|
ブラジル【アマゾン川】ジャングルクルーズ
メビオス零
【オープニング】
セフィロトはジャングルの中に孤立している。
そこで唯一、他の土地と繋がる道。それがアマゾン川だ。
河口の方とは違って、マナウスからセフィロトの辺りは対岸が見えない程広いって事はない。
それでも、セフィロト建造の際には、外洋で使う様な巨大な貨物船が川を遡ってきて、その資材を運んだというから、アマゾン川の大きさがわかるってもんだろう。
人も物資も、このアマゾン川を通して運ばれている。貨客船の定期航路もあるし、少々稼げば手漕ぎのカヌーくらいは簡単に手に入る。
船旅をしながら、マナウスまでゆっくり過ごしてみるのも良いかも知れないぜ。
ところで‥‥お前さん、船酔いに弱かったりしないよな?
☆Happy Summer Wedding☆
天気は晴天。風は吹いているが、実にゆったりとした優しい物だ。むしろジャングルの暑さと湿気を、心地よい空気へと変えていってくれる。
そんな日に、ブラジル最大の川・アマゾン川を、一隻の豪華客船が航行していた。
豪華客船の甲板は見栄え良く飾られ、数隻の客席には白いテーブルクロスが掛けられている。普段はお金持ちで溢れかえっている豪華客船も、この日のこの時ばかりは一時的に貸し切り状態になっている。
この日、この場所で、一組のカップルが結婚式を挙げることになる………
そんな豪華客船の一室、黒いタキシードに身を包んだ大道寺・是緒羅は、慣れない正装姿を鏡に映し、後ろで眺めていた二人を振り返った。
「これ、似合いますか?」
「ああ。少なくとも俺よりかずっと似合ってるぜ」
アルベルト・ルールは、自分が着込んでいるスーツ示しながら言った。本人が言っている割にはよく似合っているのだが、普段から着慣れていないというのは友人間ではよく解り、是緒羅にも、アルベルトが若干着心地の悪そうに体をソワソワさせているのが解った。
そんなアルベルトの横に立っているのは兵藤 レオナ。レオナも結婚式のために洋服を引っ張り出してきたのか、いや、たぶん元から持っていないだろうから、街に出て買ってきたのだろう。洋服はまだ新しく、薄い緑色のワンピースを着込んでいた。
ボーイッシュな娘だけあって他に装飾品は付けていないが、元から容姿に恵まれているため、それだけでも十分に栄えていた……
「アルベルトだって似合うよ。勿論是緒羅さんもね!」
「はは、二人ともありがとうございます。しかし、俺達の結婚式に出資して貰って………すいませんアルベルトさん」
「出資したのはおふくろだ。本人は仕事で来れないが、「おめでとう。末永くお幸せに」、だそうだ」
「あの人らしいですね」
苦笑いしながら、是緒羅はタキシードをピシッと伸ばした。鏡に映して確認してから、三人でおかしい所がないかを確認する。
「ところでレオナ。新婦の方に付いていなくて良いのか?」
「新婦のところにはエリアが行ってるよ。ボクにウエディングドレスの着付けとかって訊かれても困るし」
「J.Bさんは?」
「あ〜。あの人はな、たぶん式が始まるまではカジノ辺りにいると思うぞ。なんかちょっとした企画物の博打で、景品として怪しい民芸品が出されるとか………」
「結婚式にまで何やってるんだか………ボク、ちょっと行って呼んでくるよ」
レオナは腰に手を当てて呆れた様に言う。それから、慣れないスカートで歩きずらそうにしながら、新郎控え室からトコトコと出て行った。それを確認してから、是緒羅はもう一度アルベルトに礼を言う。
