PSYCOMASTERS TOP
新しいページを見るクリエーター別で見る商品一覧を見る前のページへ


<アナザーレポート・PCゲームノベル>


悪ィけど、助けてくんない? 〜七星さんとブラッドサッカーさん。


 …それは、セフィロトの塔イエツィラー内第一階層の何処かでの話。
 クレイン・ガーランドはエリニュス・ストゥーピッド、そしてブラッドサッカーと共に居た。資格やら何やら考えると何だかおかしな組み合わせのような気がするが――成り行き上そうなってしまったのだから仕方無い。
 まずブラッドサッカーの場合はビジター資格無し。単独行動で毎度の如く一人で来訪、のほほん『食事中』だっただけらしいが…他方クレインの場合は少々事情が違う。まず彼の方は紳士然とした生活感の無い青年風ではあるが歴とした資格を持つ――とは言ってもその資格を取る事自体は別に難しくは無いのだが――ビジターである。そして複数名でパーティ組んで正規にゲート潜って来てもいる筈なのだが…パーティメンバーと逸れてしまっている。それから暫くしてクレインはこれまた単独行動の幼い少年、エリニュスと遭遇したと言う話。そのエリニュスの方もまたクレイン同様ビジター資格は持っている為正規にゲートを潜って来ている。が、彼はそうでありながらイエツィラー内でビジター資格無しのブラッドサッカーと何やら待ち合わせをしてもいたそうで――とどのつまりはだからこそわざわざ単独行動をしていたと言う訳になるらしい。…クレインの方とは多少事情が違った。
 で、クレインとエリニュスの二人が、出会った縁とばかりに何となく共に行動している内に…ブラッドサッカーとも自然と合流している。クレインもクレインでブラッドサッカーとは初対面でも無かったので、結果として緊急避難的に新たなパーティを組んだような状態になっていた。
 そして落ち着いたところで気が付く、何やら妙な静けさ。…都市マルクトからは随分離れた、塔内の結構奥まった場所だと思えるのに…タクトニムの数がやけに少ない気がする。
 現時点で、それ程の数を撃破した訳でもないのに。
 襲われない。
「…どうもおかしくないですか?」
 拳銃片手にぽつりと疑念を呟くクレイン。
 同様の疑念を抱いたか、クレインの呟きを耳に入れたエリニュスも首を捻っている。
「…何だか…妙に静か過ぎる気が…しますね」
「ええ。…静かです。と言うより、こんな場所でありながら…タクトニムの気配が妙に少ないような…気がしませんか」
 それこそ、都市マルクト並みに。
 と、クレインがそこまで言ったところで。
 たんっ、とおもむろにブラッドサッカーが地を蹴り跳び上がった。そしてそのまま【飛行】に入ったか、落ちて来る気配がない。
 何事かときょとんとしつつ、クレインが見上げる。
「…どーしましたー?」
「って静かにしとけ。こりゃあひょっとするからな」
「心当たりがおありで?」
「姐御かも。つか今俺に話し掛けねぇ方がいい」
 取り敢えずエリニュス頼むな。
「?」
 と。
 ブラッドサッカーが端的に残した「姐御かも」との科白にクレインは頭上に疑問符浮かべる――が、直後。
 ヒュッ、と空気を切るような音がした。
 途端。
 一つの黒い影がブラッドサッカーの居た位置を狙い、何か攻撃を仕掛けていた。…実際は攻撃を仕掛けたその時には既にブラッドサッカーの姿はその位置には無く派手に空振りしていたのだが――そうは言っても、影が持っている珍しい形の刀が空を切り裂く音は、端で見ているだけで寒気がする程鋭いものだった。その位置にブラッドサッカーが残っていたままだったとしたら、容易く切り裂かれていただろうと思わせる攻撃。
 いきなり何者かと思ったら、極東の着物めいたデザインの露出の高い服を纏い、脚部と手首の装甲を剥き出しにしたままでもある、凄み溢れる人型のおねえさまがそこに居た。どうやらタクトニムではない。そして――装甲が剥き出しと言う事も確認できれば、自然にサイバーである事は知れる。ついでに宙を飛んでいる、それもブースターなどを使う訳でも無く自在に飛んでいる風だ――となれば先程飛翔したブラッドサッカー同様【飛行】の方の能力と思える。…となるとオールサイバーの線は消えるから――エスパーハーフサイバーか。
