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<アナザーレポート・PCゲームノベル>


File 01 loading シャロン・マリアーノ

 近頃。
 元は単なる植物学者にして、現在は実践派でむしろ農家な節すらある植物学者(?)兼セフィロトビジターでもあるシャロン・マリアーノには、ちょっと気になっている事があった。
 自宅の離れ――と言うか農業関連の機材や資材が詰め込んである掘っ建て小屋――にてミクトランテクトリから貰い受けた『砕いた物』をバイオ分解処理装置で作物の肥料として使い易いよう処理している最中でも、頭の中の何処かではそちらに思考が割かれている。
 いったい何事かと言うと、先日知り合ったあまり悪くない知人――ブラッドサッカーの言動からして、ちょっと確かめてみたい事が出来たのである。
 状況によっては凄く有益な事でもあるかもしれない。

 そう、ブラッドサッカーが人の血を吸う代わりにその血を吸っていると言う事は…――
 ――…タクトニムの肉は食えるのだろうか?

 …これである。
 タクトニム・モンスターの肉が食えるのならば、食糧面の問題を考えると色々と画期的だろう。…何と言っても勝手に無尽蔵に増える。もし塔内で迷い食糧が無くなっても腕に覚えさえあるならば、ひもじい思いをする事もまずあるまい。
 …考えてみればそこらの店で出される肉類も天然ではなく合成肉が結構多い。
 専門外なのでタクトニムはどんな生態を持っているのか良くは知らない――特に調べもしていないが、それでも塔内で無尽蔵に出没する、となると何か人工的な手段が少なからず使われている事は察しが付く。…塔内に残るのは『審判の日』前の時代の遺失技術。ひょっとすると元を辿れば合成肉と原点は同じだったりするかもしれないと考えるだけ考えてみる。
 まぁ、シャロンが居を構えるこの近所は比較的自然が豊かなまま残っているようだが、それでも麗かな見た目にそぐわず結構汚染されてたりして…結果として動物も植物も食べるには毒になっている事は少なくない。…だからシャロンも農作に適した土壌を作る時点で色々と苦労している訳なのだが。…色々試す中、死体処理屋の片棒担ぐような真似までしてみる訳である。微生物に分解されてしまえば元が死体でもどうと言う事はない。万物流転、食物連鎖でぐるぐると回って行くのが自然の理。…但し、死体の方もその辺の他の生物同様毒を溜めて持ってしまってたりすればまた同じ事になってしまうのだが。…肥料用に分解しても更にもう一度機械にかけて成分分析してみる必要がある。
 ともあれ、食糧確保は案外大変なのである。
 そこにタクトニムと言う存在を組み入れる事が出来るなら、随分と事情が変わってくるだろう。
 …少なくともこの件が確かめられれば、シャロンにとってその辺の事情は変わる。

 機械が止まった。
 出来上がった肥料を取り出す為、機械の蓋を開ける。その時点でもう鼻が曲がりそうな臭気――こればっかりは仕方がない――は消えている。次は分析。少し掬ってそれ用の試験管に取り機械に設置。起動――程無く成分表示がディスプレイに出る。…よし。問題はなさそうだ。
 改めて作ったばかりの肥料を袋に詰め、農園に持ち出し、現在裸にしてある一角の土に混ぜ込んで土壌作りの足しに使ってみる。まずは暫くほっぽっといて、使う前の土との養分の違いを後で調べてみようと思う。
 …作業を続ける中、シャロンはそろそろ収穫した方が良い野菜や果物もあった事を思い出した。それも、都合良く市場向きの物ばかりだったとも。品種改良途中の物ではなくそれなりの成果が出ていて――しかも味だったり栄養面だったり調理し易さだったり理由はそれぞれで違うが、とにかく好評な種類である事は確実な作物。ある程度安定して――手入れを怠らなければだが――定期的に収穫出来るようにもなっているそんな品種が幾つかある。
 よし。
 これからそれらを収穫して、明日は市場に行こうと決める。
 …折角だからその足でセフィロトの塔にも行こっかな?
 そんな考えも頭に過ぎった。
 やっぱり、タクトニムが食用に足るかどうかを確かめてみたいと言うのが頭の何処かにずっとあるのだろう。



