<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>
このこどこのこ?
●オープニング【0】
今日も今日とて賑やかな白山羊亭。様々な職業の、様々な種族の人々が今日も集っていた。
そんな中、白山羊亭に見覚えのない小さな少女が入ってきた。年の頃なら5、6歳だろうか。何かを探すかのように、きょろきょろと店内を見回していた。
「あの娘、きっと親御さんを探しにきたんじゃないかなあ?」
白山羊亭の看板娘・ルディアが仕事の手を止めて言った。
ああ、なるほど。酒を飲んで、なかなか帰ってこない親を探しにきたのかもしれない。そのルディアの言葉を証明するように、少女は誰かの顔を見つけてぱぁっと顔を輝かせた。
「もー、ずっと家に帰ってこないから、あたし探してたんだよーっ! あたしの親なんだから、もっとしっかりしてよねー」
ん……『ずっと』? 何か少し違いませんか?
「一緒にお家に帰ろうねっ☆」
そう言って、少女が駆け出した。何故かこちらの居る方に。
……ちょっと待て。何でこっちへ向かってくるんだっ!?
こっちは親じゃない、本当の親はどこに居るんだよっ?
●酔いと天然ボケ、そして心当たり【1B】
「あら、かわいい子。うちの子になる?」
自分のそばにやってきた金髪の少女を見るなりエルフの女性、ヘレン・G・ウィングベルはそう声をかけた。冗談なのか本気なのか、酒で頬がやや赤いこともあり判断がつきにくい。しかし少女は立ち止まってふるふると頭を振った。
「あれっ? パパ、さっきこっちに居たと思ったのに……」
ヘレンの申し出を断った後で、ぽつりとつぶやく少女。父親がどこに居るのか分からなくなったようだ。
それを聞いたヘレン、何を思ったかテーブルの周囲をきょろきょろ見回し、近くに居た褐色の肌の青年をぐいと引っ張った。
「お?」
酒を片手に引っ張られる青年、クォドレート・デュウ。突然のヘレンの行動に、一瞬きょとんとした表情を浮かべていた。
「あなたの隠し子じゃなくて? やだわ、不潔っ」
と勝手なことを言い放つヘレン。……酔ってますか?
クォドレートは目を細め、少女の顔をじっと見つめた。こちらも何となく頬が赤い気が。
「んー、こんな顔の女居たっけな〜。サンディじゃないし、トモエでもない。エリザベートぽいが、あれは銀髪だったしな〜。メル、ジーニ、カナン……うーん、こんな可愛い女の子の母親だったら、覚えてるはずだしな〜」
記憶をひっくり返し、心当たりのある名前を片っ端から挙げてゆくクォドレート。……ひょっとしてこっちも少し酔ってますか?
「パパ!」
父親の姿を見つけた少女が、ヘレンたちの座っているテーブルの脇を通り、奥に座っていた魔導師らしい青年の方へ向かっていった。だが青年は困惑の表情を浮かべている。父親ではないのだろうか?
