PSYCOMASTERS TOP
新しいページを見るクリエーター別で見る商品一覧を見る前のページへ


<PCパーティノベル・セフィロトの塔>


都市マルクト【自警団詰め所】決定、御宿泊

ライター:東圭真喜愛

■オープニング■

 で……何をした?
 自警団員に捕まって、自警団詰め所にしょっぴかれて、取調室でこうやって自警団員と御面談だ。何もやってませんってのが、通じるとは思わねぇよなぁ?
 どうせ、酒飲んで喧嘩でもしたって所だろう。
 ま、少し牢屋で反省するんだな。その後、罰金か労働奉仕か……そんな所か。
 それとも……
 いや……俺はちょいと忘れっぽくてな。特に、臨時収入のあった日なんかは、色々と忘れてしまってなぁ……
 お前さんを牢屋に蹴り込むのをすっかり忘れた、なんて事にもなりかねないと思うんだ。



■黄昏の一夜■

 証言その1.
「お酒ではそれほど酔わないのですが、そうですね、確かにリュイさんと一緒にお酒を飲んでいました。リュイさんが盛大に酔っていると気づいたのは随分遅かったですし……今思えばあれが誤算だったのかもしれません。連れて帰るにも支障があると判断した頃には喧嘩をしているのを止めることができないまま、途中乱入してきた自警団に一緒に連れてこられたんです。ええ、喧嘩。リュイさんしておられましたよ? けれど、なし崩しにこうして私が巻き込まれたのは、被害者なのでしょうねえ?」

 証言その2.
「お酒ちょっとほろ酔い加減で楽しんでただけだったのになぁ……なんであたしもここに居るのよ。てか、女なんだけど一応。普通一緒にする? そりゃね、止めなかったけどさ。一緒に居たけどさぁ……。今更間違いでしたで出してもらえなさそうだし。何とかしてよね」

 証言その3.
「別に俺は軽犯罪を酒場では犯してなどいない。騒動が起きていたので巻き込まれただけだ。……確かに襲い掛かってきた奴を何人か張り倒したが、それは正当防衛なのではないか? あそこに居る奴等が随分と暴れていたようにも見えたのだが、元々は酒に呑まれて襲い掛かってきたほうが悪いんだ。自警団とやらは被害者を責めたてる立場にあるものなのか? 現場に戻って捜査のし直しや聞き込みなどをして俺たちの……少なくとも俺の無罪放免を確定してもらいたいものだ」