 次の日、市場。…開いて一時間くらい経ったか経たないか。
 そんな頃。
 丁々発止の賑やかな声が飛び交う中、シャロンは鮮やかに持参した野菜と果物の全てを売り捌いていた。
 …逸早く捌き切っていた。
 既にして完売である。
 まぁ元々、専業農家でない分、持参した作物の量もあまり多くはなかったからでもあるのだろうが――それでもその販売手腕の鮮やかさが損なわれる訳ではない。
 偶然彼女のすぐ側で店を出していた売り手の人々がその鮮やか過ぎる手腕に呆気に取られる中、シャロンは全く意に介さずよしと立ち上がる。売る為に持参した野菜や果物とは別に彼女の手許にはまた別の荷物がある。少し大きめで何泊か出来そうな荷物が入れられる鞄。それから物々しい銃が一丁。それも護身用のピストルと言うレベルの銃ではなく、それなりの本職が使うようなライフル銃。…少なくとも市場に収穫した作物を持ち込む時に持ち歩くような銃器や装備ではない。
 …だがそれでも別に、シャロンは何かの間違いでこの銃器を持ち込んだ訳ではない。護身は護身でも街中での護身ではなくセフィロトの塔イエツィラー内での護身に使う事を考えてシャロンはこの銃器を選び持参している。そう、シャロンは農園で収穫できた作物と引き換えに出来た売り上げから市場のショバ代を差っ引いた残りはまるごと、セフィロトの塔に赴く為の資金の足しにするつもりで初めからいる。
 これから船を調達するなり定期航路に乗り込むなりして、セフィロトの塔に向かうつもりだ。



 川を悠然と進む中、望遠鏡で船から周辺をじーっと観察しているシャロン。…結局選んだのはマフィアの――特に信用度の高いプラードファミリーの――息の掛かった定期航路。運の良い事にちょうど席に空きがあり、出航タイミングも良かった為にそうなった。
 定期航路の船の場合、単独でカヌーやモーターボートを調達するより少し値は張るが、護衛付きと言う事を考えると『少し値が張る』程度で済む事は…トータルで考えると実は結構リーズナブルなのである。このクラスの船だと滅多に野盗も手を出しに来ないし、もし万が一襲われたとしても金を払った客である以上はきっちり守ってくれる――確り目的地まで送ってくれると言うそれなりの信用と実績もある。即ち、航行の危険度が激減するのだ。延いては怪我をして高価な医薬品や治療が必要になったり盗難に遭う可能性も激減する訳で――シャロンのような見目麗しい女性が単独で船に乗ってたりするとまず野盗やらその類が来るのはお約束なので、そう言った船賃以上の余計な出費をあまり考えなくて済む定期航路の船は実に有難い。…ちなみに、『迷わない』と言うのも有難い要素の一つだ。
 そろそろ川岸も何とか見えるくらいの川幅になっている。シャロンは大抵、セフィロトを訪れる場合その過程で毎度のように川岸から川の上の方にまで張り出している熱帯性の木々を観察している。植生に何か変化はないか。葉や幹や根の色が以前と変わってはいないか。どんな虫や生物がそこに居るか。…元植物学者の性か思わず望遠鏡で見入ってしまう。対象に手が届かないのが残念だと思う事も少なくない。けれど単独行動をしている訳ではない以上、無茶は言えない。…そしてその不自由さこそが『迷わない』利点にも繋がるのではあるが。
 けれどそれでは少々欲求不満にもなる。
 望遠鏡を引っ込め、頭の片隅から『タクトニムは食用に足るか』と言う命題を引き摺り出してみた。
 元々自分も、タクトニムを肥料にと考えた事はある。…毒ではない可能性、安全に使える可能性なら元々自分でも見出している。そこは同じ方向で毒か否かを分析して行けば確かめるのに難しい事はない。…それ用の簡易キットは鞄の中に放り込んである。
 けれど食用にとなると、それだけでは済まない。
 ごくごく単純に、上手いか不味いかも重要な点になる。
 味に食感、匂い等々それらひっくるめて食用に足るかと言う点が。
 それに、この御時世では食用可な筈の川魚や獣すら、元々の性質と言う訳でなく毒を溜めて持ってしまっている事が結構ある。一概に種類で食用の可不可が判じ切れないのが厄介だ。まぁ、だから合成肉が出回っていると言う事にもなるのだが。一応合成肉なら、料理する度食べる度に毒か否かの博打を打つ必要はない。
 タクトニムはいったいどうなんだろう?
 ビジターとしての自分や、自分が所属したパーティが倒した事のあるタクトニムを思い出してみる。
 …この場では機械なシンクタンクはさておき、生身なモンスター。いったいどんな手応えだったか、感触だったか。撃った時。切り裂いた時。突き飛ばした時。押さえ込んだ時。…様々だった。哺乳類とあまり変わらない感じのものがいるかと思えば、爬虫類系に虫のようなのまで。言葉通り化物染みて硬い、装甲と呼ぶに相応しいものまであった。
 専門外だが、取り敢えず覚えている限りの自分の記憶に照らして、タクトニム・モンスターを分類してみようかと考えてみる。
 …セフィロトに着くまでに、考える時間ならたっぷりある訳だし。