「……やっぱりあなたの隠し子じゃなくて?」
ちらりとクォドレートを見るヘレン。クォドレートはまた心当たりのある女性の名を、指折り数えながら挙げていた。
●May I help you?【2】
「え、パパじゃないの!?」
少女が驚いたように言った。リュタン・シュファースは複雑な表情をしたまま、こくんと頷いた。
事実を正直に告げるのはどうかと一瞬迷ったが、差し当たっては誤解を解くために少女に懇切丁寧に話していたのだ。
「じゃあパパどこに行っちゃったんだろ……パパ〜」
くすんくすんと涙を浮かべる少女。それを見てリュタンはおろおろとし始めた。
「あらあら……泣いちゃ駄目よ」
そう言いながらやってきたのはエルフ女性のヘレン・G・ウィングベルだった。ハンカチを取り出し、少女の涙を拭ってやった。
「……ありがとう、おばさん……」
泣き顔のまま、礼を言う少女。
「こういうときは『マダム』と呼ぶのよ」
ヘレンは優し気に少女に言ったが、その目は決して笑っていなかった。『おばさん』は禁句なんでしょうか、おば……もとい、マダム。
「女の子を泣かせちゃ駄目だよ〜」
騒ぎに気付き、パタパタと羽根を動かしてやってきたのはシフールの少女、ディアナ・ケヒト。その後ろからはディアナの召喚したエンジェルのヴィジョン、ミリティアの姿もあった。
「あ……天使さんだっ!」
今まで泣いていたのに、ぱっと表情を輝かせ、少女はミリティアの方へ駆け寄っていった。ミリティアはそばにやってきた少女の頭を優しく撫でてあげた。
「ディアも一緒に探してあげるね〜」
わくわくとした目付きで、少女に話しかけるディアナ。
(かくれんぼみたい……わくわく)
ディアナがそんなことを考えていると、それが伝わったのかミリティアが困った笑顔を向けていた。かくれんぼとはちょっと違うんじゃなかろうか。
「何か困ってるの?」
ミリティアの後ろからひょいと顔を出したのは白い髪のパラの男性、ナトリ・ウェザリーだった。
「あら、ナトリさん」
ヘレンがナトリの姿に気付き、そして何かを確信するように少女にこう断言した。
「大丈夫。ナトリさんが見つけてくださいますわ」
根拠なしに言い放った言葉だったが、それでも以前ヘレンの家の猫が逃げた時に、ナトリが見事見つけていたのだから、ヘレンの言葉も嘘とは言えない。猫と人が同じかといえば、その辺りは……だが。
「え?」
一瞬戸惑うナトリ。しかし、この場の様子からおおよその事情は察した。何しろ魔導師らしき姿のリュタンが、困惑の視線を少女に向けていたのだから一目瞭然だ。
「なるほど。間違えられて困ってたんだ」
くすっと笑ってリュタンに話しかけるナトリ。頷くリュタン。
「ああ。探してあげようと思ってたんだけど……」
「探すのよかったら手伝うよ。ああ、実は俺は『パースト』っていう魔法で捜し物や探し人の仕事をしてるんだよ」
ナトリが自らの生業を説明すると、リュタンは感心したような視線をナトリに向けた。
「『パースト』使う時は前金、もしくは1食で手を打つよ」
指を1本立て言うナトリ。何ともしっかりしていた。
「おっと待った! その手のことなら、俺も得意だね」
リュタンがナトリと契約しようとしたその時、人当たりのいい陽気そうな青年が割り込んできた。
「誰?」
怪訝そうな表情を向けるナトリ。
「おっと、名乗るのが遅れたようだね。俺はクォドレート・デュウ、クォって呼んでくれ。一応占い師だ」
笑顔で話すクォドレート。占い師と聞き、ピクッとナトリの眉が動いた。
「俺の方は仕事後に1杯奢ってくれればいい」
こちらも指を1本立てるクォドレート。やはり何かしらの代価は必要なようだ。
「それなら、両方に頼もう……か」
少し考えてからリュタンが言った。1人より2人、2人より3人だ。人探しは人数が多い程よい。ナトリもクォドレートもリュタンの言葉に納得した。
「親御さんを探すのなら、僕たちも手伝いましょう」
近くのテーブルの銀髪を束ねて左肩に乗せていた穏やかで優しそうな青年が、すくっと立ち上がって集まっていた皆に言った。隣では燃えるような赤く短い髪をした青年が、様子を窺うように切れ長の目で見つめていた。