「……すみません」
 暗い牢屋、コンクリート地がモロに剥き出しになっているその部屋に───もはやそこは部屋とは呼べる代物ではないのだが───体育座りをしていたリュイ・ユウは、恐らく自分と一緒にぶち込まれたのであろう被害者3人の話をじっと聞いていたが、やがてそう謝罪してうなだれた。
 目を覚ました時には、知らないところにいたからまた記憶喪失にでもなったのだろうか、と一瞬思った。だが、「また」という単語が思い浮かぶということは、記憶はなくなってはいないということ。
 サイバーでも折れないような太く冷たい鉄格子越しに自警団員に話を聞いてみると、相当酔って何かやったあげくにここに来たらしい、ということ。
 何を隠そう、彼は相当飲まないと「そう」はならないのだが、一定量を超えると言動が不明の上、酔っていた間の記憶もなくなる質の悪い酒乱だった。
 実際、酔っていた時の記憶はあるような、ないような。という感じなのだ。
 まあ、こういう状況に陥った場合、酔っていた時自分が何をしていてもおかしくはない、ということを自覚してはいる。
 だから、共に飲んでいたはずのクレイン・ガーランド、シャロン・マリアーノ、それに同じ酒場、それもごく近い席にいた饒・蒼渓(ラオ・ツァンシー)までも巻き込んで運悪くこれまた同じ酒場にいたタチの悪いゴロツキ達と喧嘩乱闘した、と次々に証言されても、素直に反省するだけだった。
「途中までは普通だったんですけどね」
 クレインが、ため息をつきつつ、そっと手首をさする。
「なに、怪我したの?」
 シャロンが心配そうな表情で、近寄ってくる。
「いえ───怪我というほどのものでもありませんよ。でも、あれだけの乱闘で怪我を負わなかった饒さんは見ていて本当に素晴らしい戦い方というか、喧嘩の仕方でしたね。相当慣れているのではと思いました」
 手首を下ろすときに意味ありげにちらりとリュイのほうを見つつ、こちらも先ほどから、自分のハンカチを床の上に敷いて座っていたクレインが、ひとり離れた場所にいる、無傷の饒を見る。
「そんなに凄い身のこなしだったんですか?」
 少し興味を惹かれたリュイ、眼鏡を押し上げつつ顔を上げると、痛い視線が三人から飛んでくる。
 内心、うっと思うものの、外見はあくまで冷静を保っている。
「けど、饒さんの言うとおり自警団も容赦ないわよね。捜査のしなおしってのは絶対無理だと思うけど」
「そういうものなのか、自警団というものは」
 苦い顔をする、饒。
 そこへ、元気のいいといえば聞こえがいい、若い声が全員の耳に飛び込んできた。
「だからっ! 俺は中にいる眼鏡を引き取りにきただけだつってるだろ!? 俺としてはあんなヤツ、どっかに売りさばいてくれたっていいんだっての! 同居人ってだけでなんで俺まで───」
 言葉の最後は、床にドッと倒れる音が引き継いだ。ガシャン、と再び鉄格子が閉まり、たった今黒髪の少年を新たにぶち込んだ自警団員の一人が、カツカツと靴音を立てて遠ざかっていく。
「地獄に落ちやがれ!」
 鉄格子から片腕を出し、些か下品な、それも古風な表現で「Kill You」の意思を示すと、若者はギロッと牢屋の中を見渡した。
「ケヴィンさん、お気の毒に」
 今までのやり取りを見ていたクレインが、心底気の毒そうに言った。
「これも被害者っていうのよね、きっと」
 シャロンが、ちらりとリュイのほうを見る。
「誰かの知り合いか? 眼鏡……ということは、リュイとかいう今回の大元になったあそこにいるヤツの、か」
 饒の判断は正しかった。
「ケヴィン、引き取りに来てくれたんですね」
 そんなリュイの言葉に、たった今不本意にも関係者というだけで牢屋に入れられてしまったケヴィン・フレッチャー、
「そう思ってのこのこやってきた俺が馬鹿だったよ!」
 こんちくしょう、と毒づく。
 まったくもって不本意中の不本意なのだが、同居人と認めざるを得ないリュイが牢屋に入れられたと聞き、別に自分がこんな大荷物というか危険物とも言えるヤツを引き取りに来なくたっていいと思っていたのだ。だが、引き取りに来なければ末代まで祟ってくれそうだし、そうだ1レアルの保釈金で恩着せまくって珈琲飲み放題も悪くないか、などとちょっとした子供の悪戯のような下心と共にやってきたのが天罰に当たったのだろうか。
「ねえ、ほんっとうにここで一夜過ごすわけ?」
 シャロンが、いやあな顔をして改めて牢屋を見渡す。
「そうなるでしょうね」
 まあ、出る時には素直に罰金を支払えばすむでしょうけれど、とクレインは付け足す。
 彼はあまり身体が強いとはいえないので、こんな慣れないところで宿泊したあげくに労働などもってのほかだ。今だって、早く帰って寝たいと、恐らくシャロンや饒と同じことを考えているのだ。