 と、数日の船旅を経た後。
 …セフィロトの塔に――第一区画入口周辺都市マルクトに到着してまず、シャロンはジャンクケーブにある『四の動きの世界の後の』の事務所コンテナに顔を出してみた。目的はブラッドサッカー。彼からタクトニム・モンスターに関する情報を聞いてみるのがまず手っ取り早いかと思い、まず心当たりの一つへ。契約はしていないが一応常連だとは聞いている為、例によって事務所内でぐーすか寝てでもいないかと。
 ちなみに今回の場合、『砕いた物』の件で御世話になっているここの専属傭兵ミクトランテクトリは当てにするべきかしないべきか微妙に迷っている。肉――即ち死体について聞くのなら、興味の対象は人間の死体だけじゃなく死体全般、タクトニムまで余裕で含むらしいので彼程適している人物も居ない気がするのだが…反面、何だか余計な話に脱線を重ねてしまい戻って来れなくなりそうな気もするので。
 今はどちらも不在と元締に聞いた。…ブラッドサッカーの方は関知していないらしいが、ミクトランテクトリは現在ヘルズゲートの向こう側であるらしい。安心して良いのか悪いのか。
 取り敢えず元締の二人――ケツァルコアトルとテスカトリポカにもタクトニム・モンスターについての情報を求めてみる。出没場所等の危険情報ではなく生態情報。食用に足るかどうかと言う話。
 と、確かにそりゃ実際食ってる以上ブラッドサッカーが一番向きだよねとケツァルコアトル。ミクトランテクトリを当てにするかどうか判断に迷っているのもテスカトリポカの方からしみじみ納得されてしまった。…やっぱりそんな人物像だと見て間違いないのねとシャロンは内心嘆息。
 ケツァルコアトルがうーん、と唸っている。
「まぁ、あの吸血猫の事だからここに居ればまたふらっと来るかもしれないけど」
「そーねぇ…待たせてもらうべきかしらね…?」
 誰にともなくぽつりとシャロン。
 どうやら、ブラッドサッカーはここ数年来塔から出ていないと言う事だけは言い切れるらしいので、都市マルクト内か塔内イエツィラーかどちらかに居る事だけはまず確実との事。だが――『だけ』、と言ってもその範囲で人捜しとなると、結構広い上に迷い易い場所でもある訳で…特に決まった当てもなくブラッドサッカーを捜しに出ると言うのは――何だか止めた方が良い選択のような気がする。
 だが、だからと言って――ここで待っていてブラッドサッカーが来ると言う保証もない。それはいつかは来るとは思うが、それがこれからすぐの可能性も何週間か後になる可能性も同じようにある訳で。当然のように予定が付かないそんな可能性を当てにしてのんびり待ってもいられない。
「何なら『仕事』にして捜させるか?」
「や、そこまでする事も。それ程大急ぎで大袈裟に騒ぐつもりもないし。ブラッドサッカーから少し話が聞ければ手っ取り早いかなって思っただけだから」
「…そうか」
「あー、じゃあさ、ちょっとばかり前向きに――中に行って『実物』確かめてみる?」
 塔内イエツィラーの、タクトニム・モンスターを。
 ボクかテスカのどっちかなら今身体空いてるからすぐ付いてけるし?
「…あら。いいの?」
「うん。その話ボクもちょっと気になった。言われてみればって感じだけど本気でそれ考える人ってあんまり居ないから」
「だったら是非お願いするわ。…実はここから都市マルクト市街部に戻れるかどうかってところからもう不安だったのよねー。道案内もついでに宜しく?」
「………………ってシャロンさん、実は道案内が主目的だったりする?」
 是非お願いするわ、っての。



