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■【SS】最終決戦・後編■

朝臣あむ
【2895】【神木・九郎】【高校生兼何でも屋】
 大都会東京。
 煌々と夜の闇を照らすビルの頭上で、不可思議な現象が起きていた。
 空を覆う黒い雲――それを吸い込むように渦を巻く一角に、複数の雷鳴が光を生み、門の様な存在が覗く。
 そして門が完全に姿を現すと、地上でも何らかの影響が出始めた。
 激しすぎる風が花や木を倒し、舞い上がる砂が渦を巻いて家々に激突する。その度に凄まじい音が辺りに響く。
 正に、嵐が舞い降りた――そう表現できる光景が都会のど真ん中で繰り広げられていた。

 * * *

 冥界門を見上げる1人の人物。
 口を開く門の向こうには冥界と呼ばれる世界が広がっている。
「……手元に残った魂は此れだけ、ですか」
 優しげな風貌で見下ろすのは、掌の上に漂う青色の光のみ。彼はそれを掌で転がすと、柔らかに握り込んだ。
「雪弥君も華子さんも私の元には残らなかった……あれだけ大事に育てたというのに、薄情ですね」
 思わず口を吐いた自嘲の笑み。
 それを隠すように口角を上げると、彼は青色の光――空田幾夫の魂を口に運んだ。
「佐久弥さん!」
 あと少しで口に入る。
 そんな折に響いた声、それに佐久弥の目が動く。
「……華子さん。無事だったのですか」
 圧倒的な数の悪魔を退けるだけの力を彼女が所持していたかという疑問。同時に、精神を崩壊させないだけの心を持っていたのかという疑問。
 それらが脳裏を過るが、何よりも喜ぶべきことがある。
「生きていて嬉しいですよ。さあ、私の元にいらっしゃい。昔のように優しく抱きしめてさしあげましょう」
 穏やかな微笑みと共に差し出した手に、駆け付けた華子の眉間に皺が寄る。
 それだけで彼女の様子がオカシイことはわかった。
 それでも佐久弥は囁く。
「華子さん、いらっしゃい」
 華子が持つ無垢な魂は幾夫の魂が与える力の比ではない強力な力が得れる。
 もし、彼女の魂と幾夫の魂の両方を得れれば、『冥王誕生』を確実の物に出来る筈。
 しかし――
「……行かない」
「!」
 首を横に振りながら呟き出された声に佐久弥の目が見開かれる。
 長い間一緒にいた少女の、始めて見せた拒絶に、彼の顔に驚きが浮かぶ。
「華子さん、如何したのですか? 私が頼れるのは貴女しかいないというのに――」
「そりゃあ、自分がそうなるようにしちまったからな。仕方ねえよなぁ?」
「!」
 佐久弥の目が再び驚いたように見開かれる。
 視線を向けた先に居たのは不知火だ。
 彼は確か――
「死んだはずでは」
 攻撃を当てた確かな手応えがあった。
 にも拘らずこの場に立っているのは如何いうことか。
 だが彼もまた無垢な魂の1つ。
