<聖獣界ソーン・白山羊亭冒険記>


聖獣機神レオンマックス 序章
●エトラのとんでもない思いつき?
 ここはのどかな白山羊亭。そのカウンターには長い金髪をポニーテールにした少女がうなだれながら座っているのが見えた。
「どうかしたんですか〜? セアラさん」
 この店の看板娘、ルディアが思わず声をかける。
「どうしたもこうしたもないわよ‥‥これから先、面倒なことになると思うと‥‥」
 セアラと呼ばれた少女はふうっとまた、ため息をついた。
 と、そのとき、突然店の扉が勢い良く放たれる。
「見つけましたわ! セアラちゃん!!」
 セミロングの金髪を揺らしながら、弾むようなステップでカウンターに近づく少女は、セアラの双子の妹、エトラだ。
「先ほど、撮影用のロボットを借りるのに成功しましたの! これで私の映画、『聖獣機神レオンマックス』が出来ますわ!!」
「ロボット、じゃなくてゴーレムでしょ?」
 そのエトラの言葉にセアラはすかさず突っ込みを入れた。しかしルディアは目を輝かせ。
「映画撮影ですか? すごいです!! どんなお話なんですか?」
「主人公の騎士レオンがロボット‥‥じゃなくて、ゴーレムに乗って、悪の魔王ダークにさらわれたティアラ姫を助けに行くお話ですわ。今回は‥‥ティアラとレオンが出会って恋に落ちるところと、ティアラがダークにさらわれてしまうという、序章部分を撮るつもりですの」
 ルディアよりも目をらんらんと輝かせてエトラは熱弁する。
「それよりも役者とスタッフがいないと撮影できないんじゃない?」
 そのセアラの言葉に。
「というわけで、ルディアさん。ここに張り紙させて下さいな」
 ばっちりエトラはスタッフ募集のポスターを用意していたのだった。

●キュートで悩殺! ヒロイン役は秘密の女の子♪
 エトラとセアラ、スタッフのアレックス・バードナーはカフェテリアで打ち合わせを始めていた。
「それで役者の方は揃っているのですか?」
「いいえ、まだです。ですが‥‥すでにティアラ役として目を付けている方がいるんですの」
 そうにこりと笑みを浮かべるエトラに不安を抱きつつも、アレックスはもう一度訊ねた。
「それで‥‥その方は何処に?」
「もうすぐここを通りかかりますわ。チェックはしていましたの。‥‥あ、来ました!」
 そこを通りかかったのは可愛らしい剣士だった。スマートな体形ややや低めの背、どれをとってもヒロイン役に合格であった。さっそくエトラはその剣士に声をかけた。
「映画出てみませんか?」
 エトラのスカウトはかなり直球であった。
「え? 映画、ですか?」
 その中性的な声にアレックスは何か嫌なものを感じた。
「ええ、そうです。一緒に映画を撮りませんか?」
「ですが‥‥僕にはあまり関係ない話‥‥」
「これくらいお金を用意しましょう」
 そう言ってエトラは右手の手のひらを広げて、剣士に見せる。
「え? お金、出るんですか!? そんなに!?」
 その剣士の声ににこやかに頷くエトラ。
「そういうことなら、任せて下さい!! べ、別に旅費が足りなくなっていて焦っているって訳じゃないですよ! メイクもカメラも‥‥技術はありませんけど‥‥」
 どうやら旅費に困っていたようだ。とにかく、撮影に参加してくれるようだ。
「いいえ、メイクもカメラも出来なくて構いません。あなたにお願いするのは役者ですから」
「なら、男役ですね♪ あ‥‥でも、僕、童顔だから‥‥」
 一瞬皆の顔が引きつった。
「あ、あなた‥‥やっぱり男?」
 思わず静かに見守っていたセアラが声をあげる。なんと、剣士はかわいいなりをしている『男』だったのだ!!
「ノープロブレムですわ。この世界にはカツラと胸パッドという文明の利器がありますもの」
「文明の利器‥‥かしらねえ? 他の役をやってもらった方がいいんじゃない?」
 その言葉に眉を潜めるセアラ。
「私もセアラさんと同意見です。やはり、ヒロイン役は女性の方がいいかと‥‥」
「彼でなければ駄目なんです!! もう、彼以外のヒロインなんていませんわ!! あの恋のこの字も知らなさそうな純朴さや、あのつぶらな瞳、顔立ち、体格全てにおいてこれ以上の逸材がいると思いますか!?」
 なんだか誉めているのか疑わしい発言も含んでいるが、とにかく、エトラは彼のことをえらく気に入っているようだ。しかも‥‥。
「わかりました。そこまで言うのでしたら‥‥協力しましょう」
「え? ま、マジ?」
 アレックスも協力するという。えらい展開へ!! セアラはしばし考えていたが。
「ま、面白そうだし、いっか♪」
 結局、本人そっちのけで決定されてしまったようだ。
「と、とにかく‥‥よろしくお願いします‥‥」
 ぺこりと頭を下げる剣士。どうやら、彼も折れたらしい。その分後でエトラに賃上げをお願いしている辺り、しっかりしているというかなんというか。
「あっと、そういえば、名前を聞いていませんでしたね?」
 そう言ってエトラが訊ねる。
「僕の名前はノエル。ノエル・マクブライトといいます」