 …ビジターズギルド本部建物前。
 取り敢えずコイントスで決めた連れ――ケツァルコアトルの方と連れ立って、さぁこれからヘルズゲートの向こう側に赴こうとここまで来た時点で。
 いきなりシャロンが『四の動きの世界の後の』事務所を訪れた一番初めの目的が叶ってしまった。
 何故なら、本部建物入口から大欠伸をしつつ億劫そうにのんびり歩いて出て来たのが、綺麗な顔立ちに華奢な体型の少女と見紛う『かの』野郎――ブラッドサッカーその人だったのである。
 曰く、イエツィラーでの『食事』から戻って来た時にゲート破りの咎で門番に捕まり、ギルド本部地下留置場で小言――と言うより、いい加減お前捕まえるの面倒だから頼むから止めてくれとうんざり気味の恨み言を愚痴られつつ一晩過ごした後だとの事。…どうやらビジターライセンスを持っていなくともそれなりにビジターズギルドと関係は出来るものらしい。
 …だがまぁそうなると、このままヘルズゲートに…ではなくちょっとした方針転換が必要になる。
 だったらちょうど良いわね、とシャロンはそんなブラッドサッカーににっこり。何事か良くわからずブラッドサッカーは無言のまま不思議そうに小首を傾げた。
「あたしたちね、ちょうどあんたの『昨夜の食事』についてちょっと突っ込んで知りたいなーって思ってたとこだったのよ」
「…どゆこと?」
「タクトニムって食べられるの?」
「あー、そー来るか。ってな…そりゃ…全部とは言わねぇが食えるよーなのも居るんじゃね? タクトニムだ何だって言ったって生身だったら結局生きもんだって事に変わりはねぇんだしよ。実際俺の食ってるよーなのだと味自体は人間の血と大して変わんねーし」
 だから代わりに食って満足できてんだし。
「例えばどんな個体選んで食ってるの?」
「…俺にそれを聞くか? 俺にそれを聞くと人型に近い奴としか言わねぇぞ?」
「そう選んで、外見と中身は違和感無く一致してる?」
「んー…。まぁ時々外れもあるけど概ね近い事が多いと思うぜ。ってああ、普通の奴が食ったらヤバいようなのも居る事あるな。俺の場合毒とか有害物質あっても気にしないで食えるけど」
「…やっぱ外の生態系と同じように考えるのは難しいか」
「そうでもないぞ? …結構見た目と準じてるのも多い。動き方を素直に見りゃ筋肉の付き方とか柔らかさ、毒持ってるかどうかとかも判断付くしな。見た目からして哺乳動物っぽい奴なんかだったら、お前らが言うように普通に食えたりもするんじゃねぇの?」
「そう? じゃ、折角だからこれから確認しに行ってみましょ」
 と、いつの間にやらがっちりとブラッドサッカーの手を掴んでいるシャロン。
 しかも手を掴んだその上、そのまま当然のようにすたすたとヘルズゲートに向かって歩き出そうとする。
 状況が掴めないまま素直に引き摺られつつ、ブラッドサッカー、数秒思考停止。
 ちょっと待て?
「………………俺今ゲート破りで捕まってたのを解放されたばっかりのとこなんだけど?」
「だってどう考えてもあんた居た方が都合が良い話なんだもの。あんたの超能力と知識と経験は色々役に立ちそうでしょ?」
「そうだよね。ボクとシャロンさんだけより絶対その方がいい。…門が引っ掛かるなら【テレポート】使って中に入ってもらえば良いしね」
「そうね、それなら門の向こう側に簡単に行けるわよね、ブラッドサッカーも」
「………………お前らよくビジターズギルド本部建物入口の真ん前でゲート破りの算段出来るよな…」
 がくり。

 と、まぁそんな訳で。
 即席パーティ(内一名は非登録ビジター)でタクトニムは食用に足るかを確かめる為、改めて検証に赴く事になる。
 約一名、全然乗り気でない人が居るのはさておき。

【了】


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    登場人物(この物語に登場した人物の一覧)
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 ■整理番号/PC名
 性別/年齢/クラス

■PC
 ■0645/シャロン・マリアーノ
 女/27歳/エキスパート

■NPC
 ■ブラッドサッカー/『食事』の為にわざわざセフィロトに居付いてるらしいエスパー。
 ■ミクトランテクトリ/死体好きな物騒なエキスパートで『四の動きの世界の後の』専属傭兵。
 ■ケツァルコアトル/『四の動きの世界の後の』元締の片割れ。
 ■テスカトリポカ/『四の動きの世界の後の』元締の片割れ。

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          ライター通信
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 いつも御世話になっております。
 PL様にはサイコマでも某東京怪談の「Extra Track」と同系統になる当シナリオに発注有難う御座いました。
 お待たせしました。日付的には納期当日中ではありますが時間的にはやや遅れてのお渡しになります…。

 と、そんな訳で今回は…シャロン様の『ちょっと気になった事』を縦軸に何だかんだやってる日常系な話になりました。…って日常と言うには色々と生臭いと言うか血腥い(え)話になっているような気がしてならないのですが…元植物学者さんが何故こうなってしまったのやらと慄いていたり致します…(汗)
 まぁ、サイコマではうちの方で何かとヤバめなNPCばかり居るからかもしれませんが(うっ)
 …どうも爽やか(?)に物騒な絡みが多くなってしまいまして(苦笑)

 如何だったでしょうか?
 少なくとも対価分は満足して頂ければ幸いで御座います。
 では、また機会がありましたらその時は…。

 ※この「Extra File」内での人間関係や設定、出来事の類は、基本的に当方の他依頼系では引き摺らないでやって下さい。どうぞ宜しくお願いします。
 それと、タイトル内にある数字は、こちらで「Extra File」に発注頂いた順番で振っているだけの通し番号のようなものですので特にお気になさらず。01とあるからと言って続きものではありません。それぞれ単品は単品です。

 深海残月 拝