「誰ですの?」
ヘレンが青年に尋ねた。
「これは失礼。僕の名前は湖碧風、隣に居るのが……」
「紅飛炎だ」
碧風に促され飛炎が名乗った。
●情報収集【3】
碧風はルディアにノンアルコールの飲み物を頼むと、それをミリティアにあやされていた少女に手渡した。話を聞く前にまずは少女を落ち着かせようとしていた。
「名前は何というの?」
尋ねるヘレン。そういえばまだ少女の名前も聞いていない。
「レニィ……」
少女は飲み物を一口飲んでから答えた。
「何でこの人を親だと思ったのかな?」
続けて尋ねたのはナトリだった。何もなくリュタンを父親と間違える訳がない。そこには何らかの原因が存在するはずである。
「パパと同じ顔だったもん……街中で見かけたから追いかけてきたんだもん」
皆の視線がリュタンの方を向いた。なるほど、この顔をした男性がこの街のどこかに居るらしい。自分と同じ顔をした人間は世に何人か居るとはいうが、まさか本当にそうだとは……何とも不思議な物である。
「そのパパはどのくらい居ない? キミを放ってあちこち出歩くなんてこと、今までにもなかったのかな?」
さらりとレニィに尋ねるクォドレート。言ってることは何気にきつかったりするのだが。
「1週間……。パパ、あたしとママを放ってどっか行くなんてこと今までなかったのに……」
他の者がそうやってレニィに尋ねている間、飛炎はルディアから話を聞いていた。
「最近、あの男と似た容貌の者が来なかったか?」
リュタンを指差す飛炎。
「さあ……ここ1ヶ月は間違いなく来てないと思うけど。来てたら覚えてるもの」
それはまあそうだろう。常連であれば間違いなく顔を覚えているだろうし、つい最近来ていれば見覚えはあるはず。ルディアの言葉に偽りはないと考えられた。
「父親の名は? どうして出かけたのか知っていますか?」
レニィに碧風が尋ねた。
「パパの名前はガート。朝お仕事に出かけたきり、帰ってこないの……パパのお友だち、パパは夕方にちゃんと帰ったって言ってたのに……」
また涙を浮かべるレニィ。ヘレンが慌ててハンカチで涙を拭ってあげた。
「とすると、夕方に何かあったのかな?」
前髪を掻き揚げるナトリ。帰宅途中に何かがあって、そして姿を消した――そう考えれば辻褄が合う。その『何か』さえ分かればガートの足取りはつかめるかもしれない。
「……この娘の家に行って、近所の人たちに聞き込みをしてみようか」
ここまで黙っていたリュタンが口を開いた。ひょっとすると近所の者がガートを見かけているかもしれないし、レニィの母親が詳しい事情を知っている可能性もある。一同はそのリュタンの提案に賛同した。
白山羊亭を出て、送り届けがてらレニィの家を向かう一同。出かけ様にディアナがルディアに言った。
「ルディア〜。ディア、この娘とかくれんぼしてくるね〜」
……だから違います。
●ガートが消えた日【4】
レニィの家へ着くと、母親がリュタンの顔を見て激しく驚いた。よっぽどリュタンに似ているようだ。
一同は詳しい事情を尋ねるが、母親にもよくは分からないらしい。ただ、ガートは少し頼りない所はあるものの2人にとても優しく、夫婦喧嘩をしたこともなく、ましてや2人を放ってどこかへ行くような性格ではないとのことだった。
「誰かに恨まれるようなことはなかったのか?」
飛炎がそう尋ねたが、そういうことも別になかったようである。逆に誰かを恨んでいたこともないそうだ。
レニィの家を辞した一同は、明日朝からガートを探してみることを確認した。夜遅くから調べても収穫は少ないだろうからだ。
そして白山羊亭へ戻りがてら、近所の者にも聞き込みを行っていると、とある男性から妙な話を耳にした。ガートが仕事へ行く途中の道で何か拾っていたというのだ。
「赤い……宝石かな、あれは。あの日の朝に道で会ったら、『落とさなかったか』ってガートさんが尋ねてきたんだよ。当然知らないからそう答えると、『仕事終わってから詰め所に届けに行こうか』なんて言ってたけど。結局あれ届けたのかな、ガートさん」
しかしガートはその拾ったという宝石と共に姿を消してしまった。これはどういうことだろう?