 …て言うか。
 よくよく人物を確認すればある意味有名人なトップレベルの古株ビジター。姓は柊名は七星。都市マルクトに居るより塔内イエツィラーの中で過ごしている時間の方が長いのではないかと言われるくらい、タクトニムを恐れない剛毅な御方。
 そんな御方が何故いきなりブラッドサッカーに切りかかるのやら。
 と、思いはしたが。
「不意打ちは勘弁してっての」
 気の無さそうにぼそりと響いたのがブラッドサッカーの声。空を浮いている七星の背後。【敏捷性増加】か【テレポート】か、【飛行】に加えそんな能力を使ったとしか思えない素早さでブラッドサッカーはそこに居た。
 が。
 ブラッドサッカーの科白を聞いた途端、返す刀で言葉では無く文字通り刀の刃が飛んでくる。瞬間的に【体皮硬化】と【筋力増加】、その他諸々能力併用で珍しい刀――ワイヤーの張ってある近代的なブレードである――のワイヤー部を避けブレード本体側を器用に白刃取り。そこで初めて正面で相対すると、自分の得物を当然のように白刃取りしたブラッドサッカーの顔を見、七星はにやり。
「あんた相手に不意打ち出来る訳ないだろ? 今のこの状況が良い証拠」
 折角だから遊んでくれよ♪
「やだ」
「そんなつれない事言わないの。いいじゃないかちょっとくらい」
「面倒臭ぇ」
「じゃあなんで今【飛ん】だのさ」
 あたしが来るってわかったんだろ?
 ついでにあんたのその行動からして、珍しく同行者も居ると見た。…それも結構仲良しのね。
 言いながらも七星は改めて珍しい形の刀ことセフィロト塔内からの回収品でもある高周波ワイヤーブレードを握る手に更に力をこめる。ハーフとは言え戦闘特化のサイバーの力。さすがに押され、ブラッドサッカーも、ち、と舌打つ。次の瞬間ばかんと音を立てるような勢いでブラッドサッカーの肩から腕に掛け派手に筋肉が盛り上がり、七星の刃を七星ごと力尽くで押し返す。
 乱暴に突き放され空中ながら踏鞴を踏むような形になるが、あははっ、と七星は嬉しそうに笑い声を上げる。…基本的に本気でやる気がないなら何をされようとされっぱなしやられっぱなしのこの男がこれ程すぐにこちらの攻撃に『素直に抵抗した』と言う事は――それ即ち、七星の申し出を受けたと言う事になる訳だから。
 嬉しそうな七星のその様子を見、ブラッドサッカーはこれ見よがしに溜息。
「…そっちに手ぇ出すんじゃねぇぞ」
「あんたが付き合ってくれさえすればね☆」
「ったく」
 と、仕方無さそうにブラッドサッカーが吐き捨てるなり、それを回答と見たか七星は踏鞴を踏んだような態勢のまま後方にくるりと宙返り。空中で【飛行】使用中故に負荷はなく、元々ダメージは無し。七星は再びブラッドサッカーに肉迫し、攻撃再開。今度は【PKブレード】も発現させ、ここからが本番とばかりに得意の二天一流でブラッドサッカーを攻め始めた。ブラッドサッカーの方も面倒そうながらも、いちいちそれらを受け、時々うりゃっとばかりに攻撃を返しさえしている。
 ブラッドサッカーの方はそうでもないが、乗ってきたかと思うと七星の攻撃はいちいち派手になる。気合いと共に七星の剣気が叩き付けられる――と言うかつまりは【PKブレード】の延長のような状態なのだろうが、高周波ワイヤーブレードの方も元々の【PKブレード】の方も――元々の武器の刃渡り本来あるべき攻撃範囲と比べて実際の攻撃範囲がやけに長大に増えている。その攻撃範囲が、ブラッドサッカー一人を狙っていながら彼を通り越し建物の方をさっくりと切り裂いている。感触としてはさっくり、端から見る限りの音響で言うなら鼓膜が破れるような大音量で破壊が行われている。どかん、がらん。例える擬音語には事欠かない状態。
 …そんな感じで暫く続き、セフィロトの塔内にはまた無駄に廃墟が増えていく…。