 つまり、この場には佐久弥が欲する魂が複数存在すると言うことだ。
 それならばやるべき事は1つ。
「此れも日頃の行いのお陰でしょうか……」
 喉を突くクツクツとした笑い声に、不知火の眉と、華子の顔が上がる。
「貴方がた2人の魂を喰らえば冥王どころか、神にすらなれる筈――良いでしょう、今すぐその無垢な魂を我が身に吸収して差し上げます!」
 言葉が途切れた瞬間、彼は手にしていた幾夫の魂を口に含むと、喉仏を上下させて呑み込んだ。
――と、次の瞬間、冥界門から耳を裂くような音が響く。
「さ、佐久弥さん……っ!」
 金属を掻くような音、それに耳を塞いだ華子の目に、変化してゆく雪弥の姿が見える。
 メキメキと音を立てて変化してゆく骨格。米神から生える二本の角と、白く美しかった髪が漆黒に染まる様子は、実際に目にしても信じられない光景だった。
「あの野郎……幾夫の魂だけじゃ、完全には行かねえぞっ!」
 幾夫の魂は確かに無垢だ。
 しかし冥王復活には力が足りない。その原因は不知火を一時でも冥界に封じるために力を使用したためだ。
「……佐久弥さん……どう、なっちゃうの……」
 止めなければいけない。
 今の段階で止めなければ取り返しがつかない事は分かっている。それでも足が動かない。
「自我が無くなって、人には戻れなくなる……止めるぞ!」
「あ、あ……」
 先程までは確かに人と同じ大きさだった佐久弥の身の丈は、既に冥界門に届きそうなほど大きくなっている。
 今の状態でも人とは言えない姿なのに、これを戻す事が出来るのか。
 華子は狼狽えて動くことが出来なかった。
 代わりに動いた不知火が地を蹴り飛び掛かるが、見えない電磁波のような物に阻まれてしまう。
「っ……佐久弥……」
 佐久弥が冥王となった経由は、不知火の代わりに彼が生贄になったところから始まる。
 生まれたばかりの弟を犠牲にしない為に取った兄の愛情。それがいつしか思考を冥王のモノに変えられ、自身を貶めた人間を憎むモノへと変化した。
「魂を集めろって言ってた時点で、もう佐久弥じゃなかったのかもな……」
 不知火はそう呟くと拳を握り締めた。
「華子ちゃん、佐久弥を倒すぜ」
「え……」
「もう、それしかねぇ」
 明らかに人とは違う容姿になってしまった佐久弥を見上げ、不知火は転がった体を叩き起こした。
「……俺たちだけじゃ無理だが、もうすぐあいつらが来る」
「で、でも……」
 佐久弥を見上げた華子の目に薄らと涙が浮かぶ。
 孤児院から引き取って育ててくれた、言わば父親のような存在。
 その彼を倒せという不知火の言葉に未だ戸惑いがある。
 それにまだ聞きたい事が聞けていない。
「あ、あたしは……」
「迷ってる暇はねえ、急がなきゃ東京が無くなっちまう!」
 この声に、華子はギュッと手を握り締めると自らの刀に手を添えたのだった。
【SS】最終決戦・後編 / 神木・九郎