 労働をせずに出るには───他に、賄賂も少々必要とせねばならないだろう。そうすれば、牢屋にいたという記録も残らないように出来るはず。
「俺はここでも寝られそうだからいいが───確かに不条理だな」
 饒が言う。
「だよね? そう思うわよね? だってここ、トイレはあるけど壁も衝立もないし、お風呂もないのよ!」
 ほんとに勘弁して、とシャロンは思う。
「牢屋ももう少し、一泊させるだけとはいえ生活に沿ったものにしてほしいものです」
 立ち上がり、ほぼ全面的にコンクリート地が見えていることを確認しつつ、リュイ。
「これだから───『触ると(金を)毟られます半径数キロ以内の人間は直ちに避難しましょう』なヤツは」
 睨みつつ、ケヴィン。
「そういうやつなのか?」
 興味を惹かれたように、饒が尋ねてくる。
 よくぞ聞いてくれた、とでもいう風にケヴィンは彼に向き直る。
「こいつの普段の言動見てりゃ、どんな不良でも逃げ出したくなるね、あまりのどす黒さに」
「どす黒さ?」
「それと不明瞭さにな」
「不明瞭?」
「手伝ってやってんのに助手じゃなく雑用係とか言いやがるし」
「ふむ?」
「ドッカの女と間違えてねこけた時に抱きついて離れねーし」
「……なに?」
 饒だけでなく、他全員の視線がケヴィンとリュイとの間を往復する。
「初耳でした。リュイさんとはそういう方だったのですね。だから私にもあんなことを……」
 と、クレインがまたまた意味ありげに手首をさする。
「ちょっと、どういうこと? こんな危険人物となんかいられないわよ! あんた一体何されたの!?」
 シャロンがクレインの手首を持ち上げると。
 暗い中でも薄明かりで見えた───手首を握られた、跡が。
「てっ……」
 一番最初に深い沈黙を破ったのは、ケヴィンだった。
「てめえってヤツはどこまで穢いんだ!」
 胸倉を掴み上げられ、クレインの様子にも少なからずビクッとしていたリュイだが、穢い、の一言で頭が切り替わる。
「穢いとはどういう意味ですか? 男性が男性に好意を持つことはいけないことなのでしょうか?」
「い、いや、そうじゃなくてなあっ」
「待て、それじゃあお前」
 ケヴィンの言葉を遮り、饒が未知の世界の会話に割って入ったのが運のつきと言えただろう。
「お前───リュイと言ったな。お前は、所謂男色ということなのか?」
「饒さん、そうはっきり言っては身も蓋もなくなってしまいます」
 弛緩したようなため息をつきつつ、クレイン。
 もしこの時、リュイにもうちょっと整理する頭が残っていれば、クレインが巧みに冗談じみた演技をしていることに気づいただろう。
 クレインが疲れているのは、確かではあったのだが。
「待って……ゆうべはリュイさん、じゃあ『あの男』に言い寄られていたんじゃない?」
 シャロンのその言葉に、全員が凍りつく。
 その空気を読み取り、シャロンは推理しつつ口を開く。
「ほら、乱闘のきっかけって今までてっきり、あのゴロツキのリーダー格のヒトの肩に、ちょうど立ち上がったリュイさんがぶつかったからって思ってたけど。思えば、あのリーダー格のヒト、リュイさんに向けて歩いてきていたんじゃ? だって、今思い返してみるとあのヒト、わりと近くの席で飲んでいた気がするのよ」
「リーダー格の人間とは、珈琲色の毛皮のコートを着た、やたらと顔の整った青年か?」
 饒が、細かく覚えていたようだ。シャロンが、「そうそう、その人よ!」と身を乗り出す。
「その男なら、俺のすぐ後ろの席で飲んでいたな。とある闇医者に以前世話になったとかなんとか仲間で喋っていたのが聞こえた。いつの間にか席を離れて、俺がつまみを頼んでいる間にあっという間に乱闘になったんだが」
「闇医者に、世話になったぁ?」
 饒からの思わぬ情報に、ケヴィンが声を裏返すようにぎりぎりとリュイの胸倉を更に締め上げる。
「待って、誤解です。ケヴィン、落ち着いてください」
「これが落ち着いていられるかっ! てめえって野郎は、クレインさんに手ェ出してゴロツキのリーダーにも昔手ェ出してたのかよっ!」
「あの」
 クレインが、見計らったようにちらりと微笑む。
「私は、自警団の方にここに入れられる時に、この手首を強く掴まれただけで、そこまで言っていませんよ? ケヴィンさん、まるで嫉妬していらっしゃるようです」
「く……クレインさん、人が悪い」
 リュイは半ばホッとしたようにつぶやき、ケヴィンの顔色をそっと窺う。
「……クレインさんはまだしも、あの男のヒトはイヤに親しげにリュイさんと接してたわよねえ」
 シャロンの言葉に、ケヴィンのどこかがぶちっと切れた。
「この破廉恥闇医者! 二度と俺に触るな! 一度星になって浄化されて戻ってこい!!」
 ドカッと派手な音がして、リュイは文字通り吹っ飛ばされた。