●貼り紙大作戦!【5B】
ヘレンは徹夜で作った貼り紙をあちこちの店へ貼って回っていた。顔見知りの仕立て屋だったり、美味しいパン屋だったり、店の種類は問わず人の出入りの多い店を中心に回っていた。
人の出入りが多いということは、それだけ貼り紙が目に触れる機会も多いということである。目に触れればそれだけ情報も集まりやすい。情報が集まればガートを探すのも容易となる。何と素晴らしい流れだろうか。
ある程度貼って回った後で、ヘレンはすでに貼り終えた店を再度訪れた。客で誰か貼り紙に反応しなかったかを店主に尋ねるためだ。
しかし貼ってすぐではそんなに上手くゆく訳がない。
(なかなか難しいものですわ……)
反応のないまま数店を回り、ヘレンはパン屋を訪れた。するとそこでは客の1人が貼り紙を熱心に見入っていた。
「この特徴、似てるなあ……」
ぽつりとつぶやく客。それをヘレンは聞き逃さなかった。
「心当たりがお有りなんですの?」
尋ねるヘレンに、客がこくこくと頷いた。
「一昨日、医者のダルン先生の所へ行ったら、こんな感じの男の人がベッドで横になってて……先生曰く、何か怪我してたらしいんだけど」
説明する客。
「怪我?」
ヘレンが怪訝な顔をした。怪我をしていたのなら、自宅に帰ってこれなかったのも多少は納得がゆく。だが、誰かに連絡するという考えはなかったのだろうか? そうすればレニィたちに心配をかけることもなかったのに、それなのにである。
(……何か怪我以外の事情がお有りなんでしょうか)
ひとまず、ヘレンはその医者であるダルンの家を教えてもらうことにした。
●連絡の出来なかった事情【6A】
ヘレンが医者のダルンを訪れて話を聞いていると、そこに頭に包帯を巻いた青年を連れた碧風とディアナが姿を見せた。
「あら……」
立ち上がるヘレン。その表情は少し曇っていた。
「どうしたの〜?」
不思議そうに尋ねるディアナ。続いて碧風が言った。
「この方、ガートさんではないんですか? 話を聞いてもどうも要領を得ないんですけど……」
ここに来る道すがら、碧風はいくつか質問してみたが返ってくるのはとんちんかんな答えばかり。リュタンと同じく他人の空似かと思い始めていた所だった。
「今、そのことで話を伺っていたんですが……」
ダルンから聞いた内容を、2人に話すヘレン。何でも今のガートは頭に受けた傷で記憶を失っているらしく、つい昨日まで安静にしていたというのだ。
「1週間前の夜、うちの裏で倒れていたのを見つけた時はかなり驚いたとも」
発見当時のことを語るダルン。1週間前という日付はガートが姿を消した日とピタリと一致する。
当然記憶を失っているから名前も住んでいる場所も分からない。そんなガートに何か記憶を少しでも思い出させるため、ダルンは近所を歩かせていた。そこを碧風とディアナが見つけたという訳だ。
ダルン曰く、帰宅させても問題はないらしく、身元が分かっているのなら自宅の方が記憶も戻りやすいかもしれないとのことだった。
3人は少し相談してから、ガートを家まで連れてゆくことを決めた。まずはレニィたちを安心させようということだ。
「おお、そうだ。こんな物を握っていたぞ」
部屋の奥からダルンが何か持ってきた。見るとそれは親指の爪大の大きさの赤い宝石であった。
「これが話に出てた宝石なんですかね」
宝石を見つめ、碧風がつぶやいた。
●再会【7】
リュタンたち4人はガートを襲った男を詰め所に突き出した後、ここまでの経緯を報告するためにガートの家に向かっていた。
そしてガートの家近くまでやってくると、反対側からヘレンたち3人が姿を見せた。そこには頭に包帯を巻いた、ガートらしい青年の姿もある。確かにリュタンそっくりの姿をしていた――。
驚くリュタンたちに事情を説明するヘレンと碧風。ガートが頭に傷を負って記憶を失っていること、そして赤い宝石を持っていたこと等を話して聞かせた。
するとクォドレートがそれを補完するような説明を始めた。そのガートの頭に傷を負わせた男を先程詰め所に突き出してきたこと、そして男が10日前に赤い宝石を盗んで逃げていたことを。これで全ての謎が解けた訳だ。
「後はガートさんの記憶が無事に戻ることだけですわね」
しみじみと言うヘレン。最後の、かつそれが最大の問題だった。物が記憶なだけに、こればかりは7人にもどうしようもない。
ガートを連れ、家を訪れる7人。ドアを開き、レニィが姿を見せた。
「はーい……パ……パパッ!?」
ガートの顔を見つけるなり、レニィが叫んだ。そして駆け寄る。
「パパッ! 本当にパパだよねっ!?」
ガートの身体を揺らすレニィ。ガートはしばらくぼんやりとレニィを見つめていたが、やがて何かに気付いたようにはっと目を見開いた。