「っ……あの、馬鹿女……」
 一緒に行くと言った筈の華子が突然、神木・九郎に反旗を翻したのは、言葉を交わした直後だった。
『アンタをこれ以上巻き込めない』
 彼女はそう言って、九郎の腹に刀の峰を叩き込んだ。
 不意を突かれた九郎は、その場にあっさり崩れ、膝を着く。その間に華子は行ってしまったのだ。
「チッ」
 彼は口中に溜まった唾液を吐き出すと、首を振るって立ち上がった。
 そこに見慣れた蝶が舞い降りる。
 まるで九郎を招くように飛来した蝶は、彼の前で数度旋回すると、冥界門の方へと飛んでゆく。
 案内してくれると言うならそれに付いて行くまでだ。
「冥王だかなんだか知らねえが、こんなふざけた真似する奴はぶっ潰す」
 だが――……と、彼は言葉を切った。
「……元は馬鹿女にとっちゃ、大切な人らしいな」
 九郎を遠ざけ、1人で突っ走った華子。
 事の始まりから今まで、全てが無謀に走れるほどの存在が、彼女にはある。
「……ったく」
 彼は小さく息を吐くと、前を飛ぶ蝶を追いかけて走り始めた。

  ***

 目の前を舞う銀の蝶。
 それを追って走る九郎の目に飛び込んで来た巨大な存在。そして同時に響く耳を裂くような音に彼の目が上がった。
「急がなきゃ、やべぇ」
 加速する足、そんな彼の目に飛び込んでくるのは冥界門と、自分の身の丈よりも遥かに大きい人の姿だ。
 そして視線を下ろして見えたのは――
「っ……馬鹿女、てめぇは何1人で突っ走ってやがんだ!」
 刀に手を伸ばし躊躇いを隠しもしないで佇む少女――華子だ。
 九郎はズカズカと歩み寄ると、彼女の頬を思い切り叩いた。
 これに華子が驚いたように九郎を見る。
「……無神経、男」
 なんでここに。そう言いたげな彼女を見て眉を顰める。
 言いたい事は山ほどある、だが今はそんな事を言っている場合でないことは重々承知している。
「――クソッ!」
 九郎はやり場のない怒りを吐き捨てると、不知火を振り返って冥王とかいう存在を指差した。
「おい、てめぇはあの化けもんの倒し方を知ってんだろ。教えろ!」
 この声に不知火の眉が上がった。
 倒す方法はあるにはあるのだろうが、彼は首を縦に振らない。
 そこに見覚えのある鎌が差し出された。
「探し物はこれかい?」
「お前は……」
 聞き慣れた声と共に差し出された鎌に、不知火と、そして九郎の目が上がる。
 そこにいたのは葛城・深墨だ。
 彼も九郎と同様に、慎の蝶に招かれてやって来たようだ。
 彼は自分を見る不知火を目にして、鎌を受け取る様に促すと首を傾げた。
「今度こそ、一緒に戦ってくれるんだろう?」
 到着する前のやり取りは分からない。
 それでも武器を探し悩む姿は、闘う意思がある事を告げている。
「弱い人間同士、助け合わないとな?」
 そう言って、悪戯っぽく片目を瞑って見せると、不知火の口元に苦笑が乗った。
 彼は僅かに息を吐くと、差し出された鎌に手を伸ばした。
 そしてそれを受け取って目を伏せる。
「佐久弥を倒す方法は、この鎌で魂を狩る……これが一番手っ取り早い方法だ」
「魂を狩って、このランプに封印する――かな?」
 深墨はそう言うと、手にしていたランプも差し出した。
 これに不知火の目が見開かれる。
 彼の手元に集まった物は何とも懐かしく、そして忌わしい物。
 それらは今集まった3人と対峙していた時、不知火が持っていたものだ。それを彼に渡すと言う事は、彼を信用すると言う事でもある。
「これも渡しておくよ。冥王であろうと元が人間なら、魂の封印もできるだろ?」
 言って問いかけると、不知火は深墨の手からランプを受け取った。
 その様子を見ていた九郎が息を吐く。
「それが一番の方法だってんなら支援するぜ」
 ただ倒すだけでは完全にそれを成し得るか疑問が残る。
 だが、封印する事で完全に倒すことが出来るなら、それを支持しない手はない。
「それなら、冥王の魂を取り出せるよう闘いつつ、取り出したら封印……この流れで良い?」
 時間は殆どない。
 これに異論がある場合は完全に倒すほかないのだが、誰も慎の提案に異論を唱えなかった。
 全てが決まった。
 それを頭に叩き込み、九郎の目が華子に戻る。
「さっき殴ったツケは返して貰うぞ」
「!」
 頬を叩いたのはチャラにならないらしい。
 反射的にあがった華子の目を見て、九郎は自らの目を眇める。
 その顔に表情はないが、怒っているわけでもない。
 感情の読めない相手の表情を見ながら、華子は戸惑っているようだった。
「聞きたい事、言いたい事があるんだろ。なら、それをぶつけてこい。それまでの間は俺が守ってやる」