 その後、アレックスの提案により、ノエルの性別をエトラとセアラ、アレックスと本人以外は内密に撮影に入るということが決定されたのはいうまでもない。

●撮影開始!!
 撮影日初日。そこには衣装を身にまとった役者達が集合しつつあった。
「うわあ!! ダークさん、かっこいい☆」
 煌びやかなレースの入ったドレスを揺らしながら、マリアローダ・メルストリープはメリッサ・ローズウッドが扮するダークを見つめた。
「そう‥‥ですか?」
 さすがに可愛らしいマリアにそういわれ、メリッサは照れたように頭を掻いた。メリッサはいつものポニーテールを珍しく降ろし、高貴な軍人を思わせる黒と白の軍服に身を包んでいた。その姿はそこを通りかかった町娘が思わずぽーっと足を止めるほどの美麗さも醸し出している。
「あ、もう先に来ていたのね、メリッサ。じゃなかった‥‥ダーク様、だったね」
 そこへ現れたのは豪華な黒い鎧を身に付けたエセル・ゼニフィールだった。こちらもメリッサに引けを取らぬほどの美形ぶりを発揮している。
「すみません、遅れました〜。‥‥って、あれ? まだ全員そろっていないんですか?」
 次に現れたのは今回の主役、レオン役のクリス・メイフォードだった。メリッサやエセルのような格好良さはないが、彼独特の真面目さや優しさが出ていているので、子供達には人気が出そうな雰囲気であった。
「あうぅ〜アズラエルさんもレオンさんもかっこいい‥‥わ、私も頑張らなきゃ‥‥」
 マリアはそっとガッツポーズを作った。
「そういえば、まだティアラ役が来ていないようですね。どうかしたのでしょうか?」
 心配そうにメリッサは皆に訊ねた。
「申し訳ありません〜遅くなりましたね〜」
 そこへ現れたのは助監督アレックスと監督、エトラ。それに助手のセアラに‥‥。
「すみません、準備に手間取りました‥‥」
 顔を真っ赤にさせたティアラ役のノエルが現れた。マリアと同じふんわりとした長い金髪。長いまつげからちらちらと見える、澄んだエメラルドの輝き、いや瞳。そしてうっすらとピンクに揺れる唇。スレンダーな体に身にまとった鮮やかなドレス。
 どれをとってもヒロインとして申し分ない者だった。
「これは‥‥負けましたね。後でサインを必ずいただかないと♪」
「うわああ‥‥さすが、ティアラ姫って感じね」
「うう、妹役‥‥出来るかな?」
「‥‥か、彼女が‥‥僕のお相手‥‥な、なんですね‥‥」
 それぞれ感想を述べつつも、そのノエルに圧倒されていた。
「どうやら‥‥大成功のようですね‥‥」
 その様子を見ていたアレックスはほっとしたようにエトラに耳打ちする。
「え、ええ。セアラちゃんと頑張った甲斐がありましたわ‥‥」
 エトラもほっとしているようだ。
 さっそくエトラは皆の前で声を上げた。
「それでは、今日はシーン1から続けて始めます。今日から撮影、一緒に頑張っていきましょう」
 その言葉に皆は大きな声で頷いたのだった。