「しかし、こんな豪華客船を一時的に貸し切るなんて………」
「式の間の船上だけだ。それに、この船は元々結婚式にも使われているんだから、そう高い物じゃないだろ。ま、俺もおふくろが気合い入れてたから、ケーキか何か送るんだと思ってたんだがなぁ………それだけじゃなかったな」
「そう言えばあの調理場で見せて貰ったあのケーキ、凄かったですね」
「仲間内数人だけの式なのにな。絶対に食いきれない」
「J.Bさんに期待、ですね」
笑い会う二人。二人は式が始まるまでの時間を雑談をして過ごすことに決め、控え室の椅子に腰掛けた。
二人が結婚についての話で盛り上がっていた時、不意に、アルベルトはコソコソと誰も部屋の中に居ないのにヒソヒソ声になり、是緒羅に言った。
「まぁ、とりあえず今回の出資云々のことは気にするな。これで、この前のことはチャラだ」
「前?」
「ほら、この前の……留置所の………」
「あ、あれですか。そんな気にする様な程では………」
「二人してコソコソと、何を話しているの?」
「「!!?」」
バッと是緒羅とアルベルトが離れ、声の主に視線を向けた。
開け放たれた扉のすぐ側にエリア・スチールが立ち、こちらに向かって笑いかけている。エリアは騎士を目指しているからか、ドレスを着ていても違和感を感じさせる様なことはなかった。だがピンク色の可愛らしい物なため、年相応の幼さを感じさせる。
「エリア、エクセラの方に行ってたんじゃなかったのか?」
「行きましたよ?だから今度はこっちに来たんじゃないですか」
プクッと頬を膨らませてエリアが言った。どうやら、エクセラの方に行ってから、アルベルト達が新婦の方へと回ってくるのを少し待っていたらしい。
式の時間も段々と迫っているため、いつまで経っても新郎控え室から出てこない二人を迎えに来た様だ。
アルベルトと是緒羅は、互いに冷や汗を流している。
「そ、そうですか。それはそれは……」
「? 何で二人とも、「まさか聞かれてないだろうな」って顔してるの?」
「「全くそんな顔はしていない(ですよ)!!」」
「仲が良いわねぇ」
「「!?」」
「本当に仲が良いわねぇ。息がぴったりだわ」
クスクスと笑いながら、エリアの後ろから新婦……エクセラ・フォースが姿を現した。純白ではなく、少しだけ青が入っている綺麗なウエディングドレスを着て、手袋で白くなっている指を口元に当てて笑っている。
「いや、怪しいことは何もないですよ?」
「そうそう。俺達は普通の友人ってだけだからな」
「怪しい………留置所で一体何があったのかしら?」
聞かれてた………しかもかなりはっきりと。
エリアはエクセラとアルベルト達の間で、キョロキョロと交互に見ている。どうやらこの展開について来れてないらしい。
エクセラに聞かれ、アルベルトと是緒羅の二人は顔を見合わせた。
――――以前、マルクトの留置所でホモカップルを演じてました………――――
――――しかもお似合いと見られてました………――――
言えないよ………そんなこと………とてもじゃないけど言えないよ………
エクセラは二人が“ギクッ”とした反応をしたことを見逃さなかった。ジーーーーっと穴が開く様に二人を睨む様に見つめてくる。対して二人は、この状況をどうやって打開しようかと思考をフル回転させていた。(ちなみにエリアは相変わらず三人をオロオロと見ている)
暗くはないが、ある意味白熱した空気の漂う控え室。
と、開け放たれていた扉から、救いの主が舞い降りた!!