 佐久弥は既に人ではない。
 そんな彼に言葉が通じるとは思えないが、華子がここまで信じる相手だ。
 単に冥王になる為の生贄として、それだけの存在として華子を見ていなかったとは思えない。
「……今までずっと一緒だったんだろ?」
 そう言ってポンッと彼女の頭を撫でる。
 その上でフッと口角が上がった。
「……お前の言葉なら、きっと届く」
 人の心が残っているのなら。
 その可能性があるのなら。
「それに賭けてみるさ」
 彼はそう呟くと、華子から手を放して冥王を見た。
「支援は俺に任せてよ。お兄さんたちは思う存分闘って」
 慎はニコリと笑って九郎と深墨を見た。
 その右目に僅かな光が見えるが、それは普段の彼の目とは違うモノだ。
 だがそれには触れずに冥王を見ると、九郎は自らの拳を握り締めて前を見据えた。
「話をするには出来るだけ接近する必要があるか……随分と骨が折れそうだが、付いてこれるか?」
 九郎は華子を振り返らずに問う。
 そこに頷く気配だけを感じ取ると、相手の動きを見ずに走り出した。
 これに駆ける足音が響いてくる。
「……ついて来たか。なら、俺がやるべきは露払いだな」
 冥王はただ接近を許すことはない。
 近付こうとする九郎に気付くと、右の手を振り上げ攻撃を試みた。
 しかし――
「遅い!」
 彼は瞬時に地面を蹴ると飛躍してそれを避けた。
 その上で敵の手に乗る。
「動きが遅い、か?」
 あまりにすんなり乗れてしまったことに疑問を感じるが、ふと見えた慎の動きになんとなく納得してしまう。
「……アイツなら、出来るか」
 そう口にして、同じように手に乗ってきた華子を振り返った。
「このまま一気に駆け上がる。そしたら、後はお前次第だ」
 やれるか?
 そう問いかけると、しっかりとした頷きが返ってきた。
 それを見れればもう十分だ。
 九郎は華子を振り返ることなく走り出すと、同じように腕を駆け上がる深墨を捉えた。
 反対の腕を駆け上がる彼は、別の攻撃を受けているようだった。
 だがそれは致命傷にはならない。
 どうやらまたもや慎が何かをしている様だ。
 そして冥王はと言うと、両腕から迫る敵に、天を仰ぐ。そして冥界門から悪魔を招こうとするが、それも何かの力に阻まれてしまう。
 堪らず雄叫びを上げるが、そんな事に鎌っている余裕はなかった。
「馬鹿女、ここなら届くだろ!」
 再び迫る腕の攻撃、それを避けながら叫ぶと、華子が頷くのが見えた。
 彼は華子に迫る攻撃は受け止め、自身への攻撃は飛躍して避けた。
 話をできる用意は出来ている。
 後は華子がそれを成すだけだ。
 そして――
「佐久弥さん!」
 華子の声に冥王の手の動きが止まった。
「あたし、佐久弥さんに聞きたい事があるの!」
 必死に叫ぶ声には悲痛な色も含まれている。
 戸惑いや悲しみ、憂いも勿論含まれている。
 それを冥王と化した佐久弥が感じれるかはわからない。
 それでも華子は叫ぶ。
「佐久弥さんは、あたしを……あたしを、道具としか見てなかった? あたしやパカを引き取ったのは、この日の為だけ……?」
 声に冥王の目が動き、華子を捉える。
 焦点を合わせた瞳を見て、華子の口角が下がった。
「愛情は、何処にも、なかった……?」
 どれだけの想いが彼女の中に溢れているだろう。
 出来る事なら華子の想い、その全てが冥王に届けば良いと思う。
 だが――
「っ、下がれ!」
 九郎の目が、光を帯電させる角に気付いた。
 透かさず華子の前に出て、彼女を突き飛ばす。
 そうして翳した手に握るのは、紅く小さな欠片だ。
 これは何時か怨霊を退治した際に手に入れた物で、怨霊と化した魂の陰の部分だけが残り結晶化したものだ。
 九郎はそれを眼前に掲げると顔を背けた。
 直後、凄まじい爆風が巻き起こり、彼らの周囲を包み込む。
 だが――
「凄い威力だな……馬鹿女、大丈夫か?」
 赤い炎に包まれ雷撃を免れた九郎は、倒れる華子を振り返った。
 声が届かなかった事、攻撃をされた事。
 それらに悲観する様に項垂れる彼女を見て舌打ちを零す。
 そうして視線を落として、覚悟を決めた。
「……馬鹿女……悔いはないか?」
「え?」
 九郎は己の手をキツク握り締めると、そこに気を集めてゆく。その仕草は、華子も何度か目にしたことのあるものだ。
「もう倒すしかないだろ?」
 言って、いま一度華子を見た。
 その視線に華子の瞳が揺れるが迷っている暇は無い。
 そう思い、踏み出そうとした時だ。
「胸……左胸に……弱点が、あるはず」
 ポツリと零された声に九郎の眉が上がった。
 彼は華子の頭を撫でる――と、突然冥王の動きが止まった。