 撮影自体は、さして困ったトラブルもなく滞りなく進んでいった。メリッサとエセル、そしてマリアは事前に猛練習をこなしたお陰でミスも少なく、一番NGを出したクリスも後半になればなるほどミスが少なくなっていった。
 こうして今回の撮影は無事、幕を下ろしたのである。

●聖獣機神レオンマックス 第1話 めぐり会い
 暗く淀んだ空。そこからはひっきりなしに雷が落ちていく。そんな場所にその城はあった。暗い場所に良く映える不気味なほど白い大きな城が‥‥。
 その一室の王座とおぼしき席に一人の男性が座っている。その手には真っ赤なワインの注がれたグラスが揺れていた。
 ピーコックの長い髪を緩やかに後ろへ払いながら、この城の主、ダークは微笑んでいる。
「このときを待っていた‥‥我が力が解放される、その時を‥‥」
 そのとき、一人、ダークの方へ近づく者がいた。黒い鎧を身にまとった男装の麗人アズラエル。その姿と華麗にグリフォンを操る様子から他の者から『漆黒の翼アズラエル』と呼び、恐れられてもいた。その彼女が、ダークの前で跪いた。
「お呼びですか? ダーク様」
 ダークはもったいつけるように間をおき、それから口を開く。
「やっと悪しき力を持ち、この世を破滅に導く者が判明した」
「本当ですか? それは誰なのです?」
 アズラエルは驚き、ダークを見る。ダークは手にしたワインを一口飲んで、もう一度口を開いた。
「サーレ王国の第一王女である、ティアラ姫だ」
「え!? あのティアラ姫ですか!?」
 そのダークの言葉にアズラエルは信じられないといった顔を見せる。なぜなら、彼女は、ティアラ姫と何度か顔を合わせた間柄だったのだ。しかも現在、養療中の父が騎士を勤めていたのもティアラ姫のいる王国でもある。その様子にダークはその瞳を細めた。
「ほう、知っているのか。ならば話は早い。今すぐサーレ王国に赴き、彼女をここへ連れてくるのだ」
「ですが‥‥彼女をここへ連れてきて何をするおつもりですか? まさか、殺す‥‥なんてことはしない‥‥ですよね?」
 恐る恐るアズラエルはダークに訊ねる。ダークはくつくつと笑いつつも。
「もちろん他の国の王女を殺すなんて真似はしない。そう‥‥アズラエル、お主の大怪我した父君を救ったように姫君の中に眠る悪しき力を取り除くだけだ」
「それならよいのですが‥‥」
「それでは、行ってくれるな?」
「はい、お任せ下さい」
 そういって立ち上がるアズラエルに。
「そうそう、一つ言い忘れていた。悪しき魔物に気づかれぬよう、このことは姫にも内密にするように。いいな?」
 ダークはそう呼び止め、付け加えた。
「はい」
 アズラエルは頷き、さっそく場を後にする。アズラエルが去ったのを見送りつつ、ダークはワイングラスに注がれたワインをもてあそんでいた。
「人というものは何とも愚かなものだな。利用されているというのも気づかずに‥‥くっくっくっくっ‥‥」
 城の中で不気味な笑い声が、響き渡った。

 一方そのころ。サーレ王国、お城では。
「お姉様、お姉様!! お姉様、いる?」
 ばんと元気良くティアラの部屋の扉を開くのはティアラの妹、マリア。ふんわりとした豊かな金髪を揺らしながらティアラの前にやってくる。
「あら、どうかしたの? マリア」
 マリアと同じく豊かな輝きを放つ金髪、そして、伏せ目がちな緑の瞳が印象的な美姫、それがティアラ姫だった。
「今日は町でお祭りをやっているの。お姉様、行ったことある?」
「ええ、一度だけ見に行ったことがあるわ」
 そのティアラの言葉にマリアはその愛らしい青い瞳を輝かせた。
「だったら一緒に来て! 私、一度でいいからお祭りを見に行きたいの!!」