「HAHAHA!!新郎新婦はお二方ともここかな?まったくレオナに引っ張られて連れてこられてしまったわい!!」
訂正。豪快に飛び込んできた。
J・Bハート・Jr.も例によって正装をしていたが、肩に上着を掛けて豪快にシャツを晒
している。その為か、普段とあまり変わらずにカウボーイの様な印象を与えていた。
もっとも、その印象はその豪快な口調とガッシリした体型が原因なのだが、まったく持って違和感がない。
「何言ってるのさ!もうすぐ式の始まる時間だってのにカジノになんて行ってるから引っ張って………何やってるの?みんなして」
J.Bを引っ張ってきたことですっかり息の上がっているレオナは、どうも怪しい雰囲気になっている控え室を眺め、ビクッと後ずさりしながら言う。だが二人が飛び込んできたことで、アルベルトは天の助けとばかりに即座に行動に出た。
「レオナ!もうすぐ式が始まっちまう。神父だって待ってるから、早く行こうぜ」
「神父が待ってるのはエクセラと是緒羅だよ!………って待ってよちょっと!」
アルベルトは控え室に来たばかりのレオナの手を引いて、慌てた様に廊下へと飛び出し、デッキへと走っていった。
その様子を扉から覗き込む様にして見ていたJ.Bとエリアは、何故か感心した様な声を出した。
「ああ!レオナさんがアルベルトさんに引っ張られて、まるで宙を舞う凧の様に………!」
「うむ。あの豪快な引きはなかなかお目にかかれんな。……では、お二人の邪魔をするのも悪い、わが輩達も早々に席に着きに行くとしようかの。ではお二人とも、式場で会おうぞ!!」
「ではお二人とも、式には遅れないでくださいね♪」
「もちろんよエリアちゃん」
J.Bは笑いながらアルベルト達が去った方向へと歩き出し、エリアはその後ろを走って追いかけていった。去っていく二人を見送りながら、エクセラは控え室の扉を閉める………
そして是緒羅に向かい合った。
「是緒羅ちゃ〜ん。ところで私を見て、どう?」
「どうって……えっと、さっきのアルベルトさんとは別に……」
先程の話を蒸し返されたと感じた是緒羅は、慌ててエクセラに釈明しようとする。結婚式当日になっていきなり別れたりしたら、もう目も当てられない……
だがエクセラは、その「話はもう良いのよ」と、両手を腰に当てて呆れていた。
「それよりも、まずは私を見て言うことがあるでしょ。新郎さん?」
にっこりと笑って、エクセラが是緒羅に詰め寄る。是緒羅は一瞬だけキョトンとしたが、すぐに咳払いし、エクセラに向かって言う………
「綺麗ですよ。エクセラ」
「ありがとう。あなたも似合ってるわよ?是緒羅」
エクセラは微笑み、是緒羅に駆け寄り、小さくキスをした。
☆☆☆
結婚式は客船の甲板で行われる。川では騒ぎを聞きつけてきたのか、河海豚達が泳ぎ回り、結婚式を祝っている。
すっかり用意されている式場の席に着き、アルベルト達四人は司会の言葉に耳を傾けていた。
実のところ、今回の結婚式には、この四人しかお客として招待されていない。本当に極々僅かな友人だけを招いているため、端から見ていると、少し寂しい物がある。
だがそんなことを気にする様なメンバーは、只の一人もいなかった。
「新郎新婦。入場」
客船の司会がマイクに向かって言うと、静かに是緒羅とエクセラが入場してきた。エクセラは先程付けていなかったヴェールを被り、是緒羅は騒動の名残も見せずにキリッと緊張感を出している。
流石に神父や進行役はやらせて貰えず、J.Bは式の邪魔にならないよう、静かに大人しく席について見守っている。他の者達もそれぞれ席に着き、デッキに出てきた二人を祝福するために大人しくしていた。
(是緒羅の奴、あんなに緊張して……大丈夫だろうな)
(大丈夫じゃろ。わしも結婚済みじゃが、出てしまえばどうと言うことはない)
(……そりゃあんたと比べたらなぁ)
(何じゃとぉ……)
(シッ!今一番良いところなんだから黙ってて!)
(そうですよ二人とも)
((了解))
レオナとエリアに釘を刺され、アルベルトとJ.Bは神父の前に立つ二人に目を向けた。どうやら二人がコソコソと話しているうちに、式は進んでいたらしい。神父の前に立った二人はジッと神父を見つめ、言葉に耳を傾けている。
神父は聖書を片手に広げながら言う。
「大道寺 是緒羅。貴男は エクセラ・フォースを妻とし、神の定めに従って夫婦の神聖な契りを結ぼうとしています。貴男はこの人を愛し、この人を慰め、この人を敬い、健やかな時も病める時もこの人を守り、その命の限り他の者に寄らないで、この人に添うことを誓いますか?」
「はい。誓います」
是緒羅が力強く言う。その言葉を聞き、神父は頷いてからエクセラに視線を向けた。
「では、エクセラ・フォース。貴女は 大道寺 是緒羅を夫とし、神の定めに従って夫婦の神聖な契りを結ぼうとしています。貴女はこの人を愛し、この人を慰め、この人を敬い、健やかな時も病める時もこの人を守り、その命の限り他の者に寄らないで、この人に添うことを誓いますか?」
「はい。誓います」
エクセラも静かに頷く。
「では、指輪の交換を……」
神父が言い、二人はそれぞれの指輪を手に取った。それから互いの左手の薬指に差し込む。お互いに少々照れくさいのか、少し顔が紅くなっていた。
(初々しいのぉ)
(あんたと比べたらな)
(何じゃと)
(静かにしてくださいよぉ)
(キミ達、黙らせよっか?)