 リュイの意識が戻る頃。
 既に夜は明け方近く、だった。
「あ〜……腹減って寝られねぇ」
 ケヴィンが、ぐったりと腰を下ろしながらつぶやいている。
「クレインとやらは大丈夫か? だいぶ顔色が悪いな」
 饒の言うとおり、クレインが一番堪えていた。精神的には、確かに不条理なものは感じても肉体がついていかないのだ。
「…………?」
 リュイはそのときになって初めて、自分の服のポケットの中に、明らかにいつもは入れていないものを発見して手にとってみた。
 ───多分乱闘の際、それかその前にか。入れていたのだろう。
 酒場でのつまみに頼んだはずの、フライドチキンが包みのまま入っていた。腐ってはいない、と確かめた時、シャロンが目敏くそれを見つけた。
「流石は酒乱、テイクアウトもしてたってワケね。よかったら、この人に分けてくれない? 一番参っていそうだから、身体」
 クレインを見下ろしながら言うシャロンに、元々は自分が原因だし、と身体を起こそうとしたリュイは、腰を打っていたのだろう、うっと呻いて肘を突いた。
「あーあ、仕方ねーな」
 起こしてやろうとしたのか、「クレインさんのためだからな」と言いつつ立ち上がり、こちらへやってくる、ケヴィン。
 そこに、ひとり、傭兵あがりだったのでこんな局地(?)にも慣れているのだろう、眠っていた饒ののばした足、その靴先にケヴィンが蹴躓いた。拍子に、饒は敏感にも飛び起きて彼もまたその決定的瞬間を「見ることができた」。いや───見ないほうがよかったのかもしれない。精神的に。
「うわ!」
「!」