 お祭りで賑やかな城下町。その中をレオンは歩いていた。凛々しいその緑の瞳からは彼の優しさを、鎧をきっちり丁寧に身にまとう姿は彼の真面目さを浮き彫りにしているようだった。
「何だかお城が騒がしかったけど‥‥何かあったのでしょうか? 力になりたくても見習いの私では、事情を聞くことも出来ません」
 少し残念そうに苦笑したレオンの目の前にフードを深く被った二人の少女を見つけた。「お姉様! 見て! これ可愛い☆ 欲しいなぁ〜♪」
 そのうち、幼い妹らしい少女が可愛いクマのぬいぐるみを持ち上げ、声を上げる。
「待って、まずはお話してからね」
 姉らしい少女が、妹にそういうと店の人と話し始める。
 二人は質素な服を着ているつもりのようだが、それでも上質だと思わせるその服や装飾品、持ち物を持っていた。レオンは姉が取り出した指輪に目が行った。どうやら、姉はそれとクマのぬいぐるみを交換するらしい。
「!! あれは‥‥確かティアラ姫に献上された品の一つ‥‥。まさか、あの方はティアラ姫!? だとすると隣は‥‥」
「わーい!! 今日からあなたはアスピスよ」
「よかったわね、マリア。さあ、行きましょう」
 どうやら、間違いないようだ。二人はお忍びでやってきたティアラ姫とマリア姫なのだ。これで城が騒がしかった理由も分かった。人手が少なくなる場所へ二人が向かうのを見て、レオンは彼女たちの側へ行き、声をかける。
「ここにいらしたんですね。お忍びでお祭り見物とは‥‥あまり感心出来るものではありません。何かが起きてからでは済みませんよ」
 ティアラはレオンの鎧に記された紋章を見て、頷いた。
「ああ‥‥城の方、ですね。とうとう見つかってしまいましたか。マリア、今日はここで帰りましょう」
「ええっ〜!? まだ来たばかりだよ? お菓子も食べていないし、ゲームもまだやっていないのにぃ〜!!」
 駄々をこねるマリアにティアラは困ったように眉を潜めた。
「でも‥‥見つかってしまったのだから、帰らなきゃ‥‥」
「いえ、まだです。それに‥‥僕はまだ見習いですから」
「え?」
 レオンが苦笑するのをティアラは驚いた瞳で見る。
「なら、こうしましょう。僕もお供します。お二人だけでは心配ですし。ですが‥‥他の護衛の方に見つかったら、そこで終わりです。これでよろしいですか?」
「やったあ!!」
 そう提案したレオンにマリアは嬉しそうに飛び上がった。
「もう、マリアったら‥‥」
 と、ふと他の町人にティアラがぶつかってしまった。
「あ‥‥」
 よろめくティアラ。それをすかさずレオンが支えた。いや、抱きとめたといった方がいいのかもしれない。突然、レオンの胸の中に抱きしめられ、ティアラは顔を見上げた。そこにはレオン顔が間近に‥‥。
「大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です。‥‥ありがとうございます」
 赤面し、さっと離れるティアラ。先ほどのことを思い出し、レオンもほのかに頬を赤く染めながら。
「そ、それなら‥‥いいのですが‥‥」
「そういえば‥‥」
 思い出したかのようにティアラが口を開いた。
「まだあなたの名前を聞いていませんでしたね。名は何といいますか?」
「レオンハルト・アレンデュークといいます。レオンとお呼び下さい」
「レオン‥‥ですか。良い名ですね」
 こうして三人はまた、町を歩き始めたのであった。