((ごめんなさい))
ついにレオナとエリアに再び釘を刺され、アルベルトとJ.Bは再び口を閉ざした。そうしているうちに、式はクライマックスを迎える………
「では、誓いの口付けを……」
神父がそう言うと、是緒羅とエクセラは向かい合った。エクセラの顔を隠していたヴェールを開き、そして互いに目を閉じ、ゆっくりと顔を近づける。
穏やかな陽と、仲間からの祝福の中で、一組の夫婦が誕生した………
〜ブーケトス〜
「さぁ、いっくわよ〜〜!!」
エクセラが、式が終わった途端に素に戻ってブーケを空に向かって掲げている。それを貰おうと、レオナとエリアの二人が戦っていた。
J.Bは既に結婚しているし、いくら結婚願望が強いと言ってもアルベルトは男である。ブーケトスに参加するのも気が引けてるため、実質的にはエリアとレオナの二人の戦いである。
エリアとレオナにはかなりの身長差があるため、エリアはブーケを取るために必死にピョンピョンと跳んでいる。レオナはそんなエリアを見て、相棒の厳命だからと言って取って良い物かどうかを本気で考えていた。
そんなレオナの迷いを読み取り、エクセラは「ならば今のうちに」とばかりに一気に全力投球の構えに入る。
「せ〜のっ!!」
エクセラは存分に勿体ぶらせ、数々のフェイントを駆使し、結局は特にこれと言って芸もなくブーケを二人の頭上に向かって投げた。ブーケは、風に流されながらも、クルクルとゆっくり回転しながら、弧を描いて落ちてくる。
…………海へ。
「たぁっ!」
「うわっ!ここ甲板だぞ!!」
デッキから海へと飛んだレオナの足を、慌てて飛び出したアルベルトが掴み取った。海へと落下途中のブーケをギリギリのところでキャッチしたレオナは、とりあえず任務達成に安堵し、溜息をついた。
アルベルトに足を掴まれているため船から逆さ吊りという、ワンピースにあるまじき体勢であるが、レオナは特に気にする様子もなく、アルベルトに引き上げられた。
能力を加減して使ったからだろう。特に疲労した様子もないアルベルトは、しかし緊張から解放されて溜息を吐いた。
それから、無茶をするレオナにポコッと一発入れる。
「危ないだろうが」
「いやぁ〜、ごめんごめん。なんて言うか……つい」
「負けてしまいましたね。レオナさん、幸せになって下さいよ?」
「え?え??」
レオナは頭上に?マークを無数に浮かべた。
周りの者達はそれぞれブーケを取ったレオナを祝福しているが、実はレオナには解っていない。
そう、レオナはあまりに相棒に言われたからブーケを取ったのであって、なんとその意味までは知らない人だったのだ。
キョトンとした表情になっているレオナのことなど気にせず、ようやく本領を発揮出来るとばかりにJ.Bが握り拳を上げた。
「さぁ、次はとうとう食事+二次会じゃあーーー!!」
「ま、友人しか居ないのに改めて披露宴するのもなんだしな。ここは早速、パァーッと逝くか!!」
「あ!私このドレス着替えなくちゃならないのよ。J.Bさん、ご馳走残しといてね?」
「まったく保証は出来んなぁ!HAHAHAHAHAHA!!!」
豪快に笑いながら、J.Bは階下のカジノへと向かっていく。その光景を見ながら、エクセラはフフッと小さく笑った。
「どうしたんですか?」
「いいえ。何でもないわよ。ほら是緒羅、あなたは着替えなくてもそのままで大丈夫なんだから、あの人に付いていってあげなさいよ。アルベルトさん達もね?」
「? それでは、お先に行っていますよ」
「OK。早く来いよ!」
「早くしないと、本当にご馳走がなくなっちゃうからね!!」
是緒羅は怪訝な表情でエクセラを見ていたが、アルベルトとレオナの二人が駆けていくのを見て、歩いて付いていった。残ったエリアは、着替えをするエクセラを手伝うために、控え室にまで付いていくことにした。
着替えの途中、エリアは微笑んだままのエクセラに問いかける。
「どうしてそんなに笑ってるんですか?」
「ううん。結婚式だろうが何だろうが、みんなあまり変わらないなぁって……」