 一方、地上。
 気が付けばタクトニムの姿もすっかり消えている模様。先程シンクタンクと思しき残骸が何処からともなく降って来たっきり、次は何処からも攻撃どころか残骸すら来る気配がない。…つまりは近隣で動いているタクトニムはそろそろ存在しないと言う事で…。
 クレインとエリニュスは思わず顔を見合わせる。見合わせたところで、クレインはエリニュスを促し、彼を連れ被害が来なさそうなところ――既に単なる瓦礫になっている上見通しが良く、ブラッドサッカーと七星の二人が戦っている場所からは今のところ幾分離れた場所――に冷静に避難。ちょうど歩き疲れてもいたところなので休憩とばかりに適当な瓦礫を見繕って椅子代わりに座り込み、二人の戦いをのほほんと見上げてみる。
 …どうやらこの近所に来てタクトニムの数が少ないように感じられたのは、あの七星の手で先にある程度『お掃除』されていた為なのだろうとすぐ知れた。そして――その七星が先程ブラッドサッカーに一方的にアタックして来、それ以降――その『お掃除』が綺麗さっぱり完璧に近い状態になっている。…否、タクトニムどころか近隣の建物施設までヤバげなのは気のせいか。
 まぁ、だからこそクレインは避難場所に予め瓦礫になっている場所を選んでいるとも言うのだが。それはタクトニムがぞろりと居るなら見通しの良い場所は避けるべきだが、どうも今の場合タクトニムは見当たらない。そして同時に見えない位置に隠れてしまった方が…逆に彼ら二人の常人離れした戦いに巻き込まれ兼ねないと見た。
「…ブラッドサッカーさんって色んな方に好かれるのですね」
「…そーみたいですね」
 お知り合いみたいですもんね。あのおねえさんと。
「そのおねえさんの方――彼女は柊・七星さんです。…このセフィロトの塔の探索当初からいらっしゃるトップレベルのビジターさんらしいんですよ」
「…ってロン兄ちゃん…て言うかここだとブラッドサッカーって言った方がいいのかな。ま、名前はどっちでも良いんですけど…とにかくビジター資格取得してない筈なんですけど」
「らしいですよね」
 あっさり相槌を打つクレイン。
 その態度に、またエリニュスはうーん、と考え込んでいる。
「…そこまで古株のビジターさんだと気にしたりしないんでしょうか」
 探索当初って言うと…ビジターズギルドの制度自体作る事にも関ってるくらいの時期からいらっしゃる方…って事にもなりますよね?
「おや、勉強家さんなんですね、エリニュス君は」
「…そんな事無いです。ただ、どういう成り立ちでどんな風にこの場所が治められているのか、くらいは頭に入れておかないと僕の場合色々困る可能性があるだけで」
「色々事情がおありのようですが…取り敢えずブラッドサッカーさんと七星さんに関しましては、目の前で繰り広げられている通りに取る以外無いのではと思いますけど?」
「そりゃそうなんですけども。…でもヘルズゲートとか取り締まり厳しい割に、こういう場合は結構適当なんだなあと思っただけです」
「確かに適当と言えば適当ですねぇ。…まぁ、ヘルズゲートを潜ってきたら、後はビジターとして最重要なのは生き残る事くらいになりますからあんまり細かく構ってられないんだと思いますよ」
 回収品も大切でしょうが、切羽詰まれば二の次でしょうから。
「…普通のビジターさんなら確かにそうでしょうけど、ロン兄ちゃ…ブラッドサッカーさんとあのおねえさんの場合、どう見ても当て嵌まらない気がするんですが」
 何も細かく構ってられない程切羽詰まってないと言うか、むしろ充分余裕があるように見えます。
「ですね。…私も知りませんけど、これまでも何度かこんなスキンシップみたいな事があったんだと思いますよ」
 と。
 クレインがエリニュスに対してそう言った――言い終えた瞬間。
 その科白の語尾とちょうど重なるくらいのタイミングで、風を切り勢い良く『何か』が垂直移動で急降下。
 途中で止まる事なく地表に激突。
 …その『何か』の正体、ブラッドサッカー。
 クレインとエリニュスの座る位置のすぐ側に墜落、結構痛そうな破壊音と共にさくっと瓦礫に減り込んでいる。
 が、もうもうと立ちこめる埃が薄らいだ頃見えたブラッドサッカーの姿は、やっぱり特に怪我はなく、平然としている。問題無し。
 が、寝転がったまま起き上がろうとしない。
 縋るようにちらとクレインを見る。