――……ッ、ゴオオオオオッ!

 地鳴りのような音が響き、深墨と慎、そして不知火の攻撃に転じる動きが見える。
 九郎は華子にその場にいるよう告げると、大きく息を吸い込んだ。
「深墨さん、弱点は胸だ!」
 そう叫んで肩から一気に飛び降りる。
 そうして直行するのは冥王の左胸だ。
 拳を引いて、瞳を眇め、出来るだけの力を集約する。そして深墨と視線を交わして頷き合うと、スウッと息を吸い込む。
「喰らえ……――奥義『散那此花』!」
 そう言って突き入れた拳。それに合わせて降り注いだ深墨の刃が冥王の胸を貫く。

――グオオオオオオオオッ!!!

 雄叫びが耳を打ち、目の前でガラスが砕けるような音が響く。
 そうして空を見上げると、金色の光の弾が不知火の手に納まって行くのが見えた。
「……終わった、な……」
 九郎はそう呟くと、華子の傍で崩れゆく冥王の最後を見届けたのだった。

  ***

 崩れ落ちた冥王の体は、魂がランプの中に納まるのと同時に消え去った。
 そして、冥界門もまた、冥王の消失と共に消え去り、九郎はその場に佇む華子を見て、ガシガシと頭を掻いた。
「……まあ、頑張ったよ。お前は」
 そう言って声を掛けた彼女の目に涙はない。
 少し赤く腫れているが、それ以上でもそれ以下でもない。
 ただ気になるものがあるとすれば、腫れた頬だろうか。
 流石に強く叩きすぎたか?
 そう思った時、華子のきつい視線が飛んで来た。
「……目ぇ瞑って、歯を食いしばりなさい」
「なに?」
 ポキリと鳴らされた指に、思わず足が下がる。
 それと同時に振り上げられた拳。これに反射的に目を閉じる。
「乙女の柔肌を叩いた罪を償わせるっ!」

 チュッ。

「い!?」
 てっきり拳が降ると思っていた。
 だが頬に触れたのは、柔らかく覚えのない感触。
 これに驚いて目を開けると、華子の姿は傍にはなかった。
「まあ、アンタも頑張ったわよ……ありがとね」
 彼女はそう言って去って行った。
 その姿に言いたい事、問いたい事はあるが、あの様子なら大丈夫だろう。
 九郎はやれやれと息を吐くと、彼女とは別の方向に足を向けた。
「約束は、また今度な」
 そう囁き、彼もまた静かになった東京の街に消えて行った。



――……END


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 6408 / 月代・慎 / 男 / 11歳 / 退魔師・タレント 】
【 2895 / 神木・九郎 / 男 / 17歳 / 高校生兼何でも屋 】
【 8241 / 葛城・深墨 / 男 / 21歳 / 大学生 】

登場NPC
【 不知火・雪弥 / 男 / 29歳 / ソウルハンター 】
【 月代・佐久弥 / 男 / 29歳 / SSオーナー(冥王) 】
【 星影・サリー・華子 / 女 / 17歳 / 女子高生・SSメンバー 】


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■         ライター通信          ■
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こんにちは、朝臣あむです。
SSシナリオ・最終決戦・後編にご参加いただきありがとうございました。
長かったSSもこれで終了となります。
最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
最後は微妙に私の趣味で終わった気がしないでもないですが、如何でしたでしょうか?
少しでもお気に召す形で終わっていれば、書いた側としても嬉しい限りです。
また機会がありましたら、冒険のお手伝いをさせていただければと思います。
ご参加、本当にありがとうございました。