エリアはそんなエクセラを見上げながら、あの強豪メンバーでは変わるに変わらないんじゃないかと、そう密かに思うのだった……
〜そして二次会へ!!〜
二次会へと突入したメンバーは、食事を楽しみながらカジノに勤しんでいた。ちなみにケーキは早々に入刀され、既に食い尽くされている…………
(あのサイズを食べ尽くすなんて………)
随分前に入手した“大食い大会用胃薬”を使っていた様だが、それを差し引いてもエクセラは大した食欲だった。J.Bと素で渡り合っている。今では元気にルーレットに勤しんで大金を稼いでいる様だった………
負けじとJ.Bも頑張っているが、博打運は皆無なのか、尽く負けている様である。
「エリアはやらないんですか?」
「是緒羅さん。私はこういうのはちょっと……」
「確かに、博打なんて似合わないですね」
是緒羅は苦笑しながら、カジノのバーで食事を取りながら慎ましくワインを飲んでいたエリアの横に座り、椅子を回転させてルーレットを楽しんでいるエクセラを振り返った。
アルベルトはレオナと一緒に、別のところでポーカーで遊んでいる。
「結婚式、流石にカジノでって言うのは変かと思いましたけど…………良いかも知れないですね」
「皆さん楽しそうですからね」
「エリアさんは?」
「楽しいですよぉ。こうやっちぇワインも飲めまふし」
「…………酔ってます?」
「ことろで訊きたいことがあふんですけどぉ」
「ばっちり酔ってますね。何ですか?」
ワインが強かったのか、それとも元から弱い体質なのか………紅い顔になって呂律が回らなくなってきているエリアの問いに、律儀に答えながら、是緒羅はエリアを介抱する。
是緒羅に介抱されながら、半ば小さく寝息を立てつつ、エリアが問いかけてくる。
「エクセラさんの〜、何処に惚れたんですかぁにゃ〜〜」
「……何処に?」
是緒羅は再びエクセラを振り返った。
ルーレットに陣取っているエクセラは大勝ちしているらしく、嬉しそうに諸手をあげて喜んでいる。
その笑顔を見ながら、是緒羅は眠りに入ったエリアに語りかけた。
「そうですね。俺は、エクセラさんの―――」
この時是緒羅がどう答えたのかは、当人以外、誰も知ることはない…………
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
【整理番号 / PC名 】
0593 大道寺・是緒羅
0552 アルベルト・ルール
0598 エクセラ・フォース
0599 J・B・ハート・Jr.
0536 兵藤・レオナ
0592 エリア・スチール
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■ ライター通信 ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
いつも有り難う御座います。メビオス零です。
今回は何と結婚話…………さすがに緊張しました。私が。だってこれは流石にしくじれないんだよぉ(弱気)
一生の大行事だからなねぇ……ちなみに私は結婚した事がありません。それどころか行った事もありません。
ですので、式の順番とかは調べたんですけど………抜かした所とかがあったら恐縮です、すみません。その時には全力で反省します。
さて、今回は珍しい事にアイテムを出す事になりました。それは………勿論結婚指輪!&ブーケ!これを外しちゃならんでしょう(断言)
最初ブーケはエリアさんに上げようかとも思ったんですが、レオナさんになりました。エリアさんは残念でした。(最初はJ.Bに上げようと思った事は秘密♪)
さて、今回は結婚という大きな仕事を下さって有り難う御座います。本当に嬉しかったです。(そして辛かったです。気に入られるか不安で……
またお会いできた時は、もっとLvの高い物を送れるよう、頑張りたいと思います。
では、今回のご依頼、誠に有り難う御座いました。(・_・)(._.)
追伸:HPを新しくしました。BBSでは要望・感想何でも良いので、お暇でしたらどうぞ
http://mebiosuzero.poke1.jp/
|
|
|