 で。
「…やっぱし助けて?」
「…お遊びはお終いですか?」
「疲れた」
「それに先程エリニュス君を頼むと私に仰ってませんでしたっけ」
 …それはつまり貴方がエリニュス君を庇う為に、敢えて七星さんの前に出たと受け取っていたのですが…違いましたか?
「いや確かにそのつもりで言ったけど…実はそれ結構強がり入ってたんだよね」
「おや貴方がそんな強がりなんて事あるんですか」
「…あーるよー。エリニュスの前だと強がりの一つや二つしたくなるんだよねー」
「…って当人の前で言ってれば世話無いですって」
 強がりになってません。
「まったくだ」
 突っ込み入れたエリニュス当人にあっさりと返しつつ、ブラッドサッカーは呑気に大欠伸。
 と、少し遅れて七星もまた地表に降りて来る。
「…ったくなぁに言ってんだかねぇ。あたしと対等にやれるだけの技量持っててボディESP全般強力に使いこなせる奴に強がりだの疲れただの言われても説得力ゼロだって」
 …そもそもまだそんなにやってないじゃん。
「さ、立ちな」
「やだ」
「この我侭野郎」
「姐御に言われたくねえ…」
 ぼそりとブラッドサッカーのぼやきが続く。と、そこでクレインが口を挟んでみた。
「…あのお」
「あら、あんたが代わりにやってくれるのかい?」
「いえいえ。私は七星さんの御期待に添えるような力は持ち合わせておりませんので。そもそもビジターやってるのも不思議がられるくらい体力無いですからね。ただ、仲の良さそうな御二人に少し興味が湧きまして」
 二人が初めて遭った時はどんな印象だったのか…ですとかね。
「別に仲良くねえ…」
「またそんなつれない事言う」
「…っせぇな。んで姐御の第一印象だったっけ? どんなって…まず人間たァ思わなかったな」
 刀振り回して化物染みた笑い声上げてたし。…イーターバグじゃねぇけど、仲間虐殺して回ってるんじゃねぇかとばっかり。
「あら、奇遇。あたしもあんたが人間だったとは思わなかったねぇ」
 人型タクトニムの首筋噛み裂いて血を啜ってたんだからねぇ。間違われるのも仕方無いじゃないか? …イーターバグで例えるならあんたの方が余程だろ?
「…人間に近い形の方が毒持ってる可能性低いんだもんよ」
「遠目には人間襲ってるように見えて当然だろ?」
「…つまりどちらも似た者同士だったと言う事なんですね」
「違っ」
「そうそう、そー思ったの。でもブラッドサッカーって冷たいんだよねー」
「違う違う違うちーがーうっての。俺はここに『食事』に来てるだけだっつの。…趣味が戦いの人とは根本的に違う。んな余計な事に毎度毎度付き合ってられっか」
「でもあんた強いじゃん」
「細切れにされたかねぇもん。…お前の刀にやられたら【肉体再生】もそう簡単に追っつかねぇし」
 だから受けてるだけ。
「…でもロン兄ちゃん【テレポート】使えたよね」
 本当に嫌ならすぐ逃げられるよね。
「…こらてめエリニュス余計な事を」
「やっぱり。何だかんだ言って楽しそうだとは思っていたんですよ」
「…いや楽しくねえから」
「私では貴方を抱えて帰る程の体力はありませんので、回復するまでお付き合いしますけども」
「…いや別に付き合ってくんなくっても」
 と。
「そうでしたか…お邪魔でしたか」
 でしたら私とエリニュス君は退散した方が良かったんですね…。と、これ見よがしに嘆息しつつクレインは憂いを帯びた目を伏せる。
 そして――では、私たちは消えますので、どうか思う存分やって下さいね、とクレインは儚げに笑って七星を見てからブラッドサッカーに視線を流す。が、その瞳は――違う意味で笑っている。
「…うあ。ちょっと待てすまん俺が悪かった」
「さて、保護者さんの許可も下りたし、これで懸念は消えたわね♪」
「て言うかいつの間に誰が保護者」
「…頑張って下さいね、ロン兄ちゃん」
「待てお前ら。…俺は本当にやりたくない」
「素直になりましょうよ」
「俺は素直にしか生きてない…」
 と、能力発動しない時点の見た目だけなら華奢なブラッドサッカーの手首を問答無用で掴み、意気揚揚と七星はその寝転がったままの身体をずるずる引き摺って行く。
 ブラッドサッカーはされっぱなしで起きようとしない。往生際悪く七星にやだやだ訴えている。が、それでも実力行使で抵抗しないと言う事は、口で何と言おうが当人的に結構満更では無い筈で。