 城下町の中心の広場。その中心には噴水がある。休憩するにはいい場所でもあった。
「あそこで少し休みましょうか?」
 ティアラとマリアは歩いたり、食べたり、はしゃいだりして少し休憩が欲しいときでもあった。否定することもなく、三人はそこへ向かう。
「レオンさん、今日は本当にありがとうございました。マリアもあんなに嬉しそうで‥‥今日は本当に来てよかったです」
「そんな‥‥礼をされるほどのことはしていませんよ。ただ迷わないよう案内しただけですから」
 そうレオンがにこやかに笑みを浮かべたとき。レオンの上空からばさばさと羽ばたく音が響き渡った。グリフォンがゆっくりと降下してくる。
「そこのお嬢さん、地面を歩くよりもわたくしと共に空中散歩はいかがですか?」
 それはダークの元にいたアズラエルだった。レオンは驚き、剣の柄に手をやる。
「誰だ!!」
「待って! 待って下さい。この人は私の知っている方です。確か‥‥名はアズラエルといいましたね?」
 その今にも飛び込みそうなレオンをティアラは止めた。
「名を覚えていただき光栄です。では、一緒に行きませんか? 私のグリフォンで城までお送りしましょう」
「ですが、私一人、先へ行くことは‥‥」
 そう渋るティアラの手をさっとアズラエルは持ち上げた。同時にティアラはアズラエルの乗っているグリフォンに乗り込んでしまった。
「ティアラ姫!!」
「お姉様!!」
 レオンとマリアは驚き、声を張り上げた。
「では行きましょうか。あなたの城ではなく、ダーク様の待つ城へ‥‥」
「何ですって? アズラエル、それはどういう‥‥あっ‥‥」
 なおも反論しようとするティアラを一撃で気絶させるアズラエル。
「失礼、姫様」
 アズラエルはそっと抱きかかえるようにティアラをグリフォンに乗せ変える。
「少しお休みになっていて下さい。その間に悪しき力も消えていることでしょう。それでは皆さん、ごきげんよう!」
 ばさりと飛び上がるアズラエルのグリフォン。
「待て!! アズラエル、アズラエルっ!!」
 レオンの声がむなしく町に響いた。

 映画館ではナレーターの声が響いていた。
「こうして目の前でティアラ姫をさらわれたレオン。果たして姫を救い出すことは出来るのだろうか? そしてダークの思惑とは‥‥? 次回、『旅立ち』へと物語は続くのである」
 そしてスタッフロールがゆっくりと映し出されて行く。
「このナレーターって‥‥誰がやっているんですか?」
 不思議そうにクリスがエトラに訊ねた。
「あ、アレックスさんです。今回無理いってお願いしてしまいました」
 そういってエトラはにこやかに答える。
「今回は大成功のようですね☆」
 ご満悦な笑みを浮かべるエトラ。
 今回の映画は意外なことにたくさんの観客を呼ぶことが出来た。エトラの言う通り、文字通り大成功を納めたのである。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / クラス】

【0217/ノエル・マクブライト/女?/15/ティアラ役】
【6312/アレックス・バードナー/男/18/助監督】
【0846/マリアローダ・メルストリープ/女/10/マリア役】
【7204/メリッサ・ローズウッド/女/23/ダーク役】
【7453/エセル・ゼニフィール/女/25/アズラエル役】
【6311/クリス・メイフォード/男/14/レオン役】

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■         ライター通信          ■
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 初めましての方もそうでない方もこんにちは☆ 相原(あいばら)きさです。今回はちょっと変わった依頼に参加していただきありがとうございました☆ 上手い具合にキャストが決まってほっとしております☆ ちなみに今回の役で人気だったのは今回の作品を見て分かるとおり、ティアラ役です。姫様役をやりたいという方がいっぱいで驚きました。
 その中でもノエルさんはその切実さ、可愛らしさがプレイングに出ていて、つい、ティアラ役にしてしまいました。いかがでしたか? 他の方の物語を見ればわかると思いますが、一部の役者さんに若干不信を抱かれた様子。次回は何か対策が必要になるかもしれませんね。
 さて、次回の依頼は7月公開を予定しています。それまで新たなキャスト、あるいは事件等考えて置いて下さいね。
 もし今回の作品を気に入っていただけたのでしたら、ファンレターで感想を送って下さると嬉しいです。次回作の参考にさせていただきますので、良ければ送って下さいね。
 それでは、今回はこの辺で。またお会いできるのを楽しみに待っています。