」
「 ………… 」

 真上の窓辺、意味深な遣り取り。
 桜に抱きつき、桜に抱かれ、色褪せぬ思い出に酔いしれる千早。
 仮初でも、その時間に幸せを感じ、身を任せているがゆえ、
 千早が、その遣り取りに気付くことはなかった。

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 CAST:

 7888 / 桂・千早 / 11歳 / 何でも屋
 NPC / マスター / ??歳 / 時の神(クロノ・グランデ)

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 Thank you for playing.
 オーダーありがとうございました。
 2010.01.28 稀柳カイリ

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