 暫し後。
 七星が何処までブラッドサッカーを引き摺って行ったのか知らないが、二人が見えなくなってどのくらい経ってからだったか――また、凄まじい破壊音が彼らが消えた方向から響いてきた。
 …その音は、先程二人が戦っていた時の破壊音とやっぱりとても近かった。


 Fin.


×××××××××××××××××××××××××××
    登場人物(この物語に登場した人物の一覧)
×××××××××××××××××××××××××××

 ■整理番号/PC名
 性別/年齢/クラス

 ■0474/クレイン・ガーランド
 男/36歳/エスパーハーフサイバー

×××××××××××××××××××××××××××

 …以下、登場NPC(□→公式/■→手前)

 □NPCP006/柊・七星
 ■NPC0127/ブラッドサッカー(エリニュスからの呼称:ロン)
 ■NPC0186/エリニュス・ストゥーピッド

×××××××××××××××××××××××××××
          ライター通信
×××××××××××××××××××××××××××

 今回は発注有難う御座いました(礼)
 …結局、個別になっております。いえ、プレイングがどうもオープニング以前の部分に当たりそうなお話が大部分に感じられたので、そんな形にしてみました。…七星とブラッドサッカーの馴れ初め的な感じにもなっております。
 そして「タクトニムではないらしい」よりこちらを先に作成しましたのは、「タクトニムではないらしい」を書く前にPC様とブラッドサッカーに二回は面識付けといてもらおうかなと思った為で(一回目が以前のパーティノベルと言う訳で)

 あ、それから一つオープニングシナリオ内にボケを発見したので懺悔しておきます(汗)。七星の服は赤では無く黒でした。…私にとって彼女は髪の紐やら帯とか装甲の赤色な印象の方が強かったようでつい勘違いを(シナリオ作成時にNPC頁確認していなかったせいもあります/汗)。そして服の模様も模様で炎っぽいだんだら模様に見えたからってのもあるかもしれません…。
 失礼しました。
 窓閉じたらそちらも訂正します(それまで放置か)。…お気が向かれましたらまた同シナリオもどうぞ。

 少なくとも対価分は楽しんで頂けていれば幸いです。
 次はお預り中になるもう一件の方の納品をお待ち下さいまし(礼)

 深海残月 拝