 ドサッ……───

 しーん、とした空気がその場に浸透し、誰がどうフォローすべきか誰もが考えていた、その時。
「おい、そこ。公衆の面前でベッドタイムか? さっさと起きて受け取れ」
 自警団員の一人がいつの間に来ていたのか、鉄格子の向こうから、いい香りのする高級そうな箱を手に無愛想に声をかけた。
「ベッ、べ、」
 ベッドタイムなんかじゃねえっ! と言いたいのだが、あまりの展開に舌が回らないケヴィン。
 下敷きになったリュイはというと、腰の痛みなど今の「接触」で忘れたとでも言うかのように唇に指を当てている。
「ああ、それ。今頃届いたのね」
 シャロンのため息に、クレインが顔を上げる。
「なんです?」
「差し入れ。自警団員の人に。乱闘が始まってしばらくしてから、自警団が乗り込んできたでしょ? 賄賂なんてそんなお金持ってないし、労働もあたしは悪くないからしたくないし。それで、電話しといたの、高級レストランから特別にテイクアウト。クレイン、あんたに聞いておいてよかったわ、このレストランのナンバー」
「あのドタバタの中でそんなことを考えていたんですか」
 クレインは、苦笑しつつ、「これはあんた達に。めったに食べられない高級料理でしょ?」と言うシャロンと、この建物を見るからに普段からいいものを食べていないのが明らかに分かる、自警団員達が集まってきて大喜びしているのを見比べた。
「大した人ですね」
 ね?と、少し小首を傾げ、意味深な視線をリュイに送る、クレインである。
「あ、でも」
 鉄格子の鍵を外す自警団員からリュイへと視線を移しながら、シャロンはきっぱりと言った。
「支払いはあんた名義にしてあるから、よろしくね」
「な……!? その箱のマーク、俺でも見たことがある───相当な高級料理のお店ではないですか」
「自業自得だ馬鹿野郎!」
 やっと声を出すことのできた、しかし未だトマトのように真っ赤なケヴィン。
 ケヴィンがリュイの上にかぶさるように転んだ時、一体何があったのか。
 饒は見なかったことにし、ようやく出られた牢屋から、清々しい朝日を浴び、のびをした。
「やはりいいな、外は」
 続いて、思っていた通りに賄賂を少しばかり自警団員に手渡して「なかったこと」にしてもらい、クレインは日陰を選んで服装を正す。
「クリーニングに出さないといけませんね、これは」
 疲れはしたものの、なかなかに楽しい一夜であったと思うクレインは、そう言ってリュイを見て微笑む。
「ああ……今回俺のせいでかかった金は全部責任を取りましょう」
「俺の責任もな」
 捨て台詞のようにシャロンから続いて出てきたケヴィンは、今自分が言った言葉が更に誤解を招いてしまう結果になることに気づき、慌てて付け足した。
「そういう意味じゃねえよ! マジで!」
「分かっていますよ」
 内心はどう思っているのか分からないような、リュイの返事。
「仲がいいのね」
 シャロンはクレインに手を貸しつつ、「いきましょ」と歩き出す。
「あんな人種も本当にいるんだな」
 どこか感心の念を覚えつつ、饒。
「喧嘩も仲が良くなければ出来ませんからね」
 どこか遠いものを見るように、前に広がる道を見つめる、クレイン。
「分かってるって、何が分かってんのか3文字以内で言ってみろこの男色似非医者!」
「な・に・か です」
「ふざけろ!」
「ふざけていいんですか?」
 ケヴィンとそんなやり取りをしつつ、一気に軽くなった財布に流石にこっそり冷や汗をかきつつ、次は酒の量は控えようと誓うリュイだったが。
 果たして成功するかどうかは、今はまだ謎のまま。
 そして、牢屋の中でのこともまた、謎のまま───に、しておいておくつもり、なのである。



《END》
■━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃登┃場┃人┃物┃紹┃介┃
┗━┻━┻━┻━┻━┻━□
【整理番号(NPCID)】
0487/リュイ・ユウ (りゅい・ゆう)/男性/28歳/エキスパート
0474/クレイン・ガーランド (くれいん・がーらんど)/男性/36歳/エスパーハーフサイバー
0486/ケヴィン・フレッチャー (けう゛ぃん・ふれっちゃー)/男性/20歳/エスパー
0645/シャロン・マリアーノ (しゃろん・まりあーの)/女性/27歳/エキスパート
0654/饒・蒼渓 (ラオ・ツァンシー)/男性/20歳/エキスパート
■━┳━┳━┳━┳━┳━┓
┃ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
┗━┻━┻━┻━┻━┻━□
こんにちは、または初めまして。ライターの東圭真喜愛(とうこ まきと)と申します。
この度はご発注、ありがとうございましたv
内容には、なるべくPC様其々の個性、主に性格を重んじて取り入れて書いてみましたが、如何でしたでしょうか。今回は皆様のプレイングを総合して考えた結果、このような形で半ば暴走気味になってしまいましたが(爆)、巻き込まれた方々には本当に申し訳ないなと思っております; 果たして牢屋で最後、本当に二人は───いや、これ以上は突っ込まないでおきます(笑)。

何はともあれ、少しでも楽しんで読んで頂けたなら、幸いです。
ご意見・ご感想等ありましたら、お気軽にお寄せくださいませ。
これからも魂を込めて書いていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します<(_ _)>

それでは☆
2005/09/03 Makito Touko