「レニィ?」
「パパァ……」
ガートを見上げるレニィの目には大粒の涙が浮かんでいた。
「レニィ、逃げなさい! あいつが追ってきて……」
きょろきょろと周囲を見回すガート。そして7人に気付く。
「……あなたたちは?」
「犯人は捕まえたから、もう大丈夫だよ〜」
にこにことディアナが言った。ナトリが言葉を続ける。
「もう狙われることはないよ。宝石は詰め所にきちんと届けるし」
「よくは分かりませんが……どうやらいいことのようですね。ありがとうございます」
安堵の表情を浮かべ、ガートが深々と頭を下げた。
「パパ、ママにも顔を見せてあげて! 心配してたんだよ……」
レニィがガートの手をぐいぐいと引っ張ってゆく。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、みんなありがとう! パパ探してくれて、レニィ嬉しかったよ!!」
涙を浮かべたままレニィはにっこりと微笑み、そしてガートと共に家の中へ消えていった。
家族の再会を邪魔するのは野暮というものだろう。7人は家の前から各々立ち去ることにした。
だがその時碧風は見逃さなかった。ずっと無言だった飛炎の目に、うっすらと涙が浮かんでいたことを――。
●繰り返し【8C】
「無事に見つかってよかったよね〜」
そう言って、空中を踊るように舞うディアナ。ヘレンの回りをくるくると舞っている。
「かくれんぼしてたのを見つけ出したしね〜」
……だから、それ違うってば。
「後はこの宝石を詰め所に届ければいいですわ」
握っていた手のひらを開くヘレン。そこには例の赤い宝石があった。
「うん、そうだね〜。早く届けてあげようよ、おばさん〜」
「こういうときは『マダム』と呼ぶのよ」
ディアナに親切に教えてあげるヘレン。やっぱりその目は笑っていなかった――。
【このこどこのこ? おしまい】
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【 整理番号 / PC名 / 性別
/ 種族 / 年齢 / クラス 】
【 0160 / ヘレン・G・ウィングベル / 女
/ エルフ / 29 / 専門家(仕立屋) 】◇
【 0122 / クォドレート・デュウ / 男
/ ヒューマン / 20 / 旅芸人 】○
【 6313 / リュタン・シュファース / 男
/ ヒュムノス / 20 / 超常魔導師 】☆
【 5967 / ディアナ・ケヒト / 女
/ シフール / 18 / ヴィジョンコーラー 】☆
【 0829 / ナトリ・ウェザリー / 男
/ パラ / 32 / 旅芸人 】○
【 0129 / 湖 碧風 / 男
/ 白虎族 / 518 / 次代の族長 】◇
【 0128 / 紅 飛炎 / 男
/ 朱雀族 / 772 / 族長 】◇
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■ ライター通信 ■
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・『白山羊亭冒険記』へのご参加ありがとうございます。担当ライターの高原恵です。
・高原は原則としてPCを名でで表記するようにしています。
・各タイトルの後ろには英数字がついていますが、数字は時間軸の流れを、英字が同時間帯別場面を意味します。ですので、1から始まっていなかったり、途中の数字が飛んでいる場合もあります。なお、今回はマイナスの場面番号も存在しています。
・参加者一覧についているマークは、☆がMT12、○がMT13、◇がソーンの各PCであることを意味します。
・なお、この冒険の文章は(オープニングを除き)全16場面で構成されています。他の参加者の方の文章に目を通されると、全体像がより見えてくるかもしれませんよ。
・コミカルでほのぼのといこうと思ったんですが……どうなんでしょうね?
・ちなみに行きがかり上、宝石盗難事件を解決しているので多少ですが賞金が出ています。高原担当の冒険ではお好きにお使いください。
・ヘレン・G・ウィングベルさん、楽しくプレイング読ませてもらいました。ヘレンさん、しっかり役に立っていましたよ。貼り紙も効果があるものです。マダムネタは高原個人的に好きでした。
・感想等ありましたら、お気軽にテラコン等よりお送りください。
・それでは、また別の冒険でお会いできることを願って。
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